21週目に突入しております。
20~21週目は、例年例外なく、”強化期間”になっていまして、今シーズンも頑張ってもらっています。
昨年末に敢行した”超泳ぎこみ”と同様のハードワークを行っていく中で感じていることは、「みんな粘り強くなっているなー...」ということ。
今シーズンのためにとっておいた特別なプログラムがきちんと効いているのかな?と感じています。
その効果を引き出すには、”きちんと”泳げていることが必須です。日々の練習による技術の改善が無くとも体力水準は上がり、結果、”効く”はずですから。
もちろん、”キツい”トレーニングの中で,何も考えず,何も感じることなくただただ頑張ると、技術が低下してしまう可能性があります。
そうなると最早なにをやっても「効かない」ことになってしまいます。
それを防ぐため、僕のプログラムでは、主に朝にテクニカルワークアウトを配し、メリハリをつけるようにしています。
この点、もしも朝のプログラムが"抜き”として考えられているとしたら、僕が考えている程の"効き”は無くなると思います。
抜きながら能力を上げられる,所謂天才も居るでしょうけど、朝の技術改善のチャンスに真摯に、そしてコツコツと取り組んでいる人ほど、午後のハードワークによって得られる効果は大きくなると考えています。
多種多様、大人数を見ている僕からすると、一度に全員の技術を把握することはなかなかに難しいところがありますし、今回のように(そしてこれから選手権までの間、ほとんど!)、合宿などで居なくなることがあります。
だからこそ、自分の泳ぎを分析する目と頭を持ち、かつ、考えられると共に感じることの出来るスイマーになって欲しいということをベースにおいたコーチングを展開しているつもりです。
僕のトレーニングが、ドリル中心であり、比較的「量をこなしながら泳ぎを整え、改善する」ようにしているのは、このためです。
余計な力みが入らず、結果、水を感じ取りながら技術の微調整を繰り返し、”速く泳ぐ”ことを追求するという在り方なわけです。
頑張ることはもちろん素晴らしい。
でもそれだけではなく、考え、感じ取り、そしてそれを楽しみながら、残りの53日間を過ごして欲しいと願っています。
このような取り組み方のベースと、目標達成のために貪欲に努力し続ける姿勢、さらには中大伝統の"チームワーク”....
これらが全て機能しないと、Marauderたちが考える"高み”には到達し得ないでしょう。
兎にも角にも、残りの"かけがえのない日々”を大切に過ごして欲しいと願っています。
時間は誰にとっても公平であり、待ってはくれません。
”その時”は,必ずやってきます。だからこそ、日々を大切にして欲しいと願うわけです。
月曜日の午後練で、佑馬の最後の頑張りを見ながら(僕が彼のメイントレーニングを見ることが出来るのが、この日が最後だったのです),感慨深く感じると共に、強くこのようなことを思いました。
◎ ◎ ◎ ◎
インター合宿といえば、本蓮沼の「さとう」。これをイメージしてしまうのはたぶん僕だけですね。
ここのラーメンはやはり好みです。
「豊魚鶏だし塩ラーメン」は、いわゆる淡麗系になると思うのですが、最近はこういったさっぱりとした中に旨さとコクを感じさせてくれるスープに魅力を感じます。
煉虎にしても、ここにしても、鶏の旨さを引き出すことに成功しているラーメンといえますが、そんな独特の旨味と甘みを感じさせてくれる”鶏系”のラーメンが最近のマイブームですね。
「さとう」以外にも美味しいお店はたくさんあるよと聞いたので、東十条の行列店のうちの1つに行ってきました。
「燦燦斗」という、魚介豚骨の名店です。
個人的には、魚介と獣系のハイブリッド的な出汁は、「イマイチ!」と思うことが多いのですが、ここのそれは別格。
バランスが良いというか、それぞれの旨さがそれぞれの良さを引き出す、みたいな感じがしました。
また、最近よく行っていた中大そばの「煉虎」で提供されるような,レアにみえるようなチャーシューも素晴らしく、 豚肉の旨味をしっかりと感じさせてくれます。
自家製の麺も素晴らしく、噛むほどに小麦の旨味を感じさせてくれます。
なるほど、並んでも食べる価値はあるかもしれません。
ちなみに、僕は開店の30分前に並べたので、そこから40分後には店を後にすることが出来ましたが、その頃には行列は20人近くになっていました。
また、いつか再訪してみたいと思います。
それでは!!!
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