2012年1月24日火曜日

STATE OF CONFUSION

こんばんは


17週目に突入しました。
記事更新が、また週1ペースに落ちていますね...
自分が何人か欲しいと思う今日この頃...
落ち着くはいつのことやら。


さて、今週は、週末に東京都選手権を控えた週で、SP・MD2は1日1回の”集中型トレーニング”で週末を目指します。
他方、DIST・MD1の猛者たちには、ほぼ”通常どおり”のスケジュールでトレーニングをこなしてもらっています。


いつの間にか12名まで増えたMD1・DISTたち(丁度Marauderの半分に達しましたね!)は、学年末テストを終えて、17:00より午後のトレーニングを開始、20:00までBLUE to PINK系のトレーニングに勤しみました。帰寮してから、テスト対策というハードな週の前半戦、それでも僕なりの配慮をし、明日の朝はオフにしています(しっかり勉強して下さい!)。
皆、頑張っていましたが、何となくまだまだ「もやもや感」が残っているように感じました。


そう、先週は、体調・泳ぎ・気持ともども、何となく”不安定な”選手が多いように見受けられました。
Adaptation明け、もっといえばかなり追い込んだ合宿明けという状況もあるでしょうし、今の時期特有の気候・天候に影響されているところもあるでしょう。あるいは、苦手なテスト勉強にエネルギーを奪われている場合も考えられます。めまぐるしく変わって来たトレーニング環境やトレーニング内容の変化により、体調が大きく変化してしまった可能性も考えられます。実際、血液検査の結果から、オーバーリーチングに近い症状に陥っている危険性が示唆された者が若干名、1年生にみられました(1年生たちには、先週末に、栄養学的なレクチャーを行い、注意喚起+アドバイスをしたばかりです)。


他方、この時期には、体調や泳ぎのコントロールがうまくいかず、結果、自分が目指している目標と現状との”乖離(かいり)”に心を蝕まれ、なんとなく「すっきり」とした気持でトレーニング出来なくなる者が出現します。


これは、五輪シーズンによくみられ、五輪出場を真剣に狙っている者に呈されやすい症状かと思っています。
四六時中、水泳のことばかりを考えるのはあまりお勧めできません。真剣になることはもちろん大切なことですが、だからといって、常に気持を張り詰めた状態まで「追い込む」ことで、本当に必要な時の"集中力”は拡散してしまうだろうし、だいいち気持が疲れてしまうでしょう。
志が高いからといって、その目標を常に意識し続けるのも、もしかしたら再考の余地があることなのかもしれません。この辺は、その選手の”性格的な持ち味”によって、対処法が変わってくるのだとは思いますが。


大切なものに傷がつくと、たとえその傷が小さいものでも、凄く気になってしまうことがあります。
大切であるが故に、その傷にばかり意識がいって、過大に心配をしてしまい、全体像を見失うこともあるでしょう。
近くで見れば気になる傷も、いつもよりも遠くから見たり,角度を変えてみれば、全体的な輝きは失われていないことに気づくかもしれません。
そう、「見ようによっては」、全然輝きや勢いを失っていないのかもしれないわけです。


いろいろな迷いや葛藤があるなかで、泳ぎや体調だけでなく、「気持」をコントロールして、「心から望んで」前進していく必要があるわけですね。そうなんです。いかに、「自分の心の中から望んで」トレーニングに臨めるかが、成功の鍵を握っているといえるわけです。


70日を切った今、勝負はそういった「心の在り方」に委ねられていくのかもしれません。成功するか、自滅するか....
相手ではなく、運でもなく、先ずは”自分自身”が重要になってくること、忘れてはいけませんよね。


明日は、何れのグループも”メイン”です。
どんなチャレンジが展開されるか...楽しみにしています


それでは!!!





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