こんばんは
「あっ」という間に富士合宿も最終日を迎えました。
合宿の初日と4日目には、「2回練習」が行われたものの(後者はMD1、DISTのみ)、その他は1回あるいはなしという日もあり、当然のことながらトレーニング頻度やその時間が大幅に減っています。
BROKENなどの重要なWORKOUTもありますが、基本的には「気持ちよく」泳いでもらうことがメインとなってきます。
お世話になっている富士ポートホテルの食事も最高に美味しく、全体的にはどんどん良い感じになっていると思います。
この時期は、日によってえらく調子がよかったり、一方で重く感じたりする日があったりと、選手が日々「感じる」調子とやらに大きな「ムラ」がでやすくなるようです。
また、テーパー期には、「暇」な時間が一気に増えるため、普段なら考えないことも考えてしまいがちな時期といえます。
この点、プールに居ない、つまりトレーニングをしていない時にも水泳のこと、特に「レースで成功するのか、しないのか」について「妄想」してしまうことがあります。
でも、まだ始まってもいないことに対して「妄想」し(短時間で、トレーニングとしてイメージすることはOK)、それに対して一喜一憂しても良いことはないように思います。
調子が悪い(と感じたとき)、あるいは自分が設定した目標に対して不十分な(と感じる)調子であったときには、未だみぬレースの結果に対して無意味に不安になったりします。
ですから、むしろ、トレーニング時以外では、水泳やレースのことなんて考えない方が良いと思いますし、周囲への気配りをしながら、楽しく過ごすことを「追求」する方が、数日後となったレースに対しても良い影響を及ぼすと考えます。
もしも、テーパー期のほとんどにおいて、調子が悪い!!!
と感じたときにはどうすればよいのか。
トレーニング処方としては、いろいろな手が考えられますし、その選手の持つ身体特性によってかなり変わってくるため一概にはいえません。
でも心の持ちようとしては、共通して、「大胆に過ごせ!」ということがいえると思います。
悪いから何とかしよう!との考えのもと、あれこれやり過ぎても神経がすり減るだけ(これがかなりマイナスになる!)、それならば「諦める」、というか「ふっきる」ような感覚で、良い意味で「ラクに」過ごし、「ラクに」泳ぐ...。
ちょっと「気に入らない」と思っていたクルマがあったとして、そのクルマを眺める角度(自分の立ち位置)を変えると、意外にも最高に格好良くみえたりすることがあります。
近くからアラを捜すようにクルマを観察すると、こまか~い傷や汚れがえらく気になったりすることがありますが、そんなクルマも、日々の手入れをしていたり、ポリマーなどの「基礎」を施しておくけば、少し離れてみれば(やっぱ、自分の立っている位置を変える!)、意外にもピカピカにみえたりすることがあります。
ただし、忘れてはならないのは、チームでやっている以上、「自分の存在や言動は、他のメンバーに大きな影響を及ぼす」ということです。Marauderでは、昔から「メンバー・ケア・マインド」を大切にしてきたと思います。周りに影響を与えない人間なんていないわけだから。
また、Marauderのようなチームであれば、「周り」に良い意味で「甘える」ことは全然OKだと思います。自分が少し落ち込み気味でも、このチームには「元気の充満度」を高めてくれる不思議なパワーがあると確信します。イマイチだな~と思うときこそ、このチームのパワーを信じ、活かして行くことが大切だと思います。
何れにしても時間だけは待っていてくれないですから...ね。
どう過ごせば良いかは、自ずと...ですね。
この合宿においては、トレーニング頻度も減るため、開いている時間を利用して、選手権の前日に「流す」video clipの作成に勤しんでおりました。このお仕事をするようになってからは、試合前になっても、僕の場合、時間的余裕が全くできなくなってきました。でも、僕自身も楽しんでやっていますので、苦痛ではないのですが。
まだ未完ですが、今回は、アノ超有名バンドの曲をモチーフにストーリーを思案中です。以前紹介したこともあるかの名盤と、彼らのアルバムでは最も迷盤とされている(けど、個人的には嫌いではない)このアルバムから、1曲ずつ使用しようかと考えています。因みに、右側の迷盤のほうからは、"Body Language"ではないことは確かです。
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それでは!
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