2015年5月30日土曜日

FINAL FORTUNE

こんばんは

JAPAN OPENが終わり、新しい週に入っています。

この大会では、ベストタイムを更新した者は僅か2名、決勝の舞台で戦えた者も僅か4名と、少し寂しいな...と感じる結果でした。

もちろん、”夏”の大会に向けたステップとしての位置づけですので、その中でのチャレンジは、おそらく何かしらのヒントをMarauderたちに与えたのではないかと期待しています。

何名かの選手は、選手権よりタイムを上げることに成功しましたし、ちょっとした手応えを感じることが出来た者も居たことでしょう。

しかし、やはり今回の結果は、【啓示】に近いものではないかという気がするのは、恐らく僕だけではないでしょう。

この点、”そこ”に向かう準備として、泳ぎやトレーニングの部分に関しては課題をもってチャレンジ出来たけど、泳ぎ以外の部分で「これで良いのだろうか?」と思わざるを得ないアティチュードの者が複数居たと感じています。

こういった「通過点」的な色合いの濃い試合に対し、すべてにおいて”最善を尽くす”ことについて、心に余裕をもって取り組めている者は、もしかしたら少なかったのかもしれません。
あるいは、この部分はしっかりとやったから良いだろう、という考え方で、他の部分が疎かになってしまったのかも知れません。

調子が良い時は、誰でも結果を残せます。
そう感じることが出来ない時に、どのような”挑戦”をし、どのような収穫を得られるのか?

ライバルたちに目を向ければ、この大会にフルテーパーをかけて臨んだ者など、ほとんど居ないはずです。

多くのトップスイマーたちは、やはり練習の一環として取り組んでいるのだと察します。
その中でベストタイムを樹立した選手は少なくないわけです。

この冬場に地力を確実につけ、そして”戦える心”を確立することに成功した選手たちは、やはり結果を残しているのではないかと感じます。

Marauderたちも、充分なトレーニングを行っています。
その”貯め”を活かすべく、どのような準備を試合に対して行っていくのか...

疲労の有無や動きの良さ、さらには泳ぎの完成度など、整えなければならないことはいっぱいあります。
ただ、全てが揃う状況なんて、水泳人生の間で僅か数回となるのかもしれません。

その時の自分に無いものを強請ったところで良い結果は得られません。その時の自分にとって最適となる”頑張り”を追求すれば良いだけなのだと思います。

そうした”最適な頑張り”は、ベタではありますが、日頃のトレーニングでどれだけ充実した”意味のある頑張り”が出来ているかにかかってくるのだと思います。

だからこそ、日々のトレーニングにおける「工夫と努力」は欠かせないわけで、どんなに調子が悪いと感じても、自分を納得させることの出来る結果に繋げなければならないのだと思います。

所謂”メイン”と呼ばれるトレーニングに対し、どのような準備が出来たか?

ハードなトレーニングの前後に、どのような栄養補給を実現させ、”内側からの元気”の維持に努めることが出来たのか?

張ってきたり、あるいは機能低下している筋に、どのようなケアを施してきたのか?

頑張っている中で、理想とする泳ぎを追求出来たのか? ただ頑張る、だけではなく、泳速度を上げるための頑張りが出来ていたのか?


頑張ってはいたのだけど、”意味のある頑張り”には到達していなかったのかもしれませんね。

頑張りの中にも「創意工夫」を、そして地味に重ねる”努力”には自分なりの「拘り」を...

こうした日々の積み重ねが、やがて黄金色に輝く”結果”へと誘うことは間違いありません。


「迷い無く、精進するしかない。」


◎     ◎     ◎     ◎     ◎



東京駅近くにある有名店、「めん德二代目つじ田日本橋八重洲店」に行ってきました。
つけ麺が有名なお店のようでしたので、「濃厚つけ麺」をいただきました。

所謂魚介系のつけ麺なのですが、とにかくバランスが良い。

僕はえぐみの強い魚介系のファンなので、少々物足りない感じもしましたが、飽きのこない味というか、良い感じで旨味を感じれる、好感度の高いスープでした。

つるつる、もちもちの麺にすだちをかけてると、スープの味が変化し、あらたな味を楽しめます。

さらに黒七味をかけると香ばしさが加わり、これまたスープの味が進化します。

こういった変化が楽しめることが、ここの”ウリ”かもしれません。

一つだけ「う~ん」と思ったことが。

スープ割りを入れると、豚骨臭が強くなり、結果、これまた全く違う味わいになるのですが、これだけは僕の好みとはなりませんでした。

また食べたい味ではあるのですが、スープ割りはしないかな...

それでは!




2015年5月19日火曜日

SILENT LUCIDITY

こんばんは

33週目に入っています。
というか、あっという間に、JAPAN OPENの直前という時期になってしまいました。
ほんと、早いですよね...


Marauderたちには、32週目から、1日1回練の中で頑張っていくという、比較的シンプルなプログラムの中で、どれだけ泳ぎを作っていけるか、ということをテーマに、[分かりやすいチャレンジ]をしてもらいました。

その前の週までの”泳ぎ込み”からすれば、身体にかかる負担は顕著に減っているので、大きな変化が身体に訪れるはずです。

前提として、”仕上げる”テーパーを施していないため、単純に疲れの有無で比べれば選手権前の方が「良い」と感じるヒトが多いかと思います。
ただ、必ずしもそれが、パフォーマンスの改善に繋がるとは限らないのが面白いところ。
もちろん、こんな短期間では、体調はよくならない!というくらいの筋肉質タイプのヒトも居ることでしょう。

それでも、この取り組みにより、身体に何かしらの”変化”が起きていることは間違いありません。
このことを上手く活用出来た選手については、来るJAPANオープンについて、「面白い結果!」を出してくれるかもしれません。

選手権後の”取り組み”については、比較的良好だったメンバーが多くみられましたし、泳ぎの改善に”拘って”勤しむ者も複数みられました。
体調的な調整が”完璧”にならなかったとしても、泳ぎの完成度については同等か、あるいは選手権を超えた状態になっているのであれば、パフォーマンスの改善が起こる可能性は高いといえます。

また、今回は、選手権やインカレのような、いわゆるプレッシャーがかかる試合でもないので、その点を上手く利用し、良い結果を導き出すことが出来る選手も出てくるものと期待しています。



何れにしても、選手権前とは”全く異なる”状況にあるので、その時と同じようなアプローチをしても上手くいかない可能性の方が高いのではないかということです。

明日から”FT”になりますが、そこを踏まえ、JAPAN OPENに挑んでいって欲しいと思います。

◎      ◎      ◎      ◎      


立川のお気に入り、”青樹”の支店に行ってきました。
煮干しらーめん青樹 昭島店です。

メニュー構成も、本店のそれとは少し異なっていましたが、ここにあって、立川にはない”背脂煮干し”をいただきました。


背脂特有の甘みが、煮干しのえぐみを完全に消し去り、比較的おとなしい感じの煮干し醤油になっていました。

そもそもが本店の煮干しに比べ、”薄い”気がしましたし、もう少し魚の出汁感がある方が個人的には好きではあります。

ただ、本店ではえぐみが強すぎでNG、という向きにはこれが相当美味しく感じられるのではないかと思いました。

ここのもう一つのウリである、”塩ラーメン”に今度はチャレンジしてみようと思っています。

それでは!!!


2015年5月12日火曜日

DEEP RED SHADOWS

こんばんは

WK33に突入しています。


WK31の週末から数日間は、ユニバーシアード大会第2次合宿があったため、その間はMarauderたち自身で頑張ってもらう期間になりましたが、比較的好調であった先週の頑張りを維持出来ていた者が多かったように思いました。

WK32の後半に、僕もチームに戻り、皆の頑張りを目の当たりにすることが出来ましたが、この時期になるとこれまでの頑張りが「疲労」として表出し、【思い通りに泳げない】という状況に悩む者も出てきたようでした。

JAPAN OPENに対しては、この大会を頂点とするプログラムではないため、特にテーパリングをして臨むわけではないのですが、この大会に対して「これまでとは違う」アプローチを試みています。

そこに積極的に乗ってくるか、ただ何となく乗り込むだけか...

その姿勢の違いは、意外にも夏の結果に大きな影響を及ぼすかもしれません。

★    ★    ★    ★



5月に入りました。

選手権が終わって1ヶ月あまり、そして大学内では学年が変わり、自分のおかれている立場にちょっとした変化が訪れ、その違いを認識し始める時期でもあるので、自分を成長させるきっかけを得やすい時期だと思います。

一方で、そのちょっとした変化と自分の心構えが一致せず、苦しんでしまうこともあるかもしれません。

水泳を思いきり頑張る。
自分の意志で頑張る。
その結果、そこに”真の”チャレンジが生まれる。

思い切りチャレンジできるからこそ、楽しい。
自分の意志だからこそ、拘りを持って努力し続けられる。

僕は出来ていないことに対し、罰を与えることは考えないようにしています。
もちろん、出来ていないことについては指摘しますし、時にはきつく言い聞かせることもあるでしょう。

いわゆる、”マシ練”についても同様です。
出来なかったこと、納得いかなかったこと、あるいは間違ったアプローチで行ったことをそのまま終わらせることは良く無いと思いますので、”トライ・アゲイン”というチャンスは与えますが、それは”罰”ではないし、そもそもそれらは自主的に行うものです。

出来なかったことに対し、こちらから”マシ練”など、”トレーニングにかかわるもの”を罰としてを与えたら、大切な水泳やトレーニングが”悪いもの”になってしまうでしょうから。

そもそも、”ヒトへの尊厳”に欠けるのが罰だと思いますし、ヒトの可能性を”潰す”行為だというようにも思えます。

だからこそ、「自分の意志で取り組む」ことを僕は大切にしたいと思いますし、そこに持って行けるように努力していきたいと思っています。

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ずっと前から行ってみたかったZUND-BARに行くチャンスを得ました。
厚木市七沢という、駅からかなり離れたロケーションにひっそりと在りながら、しっかりとした存在感を放つ店として有名です。

実際、このような辺鄙な場所にありながら、


客足は途絶えないような店ですので、期待しないわけがありません。


遠くにやってきたということもあり、この日は2杯頼んでしまいました。

「塩ラーメン(まろ味)」は、通常の淡麗ラーメンに鶏油を多めに入れたものです。

見るからに、美味しそう。

この場所でラーメン屋ということで、狙っているのはおそらく「美味しい水」。それをベースに、厳選素材から丁寧にとったスープは、とっても上品な味。

そこに鶏油の香ばしさ、さらには炙ったチャーシューの香ばしさが乗り、珠玉の味わいを醸し出してくれます。
細く小さめのメンマもしっかりとした味を伝えてくれます。

美味しい。
あっという間に完食することが出来ました。

時間差でいただいた「つけ麺(辛露)」は、一般的なつけ麺というよりは、ざるそば的な印象。麺にも辛味がついています。


先ほどの塩ラーメンの中に入っているチャーシューとは異なり、柔らかい角切りのものがスープではなく、麺の丼にゴロゴロと入っていますが、これがなかなかに美味。

ただ、肝心のつけスープからは、出汁の美味しさを感じ取ることが出来ず、スープというよりは、「つけ汁」という感じだったのが少々残念でした。

また是非来てみたいお店だなー、と感じましたが、その時頼むのはつけ麺ではなく、通常のラーメンにしたいと思います。

何れにしても、良いお店でした!

それでは!!!



2015年5月3日日曜日

CUTS LIKE A KNIFE

こんにちは

2015下半期の最初の泳ぎ込み、WK31が完了しました。

今週はLactate Curve Testから始まった週となりましたが、ここで、テストのラスト(最大努力泳)の記録がテスト史上最高となった者が比較的多くみられ、”体調の良さ”がうかがわれました。

他方、ラストのタイムは思わしくなかったものの、最大下の運動強度でのスイムの効率が高まっている様子がうかがえた(血中乳酸濃度-速度プロフィールがいつもよりも低い)者もおりました。

1年生の何名かは、このような傾向が強くみられ、Marauderでのトレーニングになれ、少しずつ泳ぎの改善が起きているのかな、と思わせてくれました。

中には、血中乳酸-泳速度プロフィールが全体的に低いレベルで推移し、かつラストのタイムも速いという、"順当進化”している選手もおりました。

カーブテストでは、そのときに抱えている技術的な課題や、ちょっとした”問題”が反映されることが多いと考えているので、あまり結果が芳しくなかったメンバーに対しては、個人ミーティングやスイムトレーニング時にその改善のためのコーチングを行うよう心がけました。

その成果は、早い段階で、すなわち週の後半には示されおり、後半のメインにおいて、良好な泳ぎに進化している者が確かに居りました。

この点、週後半の"メイン”については、金曜日にSPたちがCrash & Burn、MD1たちについては"DIE HARD"を実施しています。

前者では、2本連続で自己ベスト記録を更新した鷹志をはじめ、比較的良好なタイムでチャレンジしてくれました。

他方、MD1たちも、グレイトな泳ぎを示してくれた者が少なからずおりました。

何となく、”復活!!!"というイメージですね!

今が身体諸機能"伸び盛り”の週だということを1人1人が認識し、率先してチャレンジする姿がみられたのは嬉しいところ。

こういった姿勢を前面に押し出し、"しっかりと努力する”ことでパフォーマンスを高めるという、まさに"精進”という言葉がしっくりくる世界で、Marauderたちは生きているといえます。

僕も、それが”Marauderらしさ”なのだろうと思っています。



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久々に、立川のまぜそば専門店、「かぐら」を訪れました。
メニュー形態も、以前とは少し変わったように思いましたが、ここに通っていた頃のお気に入り、自家製ラー油のまぜそばを特盛りでいただきました。

丁寧に盛りつけされたまぜそばのビジュアルの綺麗さは相変わらず。
もちろん、肝心の油ダレも絶品で、香ばしいラー油と醤油ダレがうまく有効していました。

あまりもたれない油そば、という感じでしょうか?

たまにこの味を食したくなりますが、今度来た時には、ここのラーメンにもチャレンジしてみたいですね。

それでは!