”激闘”の7日間が全て終了しました。
”インカレ並”のバイタリティを7日間にわたって発揮してきたため、流石に疲労困憊ですね!
さて、トリの1日のハイライトとなったのは、なんと言っても男子メドレーリレー。
戦前予測からすると、ロシアの圧倒的勝利が予想され、アメリカにギリで競り勝つ!というパターンを想定していました。
それでも、2連覇しているこの種目での勝利を信じて、最高のエールを選手に注ぎ,送り出しました。
本大会好調の白井裕樹選手が期待に応える泳ぎでトップ通過すると(53.81)、やはりこの大会のエース的活躍を果たした小関也朱篤選手がトップを守る力泳(59.72)で梅本雅之選手にリレーしました。
個人種目での不完全燃焼を完全払拭するかの如く、後半怒濤の追い上げを見せた”梅ちゃん”の力泳により、なんとロシアに先行してアンカー中村克選手に繋ぎました(52.17)。
引き継ぎがばっちり決まった克くんも、個人レースよりも完成度の高い泳ぎで,特に後半、先行するアメリカを猛追していきます。
47秒台をたたき出したロシアのGRECHINをも刺そうかという勢いで、FLYで先行したアメリカチームをかわし、見事銀メダルを獲得することが出来た次第です。克選手の48.71というタイムも立派だったと思います!
3:34という記録も立派ですし、世水出場メンバーを配したロシアにタッチ差まで追い詰めることが出来たのも高く評価できます。
他方、個人レースでは、メダル数の少なかった女子に、金(藤田湖奈選手)と銀(小林奈央選手)のメダルがもたらされました。
また、男子400IMでは、予選落ちを喫したつっつの分をと、藤森丈晴選手が『優勝のみを狙って』チャレンジしてくれました。
アメリカのWeiss選手とFR勝負になると予測していたものの、前半の『押し気味』の泳ぎがラスト100に響き、ベストタイムながら惜しくも2位となってしまいました。4:10秒台を狙っていたので、何となく満足出来ないような方向になりましたが、よくよく考えれば素晴らしいタイムです。
この結果、今回の個人メドレーチームは、”全員メダリスト”になれたし、”全員ベストタイム”という偉業を成し遂げることができました。
「リレー要員」として選ばれた2人、千彰と小松巧選手の、4継での「引き継ぎベスト記録」更新を入れるという、「甘い観点」からみれば、僕が担当した選手は『全員ベスト』と評することが、一応は出来ます。
しかし、千彰の200FR個人レースでの不完全燃焼、つっつの400IM、小松巧選手の8継での失敗など、反省点の方が多いのが現状です。
僕もまだまだです。
選手自身、今回の結果に対し、良い意味で満足していませんので、この遠征で得た『宝』をしっかりと昇華させ、今後に繋げていって欲しいと考えています。
明日は、OPEN WATERのレースを、皆で応援に行きます!
それでは!!!
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