2010年11月28日日曜日

EAGLE FLY FREE

こんばんは


 


本日は,中央大学水泳部の2010年度「納会」がありました(於;銀座sun-mi)


OB会(白門水泳会)による、2010年度のMarauderの成績に CIMG0139 対する表彰がなされるとともに(ちなみに、最優秀選手は、インカレチャンプTAKUYA君でした)、2010年インカレの総括として、Videoをじっくりと鑑賞していただくという機会になっています(かつはそうではなかったですが、何年かぶりに復活した昨年より、このようなスタイルをとるようにしました)。


 


インカレ総括Videoについては、インカレの決勝およびB-決勝で活躍した全Marauderの活躍を総括し、かつ、種目毎の得点争いがどのように変動していったか、わかるように編集してあります。


そして何よりも、僕がその年の4年生に対して抱いているイメージを基に作成したものであり、半分くらいは、その4年生たちへのお水泳部卒業記念品として創っているものです。




 spade       spade       spade       spade


 


2010シーズンのMarauderは、とにかく、「真面目」。


こんなにひたむきに努力し、真面目に水泳に取り組むチームはこれまでになかったと思います(もちろん、それが良い・悪いの評価につながるわけでもないのですが)。


スター性がなく(失礼)、派手さもければ、毒もない。だけど、この「真面目さ」を最大の武器にし(あと、学年間の仲の良さも)、彼らにしか成し得なかったチームを創り上げたのだと、感動したのは事実です。


いや、本当に凄いし、本当に素晴らしかったと思います。


とにかく2010シーズンは泳いだし、彼らがリーダーでなければ、1年くらい前にちょうど行っていた、“スーパー泳ぎ込み”も実現しなかっただろうし、その後のHARDな日々も乗り越えられなかったかもしれません。


そして、彼らが真面目に築き上げた努力の成果が、日本選手権には間に合わなかったけれど、インカレでは“爆発力”として表れたのだと確信しています。トップに昇りつめるまでに足りなかった“あとちょっと”は、コーチである僕の責任でしょう。


 


彼らが築き上げたチームカラーは、現在の”チーム2011”にも確実に引き継がれていますので、ちょっぴり“無念”だった部分は、必ず来年、“倍返し”にしてくれるものと信じています!


Videoにも盛り込みましたが、「期待していて」ください!!!


 


今日の納会で残念だったことは、Videoのいちば~ん盛り上がり、感動を呼ぶであろうところで、液晶プロジェクターにトラブルが発生したところ…ですかね。自分の力ではどうにもできないだけに、悔しかったですね…ごめんね。


4年生たちには、DVDとして配布しましたので、じっくりと観てみて下さい。現役のみんなは、DVDがプールにありますので、自由にコピーして下さい。いわゆる”ハイヴィジョン画質”が欲しいヒトは、5GB以上のメモリを持参してくれれば(ファイルが4.1GBもあるため)、コピーしますので遠慮なく。




 club       club       club       club


 


さて、最後に、本日の主役ともいえる2010リーダーたちに贈る言葉を。




Marauderたちは、本当にレベ 201011271217 ルの高いころで勝負を挑んでいる真のアスリートであり、騙すことも、偽ることも、装うこともなく、正真正銘、自分たちの力で全力で闘っています。


 


特に最後の舞台となった2010のインカレは、誇りに思うべき闘いだったと思います。




敗れてしまったとしても、ライバルた 201011271224 ちに敬意を表し、称えるということが自然にできるようなチームになっていることは本当に素晴らしいことだし、そういった考え方こそが社会に役立つのだと信じています。




社会に出たら、時には嘘をつく必要があるなどと宣う方もおりましたが、それは全く違うと思います。 201011271227


 


厳しい競泳の世界で貫き通した信念を武器に、嘘・偽りのない、正々堂々とした人間になって欲しいと思います。


 


壁にぶちあたったり、迷ってしまい、追い込まれてしまったとしても、その場だけを「やり過ごそうと」せず、正々堂々とした態度で立ち向かい、なんとか乗り越えていけばよい、ただそれだけなのです。 201011271229


 


その後、「そのような困った状況に至った」点を十分反省し、次のステップに進化するための課題にしていくことが重要なのではないでしょうか。


 


因果応報は、人生における”原理”なわけですし、嘘をつくことが自分にとっても相手にとってもいかに悪いものであるか、真剣にスポーツをやっていたアスリートであれば理解は容易だと考えます。 201011271231


 


そう、今後の人生においても、これまでの競泳人生のなかで繰り返し行ってきた考え方を応用すれば良いだけなのです。




スポーツは、手段に関係なく相手を
打ち負かすことを繰り返す、いわゆる「戦争」とは違います。


 


スポーツを行う根本には、“世界平和”があるはずですから(…様相が異なってきていることも一部認めますが...)、一定のルールに則って、正々堂々と闘っているわけです(こちらも、一部おかしなことになっている場合もあるようですがsweat02)。


 


厳しくも、レベルの高い競技における、“ライバル”は、「自分のことを高めてくれる、かけがえのない存在」であるはずだし、彼らがいるからこそ、自分たちもより頑張れるわけだし、進化を果たすためのきっかけが出来るわけです。


 


ですから、相手を「殺そう」などと言う考え方そのものが、スポーツマンシップに全くもって則っていないだけではなく、実は自分の進化に「抑制」をかけてしまっている可能性は高いことに気づくべきでしょう。


 


また、「負けて悔いなし」なんてこと、そうそうあるものではありません。「勝って悔いなし」なんてこともほとんどないでしょう。


 


スポーツをやっている以上、嬉しい思いだけでなく、悔しい思いもいっぱいするハズです。そういった貴重な体験があるからこそ、次に向けて自分を”進化”させるための努力や工夫がなされるようになるのだとしたら、悔しい思いも必要な経験だといえるのではないでしょうか。


もちろん、過去に囚われて身動きがとれなくなる、過度の”後悔”をして良いわけありませんが。




4年生たちは、「最後の年」という大前提をわかって、自ら努力し、進化することを望み、頑張り続けました。そして、インカレという舞台で、まさしく健闘しました。魂込めて泳いでいるということも伝わってきました。だから、悔しい思いはしただろうけど、後悔は一切ないと考えます。


 


みんなの頑張りは、後輩たちに確実に伝わったし、みんなの意志を継いでくれるはずです。そしてみんなは、社会に出ても、素晴らしい成果を出し続け、進化していくことでしょう。


 


Marauderというチームから離れ、自由に,そして力強く舞うことになるだろう、優しき鷲たちの、これからの素晴らしい活躍を心から祈っていますgood




あ、あと、”プレゼント”ありがとうsign03。嬉しかったですhappy01


 


それではpaper


 



2010年11月27日土曜日

ISLAND IN THE SUN

こんばんはsun


 


昨日は、午前中にGREEN、午後にはBLUE系のworkoutを処方しました。この時期に集中的に行っているストレングストレーニングによって肥大しつつある筋組織周辺の”環境”を改善していくため、こういった”ベース”と称されるトレーニングは欠かせないものだと考えています。


今シーズンは、ストレングス、スイム、DRYといったトレーニングのバランスがうまくいっているのか、”泳げている”選手が比較的多いように思います。


 


そして今日は、午前中にTECH系(DIST・MD1のみshine)、午後には全員揃っての"BEST AVERAGE"を行いました。今日は、全員が同じ流れの中で頑張れるworkoutに挑んでもらうことにしました。



  DIST; 48X50 ON 50/1:00/1:10(24/12/12)


  MD1&MD2; 8R;4X50 "DIE HARD" or 4R;8X50 "DIE HARD"


  SP; 4R;4X50 "DIE HARD" + 8X50 "DIE HARD MAX" ON 2:00


というWORKOUT、インターバルはどのグループも同一ですが、連続で行うのはDISTのみ、といったやり方で展開されました。


 


僕は、WORKOUTを創るとき、比較的熟考する方だと思いますし、出来る限り、ひとりひとりの個性が活かされるようなWORKOUTを創り出すよう努めているつもりです。そして、そのWORKOUTの意味をきちんと説明する方だと思います。


ただ、今日については、とにかく「全員で頑張るsign03」をテーマに考えたため、ひとりひとりにとって最適なWORKOUT処方、ということにはならなかったかもしれませんし、トレーニングの意味についても、敢えて触れませんでした。


そういった状況のなかで処方されたWORKOUTに、どのような意義を見いだし、どのように挑んで行くか...その的確な思考・判断と”勘”をフル稼働し、「自分の意志」により、最後まで頑張り抜くということは、極めて重要だと考えます。


今日のようなWORKOUTならともかく、もっともっと、”え~!?”と思ってしまうような恐怖のセットが出てきた時にも、自分の頑張る道筋を、自分で見つけ出せるような賢さと強さを持って欲しいと思っています。


本当に大切なことですから、このあたりのこと、追求していって欲しいと願っています。もちろん、どうしてものみ込めないことがあったり、力が欲しいときには、質問なり意見なり、遠慮なくぶつけてきて欲しいと思いますpunch


 


cd       diamond        cd        diamond        cd


 


ここ1週間くらい、インカレMarauder Video Clipの挿入歌紹介をしてきましたが,全てを紹介することはできませんでした。ただし、残りのTUNEは、
既にこのBLOGで紹介したアルバムからの曲ですので、簡単に紹介します。
ALCATRAZZ


 


イングヴェイが残した,キャッチーでありながら泣きのメロディーを誇り、グラハムの絶叫が見事に映える軌跡のチューン、ALCATRAZZの"Island In The Sun"(from NO PAROLE FROM ROCK'N'ROLL)、


やはり、極めてキャッチーな佳曲で、時代さえ迎え入れてくれれば大ヒットしたであろう隠れた名曲、BOYSVOICEの"City Of Your Dreams" BOYSVOICE (BOYSVOICE; この曲を知っているあなたはたいしたものです) 



、愛すべき哀メロバンドSTRYPERによるBOSTONの名曲のカヴァー"Peace Of Mind"(from MURDER BY PRIDE)といったところです。


STRYPERの"Peace Of Mind"は MURDERBYPRIDE 、カヴァーにしてはなかなかの出来だとは思いますが、あの世紀の完成度を誇るイントロに関してはオリジナルのほうがカッコ良いので、オリジナルとSTRYPERのヴァージョンを”つなげ”ました。


 


 BOYSVOICEについては、少しだけピッチを速くしています。あと、全ての曲をイコライザーを使って、出来る限り似たような音量・音質にするようにも心がけています。このよーな作業を重ね、1ヶ月程度かけて”こつこつ”つくったVideoもいよいよ完成し、披露の日(明日)を迎えます。


ご覧になりたいOBの方は、空のDVDか、あるいはUSBメモリーを送っていただければ(できればプールに来て欲しいけどな~)、コピーして差し上げます。


 


それではpaper



2010年11月25日木曜日

MY SPIRIT WILL GO ON

こんばんはdiamond


 


昨日は、午前中にMD2・SPがメインを実施しました。


  3R;8X50 "DIE HARD" BEST AVE.


という集中しやすいセットだったので、朝イチメインでしたが、よく頑張れていたと思います。


 


午後には、DIST・MD1が”ブルピン”セットを実施しました。すなわち、トータル4500(DIST)~3300(BR)のEN2~EN4に相当するスイムを、様々な距離でやってもらうという「多少」複雑なWORKOUTでした(ので、内容表示は割愛します!)。


少人数で行うということを活かしたセットおよびコーチングにしたつもりです。”気づき”があった選手もいたように思います。僕にもありました。やはり、水泳は興味深いし、コーチングはおもしろい。


 


そして今日は、ストレングス・ディ。さしあたり、来週に迫ったmax測定に向けて、非常に良く頑張っていました。やはり、1年生の進化ぶりにはびっくりします。もちろん、全体的にとても頑張っています。その積み重ねが、きっと来年の4月には開花することでしょう。




cd       diamond        cd        diamond        cd


 


今週末のOB会にて初披露予定のMarauderインカレクリップのテーマソングのうち、”パワーバラード”をまとめて紹介します(先日のGOTTHARDを入れれば3曲がバラードということになる...)。


まずは、結成当時、”スーパーグループ”とのふれこみで売り出され、実際バカ売れしたDAMN YANKEESの2nd(1992)に収録されている、"Where You Goin' Now"。


全米チャートの上位にも食い込んだこの名曲は、 DONTTREAD "High Enough"には及ばないものの、かなり美しい、彼ららしいハーモニーを活かしたパワーバラードになっています。この2nd、全体的にみても1stに比べると聴き所が少ないように思っており(もちろん、良いアルバムなのですが)、結果的に、1stほどのヘヴィ・ローテーション的アルバムにはなりませんでした。


でも、この曲は素晴らしい...ので、オープニングに使っていますconfident


 


そしてもう1曲は、現代的”メロスピ”の発展系、DRAGONFORCEの2nd(2004)から"Dawn Over A New World"です。 SONICFIRESTORM
このアルバム、ぶっ飛ぶくらいの速弾き達人G.2人を中心とする超絶技(とにかく忙しいし、インストパート、特にギターソロがえらく長い)を活かしたメロスピを展開します。


速いだけではなく、曲構成も良いし、メロディアス。構成美をとことん味わせてくれる普遍的な魅力を持つバラードが、この曲だといえます。


ちなみに、このアルバムは、捨て曲無しの名盤だと思っています。


かつてのメタルファンで、HELLOWEENやSTRATOVARIUSは好きだけど、最近のメタルは聴いていません。で、なんか良いのある~?、なんていう方にお会いしたらば、このバンドかAVANTASIAを推しますね。


 


それではpaper


 







2010年11月23日火曜日

Happy Wedding, Y.M.!!!

こんばんは


 


8週目に入りました。


今週から、僕が直接指導をすることの多いDIST/MD1と、Head Marauderが主たる指導を担当するMD2/SPRINTに少しずつ分かれてトレーニングを進めていくことになりました。


とはいうものの、スイムトレーニングの大半や、DRY、ストレングストレーニングは依然として合同で進めていくことになりますので、先週までとは「がらっ」と変わるわけではありません。


さしあたって今日は、MD2~DISTまでが同一のトレーニングで、SPのみが少し少なめのトレーニング、といった様相でした。


ちなみに、先週まで展開されていた”週3回ストレングストレーニング”の部分に変化が起こり、週2の、いってみればいつものパターンに変わりました。


結果、DIST・MD1では10回練習(ストレングストレーニングをいれれば12回)、MD2・SPでは8回(ストレングス入りで10回)というパターンで進めていくことになります。 CIMG0057


DRYについては、朝が低強度のインナーコアから中等度のコア強化エクササイズ、午後は主に高強度のコアトレーニングを行う、といったことから始めています。皆、先週よりは進歩がみられました(一応)。


upwardrightこのよーなパートナーを活用したコアトレーニング(支えているだけではなく、 CIMG0073 実施者はパートナーの脚を強烈に挟んでいる...という感じです)や、いわゆる”マニュアルレジスタンス”的なコアdownwardrightも交えて行っています。


 


古き良き時代のトレーニングといったところでしょうかsign02


なので、まだまだ凄くキツイ、というわけではないと思っています(これからこれから)。


 


スイムは、朝はGREEN、午後はBLUE系のトレーニングでしたが、特に午後は、BLUEの領域を超えて頑張る選手が少なくなかったように思いました。素晴らしいことですが、1週間きちんと乗り切れるようにケアも忘れないで下さい!!!


 


heart      heart      heart      heart      heart


 


昨日は、”笑いと和みを巻き起こす達人”、 201011211182 YUKIOくんの結婚披露宴に行って参りました。


実に、YUKIOくんらしい、暖かみのある披露宴でした。


 


環境が変わる度に体調を崩したりけがをしたり,何かを壊したりと、彼に関しては合宿にまつわる思い出が極めて多いですが(くわしくはこちらを)、1年の頃からMarauderには欠 201011211199 かせない存在になっていたように思います。





ちなみに、彼と同期のMarauderたちは、スタンツ的なものを披露する代わりに、Video Clip(かなりの力作!)を作成し、披露してくれていました。


 


Marauder魂炸裂sign01のvideoに、新郎も大いに楽しんでくれたものと思います。


そして、その後の新婦側のスタンツ時に、新郎、さらにはその兄弟たちが乱入し、自ら”盛り上げて”くれたことも、「らしい」ことですし、最高でしたgood




一つ心配だったのは、アルコールを全く受け付けないハズの新郎が少しだけですが、飲まされていたcoldsweats02ことです。最後まで”もった”のかなsign02


何れにしても、末永く、お幸せにhappy01


落ち着いたら、家族でプールに遊びに来て下さいpaper