2011年6月29日水曜日

STRUM UND DRANG

こんばんは


”疾風怒濤”の如く...39週目に突入しております。


6月に入ってから続いている”泳ぎ込み”と”コア強化”。
ようやく、その最終週に入りました。


昨日は、何れのグループも2回練習。その午後については、HARD WORKを課しました。


DIST/MD1は、BLUE TO PINK系のトレーニングを行い、ヴォリュームワークとクオリティワークの中間...とでもいうようなトレーニングを行ってもらいました。



MD2/SPは、BLUE TO PINK+"ノーブレ”でのmaxチャレンジである"HURRICANE"を実施し、さらにはきっちりDRYをこなしてもらうというブルータル(?)な午後になりました。
ごらんの通り、1年生も大分いろいろなことができるようになってきました。


....からの本日。
午前中は、MD2/SPが”メイン”に挑みました。
 MD2  10X100 "DIE HARD"  /  20X50 "DIE HARD"
  SP     8X100 "DIE HARD"   /  16X50  "DIE HARD"


これをきっちり頑張り抜くことも難儀ですが、昨日の午後練から続いているHARD WORK...ということで、スプリンター軍団も"満身創痍”の状態で本日を頑張り抜きました。


他方、DIST/MD1は、午前中のGREENをソツなくこなし、午後は,外プール(長水)・中プール(短水)に分かれてメインを実施しました。
HARDな練習環境である「外プール」にまだまだ慣れていないこと、水温が若干低めであること、重なるHARD WORKのツケで体が相当重くなっていることに鑑み、外/中の選択は自由としました。


外プール組
  DIST 18X100 DEC BLUE TO HARD  /  12X100 BEST AVE.
  MD1  4 ROUNDS X [4X100 DEC TO HARD] 
          4 ROUNDS X [3X100  DEC TO MAX]


中プール組
 DIST  10X150 RACE PACE(1500) / 12X100 BEST AVE.
  MD1  3 ROUNDS; 8X100 "DIE HARD"


全くといって良いほど、異なるWORKOUTにしましたが、それぞれのトレーニングに対し、きちんと理解を示し、前向きに取り組んだものと思います。外ではYUSUKEが、なかなかのチャレンジぶりを発揮していましたし、中ではCHIAKIやSHINTAROが特に粘り強い頑張りを最後までみせてくれました。


中長距離軍団は総勢12名なので、そもそもが少人数コーチングですが、外・中に分かれた関係で、さらに少人数となったことを活かすべく、細かくみて”コーチング”にあたることができるため、雰囲気的には多少の寂しさがあるものの、僕はこうした”便わけ”に全く問題を感じません(...が、学生スタッフたちは大変...ですね)。


どちらかというと、今日のようなレースに直結するようなトレーニング時に、技術的なことをアドバイスし、コーチングすることをあまり好まない僕ですが、「試してみるべき技術的なチャレンジ」が少なく無い1年生で、「全力の取り組みにおいて、ようやく気づくことができるであろう」要素がある場合には、積極的に「てこ入れ」します。今日については、このようなコーチングがかなりうまく「はまり」ました。


翻って、僕の場合、「教えすぎないようにしよう...」としているため、「声をかけられない」状態の選手の方が多いかもしれません。
それでも、泳ぎづくり、泳力アップに必要となる情報やパーツは、日々のトレーニングにちりばめてありますし、その意味については、トレーニングのどこかで必ず解説しています。
それらをうまく活用したり、巧みに組み合わせる”意識を持つ”ことで、かなり多くの「気づき」を得ることは可能でしょう。


こうした”チャンス”は、スイムのみならず、陸の上のトレーニングにおいても、ちりばめられています。
意味の無いトレーニングなど、存在しません。
きつい時期だからこそ、それぞれのパーツの意味やその重要性に気づくべく、”意識を高め”、そして、そういった「自ら探し、創り出す」ことを楽しめるよう、”進化"を果たして欲しいと思います。



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この記事のタイトルの意味は、”疾風怒濤”です。
ドイツ語らしいのですが、これをバンド名に冠したグループもあります。

デビュー時の平均年齢が異様に低く、イケメン揃いということで、少し話題になったようです。
なんか、アイドルグループのCDを買うような感じがして、最初は気乗りしなかったのですが、なんといってもPVでみた"Indian"が”ツボ”だったので、このバンドの"Learning To Rock"を購入してみることにしました。

びっくり。

どの曲も高水準。オープニングを飾る"Broken"からして超強力。1st シングルとなった"Rising Son"よりも、"Talking to Silence","Forever","The Raven"の方が好みですし、そういった曲の方がむしろ多い。バラードの"Miseria"の美しさからもわかるとおり、極めて欧州的な、そしてメランコリック美旋律を誇るフィンランドのバンドだということです。

平均15歳ということをウリに、強力なサポート陣がついたに違いない、フィンランドの驚異的新人バンド、という感じがしました。
正統的なメタルファンにもお勧めできる、意外にも正統派です。

それでは!



2011年6月25日土曜日

SANCTITY

こんばんは


WK38の熱い週末が終わりました。


金曜日の午前中には、MD2/SPが"メイン”に挑みました。
 MD2  4 ROUNDS X [4X50m HARD / 1X100 MAX]
  SP    4 ROUNDS X [4X50 HARD,SM(50) / 1X100 MAX]


週前半の”疲労”を背負ってのチャレンジでしたが、良い感じで頑張れていました。特に、TAKUYA、YUKIといったリーダーたちが素晴らしいタイムを出したことが印象的でしたし、50のスペシャリストとして知られるRYOSUKEが、100でもよいタイムを出せるようになってきたことに、ちょっとした進化を感じ取ることができました。
おしなべていえば、全体的によく頑張っていたと思います!


午後は、"満身創痍”の中長距離軍団が、長水路でのメインに挑みました。
 DIST  36X50 HARD / 16X50 HARD / 8X50 DIE HARD
 MD1  16X50 DIE HARD / 12X50 DIE HARD / 8X50 DIE HARD


というセットです。

とにかく、ウチの長水路プールは鍛錬期には絶好の試練を与えてくれる、いわゆる「重い」プールです。そのため、50m単位のセットにしましたが、それでもなかなかの難しさがあったように思います。ただ、レースに繋げるという意識、もちろん完璧ではなかったかもしれませんが、忘れずに試みていたことは評価できるでしょう。
そんな、外練軍団のなかでは、昨日はKAZUAKIが光る泳ぎをしていました。もちろん、全体として頑張れていました。


当初は、短水での実施を考えていましたので、上記とは全く異なるWORKOUTを設定していました。ちなみに、授業の関係で皆と一緒にメインを出来なかったCHIAKIは、ひとり短水で以下のセットをまずまずのタイムで完了させました。写真は、「自分たちのメインが終了し、CHIAKIを皆で応援する」、の図ですね。
 MD1  6X150 DIE HARD / 5X150 DIE HARD / 
    4X150 DIE HARD


"メインディ”のトピックスは、午前中のメインで、どうしても納得いく泳ぎが出来なかった者が、なんと午後のMD1のメインに自主参加し、見事な泳ぎを見せてくれたことでしょう。
やっぱ、”気持ち”って大事ですね(YAMATOくん、成長したね)。


こうした高い意志を持つ者が、苦しい時期に”連鎖的”に出てくれば、自ずと「強い」チームになっていきます。
「インカレ優勝」を”本気”で目指すなかで覚醒される能力は、とてつもなく大きいものです。


”本気”だからこそ見える世界があるし、”本気”だからこそ勝ち取れる能力があります。それこそが、Marauderに伝承される”宝”だと思っています。そう、このチームだからこそ、誇りに思うことのできる”何か”があるわけです。


そのためには、やはり、自分から、心の底から”本気”になることが大切です。


きつい時期だからこそ”変われる”可能性がある。


僕はそう信じています。



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すべての仕事を終え、帰宅する直前に、「そういえば、新しいラーメン屋ができていたな..」ということをとっさに思い出し、立ち寄らせていただきました。
南大沢のサイゼリヤ(!)の近くに、比較的好きだった「花月南大沢店」があったのですが、つい最近、「吉吉」(YOSHIKICHI)というラーメン屋に変わっていたことを思い出したわけです。


通常、初めて訪れる店では、そこのウリとなるようなノーマルなラーメンを食するようにしていますが、新登場の(らしい)「ピリ辛つけ麺」が今日を含む3日間だけ\500だったため、それを選んでしまいました(汗)。


ツケだれは、たしかにちょっとピリ辛ですが、それよりも味が濃いという印象の方が強かったです。ピリ辛しょっぱ系のスープですが、若干の「和」の風味がしました。また、ほんの少し、脂が多いようにも感じました。
具については、まぁまぁのチャーシューや多めの長ネギに混じって、ナルトが入っていたことに対しては???と感じました。
ちょっとだけ問題に感じたのは、つけ麺の麺が、通常のラーメンと同じ細麺であるということ。僕は、つけ麺には太麺ストレートの方があうと思います(細縮れ麺だったために、味を濃く感じた可能性も否めません)。なおかつ、後半には、この麺が多少乾いてきて、ほぐれない感じになっていたことも...な点です。


今度訪れるときには、普通のラーメンを食べたいと思います。そしてその後、愛用するかどうかを決めることになるかと思います。
つけ麺だけでは判断が難しいですが、「化ける」可能性は秘めているように思いました。


それでは!!!





2011年6月23日木曜日

BREAK OUT

こんばんは


”魂の”WK38、順調に進んでいます。


なんといっても、2011シーズン下半期、量的負荷の”ピーク”の週ですから、Marauderたちは、それはそれは、かなり追い込まれた状態になっています。


T-30明けの火曜日、午前中にはSP・MD2がメインに挑みました。
 MD2  20X100m "DIE HARD" 
  SP  16X100 "DIE HARD" 


MD1・DISTたちは、先週同様、午前中にGREEN、午後にはVOLUME WORKにチャレンジという展開でした。
 DIST 16X150 HOLD BLUE(SHORT INTERVALS)
     18X100 DEC BLUE TO PINK
     10X100 SUPER EK
 MD1 3 ROUNDS X [5X100 BLUE/4X50 HARD]
     2 ROUNDS X [6X50 BLUE/3X100 HARD]
     8X100 SUPER EK

ストレングストレーニング・ディである水曜を経て迎えた本日は、午前中にGREEN(DIST、MD1)あるいはスイムパワー(MD2、SP)を、そして午後には何れのグループもBLUE TO PINKのトレーニングを行ってもらいました。
中長距離軍団は、今日もやはりVOLUME WORKで、スイム・スイム・スイム!!!という感じの試練に立ち向かってもらいました。ここ2日間、天候も良好でしたので、希望者に対しては、「外プール」トレーニングを実現させました(STAFFのみんなあっての実現です!ありがとう!!!)。

みんな頑張っていますが、苦しそうでもあります。
普段ならば問題ないセットでサイクルオーバーしてしまったり、思い通りのタイムを維持できなかったり...まさに満身創痍という状態に近いといえるかもしれません。

特に中長距離軍団については、意図的に、”限界”を超えるような壮絶な状況に"トータルで”追い込んでいます。
このようなときに、「ただ泳ぐ」だけになるのか、「泳ぎを創る」意識を持つのかで、トレーニングによってもたらされる結果は大きく異なってくるでしょう。

量的負荷をかけているとき、「楽にこなせるようになった」ということと、「楽に速く泳げるようになった」とでは、トレーニング効果が大きく異なります。
量が多くて”きつい”から、「何とかこなせるようにしよう!」という感覚のトレーニングが多くなれば、リカバリー動作がおろそかとなり(徐々に小さくなる感じ)、結果的に「小さい泳ぎ」づくりをしてしまったり、とらえるべき水を「逃がすようにかく」ことで、負担を減らすことには成功したものの、「進まないストローク」技術を定着させることに繋がる恐れがあります。

そうならないように、泳ぎの観察を詳細にし、問題と感じたら出来る限り声をかけるようにはしていますが、やはり選手側に高い意識がないと”うまいこと”いかないでしょう。


 今朝のトレーニングで、サイクルオーバーをした選手がいました。先輩たちの行動にひっぱられ、すべてのトレーニングが終了したあとに、そのセットをきちんとやりなおしていました。
このとき、しっかりと気持ちを入れてやり直したこと、伝わってきました。

その選手は、朝よりも相当ハードな午後のトレーニング時に、比較的”感じの良い泳ぎ”を創ることに成功していました(実際、速かった)。
曰く、「午前中のアゲイン(やり直し練)のときに、ちょっとしたこつをつかめたようで、午後はその感覚で泳ぐことができました。」そうで。
 「サイクルオーバー」というちょっとした”つまずき”はあったものの、つまずくだけで終わらすことなく、自ら求めて行動を起こした結果、そこに落ちていた「宝」に気づくことができたのではないか!...そう感じました。

やらされる、こなす、しかたなく...
そういった世界から、脱却しつつある1,2年生、増えてきているように思います。ほんと、あとちょっとですね。


”泳ぎ込み”...半分以上は終わっているし、(その限定的な)ゴールも見えてきているはずです。
あと少し。そして、明日は”メイン”です!!!

"魂込めて”頑張り抜きましょう!

それでは!!!

2011年6月21日火曜日

ENDURANCE TEST #3

こんばんは


38週目の幕開けとなる本日は、何れのグループも2回練習で、午後にMarauderの一大イベントともいえる、"THE ENDURANCE TEST"を行いました。
 通称、”T-30”と呼ばれているものですね。


試合バリに緊張するであろうこのチャレンジにおいても、先週のCURVE TEST同様、ベストが量産されました。


ベスト記録樹立に成功した勇者たちを、右側にお示しします(1年生数名は、写真をとれなかったようです)。


学年が上になるほど、ベストを樹立するのが難しくなる傾向にあるこのテストですが、なんと4年生8人中4人がベスト更新を果たしました。


YASUとYUSUKEは、念願の2800越えで、それぞれT-30歴代ランキングの6位、13位にランクアップしていました。
 YUKIもベストを更新し、引退前にOG・MASAMIよりも上位に名を残すことに成功していました。


 3年生については、KOHEI、RYOSUKE、YAMATOがそれぞれベスト記録を更新していました。3年生も5割がベストということになりますね。


 2年生は、RYOTAとCHIAKIのみと、ちょっぴり寂しい結果ではありましたが、「惜しくも」というメンバーがほとんどでしたし、まずまずといえるかもしれません。


 初体験となる1年生については、訳もわからずとにかくチャレンジ!!!という感じではありましたが、SHINTAROが歴代36位、HITOSHIが43位、TSUTSUが49位に食い込むなど、なかなかの健闘ぶりでした。
 圧巻は、YOHEI。
長いこと「中大記録」となっていた2855mを大幅に更新する2898m(あとちょっと!!!)という素晴らしい記録を最終組で樹立しました(本日は、およそ30分程度の時間差を設定した6組での展開でした...)。
つまり、堂々の歴代1位です。


一方で、「途中で何度も心が折れて、自分はなんて弱いのだろうと思った」という者や(正直でよいのですが、なんともはや...)、逆に「勝利(ベスト)を確信して、最後流してしまいました」というこちらを愕然とさせる発言をする者もみられ、課題を残す結果となりました。ニュアンスは異なりますが、何れも「最後まで闘い抜いていない」ことを意味していますので、...かなりの問題かと...。
 「レース同様に挑む」ことがお約束になっているこのテストで課題を残すこと、あまり歓迎すべきことではないし、今日の後悔を必ず払拭するような頑張りをこれから重ねて欲しいと思います。


さて、「魂の38週目」、まだまだ始まったばかりです。
明日はどのグループも”メイン”です。疲れているのは当たり前。その中でどれだけのチャレンジが出来るか...。


期待したいと思います!


それでは!!!





















2011年6月18日土曜日

YOUNG AND PRECIOUS SOULS

こんばんは


昨日は、何れのグループも2回練習でした。


SP・MD2は、午前中にABEちゃんの仕切りで行うCNPT(スイム・パワートレーニング)を、午後にはBLUE TO PINK系のトレーニングを行い、締めは1時間に及ぶ高強度コアトレーニングという、”濃い1日”でした。


DIST・MD1は、午前中にGREEN、午後はSPたちと同様のコアトレーニングを行った後、"SHIFT CHANGE"を中心としたBLUE系トレーニングを経て、FLYのBLUEで締めるという、やはり濃厚な1日を過ごしてもらいました。


疲労の色を隠しきれない本日、スプリンターたちが午前中に"メイン”に挑みました。


 MD2 24X50 "DIE HARD" 1:00 / 20X50 "DIE HARD" 1:15
  SP   20X50 "DIE HARD" 1:00 / 16X50 "DIE HARD" 1:15


ここ2週間で、こうしたタフなセットを、ストレングストレーニングや高強度DRYをきちんとこなしているなかで繰り返しているスプリンターたち、[疲れている」なかでも頑張りきることが出来るようになってきた者が増えつつあるように思います。
特に、1年生の”伸び”を顕著に感じています。


DIST・MD1は2回練習で、午前中はドリル系GREEN、午後には”メイン”を行ってもらいました。


  DIST  8X300 CONTROLLED DEC. TO HARD /
           5X300 "DIE HARD" BEST AVE.
  MD1  3R. X [4X200] "DIE HARD" BEST AVE


中長距離選手たちも、[余裕のある者]など居ない状況で、ストレングスやDRYで筋を酷使しつつ、毎日のヴォリュームワークによりエネルギーが徐々に枯渇状態に近づいているなかではありましたが、歯を食いしばって頑張ってくれました。
"新生”ディスタンス軍団も、良い雰囲気で頑張れています!


こうした皆の頑張りを支えているのが、午前ではキャプテンAOKIを中心とした、午後は最強のムードメーカーら、リーダーたちを中心とした”盛り上げ”であるように感じます。
正直、まだまだ全員が”同じ気持ち”にはなっていないように感じます。下級生であっても、”俺がチームを引っ張る”という気持ちを持って、こうしたメインに臨んでもらえればな~...


”可能性”...ちょっとずつ、見えてくるようになってきました。


4.5時間睡眠の日が続いていますが、あと1日、頑張ります!


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今週聴き込んだのは、日本でブレイクすることのなかった英国の国民的なHRバンド、MAGNUMが1983年にリリースした"THE ELEVENTH HOUR"です。
よりドラマティックに,より美しくなった大傑作、"ON A STORYTELLER'S NIGHT"(この作品の次作にあたります)や、それ以降のアルバムに比べると、比較的ストレートなHRが中心のアルバムです。


それまでの彼らからすれば、かなりポップな印象の"Hit And Run"で聞けるボブ・カトレイの歌声は、まるでルー・グラム(ex FOREIGNER)のよう。
"So Far Away"、"The Prize"、"Vicious Companions"
をはじめとする素晴らしい楽曲も、ボブの歌唱を活かすようなアレンジになっていますが、ギターが様式美HRを頑張って主張しているというバランスの良さがよい
世紀の名盤が生み出されるちょっと前、いってみれば過渡期に生まれた隠れた名盤...といえるかもしれません。


それでは。











2011年6月15日水曜日

NEVER MIND

こんばんは


時の流れは速い速い。
WK37に突入し、(個人的に)嵐のような2日間が終了しました。


先ずは昨日の2回目の練習では全Marauderを対象に、LACTATE CURVE TESTを実施しました。


昨日は”ベストの嵐”で、乳酸プロフィール(血中乳酸濃度-泳速度曲線)下方向にシフトし、V4(血中乳酸濃度4mMに相当する泳速度)の改善がみられた者が11名、ラストのmax泳で(このテストにおける)ベスト記録をたたき出した者が17名にのぼる、近年希に見るGOOD JOB!連発の日になりました。


とりわけ、1年生の変化が素晴らしく(1年生は、受験の時にこのテストを受けています!)、”劇的”な変化を果たした者がほとんどで、今後に期待を抱かせてくれました。
V4歴代ランキングをみると、YOHEIが4位に、KOHEIが11位に、JUNPEIとSHINTAROが27位に、YANO-TAKAが34位に浮上しておりました。


おおざっぱにいえば、今”べた~っと”泳ぎ込んでいる中長距離グループは、V4に良好な変化が、そして既に”実践的”なトレーニングを重ねているスプリントグループでは、ラストのタイムや血中乳酸濃度に改善がみられるという結果でした。
なかには、”散々”な結果で、これを見て逆に「やるしかない!」という状況になった者もおり、良い”現状把握”になったものと考えます。


CURVE TEST後にはいつも触れることですが、これほど多くのことを語りかけてくれるテスト結果はないと思いますので、じっくりとみながら、またそのときの泳ぎのクオリティを思い返しながら、”次”に向けて工夫しつつ、精進して欲しいと思います。不明点があれば、いつでも聞いてください!!!






日が変わり、火曜日は、午前中にスプリントチームのメインが行われました。


 MD2  3R×8×50 "RP~HARD" ON 1:00,1:15,1:30(R.)


SPは、本数は同じですが、上記のWORKOUTに、数カ所SMOOTHを挿入することでクオリティを上げるような感じでアレンジがなされていました。


CURVE TESTの疲れや、ストレングスやDRY系トレーニングの張りがあるなかでしたが、徐々に良い泳ぎを作り上げ、頑張りきることに成功した選手が多かったように思います。
1年生たちも、徐々にMarauderのトレーニングシステムに慣れ、自ら頑張れるようになってきています。


一方、中長距離チームは、午前中にGREEN系のトレーニングを行い、午後にはVOLUME WORKを展開しました。BLUE中心ですが、ショートインターバルを挿入し、負荷を高めるようなセットでメインを組み、DIST 10300m, MD1 9600m, BR 8100mを泳ぎ切ってもらいました。本日の締めは、DIST恒例、Super EKでした(BRはSuper EP!!!)。いや、よく頑張っていましたよ。


ここでも、1年生たちは、「自ら」頑張るように変化しています。
ただでさえ多いこの練習後、「納得がいかない」という理由で、自分から(部分的に)やり直しをしている姿もみられたくらいです(TSUTSUMI選手...)。


質が高い、量が多い、それぞれの課題のなかで、直向きに、そして真摯に取り組むMarauderたち...
良いんではないでしょうか!


そして...


午前練習の後、主将自ら、デッキブラシを使い、汚れが目立ち始めたプールサイドを掃除し出しました。
ほどなく、それに気づいた1,2年生が”掃除の輪”を広げ出し、しばしの間、小掃除大会の様相を呈していました。


様々な面で、"自主的に”取り組むこと...他意無く、そういったことができるようになれば、必ずや...




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八王子系ラーメンが続きます。
豊田(多摩平)の有名店、眠眠(みんみん)を紹介します。


僕が現役時代の頃から地元では有名なラーメン屋で、すぐそばのとんちん軒(チャーシューが絶品!)と並び、よくお世話になりました。


どちらかというと、とんちん軒の方が好みではありますが、ここのラーメンも捨てがたい。写真(なんか、あんまり美味しそうに写せなかったので、小さめに表示しました)は、ノーマルなラーメンですが、現役時代はネギチャーシューをよくいただいておりました。


眠眠のほうは、八王子系ラーメンのなかでも、比較的味の濃い部類に入ると思います。僕がよく行っていた頃は、いつ行っても混んでいました。先日訪れた際には、時間帯も良かったのでしょう、すぐ入れてほっとしました。


作り手は当時と変わりましたが、あの頃の味のまま、という気がしました。


それでは!




2011年6月11日土曜日

WIND OF CHANGE

こんばんは


36週目、完了です。


昨日は、どのグループも"メイン”でした。


まず、午前中にはスプリンターたちが
 MD2  10X100 DIE HARD/
          4R;4X50 DIE HARD/
 SP    10X100 3 HARD,1 EZ/
          4R;3X50 DIE HARD
という、”闘志わき起こる”セットに挑みました。


他方、午後には中長距離スイマーたちが
 DIST   12X400 BEST AVE.
 MD1    6X400 BEST AVE. / 4X400 DIE HARD(BR-300)
という”戦慄”のWORKOUTにチャレンジしてもらいました。


このようなセットの日には、そのときに選手たちが抱えている問題・課題をより大きなものにしてしまう傾向があり、結果の善し悪しには、個人間で大きな差がでてくるものです。


凄く良い泳ぎ、素晴らしい頑張りを示した選手が多く見られた一方で、「弱い部分」が引き出されてしまった者も確かに居て、ほんの少しであった「イマイチ」がだんだん大きくなってしまう傾向もすらみられました。


午前のメインをみて感じたこと。
輝きを放つ選手が居る一方で、"イマイチ”の選手が居る...それはよくあることです。
でも、後者に関し、悔しそうにする選手が少ない。
途中で何とかしようと”必死になる”様子も、残念ながらみられない。
随所に競り合いがみられ、"熱さ”を感じることができるのがスプリント系のトレーニングの良さなのですが、その点、なんとなく不充分...。優しさと脆さが同居しているような感覚を覚えました。


午後のメインをみて感じたこと。
「うまく泳げない」ことに端を発し、徐々に気持ちが萎えていってしまう光景が若干みられ、どちらかというと、落ち込んでいるような印象を受けました。凄い良い泳ぎが出来なくても構わないから、最後まで諦めず、チャレンジし続けることが重要となるこの時期に、う~んと感じる場面があった...かな
まぁ、午後のWORKOUTは、気持ち折れが起きやすいセットであったかもしれませんが、それでもなお、多方面(当然自分に対しても)に「優しい」、今のMarauderのちょっとした課題を目の当たりにした気がしました。


成功したいだろうし、達成感を味わいたいだろうし、勝ちたいだろうから、日々の練習は真面目に取り組んでいるのだとは思います。


それでも、まだまだ「何か」が足りない。
勝つことへの執着心や、勝つために必要となることへのこだわり...あるいは、いわゆる「逆境」からの逆転を狙う”粘り強さ”...。


毎夏Marauderたちが挑もうとしているのは、まさに逃げ場のない、そして甘えが許されない、真の”闘い”...なわけです。
天皇杯は、手の届く位置には有るとは思いますが、簡単に掴めるものではないことくらい、よくわかっていることでしょう。


それでも、このチームは、まだまだやれるし、まだまだ強くなれると思っています。


「足りないところ」がみえつつあるのだから。




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地元、南大沢にも、八王子系ラーメン(醤油味、タマネギがトッピングされている)をおいしくいただける店があります。


多摩ニュータウン通り沿いにある「麺くい亭」です。


写真は「バラチャーシュー麺」で、かなり柔らかめのチャーシューを堪能できる逸品です。


八王子系のなかでは、比較的濃いめに入るであろう「あの」醤油味は、体育会系の舌に訴える点は少ないかもしれません。
ですが、ほんと、たま~に無性に食べたくなるんですよね~。


バラチャーシューですが、柔らかさは及第点なのですが、もう少し、醤油味が染みているほうが、個人的には良かったかな~(かつての常盤台の土佐っ子みたいに....)。でも、八王子系に味の濃いチャーシューはあわない...かも。


あと、この店の良さは、「コスパの高さ」にあります。
今時、ラーメン¥450は貴重かと...


それでは!



2011年6月10日金曜日

GROWING UP THE HARD WAY

こんばんは


WK36の後半戦に入っています。
昨日のSTRENGTH TRAINING DAYを経て、今朝はGREEN系、午後にはSP・MD2でBLUE TO PINK、MD1・DISTでBLUE系のトレーニングを展開しました。


午後練の前後には、高強度コアトレーニング18種目に挑んでもらいました。

4月入学の1年生に対しては、JAPAN OPENまでの期間は”準備期間”と位置づけ、DRYやSTRENGTHについては「入門編」を処方していました。


この大会後、STRENGTHトレーニングについては、まだまだおもちゃのような重量でフォーム習得を試みる日々が続いていますが、DRYについては、先輩たちと徐々に先輩たちと同様のWORKOUTを処方するように変化させています。


まだまだですが、頑張っています。それにしても大阪の1年生コンビは、コアが弱いですね(単純なスタビもこの有様です...)。
これからが楽しみではありますが。


スイムについても、まだまだベーシックなことを重ねています。
僕から見ても、興味深い発見が多々あり、楽しませてもらっています。


明日は午前にスプリンターたちがメイン、午後にはミドル~ロングたちがやはりメインに挑みます。


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今日もラーメン以外のものを紹介させていただきます。


多摩市(貝取)には、中華一龍という、昔から割と有名な店があります。中華なのですが、韓国経由の中華という感じの料理を堪能できます。
ここのウリは、大盛りにしたときの量の多さ。
僕が好きだったのは、チャーハン類ですね。レタスチャーハンも美味いし、看板メニューともいえるキムチチャーハンも美味です。


少し前まで(といっても10年くらい前か)、この店の支店が南大沢にあったので、よく利用していたのですが、閉店後はほとんど忘れていました。


先日、久々にキムチチャーハンを食しました。
個人的には、もう少し、サラッとしている炒飯が好きなのですが、これはこれで魅力的ではあります。
他の店には無い独特の風味がありますし。


たまに食べたくなる、地元の逸品、という感じでしょうか。
この炒飯、月曜のランチに行くと、500円で食べることができたと記憶しています(間違っていたら、ごめんなさい)。


それでは!