2015インカレが終了しました。
総合成績は、第5位。
1992年以来、優勝か準優勝しかないという歴史を24年間紡いで来ましたが、途絶えることとなってしまい、応援していただいた方々には申し訳ない気持ちで一杯です。
それでも、選手たちは本当に良く頑張ったと思います。
とりわけ、初日の4年生の頑張りには目を見張るものがありました。
毎年ベストは出し続けてきたものの、インカレに得点貢献することがなかった功也が遂にA決勝の舞台に立ったこと。
そして同じく、3年間苦しみ抜いたけれど、4年目のインカレで大ベストを出し、A決勝の舞台で躍動した良は、リーダーとして結果を残さなければならない!と言う重圧を乗り越えて、最高のパフォーマンスを示してくれました。
特に良は、今年のMarauderの先陣を切って会場を大いに盛り上げてくれました。その功績は、称えられて当然の、眩しいばかりの輝きを放っていたと言っても過言ではないでしょう!
他にも、4年連続で100BR・A決勝の舞台4年
目で戦い抜いた政樹のみならず、インカレレギュラーの座を再び掴み、その舞台で自己ベスト記録を7年ぶりに更新した正悟も素晴らしかった。
2日目も良く頑張ってくれ、とりわけ200IMにおける”3人A決勝・3人ベスト”の立役者となった佑馬の活躍には光るものがありました。
こうした4年生の活躍を筆頭に、大ベストを出して会場を沸かせた誠をはじめとした次期リーダーたち、次々にベストタイムを更新して高い得点力を示した敬太、康平、純平、一総、壱基ら2年生、1年生ながらA決勝の舞台に立って堂々と戦った宏樹らは、次年度に繋がる活躍をしてくれたといえます。
他方、メドレーリレーや8継といった「落とせない種目」での”ミス”、3日目のベスト更新率が僅か7%となるパフォーマンスの低さがそれまでの"勢い”に影を落とし、得点力としてはほぼ機能不全に陥った感じとなった、"試練のインカレ”になりました。
”チーム戦”であるインカレにおいては、1種目の”ミス”によって失った得点よりも、3日目をきちんと戦い抜く”個の力”が圧倒的に低かったために起きた「総合力の減退」に起因するところが大きいと感じました。
しかし、下馬評としてここまで劣勢で、得点計算上はとても総合優勝を狙えない位置に居たのもかかわらず、チーム力の強化を徹底的に進め、初日をトップで折り返す爆発力を備えることが出来たことは誇りに思って良いし、実際高い評価を与えられると思います。
その意味においても、今季の4年生は本当によくやったと感じていますし、素晴らしいリーダーに育ったと心から感じています。
4年間、本当にお疲れさまでした!!!
また、会場が狭く、アッププールも充分とは言いがたい環境のなか、選手たちが活動しやすいように必死になってくれたスタッフのみんなも、機能的かつアグレッシブに、本当によく働いてくれたと思います。
お疲れさま。
そしてありがとう!
インカレ最終日の最後のミーティングでは、既に2016シーズンに向けた話が展開されましたが、それを聞く選手の目も,例年とは違う輝きを見せていただことが印象的でした。
そう、来年は記念すべき”節目の年”にあたるわけですから、まだ今シーズン、国体が残ってはおりますが、選手たちの目は、既に2016シーズンを向きはじめているわけです!
2週間、しっかりと充電し、来たるべき"節目のシーズン”に備えて欲しいと思います。
2015シーズンを支えてくださったスタッフ、関係者のみなさま、ご協力ありがとうございました。
2015シーズンの選手の活動を支援して下さったみなさま、ご理解・ご協力ありがとうございました。
そして彼らの日々の練習を支え続けて下さったご父母のみなさまに心からの感謝の意を表したいと思います。
”ありがとうございました”!!!
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インカレ2015の”MV”のテーマソングを、前回に引き続き紹介したいと思います。
先ずは、本編で活用させていただいたバラード群の残りの名曲を。
本編の3曲目(平泳ぎの場面)に登場したのが、JOURNEY、BOSTON、TOTOらと共に80年代を席巻した産業HRバンド、FOREIGNERの2ndアルバム「DOUBLE VISION」に収録されているバラード、"You're All I Am"です。
僕は、ルー・グラムのなんか煮え切らない、味わい深い歌声が大好きです。
数あるFOREIGNERのバラードの中で、もっとも切なく、美しいのがこの曲ですね。
同じく本編の5曲目(スタッフの場面)に挿入したのがBOSTONの"Can'tcha Say (You Believe in Me) / Still in Love"です。
名曲揃いの3rdアルバム「THIRD STAGE」からの3rdシングルとなったこの曲も、や
はり人の心を打つ”美しさ”で溢れています。
トム・シュルツが紡ぎだすメロディは、本当に優しく、美しいものばかりですね!
なお、この曲、少し編集して短めの曲に仕上げてから使っています。
本編のラスト(バタフライの場面)を飾ったのは、和蘭のバンド、TERRA NOVAの超名曲"Love of My Life"。
いやー切ないメロディが美しすぎる、まさに珠玉の名バラードですね。
ちょっと甘過ぎ...と思うくらい、”クサいメロディ”で彩られたこの曲で、日本でも認知度を上げたこのバンド、現在も活動を続けており、相変わらず高品質な産業ロック風のサウンドを提供し続けてくれています。
この曲は、彼らの1stアルバム「LIVIN' IT UP」の最後に収録されています。
エンドロールでは、SLADEの1984年のヒット曲、"Run Runaway"を使用しました。
打ち込みのドラムが少し安っぽく聞こえますが、アイルランド風のメロディを心地よく聴かせてくれるハードロック佳曲は、SLADEらしい「わかりやすいメロディ」に彩られており、聴いていると何だか楽しくなってくる曲です。
本インカレにおいて、少しばかり苦しい展開にあったとき、この曲が頭の中を駆け巡ると、不思議と落ち着き、前向きな気分になれました。
彼らの11枚目のアルバム「KEEP YOUR HANDS OFF MY POWER SUPPLY」(日英では、「THE AMAZING KAMIKAZE SYNDROME」というタイトルで発表された)に収録されています。
エンドロールの中盤には、米国のサザンロックバンド、38 SPECIALの”Caught Up In You"。
「想い焦がれて」という邦題がつけられたこの曲、日本でもスマッシュヒットを記録しました。
このバンド、そもそもサザンロックの範疇で語られるサウンドを身上としておりましたが、80年代に入ってからはどことなくREO SPEEDWAGONを彷彿とさせる産業ロックを得意とするようになり、ヒット曲を連発しました。
「SPECIAL FORCES」という、僕の好きなアルバムの冒頭に収録されています。
そしてエンドロールの最後には、言わずと知れたQUEENの"YOU'RE MY BEST FRIEND"を使いました。
...と言っても、この曲がヒットしたのは1975年で、僕も後追いで聴いた口ですから、洋楽を聴かない人は当然知りませんよね。
名曲揃いの「オペラ座の夜」に収録されている、比較的地味な印象をもたらすこの曲、実は全米チャート16位まで駆け上がったヒット曲でもあります。
因みに、バックチームが作ってくれた短編VIDEO(ナイキのCM風ですね)では、EAGLES OF DEATH METALの”Don't Speak"が使われています。
バンド名からイメージされる音ではなく、ガレージロック風、パンクロック風のサウンドを身上とするバンドのようですが、僕もバックチームのVIDEOを見るまでは,このバンドのことを知りませんでした。
また、蛇足ですが、インカレ前日の上映会の前に披露した「イントロのイントロ」(VIMEOに上げた映像には含まれて居ません)には、ELOの"Mr Blue Sky"を使いました。
この曲は、キリン一番搾りのCMに使われ、少し話題になりましたね!
僕はこのELOというバンドが大好きで、その彼らが発表した素晴らしいアルバムの中でも、この曲が収録されている"OUT OF THE BLUE"という2枚組(LPで持っています!)のアルバムが最も気に入っています。
心が暖かくなる英国ポップの玉手箱的なアルバムです。
さてさて。しばしの間、僕も充電期間に入ります!
それでは!!!
私、長野県のISC高森スイミングクラブでコーチをしております塚田と申します。
返信削除現在、高校3年生の男子選手が中央大学水泳部さんに憧れ、進学を考え、是非お話をお伺いしたいと話しております。
ブログへの投稿で大変失礼ではありますが、ご連絡を頂けると幸いです。
shogo.b@hotmail.co.jp よろしくお願いいたします。