2011年9月28日水曜日

YOUR TURN

こんばんは


時が流れるのは早いですね。
特に、オフを満喫しているMarauderたちは、この時期の時の早さを実感していると思います。


何人かのMarauderたちとは、既にプールで再会しています。
来るべきシーズンが「どのような年になるか」ということに向き合い、「どのように”自ら”取り組むべきか」ということを真剣に考え、行動に移せるメンバーがそこに居るのだと感じています。


ライバルたちは、既に「始めて」いますし、新たな挑戦をしている選手もいるようです。4年に1度しか訪れない、本当に特別なシーズンを、現役Marauderとして迎えられることの運命...


新しいシーズンのMarauderには、”本気”で五輪を狙える位置にある選手が居る一方で、その選考がかかった試合に出る権利すら有さない選手が多く存在するという”課題”が残されました。


4年に1度しか訪れない、特別なシーズンの”中心人物”に、誰もがなってやろうと、特別な意気込みを見せて欲しいと願っています。”そこ”に「乗ってくるか否か」は、先ずは「自分次第」になってくるわけですから...


僕たちコーチ陣は、既に方向性も(大分前から...ですが)決まっています。
来週からの”始動”、「特別な年」に見合った”カタチ”になると思います。「これまで通りではない」ということ...ですかね。
全てのMarauderが、「次こそは、”自分の番だ”!」という気持ちで居てくれることを願っています!



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大学の近くに、昔、八角堂という長浜系とんこつラーメンの店がありました。そこは、血抜きをしていない本場博多ラーメンを提供してくれる、豚骨マニア向けの店でしたが、僕からすると「臭み」が強すぎで、何度チャレンジしても...ダメ...でした。


その店、いつの間にか「六角堂」という名前になっていたのですが、前の店のイメージが強すぎでずっと敬遠していました。
が、この夏、何となく入ってみると、「臭すぎる」豚骨ラーメンではなく、そう、たとえば八王子・相模原にあるNAGAHAMAラーメンに近い味を提供してくれる店であることに気づきました。


それ以降、結構繰り返し訪れています。
特に、魚介豚骨ラーメンがお気に入り。良い感じの醤油豚骨に仕上がっていました。手前の方にみえるのが刻み玉葱ですが、ご当地八王子系ラーメンからのアイデアでしょうか。
これもなかなか良いアクセントになっています。


対面には地元の有名行列店、かの”二郎”がありますが、並ぶ元気がないときなどにいかがでしょうか?


それでは!















2011年9月14日水曜日

PRIDE

こんにちは


2011シーズン最後の全国大会である国体も終了し、ほとんどのMarauderが「のんびり」モードかと思います。


今日は、インカレ時の”生涯ベスト更新率”をみて、先日のインカレを振り返りたいと思います。
まず、このベスト更新率について過去数年間を振り返ってみました。
 2004年(優勝)  61%
 2005年(2位)  72%
 2006年(2位)  32%
 2007年(2位)  50%
 2008年(優勝)  96% 
 2009年(2位)  74%
 2010年(2位)  40%
2008年では、驚異的ともいえるベスト更新率を武器に、総合優勝を果たしてくれたということがわかります。2004年の更新率はギリギリ及第点という感じですが、そのときに在籍していたメンバーが「強力」だったのでしょう。
2005年や2009年は、比較的高いベスト更新率を武器に、当時のMarauderたちは頑張ってくれたけれど、ライバル校の方が強かったということがうかがい知れます。
そして、点数上は惜敗ということになる2006年、2007年さらには2010年のデータからは、「過去の自分を超えることが出来る者が『普通に』出ていれば勝てた」試合だったということが示唆されるわけです。
ちなみに、上記のなかで「水着の変化」の影響が少なからずあった年もあるとは思いますし、相手あっての闘いであるわけだから、そんな単純なことではないということ、当然承知していますが、今回はそれらを敢えて無視して考えています。


そして2011年は、...
実は、48.0%という、凄く低い数値にとどまりました。


この数値が何を示すのか。
素晴らしい、感動的な優勝であったということは確かです。ベスト率が高くても敗れることはあるし、ベスト率が低いにもかかわらず勝てたということを賞賛することも可能です。
しかし、インカレの総合優勝が極めて難しいことを十分に理解している立場から、ベスト更新率「だけ」で振り返ってみると、決して手放しで喜べる状況ではないし、むしろ「よく勝てたな!」と思わざるを得ない...そんな厳しい結果だったといえます。


すなわち、2011年シーズンは、「ある限られた」メンバーが大活躍した年だったといえるわけで、実は納得出来ていないし、”悔しい思い”をしたメンバーが半分以上いるということになるわけです。


2012シーズンの開始日は既に決まっています。
そのときにどのような心身の状態で、「そこ」に集合することになるのか...。
2012に向けた勝負は、既に始まっているのかもしれません。
「何か」を変えなければいけない...そう考えているメンバーたちもいることでしょう。そして、そんなメンバーたちが「やって」くれれば、2012をより充実したシーズンにすることができるのでしょう!


少なくとも、「食事」について、オフ中でも「考えて」採るようにしてくださいね!



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既に公開中の、”インカレMV”挿入歌の「残り」を紹介します


エンドロールの冒頭に使っているがWHITE LIONの"Wait"です。
このバンド、デビューアルバムから注目はしており、アメリカ産にしてはかなり哀愁のメロディフューチャー度が高く、良いな~とは思っていましたが、2ndである"PRIDE"のリーダーズトラックであったこの曲を聴いて、僕は完全にこのバンドのファンになりました。
当時は聴きまくりましたし、それなりの想い出、思い入れのある曲だといえます。
アメリカでは、後発のシングルの"When The Children Cry"(確か全米#3)の方が売れたし、有名であるかもしれませんが、僕の中でWHITE LIONといえば、この曲"Wait"です。シンプルながら、美しい曲であると同時に、カッコ良い曲ですね...。


さて、エンドロール中盤からは「おなじみの」スタンツ大会になっていますが、そこからはノリの良いHRの名曲を2曲使っています。
先ず、80年代アメリカを代表する"パーティ系”HRバンド、POISONの3rdアルバムからの大ヒット曲(全米チャート3位を記録)、"Unskinny Bop"を選びました。
曲は良いがプロダクションが悪かった1stがヒット、その成果を示すべく発表された2ndアルバムが大ブレイク、さらなる自信と予算を獲得して創り上げた3rdアルバムが"FLESH AND BLOOD"でした。
このアルバムは、捨て曲無しのかなり質の高いものだったと思います。そこからの1stシングルになった曲が、"Unskinny Bop"というわけです。


そして最後が、POISON同様、イケイケのパーティ系HRバンドとしてデビューを飾った(?)ENUFF Z'NUFFの名盤、"STRENGTH"からのリーダーズトラック、"Baby Loves You"です。
アメリカのバンドでありながら、哀愁を強く感じる、どことなく"甘酸っぱい”感じの楽曲を多く提供してくれたこともあり、本国よりも日本でビッグになったバンドの1つです。チープトリックのHR版、という感じでしょうか。個人的には、POISONより遙かに好きなバンドといえますね。
他にもシングルに出来るような曲がいくつも収録されている"STRENGTH"は、僕のお気に入りのアルバムです(このBLOGにも既に登場していますし)。


さて、”オフ中”の僕ですが、当然、次のシーズンの準備(や授業の準備)もどんどん進めていますが、インカレ2011のVIDEOの作成にとりかかるために、(いつものように)「過去の名曲」たちに再びスポットあてて、「思い出して」いるところです。


それでは!





2011年9月7日水曜日

MV for INTER COLLEGE 2011 (Reprise)

こんにちは


ようやく、「胴上げ時に負傷した」首が癒えてきました。


既にごらんになった方もいらっしゃるとは思いますが,インカレのMVの続編をアップしておきました。
続編といっても、いわゆるEND ROLLの部分で、メンバークレジット・謝辞などが中心となった内容です。


しかし、2006年以降のMarauderOBたちであれば、このEND ROLLこそが「楽しみ」という人もいることでしょう。第三者がみたら、「何だこりゃ!?」と思われるような「スタンツ」的な映像が入っているわけです。そうしたOBの方々や、Marauderファンの方々や、はたまた「心に余裕のある方」は是非お楽しみ下さい。


SPRINTチーム、FLYチーム、BRチームの「スタンツ」は、昨年あるいは一昨年のVideoをみた方であれば、かなり楽しめるものになっていると思います。
また、IMチームの「スタンツ」には、その収録日に訪れたOB IMerが飛び入り参加しています(一瞬しか写りませんが)。








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前回のBLOGで、MVの1曲目としてGOTTHARDを紹介しましたが、ちょっと間違っていました。
その曲の前(といっても、まるで繋がっているかのようにミックスしましたが)のアコギインストは、"Dee"という知る人ぞ知る名曲です。そう、OZZY OSBOURNEの、"BLIZZARD OF OZZ"に収録されているあの曲なわけで、故ランディ・ローズの独奏曲です。
この曲には思い入れもありますので、聴くだけで「優しい気持ち」になれる曲といえます。
ちなみに、最近再発されたリイシューCD、すぐに手に入れました。このアルバム、やっぱ最高です。歴史的名盤ですね。

さて、”本編”の後半のバラード2曲も紹介させて下さい。
まずは、現在はLAST AUTUMN'S DREAMのVoとして活躍しているミカエル・アーランドソン(MIKAEL ERLANDSSON)が1994年に発表した1stソロアルバムのタイトル曲、"The 1"です。
歌詞もメロディも、とにかくめちゃくちゃ「甘い」ラブラブソングですね。最も大切な人に捧げる1曲としては推薦できる(なんのこっちゃ)曲です。
ミカエルの声、僕は大好きで、切ないメロディを歌わせたら、その曲の魅力が倍増すると感じています。
このアルバム、HRらしさがあまりないので、一般のポップス系アルバムとして楽しむことが可能です。
切ないメロディ満載、日本人の琴線に触れる曲を楽しむことが出来る名盤だと思います。

そして最後は、90年代前半に全米チャートを駆け上ったSTEELHEARTの名曲、"I'll Never Let You Go"です。
シングルカットされる際に"Angel Eyes"というサブタイトルがつけられていたと記憶しています。
STEELHEARTといえば、この曲とは正反対の曲調と歌詞をもつ"She's Gone"が有名なのですが(日本では特に)、本国アメリカでは、"I'll Never Let You Go"の方がはるかに売れたようです。僕は両方とも好きですね。

Marauderというチームへの感謝の気持ちや”愛”を表現した本編の内容を、エモーショナルに盛り上げるには最適かと思い採用した次第です。

それでは。





2011年9月6日火曜日

MV for INTER COLLEGE 2011

こんにちは


珍しく昼間の投稿です。


インカレ前に、様々な「儀式」が行われることは、これまでにも何回かお伝えしました
インカレの前日に、選手の士気をより高めるために行っていることがいくつかあるのですが、そのうちの1つ、MV(Motivational Video)の上映時に流したVideo Clipをお届けします。右側の動画ガジェットをご利用下さい(動画の下のタイトルをクリックすれば、アップした動画サイトにジャンプします)


文字情報量が半端無いので、「真剣に」みると疲れるかもしれませんが、お時間あるときにみて下さい(Parents Marauderにとっては家宝になるのでは!?)


このVideo作成の原案は、リーダーたちが浜松合宿中(つまり、僕の不在中)に話し合ったものです。
合宿中に文章化された「感謝の気持ち」を、女子マネージャーがデジタル情報化し、それを受け取り、編集したのがこのVideoです。Videoを編集中に、感動するくらいのことが書いてあったので、3日間で仕上げるの、結構大変でしたが楽しかったです。


どの選手のどのコメントも素晴らしかったですが、個人的にはTakumiとYusukeのものが特に気に入っています。


あと、以前紹介した2008年のMVを再アップしました(音楽つきになったということですね)。興味がある方はこちらもチェックして下さい!



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今回のMVで使用した楽曲は以下のとおりです。
1曲目は、このMVのタイトルにもなったGOTTHARDの"One Team One Spirit"です。
アテネ五輪スイスチームの公式ソングとして創られたというこの曲、歌詞も闘いに出る前のアスリート向けになっています。
この佳曲は、同タイトルのベスト盤のみに収録されています。昨年のインカレダイジェストVideoのエンドロールに使用した"Heaven"も収録されていますし、名曲が目白押しですので、お勧めです。エモーショナルなスティーヴのVoが、珠玉の楽曲をより感動的なものにするGOTTHARDは、僕のお気に入りでした。ゲイリーやロニー同様、本当に惜しい人を亡くしたと感じます。


この曲のエンディングに続くよう,楽曲重視で選んだ(しかも”つなぎ”を重視しました!)のが、80年後半にアメリカのチャートを席巻したWARRANTの代表的なバラード、"I Saw Red"です。この時期は、メタルバンドのパワーバラードが全米チャートの上位に食い込むくらい売れていましたので、ロック好きではなくても、この頃にFMを聴いていた方であれば、耳にしたことのあるヒット曲だと思います。
これが収録されている"CHERRY PIE"や彼らの1stアルバムは、80年代のアメリカンメタルがどういうものだったかを知るには最良の1枚といえるかもしれません。特段思い入れのあるバンドではないのですが、優れた曲がたくさん収録されています。


残りの曲は...またそのうちに。


それでは!







2011年9月5日月曜日

INTER COLLEGE 2011

こんばんは


最高に”熱い”3日間が終わりました。
3年ぶり、通算13回目となる総合優勝を勝ち取ることができました。


あまりにも”劇的”過ぎて、”その瞬間”には、初優勝時(1994 年)に匹敵するくらいの感動を覚えました。


2005年のインカレから、毎年、”苦しい”試合展開を経験してきました。
連覇が途絶えた2005年、同点で破れた2006年、失格したレースの影響を拭いきれなかった2007年と、特にこの3年間の苦しさは並大抵では無かったですし、戦前予測を覆された2009年もやっぱり苦しかった。


今年の闘いで、2006,2007年並の”デッドヒート”を演じる好敵手となったのが、昨年の覇者、中京大学。いや、本当に強かったです。得点的に勝っているときでも、勝っている気があまりしないという状況が続きましたし、選手・スタッフが一丸となり必死になって闘っているという様子がこちらにも伝わってきたくらいです。


417vs414という、凄まじい総合得点結果をみてもわかるとおり、”半端無い”デッドヒートになりましたが、僕の記憶の限りでは、上位2校が400点を超えたことは無かったと思います。400点を超える争いの中で、3点差で勝利できたこと、まさに神懸かっていることのように思えました。


最終的に、勝敗を決めた800mリレーについては、その「オーダー」について、Head Marauderと共に熟考しました。
リレーだけに出場する選手を使うわけではなく、個人レースがある選手も使うことになりますし、各選手の体力的特性や”性格”も考慮した上で、最終的にあのようなオーダーになった次第です。
これほどまで、リレーのオーダーが大きな影響を及ぼすと感じたことはないくらい、僕らにとっては「はまり」ました。


引継の部分を慎重に行いすぎたことが響き、西本杯こそ逃してしまいましたが、会場を揺るがす魂の泳ぎに、競技中感動していましたし、特にアンカーJunpeiのときには、涙でその泳ぎをきちんと見ることが難しいという状態にまでなりました。
そう、今でも、8継のことを思い浮かべると、自然と涙が出てきてしまいます。

そんなレース、なかなか出来るものではありません。そうした「凄い」レースを実際に展開してくれた4人だけではなく、そういう状況に持って行くことを可能とした「チーム力」を心から讃えたいと思います。



最後の最後まで、諦めずに闘う2011のMarauderの原動力となったのは、僕たちが大切にしている「チーム力」だと思いますし、その中心となったのが今年の4年生、つまりリーダーたちでした。
「優しき鷲」と、勝手に銘打った今年のリーダーたちは素晴らしかった。まさに「優しさを強さに変える」ことを具現化したチームだったと思います。
自分のレースが終わったメンバーこそが強い力を発揮すること、まざまざと見せてくれました。期待通り、あるいは期待以上の活躍を示した選手のみならず、惜しくも敗れた選手や大失敗した選手に対してかける暖かい言葉の数々。
泳がない者も含め、皆で共に闘うということが、高次元で達成されたチームだったと考えます。


そのリーダーたちの集大成が、8継前の”選手ミーティング”だったし、8継メンバーの「送り出し」だったと思います。そのエネルギーたるや、凄まじいものがありました。
最終的な結果に”チーム力”が大きな影響を及ぼすということを、最高のかたちで具現化したのが、”8継”だったといえるでしょう。


そんな素晴らしいチームを創り上げたリーダーたちへ。
一生忘れることがないだろう、素晴らしい勝利をありがとう!
個人レースでは納得出来ない結果だった者もいると思うけど、このチームを創り上げたこと、誇りに思って下さい!
4年間、本当にお疲れ様でした!!!


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2011年のMarauderは、たくさんの方々からご支援・ご協力をいただきました。
また、今回のインカレにおいては、Marauderの父母たちから熱い熱いエネルギーをたくさん頂戴しましたし、応援席には、若手を中心とした数多くのOBがやはり熱いエールを送ってくれました。その他、会場に来ることは叶わなかったものの、“気持ち”をチームに送ってくれたOBもありがたかったです。


この場にて恐縮ですが、心から感謝の意を表したいと思います
本当に、ありがとうございました。


Marauderでコーチをさせていただくことのありがたさを噛みしめながら、”オフ”に入って行きたいと思います。


Marauderたちも、ゆっくりして下さい!!!
(国体出場選手を除き...ですが)


それでは!