WK30が終了しました。
2015下半期の”下地づくり”が本格的に開始されたこの週は、久々にハードトレーニングのオンパレードの様相を呈ましました。
新入生を迎えてのハードトレーニングは、これまで以上に活気ある空間を創り出しています。
どちらかというと、量的な負荷を「いきなり」与えていますが、フルテーパーで迎えた競技会の後は、頑張りを受け入れる許容量が多いし、それにより新たな適応を起こしやすい、まさに進化しやすい状況になっていると考えています。
これを”チャンス”と捉えて積極的に頑張っている選手が多いのが素晴らしいところ。
先週のうちに”心の整理”をきちんと済ませ、自分が何をやるべきかきちんと見えている選手が多いと言う印象は、今週から始めている個人ミーティングからもうかがえました。
実際、昨日の”長くてきつい”メイン、みんな強かった!
さらに、こういったハードなメイン
ワークアウトの終了後に、”自主トレ”を行う強者も少なくなく、ひとりひとりが、選手権での結果をきちんと受け止め、これからのさらなる”精進”に向けて、前を向いていると感じました。。
先手必勝!の創意工夫と、真の”精進”で、もっともっと、”上の景色”をみんなで見に行くことが出来るよう、前進していきましょう!
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選手権用に作成した、2015のMarauderPVである、"LET'S GET..."で使用したHRの名曲たちをまとめて紹介します。
PVの冒頭を飾ったのは、DEF LEPPARDが'92年に発表した"ADRENALIZE"の先行シングルとなった、”Let's Get Rocked"。
モンスターアルバム”HYSTERIA”同様、レップスらしいく”作り込まれた”アルバムになっており、様々な”音の遊び”が楽しめるアルバムだったと思います。
売れに売れたあとだっただけに、かなり話題になったアルバムでしたが、その期待を裏切ることの無い、高品質なHRソングが詰め込まれたアルバムという印象です。
スリリングとか、様式美とか、重厚とか、そういったHR・HM本来の魅力からは遠いアルバムですが、これはこれで立派な個性だし、素晴らしい魅力を放っていると思います。
”Let's Get Rocked"のエンディングから間髪入れずに配置したのがGOTTHARDの名曲、”Mighty Quin”。
元々はボブ・マーレーの曲のようですが、アレンジの妙により、ポジティブな雰囲気溢れるロックチューンに生まれ変わっています。
ライブ映えしそうな曲ですね。
1998年発表の”G.”に収録されていますが、この頃のGOTTHARDは、ギターもザクザクしていて重厚感がありました。故スティーヴ・リーのVoはやはり絶品。
その後に、やはり間髪入れずに繋げたのが、FIREHOUSEの記念すべきデビューアルバムに収録された、"爽やかな”ハードロックチューンである"Don't Treat Me Bad"。
アコギから始まり、徐々に盛り上がっていくノリノリのアメリカンハードロックは、当時全米チャートを駆け上がったヒット曲ですし、今聴いても魅力的な、まさにEvergreen的な輝きを放つ名曲です。
このアルバムは、様式美炸裂!!の"All She Wrote"(2009のインカレビデオで使っています)や、甘い甘いメロディに酔いしれる珠玉のバラード"Love Of a Lifetime"(僕の大のお気に入りです)など、名曲がずらりと収録されている、いわゆる名盤です。
エンドロールでは、数々の名曲を生み出してきたSLASHの楽曲の中でもベスト5には入るであろうキラーチューン、"No More Heroes"を使用しました。
今回のPVの挿入歌の中で、その採用を一番早い段階で決めた曲です。イントロ、ブリッジ、サビ、ギターソロ、エンディング...
その全てが兎にも角にも格好良い。
そして、4年生たちが作った"アレ"のパロディVを経て、本作のラストを飾ったのがJUDAS PRIEST随一のヒットシングル、"You've Got Another Thing Comin"。
冒頭のリフを聴くだけで、僕世代のHMファンは、血湧き肉躍るのではないでしょうか。
あの時代に、ブリティッシュHMバンドが、ヘヴィさを失わずに、これだけキャッチーな曲を作り、北米で実績を残したということは、歴史的に意味のあったことなのではないかと思います。
この曲が売れたおかげで、名曲"Hellion~Electric Eyes"が多くの人に聴かれるようになったわけですから。
そして、あのアルバムに影響を受けた者たちが、その後の魅力的なHR/HMアルバムを作るようになったのだから。
僕にとっても、凄く意味のある、重要なアルバムが"SCREAMING FOR VENGEANCE"です。大好き。
それでは!!!