2016年11月20日日曜日

I'D GIVE ANYTHING

こんばんは


WK9が終了しました。
と同時に、PHASE1が完了したことになります。

9週間かけて、主に陸トレで体力向上に励んできました。
そして、泳力のベースも丁寧に創り上げる9週間としてきましたが、いまのところ、ほぼ順調にプログラムが進んでいるといえます。

今週は、先週でランニングトレーニングが完了したため、スイムのボリュームを上げ、局所的には強烈な持久的トレーニングが展開されることになりましたが、それでもわかりやすいくらいにはっきりとメリハリをつけているため、乗り越えやすい状態が続いていると思っています。

走る・漕ぐのトレーニングは、今はコレに集約されている感じです。

実施時間は短いですが、効き目抜群のHIITは、週末の”定番”になりつつあります。

もちろん、ストレングストレーニングも意識高く取り組んでもらっていますし、先週から始まった(いつもより遅いですけど)マット運動にも真剣に取り組んでもらっています!

スイムについても、大分泳げるようになってきており、ベースは着々とついてきています。



さてさて

Marauderたちは、科学的トレーニングを標榜し、いろいろな測定を行い(行わされ)、ふと気づけば、数々のデータに囲まれている状況にあります。

これら一つ一つが教えてくれることは尊く、そして意味深だったりします。

測定をし、データをまとめる作業に担う立場からすれば、皆に興味をもってもらうために、これらをランキング形式で示したり、水泳部の平均と偏差を示したりもしています。

しかしですね、これらのデータは、あくまでも縦断的にみる(個人の中での変化をみる)べきものが多く、横断的にみる(チームの平均や、場合によっては日本人の標準値と比べる)ことはあまり意味をなさない場合がほとんどです。

たとえば、カーブテストの結果などは、トレーニングによる成長や進化を示してくれるものだから、他人との比較がナンセンスであることは理解できますよね。

「このレベルのタイムを出したいなら、V4のタイムを”そこ”(そのレベルに達している他の選手の水準)まで伸ばしたい」と考えることもあるでしょうけど、そこまで細かく考えるのはコーチの仕事

まずは、なんで伸びたのか?あるいは落ちたのか??について、個々にその原因を追及することが大切になります。

最も身近な、体重や筋量、体脂肪率の値も、個人内の変動をみていくことが大切になる代表例です。

太った、痩せたの理由を、様々な角度から考えますよね?

日本人の平均水準に合わせよう!なんて馬鹿な発想を持つわけがありませんし、憧れの選手の体重に近づけよう等という無謀なことを考える輩もほぼ居ないことでしょう。

ここで、一般的な立場を想定すると、平均体重や理想とする体重があるので、そこに近づけようとする一般人も多い(というか、ほとんどがそう考える)かと思います。

評価表も存在しますし、何となく体型の良い人が素晴らしいと思いがちですし、そこが理想なのだと思いがちです。

しかし、僕はそんな単純には考えません。

僕の研究面での母校である東京学芸大には、偉大なる小野三嗣先生(僕は面識はありませんが...)がいらっしゃいましたが、小野先生が提唱された”至適体重”の考え方(理想とする体重には個人差があるため、健康増進を考えるのであれば、必ずしも標準体重に近づける必要はない)は、僕の考え方のベースになっていたりします。

体重ですら、個々に”至適”とする範囲が異なるわけですから、血中乳酸濃度や心拍応答、さらには血液検査項目(体内の伝達物質、栄養素、酵素活性、ビタミン、ミネラル量などなど)にも至適となる範囲があり、それには個人差が必ずあると考えるのが自然です。

そのため、いくつもある測定は、単発的に完結させるのではなく、”縦断的”に値を追い続け、検討できるようにしています。

ですから、カーブテストにしても、T-30にしても、体組成分析にしても、血液検査にしても、測定の機会があれば正しい姿勢で臨み、欠損値やエラーが無いように努める必要があるわけです。

明日、血液検査や体組成分析があります。

正しい値が得られるように、そして選手ひとりひとりの中に存在する、「評価するためのものさし」を適正化するために、その前日の過ごし方も”拘りをもって”欲しいと願います。

また、全てのMarauderに、データに対する正しい「見方」を身につけて欲しいと思っています。

わからなければ、聞いて下さい。そのために、僕は”ここ”に居ます。僕が居るうちに、聞けることは聞いて下さいね。



◎     ◎     ◎     ◎


今週の限定。

まずは口樂さん。
週始めに運良く頂けた「上海つけ麺」(台湾まぜそばに対抗したのだとか?)。

辛さもありますが、それよりもスターアニスの香りが強い、中華料理っぽさ満載のつけ汁に仕上がっており、思わず「にやり」。

このセンスが凄い。

つけ汁には、キクラゲと鶏肉を中心に、葱、ニンニク、ニラがたっぷりと入っていて、これをすくい上げてライスの上に乗せても美味い。

個人的には大変美味しく頂けましたが、中華スパイスが強烈なので、これ、食べれない人は食べれないようなー...とも思いました。


お次は「ゆなみ屋」さん。

話題の限定ラーメン、”泡ぽってり”シリーズのもう一つ、”イカ”バージョンを頂きました。

見た目は海老の泡ぽってりと同じですが、これがですね、個人的には海老以上にドストライクな旨味!

ここの甘く芳醇なスープに焼きイカ独特の香ばしさが異様なまでに合う! そんな味でした。

新しい発見でしたし、驚きでした。そしてそれは幸せへと昇華されました。お見事です。

これからもこの2軒が繰り出す限定ラーメン、楽しみにしております。

それでは!

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