2011年9月5日月曜日

INTER COLLEGE 2011

こんばんは


最高に”熱い”3日間が終わりました。
3年ぶり、通算13回目となる総合優勝を勝ち取ることができました。


あまりにも”劇的”過ぎて、”その瞬間”には、初優勝時(1994 年)に匹敵するくらいの感動を覚えました。


2005年のインカレから、毎年、”苦しい”試合展開を経験してきました。
連覇が途絶えた2005年、同点で破れた2006年、失格したレースの影響を拭いきれなかった2007年と、特にこの3年間の苦しさは並大抵では無かったですし、戦前予測を覆された2009年もやっぱり苦しかった。


今年の闘いで、2006,2007年並の”デッドヒート”を演じる好敵手となったのが、昨年の覇者、中京大学。いや、本当に強かったです。得点的に勝っているときでも、勝っている気があまりしないという状況が続きましたし、選手・スタッフが一丸となり必死になって闘っているという様子がこちらにも伝わってきたくらいです。


417vs414という、凄まじい総合得点結果をみてもわかるとおり、”半端無い”デッドヒートになりましたが、僕の記憶の限りでは、上位2校が400点を超えたことは無かったと思います。400点を超える争いの中で、3点差で勝利できたこと、まさに神懸かっていることのように思えました。


最終的に、勝敗を決めた800mリレーについては、その「オーダー」について、Head Marauderと共に熟考しました。
リレーだけに出場する選手を使うわけではなく、個人レースがある選手も使うことになりますし、各選手の体力的特性や”性格”も考慮した上で、最終的にあのようなオーダーになった次第です。
これほどまで、リレーのオーダーが大きな影響を及ぼすと感じたことはないくらい、僕らにとっては「はまり」ました。


引継の部分を慎重に行いすぎたことが響き、西本杯こそ逃してしまいましたが、会場を揺るがす魂の泳ぎに、競技中感動していましたし、特にアンカーJunpeiのときには、涙でその泳ぎをきちんと見ることが難しいという状態にまでなりました。
そう、今でも、8継のことを思い浮かべると、自然と涙が出てきてしまいます。

そんなレース、なかなか出来るものではありません。そうした「凄い」レースを実際に展開してくれた4人だけではなく、そういう状況に持って行くことを可能とした「チーム力」を心から讃えたいと思います。



最後の最後まで、諦めずに闘う2011のMarauderの原動力となったのは、僕たちが大切にしている「チーム力」だと思いますし、その中心となったのが今年の4年生、つまりリーダーたちでした。
「優しき鷲」と、勝手に銘打った今年のリーダーたちは素晴らしかった。まさに「優しさを強さに変える」ことを具現化したチームだったと思います。
自分のレースが終わったメンバーこそが強い力を発揮すること、まざまざと見せてくれました。期待通り、あるいは期待以上の活躍を示した選手のみならず、惜しくも敗れた選手や大失敗した選手に対してかける暖かい言葉の数々。
泳がない者も含め、皆で共に闘うということが、高次元で達成されたチームだったと考えます。


そのリーダーたちの集大成が、8継前の”選手ミーティング”だったし、8継メンバーの「送り出し」だったと思います。そのエネルギーたるや、凄まじいものがありました。
最終的な結果に”チーム力”が大きな影響を及ぼすということを、最高のかたちで具現化したのが、”8継”だったといえるでしょう。


そんな素晴らしいチームを創り上げたリーダーたちへ。
一生忘れることがないだろう、素晴らしい勝利をありがとう!
個人レースでは納得出来ない結果だった者もいると思うけど、このチームを創り上げたこと、誇りに思って下さい!
4年間、本当にお疲れ様でした!!!


           ★            ★      

2011年のMarauderは、たくさんの方々からご支援・ご協力をいただきました。
また、今回のインカレにおいては、Marauderの父母たちから熱い熱いエネルギーをたくさん頂戴しましたし、応援席には、若手を中心とした数多くのOBがやはり熱いエールを送ってくれました。その他、会場に来ることは叶わなかったものの、“気持ち”をチームに送ってくれたOBもありがたかったです。


この場にて恐縮ですが、心から感謝の意を表したいと思います
本当に、ありがとうございました。


Marauderでコーチをさせていただくことのありがたさを噛みしめながら、”オフ”に入って行きたいと思います。


Marauderたちも、ゆっくりして下さい!!!
(国体出場選手を除き...ですが)


それでは!



0 件のコメント:

コメントを投稿