2017年5月6日土曜日

THERE MUST BE MORE TO LIFE THAN THIS

こんばんは

WK33が終了しました。
下半期の3週目は、トレーニングはほぼほぼ軌道に乗った感があります。

ただし、そこで繰り広げられる”頑張り”は様々です。

レースの場での飛躍が想像出来るような”結果”を伴って頑張れた者もいれば、頑張ったけれどタイムが....という選手も少なくありませんでした。

RP相当か、RPを越えるような、”実戦的”なトレーニングにしているのですが、そこに対して「自分を合わせられない」ケースが散見されます。

何と言うか、能力は高まっているだろうし、真面目にやろうやろうとしているのですが、「その時」「そこ」しかないトレーニングに対し、対応しきれていないというか...

ベタではありますが、トレーニングの場において自分の力を発揮出来ないと、本番において力を発揮することは難しいでしょうから、「やるべきトレーニング」において”実力を発揮する”ことは重要でしょう。

トレーニングにおける、”外せない時”に対し、もっともっと真剣に向き合う必要があるのかもしれません。

因みに、週の冒頭に実施した今シーズン4回目のLactate Curve Testにおいてベストを樹立したのは、「練習の場で結果を示し続ける」FLYの2人を含む、この3人でした!


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大学生全般、所謂「マニュアル人間」が増えている気がしてならない今日この頃ですが、ことは大学の運動部、ひいては水泳部にも及んでいるのではないかと危惧しています。
(これはつまり、そのうち社会全体に波及することになりますよ...、いや、既に、かも...)

「規則だからやらないと...」

「怒られるからやらないと...」

「この通りにやれば問題が無いだろう...」

「この通りに書けば叱られない...」

「挨拶は決められているこのやり方でやろう...」

などなど。

それ以外(教わった事以外、あるいは規則に書いていない事など)については、自分に害が及ばないと判断したら、動かないし、ヒトによっては興味も示さない。

昔から、一部の学生に見られた兆候ではありますが、こうした特性を持つ学生が増えており、もしかしたら、Marauderもその例外ではないのでは? と、ちょっと、感じているわけです。

Marauderが伝統的に大切にしてきた”メンバー・ケア・マインド”は、上記のような考え方とは対極の位置にあるもので、「心からの」気遣いで成り立つ、極めて人間的な考え方・生き方だと思います。

”このこと”がわからないというのであれば、Marauderとしての在り方を放棄するものだし、偉大なる多くのOBたちの生き方を冒涜するのではないかとすら考えます。

故に、”このこと”を軽視とまではいわないものの、「真に理解する」ことに取り組まない限り、チームで総合日本一には、到底なれないでしょう。

すなわち、臨機応変に、その時その状況で、チームがより良くなるよう、そしてチームメンバーがより気持ち良くなるような行動・言動を考え、実行する。

まずは、自分を知り、自分と向き合うということはとても大切になります。
他人の悪いところを探す暇があるなら、きちんと自分と向き合えと、心から言いたい。

そして、チームとしての動きの”背景”や、チームメイトの好意や気遣いという「行間」に気づけるよう、”努力”すべきでしょう。

自分が取っている行動・言動がチームメイトに及ぼす影響はとてつもなく大きいのですが、得てして当の本人がその大きさには気づいていないものです。

となると、本人にその気がなくても、まわりを嫌な気分にさせていたり、あるいは失礼な態度をとってしまっていることも、結構な数、あるかもしれません。

だからこそ、気遣いや「行間」に気づくよう努めるべきだと思うのです。

それはしたくない、あるいは無視するのであれば、大学のチームでスポーツ活動に勤しむ意味は無いのかもしれません。

”チーム力”というケミストリーは、マジックのように生み出されるものではありません。

”チーム力の改善”のための「努力」をたいして行ってきたわけではないのに、肝心の大切なレースの時に、選手たちに大きな力を授けてくれるわけがありません。

”チーム力の改善”においては、「仲良し感覚」を強化することが重要となるわけではありません(このことについては、機会をみて、きちんと説明するつもりですが)。

気遣いが飛び交う空間を作れれば、極上の居心地感を感じれる、滅多な事では潰れない、強固な、そして居心地の良い城”が出来る筈です。

熾烈な戦い、しかも”総力戦”において、最後まで力を出し続けるためには、こうした”城”なのではないでしょうか?

まだまだ、”城”の完成にはほど遠いように感じますが、皆が”本気”になれば、今年の夏にしか見ることの出来ない、最高・最強の城を築くことは可能だと信じています。

その礎は出来ているわけですから。

そう、あとは”そこ”に対して、本気になるだけ...。


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「行間の読める、出来る男たち」

が揃っていた2011年のメンバーのひとり、櫻井佑紀がこの度ゴールインと相成りました。

当日の披露宴に出席させて頂きました。

2011年のMarauderには、”メンバー・ケア・マインド”を地で行く男たちが揃っていたように思います。

だからこそ、チームを3年ぶりの総合優勝に導けたのだと思っています。それにしても、この時の戦いっぷりは、史上最強にドラマティックでしたね!

創造性も高かったし、笑いのセンスに溢れたメンバーが多かったように思います。

何も心配していません。
必ず幸せになるし、必ず素晴らしい家庭を築くことでしょうから!

末永くお幸せに!

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京王堀之内の駅近くに、「一信」という拘りのラーメン屋があります。

何回か訪れたことがありましたが、「丁寧な出汁のとり方をした、完成度の高いラーメンだな...」という程度の印象しかもっていませんでした。

しかし、選手権が終わって既に3回は足を運んでいます。
そう、いつの間にか、結構なお気に入りの店に昇格していました。

基本となるラーメンは、「鯛出汁旨塩」です。

旨味が凝縮されたスープに、ほんのりとした甘さをも感じさせる塩を用いた優しいスープが特徴。油分も少なく、あらゆる意味で優しい味ですが、不思議と満足度の高い逸品といえます。

もう少しパンチが欲しい向きには、「味噌路」(みそじ)という限定ラーメンがおすすめ。

蟹からとったというこれまた甘みの強い味噌ラーメンは、油分は少ないけれど、コクは充分で、満足度の高い一杯といえます。

量的な満足度は高くないかもですが、味はバッチリです!

それでは!!!




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