WK8に突入しています。
今週も、新たなアイデアをちょっとずつ導入しています。
今シーズンは特に、水を「捉え、逃がさない」ようにするためにどのような工夫が必要となるのかということについて熟考し、そこを刺激してあげられるようなワークアウトを考えています。
極めて基本的だけど、意外にも「どのようにしたら良いかわからない」と思われているのが水の扱いであり、キャッチからフィニッシュに至るまで、水を的確に扱って逃がすことの無い優れた技術を持つスイマーは、そう多くないのが現状です。
高い推進力を、主にキックに助けてもらったり、ストロークのある一部分でのみ推進力を得ているような場合には、ストローク中の推進力の「抜け」に気づかないことが多いようです。
今シーズンは、基礎トレーニングである「スカーリング」の功罪について熟考し、整理し、その方向性の微修正を施しています。
ここをしっかりやることで、水の捉えを的確にしたいし、捉えた水を逃がさないように変革させていきたいと考えているわけです。
次に見直しているのがDRY LAND TRAININGやストレングストレーニングといったいわゆる「陸トレ」系。
体力要素の改善という観点よりも、いかに「からだの扱い方をより巧みに」し、「水中での動作改善に繋げる」かを重視しています。
ただただ力やパワーを発揮すれば
良いのでは無く、「どの姿勢で力を入れるか」についてはきちんと考えて行く必要があります。
要は、力は出ているけれど、その姿勢で力を出す「クセ」をつけると、水中動作ではマイナスになるよ、ということが意外にあるかもしれないわけです(僕はあると思っている)。
最終的にはほぼ「無心」で泳ぐことになる「全力泳」のときに、良い姿勢が保たれているかということは、後半の失速を防ぐ極めて重要な事項だと思います。
高いパワー発揮時にみられがちな、いわゆる「チーティング」動作が抵抗を増やす結果に繋がっていないか、把握する必要もあるでしょう。
そのため、狙っている筋群を的確に動かせつつ、そのとき一緒に動いて欲しい他の筋群を「動かす」クセをつけたり、あるいは、そのときに一緒に動いて欲しくない動作を制御出来る能力も高めなければならないな、と思っています。
この点はまだまだ”進行形”ですが、こうした考えに基づき、トレーニングの配列も考慮にいれた「新しい」DRYプログラムづくりに取り組んでいるところです。基本的な種目の見直しもありますし、新しい種目も入ってきていますし、楽しみながら進めています。
ということで、気がついてみたら、昨年とはひと味もふた味も違った感じのワークアウトで構成されるようになっています。
トレーニング用語がまたまた増えていきそうで、Marauderたちには苦労をかけてしまうかもしれませんね(用語を覚えるという意味で)。
◎ ◎ ◎ ◎ ◎
野猿二郎の隣のこの店に行く頻度が高まってきました
基本カレーうどんの店ですが、前々から気になっていた「ふつうの」ラーメンを頂くことにしました。
カレーうどんやカレーラーメンも良いけど、この「焦がし醤油ラーメン黒の旨み」という長い商品名を持つラーメンも、なかなかの逸品でした。
鍵となっているのが、カレーうどんに
もかけることのできる、マー油的な油。
これ、ただのマー油ではなく、豚の背脂、鶏油、牛脂、野菜を使ったオリジナルの香味油で、これを使って野菜を炒めることで、極上の香ばしさに包まれた、コク深い醤油ラーメンが完成するわけです。
動物系の比較的濃厚なスープと、この油と炒め野菜との相性は抜群に良く、素直に「美味しい」と感じます。
ただ、この香りが強いため、ここのもともとのスープの味が少し分かりづらいかな、という気もします。
限定メニューなども出てきたので、またこれらにもチャレンジしてみたいと思います。僕的にはお隣さんよりも高頻度に寄らせていただきたいな、と思っています。
それでは!
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