9週目になった今週は、「冬」を感じるような寒い日が続いています。まさに、「泳ぎ込み」の時期が到来したなー..という感じです。
2015シーズンが始まり、2ヶ月程度が経過しました。技術的にも、(体力)トレーニング的にも「新しい試み」を随所にちりばめ、”基礎能力の改善”に挑み続けてもらっています。
この点、技術の改善については、「かなり意識」して取り組まないと、”真の改善”に結びつかないことが少なく無いように思います。
ところが、体力改善を誘うようなハードワークの中では、それが量的負荷であっても質的負荷であっても、自分の本来の泳ぎのクセが出がちで、意識していることが巧く表現出来なくなったり、場合によっては望ましくない悪い方向へ技術が変化してしまうことがあるかもしれません。
僕のトレーニングにやたらとドリルワークが多いのは、そのドリルワークで必要とされる動きの修得、感覚の改善に意識を注ぎきって欲しいから。
そして、その課題の中であれば、意識をしなくても求められる動きが出来るように「自動化」していくことが重要だと考えています。
そして、その課題の中であれば、意識をしなくても求められる動きが出来るように「自動化」していくことが重要だと考えています。
もちろん、そのドリルワークがどのような目的で行われているのかを理解する必要があるわけですが、その前提がクリアされている中で、前述の「動きの自動化」が起きるようなレベルにまで達すれば、泳ぎを改善しようとする「コントロール力」は飛躍的に高まると考えています。
ドリルワークの中での大胆な技術改革であれば、本来の泳ぎの「良さ」を消すようなデメリットは少ないでしょうし、集中することも比較的容易だと思います。
ドリルワークの中での大胆な技術改革であれば、本来の泳ぎの「良さ」を消すようなデメリットは少ないでしょうし、集中することも比較的容易だと思います。
様々な処方箋から構成される「技術改善」への刺激が組み合わさることで、水泳という運動における「運動神経の改善」が達成されれば、あるヒント(たとえばトップスイマーの優れた泳技術を鑑賞することで得られる...)から自分の泳ぎを改善しようとしたときに、「やろうと思ったことが実現できる」ようになっていくわけです。
裏を返せば、今は、技術指導を受けたところで、それをきっかけに泳ぎを改善させる基礎が無い選手がほとんどなのです。
泳ぎのタイミングの改善などが最たる例で、どのようなタイミングが理想的であるか理解しているにもかかわらず、矯正することが出来ずにいる(タイミングのずれた)スイマーの多いこと。
水を捉えて逃がさないようにするための理論は伝えているのに、そのために必要な姿勢を維持し、そのために必要な動きを作り出し、そのために必要な掌の形を調整することが出来ないスイマーの多いこと。
「出来ていないこと」を出来るように意識しても、なかなか改善には結びつかないケースが大変を占めるのは、悪い癖が自動化されており、意識して運動を行わないとその癖を直せないからでしょう。
また、ある一定の筋群しか動員することが出来ない、「技術の幅の狭さ」に起因しているのかもしれません。
選手側からすれば、どこを、何を意識すれば良いかすら分からない状態となることもあるのではないでしょうか。
また、ある一定の筋群しか動員することが出来ない、「技術の幅の狭さ」に起因しているのかもしれません。
選手側からすれば、どこを、何を意識すれば良いかすら分からない状態となることもあるのではないでしょうか。
さて、こういった問題点をクリアし、できる限り身になるトレーニング、身になる取り組みを行ってもらうために、選手個々の水中映像を撮影し、それを選手自身に渡し、自分の泳ぎを解説する、という課題を与えました。
この過程で、泳ぎの特性を理解し、あまり良いとは思えない技術を改善するための「理由」を考える”チャンス”が生まれると僕は思っています。
先のインカレで大活躍した2014シーズンの主将は、最後のシーズンの飛躍のきっかけとなったのは、自分の泳ぎについて真剣に考える機会があったことだと語っていました。
先のインカレで大活躍した2014シーズンの主将は、最後のシーズンの飛躍のきっかけとなったのは、自分の泳ぎについて真剣に考える機会があったことだと語っていました。
あとは「真の改善」のために、”拘りを持って”取り組めるか否か、だと思います。
技術の改善については、飽くなき探究心を持って欲しいし、諦めて欲しくない。そう強く思っています。
技術の改善については、飽くなき探究心を持って欲しいし、諦めて欲しくない。そう強く思っています。
◎ ◎ ◎ ◎ ◎
今日、立川「楽観」に言ってきました。
お目当ては今週の限定メニューである、「白味噌タンタン麺」。
甘みを感じる白味噌、味に深みを与える肉味噌、コクを与えるラー油と揚げニンニク、そしてタンタン麺独特のコクを醸し出す大量のごま....これらが一体となって口中に広がる感動ときたら....
この店は、美味いラーメンを作り出す”センス”がある気がしてなりません。
今週の日曜日までの限定です。お早めに!
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ようやく、2013シーズン(!)のインカレビデオ(広島で行われたインカレですよ!)をアップロードすることが出来ました。
元ファイルが大きすぎで、それをVIMEOが許容する適切な大きさにエンコードするのに手間取り(というか、一定期間放置)、こんなタイミングになってしまいました。
ビデオのタイトルをクリックすれば、VIMEOの僕のサイトに飛ぶことができ、そこで自由にダウンロードできます。
このvideoでは、様式美に溢れた”METAL”が多く使用されています。劇的な試合展開だということを音楽で表現すると、自然とそーなりますね、僕の場合(しかも、悔しかったので、なおさら....)。
ということで、いつもよりドラマティックである分、さらに「やかましい」音になっています。
収録曲は、
イントロ
The Last Of Mohicans RIOT
The Last Of Mohicans RIOT
Warrior RIOT
1日目
1日目
The Ides Of March IRON MAIDEN
Neon Knights BLACK SABBATH
Like Hell LOUDNESS
Heaven Can Wait GAMMA RAY
Neon Knights BLACK SABBATH
Like Hell LOUDNESS
Heaven Can Wait GAMMA RAY
2日目
Beast And The Harlot AVENGED SEVENFOLD
Wish I Had an Angel NIGHTWISH
Fighting Against The World VANDENBERG
Battlefield BLIND GURDIAN
3日目
Spirit Never Die MASTAERPLAN
The Soldiers Of Wasteland DRAGONFORCE
Eternal Flame JOHN NORUM
The Last Of Mohicans RIOT
No Returns AVANTASIA
アウトロ(エンドロール)
Goodbye To Romance OZZY OSBOURNE
です。
特に、2013に亡くなったRIOTのマーク・リアリに「素晴らしい音楽をありがとう!」という感謝の気持ちを込めて、このvideoのメインテーマに、The Last Of Mohicansとかの名曲、Warriorを据えました。他の何れの曲も、劇的で美しく、試合の賛歌として”燃えさせてくれるような”名曲ばかりだと思います。
時代時代の名曲しか使っていませんので、古き良きHEAVY METALの入門ビデオとしても機能すると思います。
さて、今週末には、2014インカレの祝勝会が開催されます(@新高輪プリンスホテル)。そこで、今年のインカレビデオが初披露されることになります。
このビデオの上映は、開宴の20分前からになりますので、楽しみにしているご父母・OB諸氏は早めに開場に来ていただくことをお勧めします。
それでは!