おはようございます
WK30の後半戦からは、チャレンジモードに入って行きました。
木曜の午後は、「教える・伝える」要素の高いトレーニングを15:00過ぎから21:00近くまで展開。BRチームへのコーチングのほか、DRYのワークアウトも新しいステージに入っているため、「ずっと教え続けている」ような感覚の1日でした。”受け手”側のほとんどが、(おそらく)新鮮な気持ちで対峙してくれているので、僕としてもやり甲斐はありました。
明けて金曜日は、午前にSP、MD2、BRの”メイン”、午後にはDIST、MD1の”メイン”を実施。現時点で「凄く頑張れる」者もいれば、まだまだ「うまく泳げない者」も居たようでした。
午前も午後も、心にもそこそこの試練を与える、比較的長めのセットではありましたが、それに対し、「どのように立ち向かうのか」は、興味深く見せてもらいました。いやぁ、「いろいろ」ありますね。
さらに今朝は、MD1・DISTが【土曜の朝】なりのチャレンジをしました。なんだかんだいって、頑張っている皆の姿をみると、頼もしく感じます。
とりわけ、”新入生”たち、なかなかに新鮮な風を届けてくれています。荒削りながらも、「最初から」必死に頑張り、素晴らしいタイムで泳ぎきった者、「とにかく競い合う事に憧れていたので、むちゃくちゃ楽しかったです」と、かなりハードなトレーニングの後に語った者、技術的な改善点が山ほどあって、これからが楽しみすぎる者などなど。
彼らの必死さ、彼らの純粋さ、彼らの素直さをみていると、「いくらでも伸びるな~」と感じざるを得ません。
「慣れて」くれば、居心地の良さを追求したり、自分のやりやすいようにすることが可能になります。この点については、良い面もあれば悪い面もあることでしょう。
”ベテラン”と呼ばれる域に達し、そこから「さらなる可能性」を追求しようとした時に、どれだけフレッシュな気持ちで【必死】になれるのか、このチームで競い合いながら頑張れることをどれだけ【楽しめる】のか、そして、何より、どれだけ【素直な気持】でトレーニングや僕に対峙してくれるのか...。
やりやすさや、居心地の良さを追求するが故、いわゆる【初心】とされる点を蔑ろにすることが(そういう意識がなくても、結果的にそうなっていることがあるかもしれません)、結果的に「のびしろ」を少なくしてしまっている例は、何度かみてきました。
Self Produceを求める以上、自立して欲しいと思うし、信念を持ってもらいたいとも思います。ただ、同時に、「素直さを失わない」ことは難しい事ではないはずです。
自己の考えを軸に頑張ることは大切ですが、素直さが欠けることで、「偏り」が生じてしまいます。信念だけでは、見つけられない可能性もあります。
チャンスは、いつ何時やってくるかわからないわけだから、可能性の扉をあける鍵は、常に開けておくことが大切なわけです。
その鍵こそが、「素直さ」を含む【初心】なのだと思います。
いまだからこそ、見つめ直すべきこと、少なく無いかもしれません。
さて、2012年4月までの、”Marauder歴代ランキング”(OBも含まれます)が更新されました。BLOG上にアップしておきましたので、興味ある方は、以下をご覧下さい!
それでは!!!
2012年4月28日土曜日
2012年4月25日水曜日
RUNNING FROM THE STORM
こんばんは
2012下半期のプログラムに突入し、3週目を迎えました。
Marauderたちも、授業の合間をぬってトレーニングに勤しむスタイルに戻ったため、かなり「忙しい」毎日を過ごしています。
かくいう僕も、新1年生を迎え、かつ始業となったこの時期は、何かと【動いている】感覚があり、あっという間に毎日が過ぎている状態にあります。
先週は、選手との個人面談を完了し、全体のマクロの他に、選手個々のマクロプログラムについて詰める作業を進めています。
また、今週から本格始動となった様々なプログラムも刷新(とまではいきませんが...)していく必要があるため、検討する時間を充分とるようにしました。この点、月曜の午後から本格開始となったDRYも、新たなworkoutを組み込み始めましたし、新1年生向けの特別プログラムやレクチャー等も始まっています。
ふと普段のトレーニングに目をやれば、いつの間にかMD1が増殖(!?)し、何と現メンバーの過半数を超える数になっていますので(汗)、考えるワークアウト数もかなり増えることになりそうです。
よくよく考えると、僕にとっても”新鮮な”取り組みがこの4月からは増えており、思いにふけっている暇もない状態にあります。
たとえば、MarauderのBR選手たちに対し、新たな取り組みが始まったことで(グループに関係なく、BRの選手は週に3回ほど、僕がみることになった...)、またしてもやり甲斐のある新機軸が増えました。結果、昨日は、BRのトレーニングを行う者が、何と7名に達しました。これも、今までのMarauder史上、初めてのことだと思います。
さらにさらに、およそ10年ぶりに、女性Marauderが一気に3人になったことで、これまた新たな取り組み(僕としては)が増えていきそうな気配です。
というわけで、僕の方はこうした状況のなか、より「挑む」姿勢を強めています。対するMarauderたちは...、
正直なところ、まだまだ”挑む”という姿勢が不充分な選手がいます。
自分をわくわくさせるような夢を抱き、”野心”にも近い貪欲な姿勢をもったMarauderが早い段階で、もっともっと増えていって欲しいと思います!
新1年生たちも、現状彼らからすれば、いくつもの「課題」をどーん!と出されている感覚があり、相当大変な思いを今しているとことと察しますが、やはり早い段階で”この時期”を乗り越え、「自ら挑む」という感覚を確立していって欲しいと思います!。
Marauder PV(Triumph Overのエンドロール)に使用した挿入歌ですが、先ず出だしはGARY MOOREの"Livin' On Dreams"を使いました。
4年に1度の”あの舞台”に対するVIDEOには、「夢」をキーワードとした曲をどこかで使いたいと思っていましたので(4年前は、VAN HALENの"Dreams")、この曲を使うことだけは一番最初に決めていました。
シングルにもなったこの曲、実はアルバムヴァージョンとシングルヴァージョンではアレンジが異なっています。ギターオリエンテッドな感じがするアルバムバージョンの方が、基本カッコ良いので、今回のPVには、7割はアルバムヴァージョンを使い、ギターソロの前からシングルヴァージョンに繋げるという【遊び】を施しました。ただ、シングルの方がBPMが若干高い(リズムが速い)ため、その変化はすぐにわかってしまいますが(BPMをいじるほど、今回は時間がなかった...)。
しかしこの曲が入っている"AFTER THE WAR"は、完成度の高いアルバムだと思います。今更ながら。
さて、エンドロールの後半では、VAN HALENの"Why Can't This Be Love?"を使用しました。前掲の曲に良い感じで繋がる曲...ということのみでこれを採用しています。
名盤”5150”からの第一弾シングルであり、サミー・ヘイガー加入後の「お披露目」の曲として重要な役割を果たした曲ではるのですが、同アルバムといえば、超がつくほどの名曲"Dreams"と"Love Walks In"が収録されているため、「まぁまぁだけど、最高ではない」という感じの曲にしか思っていませんでした。でも、改めて取り上げてみると、「意外に良い曲だね」という感じがしました。何れにしても、”5150”は、”名盤”です。
それでは!!!
2012下半期のプログラムに突入し、3週目を迎えました。
Marauderたちも、授業の合間をぬってトレーニングに勤しむスタイルに戻ったため、かなり「忙しい」毎日を過ごしています。
かくいう僕も、新1年生を迎え、かつ始業となったこの時期は、何かと【動いている】感覚があり、あっという間に毎日が過ぎている状態にあります。
先週は、選手との個人面談を完了し、全体のマクロの他に、選手個々のマクロプログラムについて詰める作業を進めています。
また、今週から本格始動となった様々なプログラムも刷新(とまではいきませんが...)していく必要があるため、検討する時間を充分とるようにしました。この点、月曜の午後から本格開始となったDRYも、新たなworkoutを組み込み始めましたし、新1年生向けの特別プログラムやレクチャー等も始まっています。
ふと普段のトレーニングに目をやれば、いつの間にかMD1が増殖(!?)し、何と現メンバーの過半数を超える数になっていますので(汗)、考えるワークアウト数もかなり増えることになりそうです。
よくよく考えると、僕にとっても”新鮮な”取り組みがこの4月からは増えており、思いにふけっている暇もない状態にあります。
たとえば、MarauderのBR選手たちに対し、新たな取り組みが始まったことで(グループに関係なく、BRの選手は週に3回ほど、僕がみることになった...)、またしてもやり甲斐のある新機軸が増えました。結果、昨日は、BRのトレーニングを行う者が、何と7名に達しました。これも、今までのMarauder史上、初めてのことだと思います。
さらにさらに、およそ10年ぶりに、女性Marauderが一気に3人になったことで、これまた新たな取り組み(僕としては)が増えていきそうな気配です。
というわけで、僕の方はこうした状況のなか、より「挑む」姿勢を強めています。対するMarauderたちは...、
正直なところ、まだまだ”挑む”という姿勢が不充分な選手がいます。
自分をわくわくさせるような夢を抱き、”野心”にも近い貪欲な姿勢をもったMarauderが早い段階で、もっともっと増えていって欲しいと思います!
新1年生たちも、現状彼らからすれば、いくつもの「課題」をどーん!と出されている感覚があり、相当大変な思いを今しているとことと察しますが、やはり早い段階で”この時期”を乗り越え、「自ら挑む」という感覚を確立していって欲しいと思います!。
Marauder PV(Triumph Overのエンドロール)に使用した挿入歌ですが、先ず出だしはGARY MOOREの"Livin' On Dreams"を使いました。
4年に1度の”あの舞台”に対するVIDEOには、「夢」をキーワードとした曲をどこかで使いたいと思っていましたので(4年前は、VAN HALENの"Dreams")、この曲を使うことだけは一番最初に決めていました。
シングルにもなったこの曲、実はアルバムヴァージョンとシングルヴァージョンではアレンジが異なっています。ギターオリエンテッドな感じがするアルバムバージョンの方が、基本カッコ良いので、今回のPVには、7割はアルバムヴァージョンを使い、ギターソロの前からシングルヴァージョンに繋げるという【遊び】を施しました。ただ、シングルの方がBPMが若干高い(リズムが速い)ため、その変化はすぐにわかってしまいますが(BPMをいじるほど、今回は時間がなかった...)。
しかしこの曲が入っている"AFTER THE WAR"は、完成度の高いアルバムだと思います。今更ながら。
さて、エンドロールの後半では、VAN HALENの"Why Can't This Be Love?"を使用しました。前掲の曲に良い感じで繋がる曲...ということのみでこれを採用しています。
名盤”5150”からの第一弾シングルであり、サミー・ヘイガー加入後の「お披露目」の曲として重要な役割を果たした曲ではるのですが、同アルバムといえば、超がつくほどの名曲"Dreams"と"Love Walks In"が収録されているため、「まぁまぁだけど、最高ではない」という感じの曲にしか思っていませんでした。でも、改めて取り上げてみると、「意外に良い曲だね」という感じがしました。何れにしても、”5150”は、”名盤”です。
それでは!!!
2012年4月19日木曜日
THE BEST OF TIME
こんばんは
29週目に入っています。
今週は、まだ”全体練”で頑張って貰っています。
ベーシックなトレーニングもあれば、”新入生教育”的色合いの濃い日もあり、はたまた(久々に)全員でCNPT(水中パワー系トレーニング)を行ったりと、バラエティに富んでいます。
本日のCNPTでは、新たなメンバーで、しかも、新たな種目も登場しましたし、皆新鮮な気持ちで臨めたのではないでしょうか。
来週からは、グループ毎のトレーニングも開始されることになり、様々な面で「本格化」の様相を呈してくるでしょうから、月並みですが、チーム全体で取り組める「今」を大切にして欲しいと願っています。
この下半期、インカレまでの「かけがえのない」21週間は、僕たちコーチが「強引に引っ張っていく」ということよりも、如何に「自分たちでチームを創るか?」ということに主眼をおいていきたいな、と思っています。もちろん、トレーニングプログラムについては、出来る限り「個性を活かす」ことを忘れず、最適なものを提供していくつもりではありますが、この点も、より個別的なものとした上半期とは少し異なってくる...と思います。
今は”いろいろ”と、大変な時期にあると察しますが、リーダーたちだけではなく、学年に関係なく、『チームを創る』ということに参画して欲しいと思います。
右帯にアップした、2012年版の”MV”で使用した楽曲たちを紹介します。
"メイン"の部分(2番目にアップした、"TRIUMPH OVER"の方ですね)では、80年代に全世界を席巻した、いわゆる”産業ロック”ばかりを使用しました。
物語のイントロとアウトロには、STYXの名盤"PARADISE THEATER"の「それら」を活用しました。
このアルバムでは、”A.D.1928~ROCKIN' THE PARADISE”がイントロ、そしてそれと同じメロディ構成となっている”A.D.1958”がアウトロで、さらにはそれに続いて”State Street Sadie"という小曲で締める構成になっていました。
しかし、このアルバムに伴うツアーでは、まず"State Street Sadie"がコンサートの幕開けとなっていたことから、MVでもそういう流れにしています。
いわゆる”アメリカン・プログレ・ハードロック”の代表的なバンドとして活躍したSTYXのこの名盤は、正直ハードロックの要素はかなり薄いし、1度聴けば覚えられる、とってもキャッチーな楽曲によって構成されたコンセプトアルバムになっているため、例えばMY CHEMICAL ROMANCEの"BLACK PARADE"が気に入った向きであれば、共鳴出来る要素の多いアルバムだと思います。
STYXによるイントロが終わったあとに続く「本編」では、80年代産業ロックの雄ともいえる、SURVIVORが放った代表的なヒット曲の1つである、"I Can't Hold Back"を使用しました(実はこの曲、4年前に作成したMVの時のメインテーマにしようと思っていたのですが、最終的にボツとなった経緯もあります)。
80年代中盤、アメリカで売れていたメロディックなロックの代表曲として、万人に勧められる名曲ですね。僕は、よりアッパーな(そしてチャートアクションもこっちが上)"High On You"よりも、"I Can't Hold Back"の方が好きです。
それに続けて使用したのが、産業ロックの”王”的存在、JOURNEYのヴォーカリストであった、スティーブ・ペリーの代表的な名曲にして大ヒット曲、"Oh Sherrie"です。
この曲も、非の打ち所のない、と表現して差し支えないくらい、完成度の高いメロディックロックだと思っています。ちなみに、アルバムとしては、あまり好きではなく、この曲だけが、突出して優れています。
ちなみに、今日掲げたこの3つのバンドを含む、80年代に流行った産業...いや、メロディック・ロックバンド(他に、TOTO、REO SPEEDWAGON、BOSTON、FOREIGNER、KANSASなど)は、特に僕の中学時代を支えてくれた、本当にたくさんの名曲を聴かせてくれました。そしてその美しくも切ないメロディの多くは、今でも胸に刻まれています。
それでは!
29週目に入っています。
今週は、まだ”全体練”で頑張って貰っています。
ベーシックなトレーニングもあれば、”新入生教育”的色合いの濃い日もあり、はたまた(久々に)全員でCNPT(水中パワー系トレーニング)を行ったりと、バラエティに富んでいます。
本日のCNPTでは、新たなメンバーで、しかも、新たな種目も登場しましたし、皆新鮮な気持ちで臨めたのではないでしょうか。
来週からは、グループ毎のトレーニングも開始されることになり、様々な面で「本格化」の様相を呈してくるでしょうから、月並みですが、チーム全体で取り組める「今」を大切にして欲しいと願っています。
この下半期、インカレまでの「かけがえのない」21週間は、僕たちコーチが「強引に引っ張っていく」ということよりも、如何に「自分たちでチームを創るか?」ということに主眼をおいていきたいな、と思っています。もちろん、トレーニングプログラムについては、出来る限り「個性を活かす」ことを忘れず、最適なものを提供していくつもりではありますが、この点も、より個別的なものとした上半期とは少し異なってくる...と思います。
今は”いろいろ”と、大変な時期にあると察しますが、リーダーたちだけではなく、学年に関係なく、『チームを創る』ということに参画して欲しいと思います。
右帯にアップした、2012年版の”MV”で使用した楽曲たちを紹介します。
"メイン"の部分(2番目にアップした、"TRIUMPH OVER"の方ですね)では、80年代に全世界を席巻した、いわゆる”産業ロック”ばかりを使用しました。
物語のイントロとアウトロには、STYXの名盤"PARADISE THEATER"の「それら」を活用しました。
このアルバムでは、”A.D.1928~ROCKIN' THE PARADISE”がイントロ、そしてそれと同じメロディ構成となっている”A.D.1958”がアウトロで、さらにはそれに続いて”State Street Sadie"という小曲で締める構成になっていました。
しかし、このアルバムに伴うツアーでは、まず"State Street Sadie"がコンサートの幕開けとなっていたことから、MVでもそういう流れにしています。
いわゆる”アメリカン・プログレ・ハードロック”の代表的なバンドとして活躍したSTYXのこの名盤は、正直ハードロックの要素はかなり薄いし、1度聴けば覚えられる、とってもキャッチーな楽曲によって構成されたコンセプトアルバムになっているため、例えばMY CHEMICAL ROMANCEの"BLACK PARADE"が気に入った向きであれば、共鳴出来る要素の多いアルバムだと思います。
STYXによるイントロが終わったあとに続く「本編」では、80年代産業ロックの雄ともいえる、SURVIVORが放った代表的なヒット曲の1つである、"I Can't Hold Back"を使用しました(実はこの曲、4年前に作成したMVの時のメインテーマにしようと思っていたのですが、最終的にボツとなった経緯もあります)。
80年代中盤、アメリカで売れていたメロディックなロックの代表曲として、万人に勧められる名曲ですね。僕は、よりアッパーな(そしてチャートアクションもこっちが上)"High On You"よりも、"I Can't Hold Back"の方が好きです。
それに続けて使用したのが、産業ロックの”王”的存在、JOURNEYのヴォーカリストであった、スティーブ・ペリーの代表的な名曲にして大ヒット曲、"Oh Sherrie"です。
この曲も、非の打ち所のない、と表現して差し支えないくらい、完成度の高いメロディックロックだと思っています。ちなみに、アルバムとしては、あまり好きではなく、この曲だけが、突出して優れています。
ちなみに、今日掲げたこの3つのバンドを含む、80年代に流行った産業...いや、メロディック・ロックバンド(他に、TOTO、REO SPEEDWAGON、BOSTON、FOREIGNER、KANSASなど)は、特に僕の中学時代を支えてくれた、本当にたくさんの名曲を聴かせてくれました。そしてその美しくも切ないメロディの多くは、今でも胸に刻まれています。
それでは!
2012年4月13日金曜日
STARTIN' OVER
こんにちは
2012上半期最大の目標であった「選考会」が終わり,昨日よりインカレに向けたプログラムが始動することになりました。
今まで「お客様」状態にあった新入生にも、いよいよ本格的な指導がなされていくことになります。
下半期最大の目標は、Marauderたちが凄く大切にしているインカレで、連覇を達成することです。
現状では、それぞれが「絶対優勝したい!」と考えているにすぎず、そのために必要な”個の力”の向かう先がまだまだ不明瞭であると察しています。
インカレを獲るということは、とてつもなく大変なことであり、それに対してチームとしてどれだけ”具体的”な目標をたてられるか、そして個々が”進化”を果たすために、どのような”目標”を設定出来るかが、重要になってくるでしょう。
現状では、先ずは”チーム力の礎”を強化することに主眼が置かれているとは思いますが、チームに埋もれることのない強い個が、どれだけ早い段階で増えていくか...
ここにかかっているといっても、過言ではないでしょう。
この数日間、選考会までを振り返っていました。
オリンピアンを輩出出来たことは凄いことだし、また、「凄いベスト」を出してくれた者が複数居たにもかかわらず、『もっと行けたでしょ』と感じることがしばしばありました。
4年に1度しか訪れない、かけがえのないチャレンジの場に対し、3年半の”思い”を詰め込んだ大会でしたし、そこに対し、とてつもなく高い目標を掲げていましたので、満足出来る結果では到底なかったわけです。
ただ、そんな夢のような高い目標に向かって、出来る限りのことをやろうと必死になれたし、この歳になっても、そんな自分でいることが出来たのも、このMarauderでコーチが出来たたからこそと、感謝の気持が同居していることも事実です。
やはり、こうした気持ちがなければ、失望感が大きすぎて、立ち上がるのに時間がかかってしまうだろうし、それによって進化を果たすチャンスを逃してしまうかもしれません。
選手たちも、それぞれに高い目標を設定していましたので、目標をクリア出来た選手は少ないと思いますが、そんな高い目標に向かって精進出来た自分を誇りに思って欲しいし、そんな状況にあったことに幸せを感じて欲しいと思います(チームの内外に、『挑める』ことをサポートしてくれる人たちが居たからこそ、集中して頑張ることが出来たのだということも、絶対に忘れてはならないでしょう。)。
そして何より、最後まで諦めずに闘ったのであれば、一段上のアスリートに”進化”できる可能性は残っていると考えます。
「『まだまだ』だからこそ、”これから”がおもしろい!」
そう思えたMarauderであれば、胸を張って『オリンピック選考会を闘えた』といって良いのでは無いか、そう思います。
この大会に向け、様々な方々からご支援を頂きました。
本当にありがとうございました。
2012上半期最大の目標であった「選考会」が終わり,昨日よりインカレに向けたプログラムが始動することになりました。
今まで「お客様」状態にあった新入生にも、いよいよ本格的な指導がなされていくことになります。
下半期最大の目標は、Marauderたちが凄く大切にしているインカレで、連覇を達成することです。
現状では、それぞれが「絶対優勝したい!」と考えているにすぎず、そのために必要な”個の力”の向かう先がまだまだ不明瞭であると察しています。
インカレを獲るということは、とてつもなく大変なことであり、それに対してチームとしてどれだけ”具体的”な目標をたてられるか、そして個々が”進化”を果たすために、どのような”目標”を設定出来るかが、重要になってくるでしょう。
現状では、先ずは”チーム力の礎”を強化することに主眼が置かれているとは思いますが、チームに埋もれることのない強い個が、どれだけ早い段階で増えていくか...
ここにかかっているといっても、過言ではないでしょう。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
この数日間、選考会までを振り返っていました。
オリンピアンを輩出出来たことは凄いことだし、また、「凄いベスト」を出してくれた者が複数居たにもかかわらず、『もっと行けたでしょ』と感じることがしばしばありました。
4年に1度しか訪れない、かけがえのないチャレンジの場に対し、3年半の”思い”を詰め込んだ大会でしたし、そこに対し、とてつもなく高い目標を掲げていましたので、満足出来る結果では到底なかったわけです。
ただ、そんな夢のような高い目標に向かって、出来る限りのことをやろうと必死になれたし、この歳になっても、そんな自分でいることが出来たのも、このMarauderでコーチが出来たたからこそと、感謝の気持が同居していることも事実です。
やはり、こうした気持ちがなければ、失望感が大きすぎて、立ち上がるのに時間がかかってしまうだろうし、それによって進化を果たすチャンスを逃してしまうかもしれません。
選手たちも、それぞれに高い目標を設定していましたので、目標をクリア出来た選手は少ないと思いますが、そんな高い目標に向かって精進出来た自分を誇りに思って欲しいし、そんな状況にあったことに幸せを感じて欲しいと思います(チームの内外に、『挑める』ことをサポートしてくれる人たちが居たからこそ、集中して頑張ることが出来たのだということも、絶対に忘れてはならないでしょう。)。
そして何より、最後まで諦めずに闘ったのであれば、一段上のアスリートに”進化”できる可能性は残っていると考えます。
「『まだまだ』だからこそ、”これから”がおもしろい!」
そう思えたMarauderであれば、胸を張って『オリンピック選考会を闘えた』といって良いのでは無いか、そう思います。
この大会に向け、様々な方々からご支援を頂きました。
本当にありがとうございました。
2012年4月5日木曜日
"TRIUMPH OVER"!!!
こんばんは
2000年シドニー五輪のShinya以来、男子中大現役選手のオリンピアンが誕生しました。
先ずは、Chiaki、本当におめでとう。
心から水泳を愛し、熱意あるトレーニング姿勢を貫き、飽くなき向上心を持ち、そして何よりも、”感謝の気持ち”をきちんと持てる選手が、自分よりもはるかに大きい選手、強い選手たちを倒し、見事に4位に食い込んだこと、心から祝福します。そして、そんな選手をコーチング出来たこと、誇りに思います。
今年のスローガンである、"Triump Over"という言葉は、僕にとっても最高のスローガンであり、4年間の試練を乗り越え、ロンドンオリンピックの代表選手を、”あの種目”で勝ち取ることができたことが、先ずは本当に嬉しいです。
僕が、Chiakiを”五輪”へ!と夢見たのは、彼が入学してきた直後、5月くらいからでした。そして、それが具体的な目標に替わったのが、昨年の”あの”8継の魂の泳ぎをみたそのときからでした。
あの泳ぎがあったからこそ、自由形リレー合宿に”補欠”で参加することが出来たわけですし、その合宿に参加できたからこそ、「大いなる意識改革」がもたらされたました。そして、”それ”を受けた僕も、彼に対するコーチングに、そしてコーチングそのものにこれまでで最大といっても良いくらいの”力”を注ぐことができました。
思い起こせば4年前、今回と全く同じ種目で、同様のシチュエーションでのチャレンジに挑む機会を得ました。
そのときは、忘れもしない、0.08秒という僅差に涙をのみました。
そして、多方面から責任を感じた上で、4年後には、必ず五輪に連れて行ってやろう、そう、心の中で誓いました。
2年前のシーズンで、その誓いは脆くも崩れ去り、いくつかの問題を抱えることになったのですが、Chiakiに出会い、そして彼をコーチングすることで、僕のコーチングも再出発に近い色合いを呈し始めましたし、途方もない”チャレンジ”の機会を得ることができました。
上背がなく、手足も小さい、筋力があるわけでもなければ、持久力に富むわけでもない。上背部はすぐに張ってしまい、うまいポイントで水を捉えられなくなる事はしょっちゅうあったため、トレーニングも決して強くない。
そのため、彼を「オリンピアンに!」と夢見ることはあっても、その実現を2年で達成するためには、当時かなり高いレベルに達していた男子200m自由形のなかでのチャレンジであったため、相当過酷な道が待ち受けているな、と感じました。正直、何度も「こりゃ、厳しいな...」と思うことがありました。
ただ、4年前に指導していた”彼”と、技術特性が良く似ていたため、Chiakiの良さを引き出すのは、僕にとっては難しいことではありませんでしたし(身体的に恵まれていないことや、素直に僕を信じ切ってくれていたことも、良く似ていました)、僕のプログラムが、
そして、僕の”テーパリング”がもの凄く「はまる」選手でした。
水泳選手として、もっとも興味深く、かつやり甲斐のあるものだと思っている”テーパリング”から”レースに向けた”Self Produce”の部分を、僕は凄く重視していますし、その能力を如何にして伸ばすかと言うことに心を砕いていますが、Chiakiが、その能力を昨シーズンで飛躍的に高めたことが大きかった。
そのため、”最終局面”での苦労は全くなく、僕もChiakiも、心に余裕を持って決勝に臨むことが出来たように思います。彼も僕も、最後まで、チャレンジする気持と、”そうすること”の出来る幸せを心から感じていたからだと、強く感じています。
4年越しの”思い”と、2年間の苦悩が、すべて報われました。
去年のインカレの8継後のように、号泣することはなかったですが、そんな思いもあってか、これまでで一番の達成感を感じることが出来ました。
当然、闘いはまだまだこれからです。僕個人が、未だ実現できていない、より大きな目標に向かって、残りの4日間も、全力でチャレンジしていきたいと思います。
あ、あと、この大会に向けて製作した、Motivational Videoをアップロードしておきました。そのエンドロールは、PVとしても機能するかなと思い、そちらもアップしております。
右上に貼り付けておきましたので、是非。
これにより、"Triumph Over"の意味を知ることも出来ますよ!
それでは!!!
ps.本日のレース後、すぐに祝福してくれたコーチの方々、OBたち、本当にありがとうございました!!!
2000年シドニー五輪のShinya以来、男子中大現役選手のオリンピアンが誕生しました。
先ずは、Chiaki、本当におめでとう。
心から水泳を愛し、熱意あるトレーニング姿勢を貫き、飽くなき向上心を持ち、そして何よりも、”感謝の気持ち”をきちんと持てる選手が、自分よりもはるかに大きい選手、強い選手たちを倒し、見事に4位に食い込んだこと、心から祝福します。そして、そんな選手をコーチング出来たこと、誇りに思います。
今年のスローガンである、"Triump Over"という言葉は、僕にとっても最高のスローガンであり、4年間の試練を乗り越え、ロンドンオリンピックの代表選手を、”あの種目”で勝ち取ることができたことが、先ずは本当に嬉しいです。
僕が、Chiakiを”五輪”へ!と夢見たのは、彼が入学してきた直後、5月くらいからでした。そして、それが具体的な目標に替わったのが、昨年の”あの”8継の魂の泳ぎをみたそのときからでした。
あの泳ぎがあったからこそ、自由形リレー合宿に”補欠”で参加することが出来たわけですし、その合宿に参加できたからこそ、「大いなる意識改革」がもたらされたました。そして、”それ”を受けた僕も、彼に対するコーチングに、そしてコーチングそのものにこれまでで最大といっても良いくらいの”力”を注ぐことができました。
思い起こせば4年前、今回と全く同じ種目で、同様のシチュエーションでのチャレンジに挑む機会を得ました。
そのときは、忘れもしない、0.08秒という僅差に涙をのみました。
そして、多方面から責任を感じた上で、4年後には、必ず五輪に連れて行ってやろう、そう、心の中で誓いました。
2年前のシーズンで、その誓いは脆くも崩れ去り、いくつかの問題を抱えることになったのですが、Chiakiに出会い、そして彼をコーチングすることで、僕のコーチングも再出発に近い色合いを呈し始めましたし、途方もない”チャレンジ”の機会を得ることができました。
上背がなく、手足も小さい、筋力があるわけでもなければ、持久力に富むわけでもない。上背部はすぐに張ってしまい、うまいポイントで水を捉えられなくなる事はしょっちゅうあったため、トレーニングも決して強くない。
そのため、彼を「オリンピアンに!」と夢見ることはあっても、その実現を2年で達成するためには、当時かなり高いレベルに達していた男子200m自由形のなかでのチャレンジであったため、相当過酷な道が待ち受けているな、と感じました。正直、何度も「こりゃ、厳しいな...」と思うことがありました。
ただ、4年前に指導していた”彼”と、技術特性が良く似ていたため、Chiakiの良さを引き出すのは、僕にとっては難しいことではありませんでしたし(身体的に恵まれていないことや、素直に僕を信じ切ってくれていたことも、良く似ていました)、僕のプログラムが、
そして、僕の”テーパリング”がもの凄く「はまる」選手でした。
水泳選手として、もっとも興味深く、かつやり甲斐のあるものだと思っている”テーパリング”から”レースに向けた”Self Produce”の部分を、僕は凄く重視していますし、その能力を如何にして伸ばすかと言うことに心を砕いていますが、Chiakiが、その能力を昨シーズンで飛躍的に高めたことが大きかった。
そのため、”最終局面”での苦労は全くなく、僕もChiakiも、心に余裕を持って決勝に臨むことが出来たように思います。彼も僕も、最後まで、チャレンジする気持と、”そうすること”の出来る幸せを心から感じていたからだと、強く感じています。
4年越しの”思い”と、2年間の苦悩が、すべて報われました。
去年のインカレの8継後のように、号泣することはなかったですが、そんな思いもあってか、これまでで一番の達成感を感じることが出来ました。
当然、闘いはまだまだこれからです。僕個人が、未だ実現できていない、より大きな目標に向かって、残りの4日間も、全力でチャレンジしていきたいと思います。
あ、あと、この大会に向けて製作した、Motivational Videoをアップロードしておきました。そのエンドロールは、PVとしても機能するかなと思い、そちらもアップしております。
右上に貼り付けておきましたので、是非。
これにより、"Triumph Over"の意味を知ることも出来ますよ!
それでは!!!
ps.本日のレース後、すぐに祝福してくれたコーチの方々、OBたち、本当にありがとうございました!!!
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