2009年9月29日火曜日

STARTING OVER

こんばんは

このBLOG始まって以来のインターバルとなってしまいました。

このBLOGも、いつの間にか「1歳」になっていたのですね。

あれから1年。

いろいろと勉強させていただきました。

そもそもが、”Marauderを支援・応援してくれている父母のため”に始めたBLOGであり、他のいずれのBLOGともリンクせず、ひっそりと始めたモノでしたが、いつの間にやら、様々な方々の目に触れるようになってしまいました。

私の公開講座の受講生のかたや、いつもお世話になっている宿泊施設の方にも見ていただくように、ちょっと恐縮しております。

文章量が多く、見ていただく方を自動的に峻別してしまうような内容になっていることが多い、傍迷惑な内容だと思います。

これからも懲りずに眺めていただければ 幸いです。

さて、あの”激戦”から1ヶ月近く経とうとしています。

国体後には、少しの間、水泳とは無縁な生活を送らせていただきました。

主に大学内の仕事をこなしている日々ではありましたが、1年間で、このわずかな時期は、水泳や、そのトレーニングのプログラミングから離れた生活を送ることにしています。

今日、久々に、「いつもの」仕事に戻りました。

先ずは、2009シーズンの総括を行うため、1年間のトレーニングプログラムの集計ならびに解析を行うとともに、いわゆる”雑感”をまとめていました。

おしなべ考えれば、良い年ではあったのですが、最高の結果を得ることは出来なかったため、複雑な心境で”見直し”を行ってきました。

特に、僕が直接指導をした選手について、ひとりひとり、「紐解く」作業をしていきましたが、いろいろな「反省点」が浮かび上がってきました。

久しぶりに、経過の良さと結果が一致しないという競技会を目の当たりにしたため、反省すべき点は多くありました。

選手のからだ心も改善・変化しているため、その点に敏感に対応したプログラムになっていたかどうか、そして、指導になっていたかどうか....反省すべき点は多々あります。

ただ、悲観的になるような材料もないため(ほぼ全員ベストだったし...)、「これから」が楽しみになるばかりなのですが...。

コーチングって、ほんとうに、最高です。

後悔はしたくないから、その時々、『最高』と思えるような努力を心がけています。

それでも、うまくいかないことは数知れず。

そのような結果、もたらされた、いわゆる『反省事項』を次に活かそうとしても、次の年に同じような『状況』には遭遇しないし、結果、同じようなプログラムにはなり得ない。

だけれども、こーいった『繰り返し』を10年以上経験してきたことから、以前よりは「視界」や「対応の幅」が広くなっていると信じ、頑張っている次第です。

COMPETITIVEな世界で生きているため、『結果』を出してあげることは必須事項なのですが、同時に、教育機関でのコーチングということも忘れないようにしているつもりです。

いつまでたっても、そのバランスの取り方について、巧みになれない気もしますが、それでも、『大学での競技力向上』に拘った指導を、これからも推し進めて行きたいと思っています。それが自分の生きる道!!!だと思っている僕にとって、やるべきことは山積です。ちゃんと整理し、Marauderの前に現れたいと思います!

Marauderたちも、いろいろと考えるところがあったかと思います。是非是非、『次』に活かしましょう!

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インカレ前日に使用したVIDEO CLIPのエンドロールは、現役Marauderたちによる”スタンツ大会”の様相を呈していましたが、コレがなかなかにハイレベルでした。

エンドロールも含め、VIDEOに使用する曲は厳選しているのですが、今回は、選手たちの力の入った”作品”に敬意を表し、そのスタンツ内容にあった楽曲を採用しました。

先ずはこの曲。

”あの”SOFTBANKのCMに負けない熱演で、RYOTARO、KENICHI、KAZUAKI、KOHEI、TADAHARU+エキストラ(女子スタッフ)が弾けてくれました。
















"THE LOCO-MOTINON"


"WE'RE AN AMERICAN BAND"





from "GRAND FUNK HITS"



GRAND FUNK


(1976)



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SOFTBANKのCMで一躍有名になった曲です。20年前くらいには、カイリー・ミノーグがカバーして話題を振りまきましたね。

個人的には、GRAND FUNKの#1ソングとしては、"We're an American Band"のほうがずっとずっと好きなのですが、CMのパワーには敵いません。ちなみに、このバンドについては、熱心なファンではないため(申し訳ありません)、上記ベスト盤しか聴いていないです。

 今となっては、様々なスタイルのベスト盤が出ていますが(レーベルの垣根を越えていますね!)、僕がこのCDを入手した当時(1990年)では、コレしか発売されていなかったように思います。

ちなみに、ロコモーションのオリジナルは、1974年だそうです。

それでは!



2009年9月13日日曜日

KOKUTAI

こんばんは

今日も国体会場におりました

意外にも(!?)、ベストを更新したMarauderが続出した1日でした

 SHOGO 100FR 49.71 / 50FR 23.45

 TOMO 100FR 50.22

 RANMARU 50FR 22.33

 AOKI 50FR  23.41

 RYOSUKE 50FR 23.43

 TAKASHI 100BK 55.48

100FR決勝では、RANMARU、TOMO、KENJI、SHOGOが今シーズン最後、渾身のチャレンジをしていました。Marauder魂、ここに炸裂!という感じでした。

その結果、RANMARUとSHOGOで1,2フィニッシュ!を達成してくれました。。

最後の200リレーでは、RANMARUを先頭泳者に据えた東京都チームが、AOKIを第2泳者に据えた新潟チームの猛追を退け、見事、日本記録で優勝していました。

来シーズンにつながる、良い結果となったのではないでしょうか。

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地元の方々おすすめのラーメンやにいってまりしました。

AOKIおすすめの、「ポアル」にKATOコーチと挑んできました。

左がポアルラーメン(もやしあんかけ麺ですね)、右がチャーシュー麺です。

野菜の甘みを感じることのできる、好感度の高い醤油ラーメンでした。

チャーシューも柔らかくジューシーで、『合格』という感じ。

『魔力』を感じる味では、正直なかったですが、「飽きのこないと思われる優しい味わい」

という印象。

今訪れる時(いつだ!?)、味噌か辛味噌にチャレンジしてみたいですね。

それでは!



2009年9月12日土曜日

国体

おはようございます

新潟に来ております

昨日は、SHOGOが400FRで3位入賞を果たしました。

また、MarauderOBのKOUHEIが100FLYで日本記録を更新しました

あとちょっとで50秒台という大記録と、それを達成した完成度の高い泳ぎは、いや、ほんと、「素晴らしい」の一言。

彼の練習を間近で見る機会のあったOBのひとりが、「彼は本当に変わった。毎日、何かしら技術的な課題をみつけ、それを納得いくレベルになるまで繰り返し練習をする、ということを徹底してやっていた。ターンの蹴り出し角度ひとつに至るまで、『こだわって』いた」ということを教えてくれました。

体力レベルや年齢ではなく、「前進したい」という気持ちと、日々のトレーニングにおける「こだわり」がいかに大切か、KOHEIの躍進をみて再認識した次第です。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

夜は、青鮫のKATOコーチと中京のコーチ陣と、地元では有名という小嶋屋さんに行ってまいりました。

「へぎそば」と日本酒の組み合わせ、最高でした。

それでは!



2009年9月10日木曜日

インカレRESULTS

こんばんは

昨日はたくさんの方々からコメントやメールをいただきました。

ありがとうございました。

さて、今日は、まずはチームMarauderのインカレRESULTS一覧表を示しいたします。

INTER COLLEGE 2009 RESULTS

表が小さく、かつ、見方が特殊なので、若手OB以外にはとっつきにくいかもしれませんが、参考資料程度に眺めて下さい。

インカレの雑感などは、また明日以降にでも...

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すでにこれまでのBLOG記事でも触れていることですが、日本選手権やインカレの前には、VIDEO CLIPを作成し、選手の、そしてチームの爆発的なモチベーションの向上を図っています。

今回のテーマは、HANG TOUGH。

まさに、この言葉から連想されるような試合展開が、今年のインカレではみられました。

今回は、Marauderひとりひとりが、チームメイトに「愛ある」エールを送っています。この言葉の暖かさといったら...

作成中に何度も感動してしまいました。

そして、インカレ前日の上映時には、感動のあまり、男泣きする者も少なくなかったようでした。

この感動の言葉のバックに使った曲が、コレです(もう1曲は、既に紹介済み、TESLAの"Love Song")。
















"HIGH ENOUGH"


"COMING OF AGE"



"COME AGAIN"




from "DAMN YANNKEES"



DAMN YANKEES


(1990)



|















HARD ROCKのバラード史に残る名曲、"High Enough"は、90年代前半を席巻した、かのスーパーバンドが放ったビッグヒットです。

僕はNIGHT RANGERもSTYXも大好きだったので、このバンドには興味があったのですが、当時は「スーパーバンド」と呼ばれるグループの結成が盛んで、このバンドはその後期に登場したためか、あまり期待していなかったのが正直なところです。

しかし、ラジオから流れてきた"High Enoguh"の、あまりの素晴らしさに絶句し、すぐさまCDを購入し、この曲を中心に聴き込みました。

 ジャック・ブレイズとトミー・ショウという稀代の天才メロディメーカーのコラボレーションは、大変な化学反応を起こしており、90年を代表する名盤を生んでしまったようでした。

特に、"High Enoguh"については、聴く者を優しい気持ちにさせる暖かいメロディ、完璧なツイン(トリプル?)ヴォーカルハーモニー、劇的な曲展開などなど、パワーバラードとしての完成度はここに極まった感がありました。ツインヴォーカルのハモりを堪能出来るという点では、この曲は最高峰といえるかもしれません。

この曲のメロディや、この曲に対する思い入れもあり、Marauderたちのエールの一言一言がより感動的に、僕の心に響いてしまいました。

ちなみに、この曲に続けてTESLAの"Love Song"を使ったのですが、前回もお話しましたように、これまた感動的な曲です。

僕にとって、この2曲は、聴き込んだ当時(90年前半)を強烈にフラッシュバックさせる威力があります。それだけに、今回のVIDEO CLIPが、インカレ前のモチベーションアップのみならず、良い思い出として残ると良いなぁ、との想いで、採用した次第です。

アルバム単体としても、かなり魅力的な作品だと思います。美しいメロディに彩られたアメリカンHARD ROCKを好むのであれば、是非ご一聴あれ!

それでは!!!



2009年9月9日水曜日

謝辞

こんばんは

またしても「歴史に残る激闘」となった2009インカレが幕を閉じました。

このblogを読んでいらっしゃるほとんどの方は、既に結果をご存じのことと思います。

インカレ中のエピソードなどは、これから少しずつ紹介していこうと思っていますが、今日は全体的な感想を綴りたいと思います。

最高の結果を残すことは叶いませんでした。

しかし、Marauderたちは、様々な方々に支えられながら精進した日々を忘れることなく、最後まで「誇り高き闘い」を繰り広げました。

本当によく頑張ったと思います。

今回のMarauderの全体的なresults、すなわちベスト更新率は72%であり、圧倒的なベスト率を達成した2008インカレに比べれば劣りますが、立派な成績だと思います。

初日から最終日の100FRに至るまで、リード出来なかった闘い。

「本気」で「闘い」に挑んだ経験がある方なら、理解は容易だと思いますが、このような状況では、精神的に相当なエネルギーを必要とします。

選手たちには、相当な精神的ストレスがかかります。もちろん、スタッフも相当に苦しい状況に追い込まれます。

おそらく、多くの場合、多かれ少なかれ「諦め」てしまうことでしょう。

Marauderにおいても、「逃げ出したい」という気持ちに支配されそうになった選手はいたかもしれません。

しかし、そのような状況でも、彼らは前を向き続き、最後までChallengeし続けました。

簡単なようで、実に難しいことですよね。

Marauderたちは、僕の想像を超える、大きな成長を、この大会を通して遂げたのかもしれません。

インカレを最大の目標に据え、その目標に向けて幾多もの試練を乗り越え、そして努力し続けてきた。そして、その闘いの場では、どんなことがあっても最後までチャレンジし続けた。

勝っても負けても、インカレは、Marauderにかけがえのない、最高の経験を与えてくれる。

そして、僕たちスタッフにも、最高の体験を味あわせてくれる。

それはたぶん、Marauderだからだと勝手に思っています。

Marauderのみんな、お疲れ様でした。

1年間、がんばり続けてくれて、そして最後の最後まで闘い続けてくれたみんなに、改めて伝えたいです。

「ありがとう」

インカレの度に思うことですが、誰よりもきつい状況にあるのは、他ならぬHead Marauderだと思っています。

これまでと同様、最後の最後まで、ポジティヴなエネルギーを選手に与え続けていました。

個人的には、Head Marauderは、もっとも「打たれ強い」リーダーであり、逆境に強いコーチだと思っています。

そのリーダーシップがあったからこそ、Marauderたちが最後まで下を向かずに闘い続けることが出来たといえるでしょう。

1年間、ありがとうございました。

2009 シーズン、Marauderを支えて下さった関係諸氏およびご家族の皆様、さらには熱く応援いただきましたOBを始めとするサポーターの皆様へ、心から感謝の意を表したいと思います。

「ありがとうございました」

 末筆になりましたが、3日間、ともに素晴らしい闘いを展開してくれた法政大(優勝おめでとうございます)、中京大(躍進が素晴らしい)、日大(永遠のライバル)を始めとする大学水泳関係者の皆様、お疲れ様でした。そして、素晴らしい闘いをさせていただき、ありがとうございました。

それでは!!!



2009年9月2日水曜日

2 Days To Go!!!

こんばんは

はやいもので、明日出発になります。

選手個々の、そして、チームとしての仕上がりは上々かと思います。

今日は、インカレ前に行うCEREMONYが行われました

Marauderでは、様々なCEREMONYがあるのですが、いずれもきわめて重要な行事です。

今日は、このような状況で、天皇杯に向かってインカレに対する決意を、「全力」で表明するという、かなり熱いCEREMONYがとりおこなわれました。

まわりのノイズにかき消されないよう、こんなような状態になってやっています。

このことにより、仮に「迷い」があった選手においても、「吹っ切れた」ことと思います。

誰かが言っていました。思い切り、「暴れて」ください!!!

HANG TOUGH!!!

cd   cd   cd   cd   cd

この1週間、テーパーにより選手と接している時間は顕著に減りましたが、Marauderのための仕事量はむしろ増大した感じでした。

とはいうものの、大変優秀な学生スタッフたちが、様々な仕事を請け負ってくれているため、僕はインカレ前日のCEREMONYのための準備に没頭することができました。

今回も大作になりそうです。

今回メインとなるテーマチューンは、このアルバムから使いました。
















"HANG TOUGH"


"LOVE SONG"


"PARADISE"


"MAKIN' MAGIC"




from "GREAT RADIO CONTROVERSY"



TESLA


(1989)



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アメリカが生んだ奇跡的な音。土着的なR&Rをベースとするのに、どこか欧州の香りのするツインリードが、HARD ROCKとしての位置づけを強固にする、そんなバンドです。


がんばるしかない気にさせる必殺アンセム"Hang Tough"、その曲と双璧をなすカッコイイHRソング”Makin' Magic"、心を暖かくしてくれる、とにかく美しい"Love Song"、欧州的な香りのするバラード"Paradise"など、名曲が目白押しです。

特に"Hang Tough"と"Love Song"は聴きこんだな~

ちなみに彼ら、再結成して、今でもライヴを行っている現役バンドです(最近の音は聴いていないけど...)。

明日出発です。気持ちはまさに、hang toughですね。

それでは!!!