2016年2月22日月曜日

ALTITUDE CAMP in MEXICO CITY 6

おはようございます。

メキシコシティ高所トレーニング合宿の1st Stageが完了しました。

このステージでは、如何にからだを不具合なく低圧低酸素環境に慣らすか、が最重要課題になるわけですが、この点、”今回は”ほぼ問題無くプログラムをすすめていくことが出来ました。

しかし...
環境については”激変”がありまして、前回に引き続き、「まさかの」合宿場所の変更が起こりました。

新しいトレーニング施設の名は、
CLUB BERIMBAU。

我々が滞在しているSateliteからおよそ8km離れた場所にあり、標高も120mほど高くなります。

まさに「期せずして」、標高2320mという環境でのトレーニングが実現されることになりました。

12年前によく行っていたスペインのSierra Nevadaに次ぐ標高を誇る、素晴らしい環境でのトレーニングが実現したことになります。

このレベルでの"標高120mの差”は無視出来ない影響を体に与えるはずなので、個人的には「おもしろいことになってきたぞ!」と感じています。

また、車の行き交いが激しいSateliteに比べると、明らかに空気が綺麗な気がしますが、これは重要なことだと考えます。

この件が決着し、このようなカタチに落ち着くまでには、実は「イロイロ」あったのですが、何はともあれ、これまでよりも良い合宿環境になりつつあるのは良いことだと、素直に前向きに捉えています。



17日からはかつてのMarauderスタッフ、石川三知さんに来ていただき、徐々に食事環境と栄養摂取状況を改善していただいております。

やはり、専門家が居て下さると、心強い。
選手の立場からみても、当然心強いことでしょう。

明日はDay Off。

2nd Stageからが勝負となるわけですが、そこで充実したトレーニングが出来るよう、しっかり休んで欲しいと思います!

国内組は、週末のKONAMI OPENを経て、最後の強化期間に入っていきます。
立て続けとなった”週末レース”で、何らかの課題が見つかったものと察します。
それこそが、残り41日間を充実した日に誘うヒントに他ならないと思います。

場所と環境は異なりますが、”選手権での躍進”をチームとして果たすため、共に頑張りましょう!


◎     ◎     ◎     ◎     ◎


昭島のアンタイヌードルズは、2015年に見つけたラーメン屋のなかで、もっともインパクトがあった店かも知れません。

ここの「あぶらそば」もなかなかの逸品です。

卵黄、自家製ラー油とともにまぜまくって頂くあぶらそばは、ここならではの美味しさを堪能させてくれます。

一般的な油そばよりは、油が抑えめ、濃厚さも抑えめでサクサク食べれてしまいますが、しっかりと鶏の旨味を感じさせるタレはやはりここの丁寧な仕事ぶりを伝えるもの。

量的にはイマイチなので、ここの名物、「チャーシューご飯」と共に美味しく頂きました。

だいたいどのメニューを頂いても満足出来る、素晴らしいラーメン屋ですね。

それでは!



2016年2月16日火曜日

ALTITUDE CAMP in MEXICO CITY 5

おはようございます。

冬場の"THE 泳ぎ込み"であるWK20~21の”締め”は、週末に開催された東京都冬期水泳競技会にチャレンジする者たちと、中大プールで強烈な”メイン”を実施する者たちとに分かれました。

後者については、今週からメキシコシティ高所合宿(2回目)に参加する者を対象としているプログラムになります。

DIST、MD1、BRグループは、木曜の午後に”MAX CLIMAX"を実施しました。



僕は、敬太のインターナショナル合宿の午後練が終わってから中大に戻り、彼らのメインをみることとしましたが、数週間ぶりに、”ウォー”から始まったトライアルは、かなり見応えのあるものとなりました!

久々の”レースタイプ”のハードトレーニングでありましたが、本当に皆良く頑張りました。

1本目のFD Maxは、ベストタイムと遜色の無いレベルで泳いだ者も多く、度重なる強化トレーニングの結果、タフになっている様子を確認することが出来ました。

レースに出場した”平地組”も、2種目ベストの晨、14秒ベスト短縮!の和磨を始め、”強化の場”として臨んだ大会で極めて良好な結果を残してくれました!

22週目、つまり今日からは、「メキシコシティ高所トレーニング組」と「平地強化組」に分かれてのトレーニングとなっていきます。

残り45日、それぞれが高い目標を掲げ、”共に高めあう”チームメンバーとしての意識を忘れず、精進していく日々が始まります。

毎日が、”二度と訪れない”かけがえのない日であることを忘れずに、また、情熱をもって水泳に打ち込める日々を送れることに感謝の気持ちを持って頑張っていって欲しいと思います。

メキシコシティ合宿組は、昨日、無事現地に到着し、既に2回の練習を終えています。
「今のところ」順調です!

ここからが勝負。共に頑張ろう!



◎    ◎    ◎    ◎    ◎

インター合宿時には、バイクで移動することが多いため、その道すがらでラーメンを堪能させて頂くことが少なくありません。


環八の平和台近くにある、「麺処いのこ」は、常に店前に行列のある店として有名で、ここに立ち寄ることも「いつかは...」と思っておりました。

遂に念願叶い、ここのラーメンを頂くことが出来ました。

15分程度並びましたが、これくらいなら何とか我慢できます(基本、並ぶのが嫌い...)。

今回は基本である「しょうゆラーメン」と「カレー丼」を頂きました。

家系ラーメンを彷彿とさせるビジュアルのラーメンの味は、濃厚な豚骨系。一般的な家系よりも、「優しい味」に仕上がっているように思いました。

それでも、ラード特有の甘みを感じさせる"こってり系”ラーメンは、食べ応えありますし、冷え切った体に染みわたりました。

カレー丼については、豚骨ラーメン屋のカレーにしては本格的というか、意外にイケました。そこそこスパイシーでしたし、やはり体を充分に温めてくれました。

頻繁に訪れることが出来ない店ではありますが、記憶に残る味だったといえますし、機会があればまた寄らせて頂きたいと素直に感じました。

それでは!






2016年2月10日水曜日

TEARS OF A CROWN

おはようございます

21週目に突入しております。

20~21週目は、例年例外なく、”強化期間”になっていまして、今シーズンも頑張ってもらっています。

昨年末に敢行した”超泳ぎこみ”と同様のハードワークを行っていく中で感じていることは、「みんな粘り強くなっているなー...」ということ。

今シーズンのためにとっておいた特別なプログラムがきちんと効いているのかな?と感じています。

その効果を引き出すには、”きちんと”泳げていることが必須です。日々の練習による技術の改善が無くとも体力水準は上がり、結果、”効く”はずですから。

もちろん、”キツい”トレーニングの中で,何も考えず,何も感じることなくただただ頑張ると、技術が低下してしまう可能性があります。

そうなると最早なにをやっても「効かない」ことになってしまいます。

それを防ぐため、僕のプログラムでは、主に朝にテクニカルワークアウトを配し、メリハリをつけるようにしています。

この点、もしも朝のプログラムが"抜き”として考えられているとしたら、僕が考えている程の"効き”は無くなると思います。

抜きながら能力を上げられる,所謂天才も居るでしょうけど、朝の技術改善のチャンスに真摯に、そしてコツコツと取り組んでいる人ほど、午後のハードワークによって得られる効果は大きくなると考えています。

多種多様、大人数を見ている僕からすると、一度に全員の技術を把握することはなかなかに難しいところがありますし、今回のように(そしてこれから選手権までの間、ほとんど!)、合宿などで居なくなることがあります。

だからこそ、自分の泳ぎを分析する目と頭を持ち、かつ、考えられると共に感じることの出来るスイマーになって欲しいということをベースにおいたコーチングを展開しているつもりです。

僕のトレーニングが、ドリル中心であり、比較的「量をこなしながら泳ぎを整え、改善する」ようにしているのは、このためです。

余計な力みが入らず、結果、水を感じ取りながら技術の微調整を繰り返し、”速く泳ぐ”ことを追求するという在り方なわけです。

頑張ることはもちろん素晴らしい。

でもそれだけではなく、考え、感じ取り、そしてそれを楽しみながら、残りの53日間を過ごして欲しいと願っています。

このような取り組み方のベースと、目標達成のために貪欲に努力し続ける姿勢、さらには中大伝統の"チームワーク”....
これらが全て機能しないと、Marauderたちが考える"高み”には到達し得ないでしょう。


兎にも角にも、残りの"かけがえのない日々”を大切に過ごして欲しいと願っています。

時間は誰にとっても公平であり、待ってはくれません。

”その時”は,必ずやってきます。だからこそ、日々を大切にして欲しいと願うわけです。

月曜日の午後練で、佑馬の最後の頑張りを見ながら(僕が彼のメイントレーニングを見ることが出来るのが、この日が最後だったのです),感慨深く感じると共に、強くこのようなことを思いました。



◎     ◎     ◎     ◎

インター合宿といえば、本蓮沼の「さとう」。これをイメージしてしまうのはたぶん僕だけですね。

ここのラーメンはやはり好みです。

「豊魚鶏だし塩ラーメン」は、いわゆる淡麗系になると思うのですが、最近はこういったさっぱりとした中に旨さとコクを感じさせてくれるスープに魅力を感じます。

煉虎にしても、ここにしても、鶏の旨さを引き出すことに成功しているラーメンといえますが、そんな独特の旨味と甘みを感じさせてくれる”鶏系”のラーメンが最近のマイブームですね。



「さとう」以外にも美味しいお店はたくさんあるよと聞いたので、東十条の行列店のうちの1つに行ってきました。

「燦燦斗」という、魚介豚骨の名店です。


個人的には、魚介と獣系のハイブリッド的な出汁は、「イマイチ!」と思うことが多いのですが、ここのそれは別格。

バランスが良いというか、それぞれの旨さがそれぞれの良さを引き出す、みたいな感じがしました。

また、最近よく行っていた中大そばの「煉虎」で提供されるような,レアにみえるようなチャーシューも素晴らしく、 豚肉の旨味をしっかりと感じさせてくれます。

自家製の麺も素晴らしく、噛むほどに小麦の旨味を感じさせてくれます。

なるほど、並んでも食べる価値はあるかもしれません。

ちなみに、僕は開店の30分前に並べたので、そこから40分後には店を後にすることが出来ましたが、その頃には行列は20人近くになっていました。

また、いつか再訪してみたいと思います。

それでは!!!

2016年2月1日月曜日

THE RED AND THE BLACK

こんばんは

WK20に突入しました。

WK19は、その前半で"強化トレーニング”を敢行し、後半戦では東京都選手権を"挑戦の場”として設定した、実践的な週となりました。

長水路での大会、しかも選手権と同様辰巳で行われる試合ということもあり、Marauderたちも、かなり”気持ちを入れて”挑んだ大会になりました。

この大会では、1年生龍宏樹が好調で、200mBKではベストタイムを出して3位に入る、大活躍を示してくれました。

同種目では、敬太が疲労が抜けきらない状態であったものの、「あわや大ベストか?」と思わせるような快泳をみせ、地力が高まっているところを示し、優勝しました。

400IMでは、確固たる思いで課題を持って臨んだ祐樹が、大学入学後、最も良いタイムで泳ぎ切り、3位入賞を果たしました。

1500FRでは、目指す泳ぎの実現が難しいと判断した陽平が、アスリートとしての機転を利かせ、その時の体調に合致した泳ぎで1500mをコントロールしきり、好タイムでレースを終えました。

同レースでは、誠がベストタイムと変わらない頑張りで、やはり地力が高まっていることを示してくれました。

また、千彰は、100mFRにおいて、久々にキレのある泳ぎを披露し、3位に食い込んでくれました。



その他、鷹志、幸士郞、一貴、和哉、晨と言ったメンバーが、昨シーズンのベスト記録を上回ったり、遜色の無いタイムで泳いでくれました。

もちろん、思うようなタイムが出ずに悔しい思いをしたメンバーも半数程度みられましたが、現段階でどのような位置に自分たちが立ち、今後どのように舵を取れば良いか、ヒントを得ることができた大会ではないかと考えています。


いよいよ2ヶ月を切ってきました!

これからの充実したトレーニングが、選手権の結果に大きな影響を及ぼしていくことでしょう!


◎     ◎     ◎     ◎


前回紹介させていただきました、”煉虎”さんに、続けて訪れることができました。

今回は、もう一つのウリである、”中華そば”です。

厳選された地鶏で丁寧に出汁をとった清湯系の醤油ラーメンは、鶏の旨味だけではなく、ほんのりとした甘みを感じさせる、絶品とも言える正統派の醤油ラーメンでした!


前回同様、味玉もつけましたが、僕が気に入ったのにはチャーシュー。

レア???と思えるような仕上げ方をした肩ロースは絶品でした。鶏白湯のチャーシューよりも好きかなー...

コスパは決して高くは無いけど、魚介系ではない、正統派の清湯系醤油ラーメンが食べたくなったら、真っ先にその候補に挙がるであろうラーメンだと感じました。

それでは!