こんばんは!
メキシコシティ、DMOCに来てから、ちょうど1週間が経過しました。
病気のために遅れてきたクマも、本日の午後から他の二人と同様のトレーニングを行えるようになりました。
「頑張ってもらう」,と言っても、運動強度的に頑張るというよりは、むしろ運動強度や泳速度を”適度”にコントロールすることに「頑張って」もらっているところです。
運動強度的には、A1~EN1'が中心であり、ドリルワークが中心のワークアウトばかりになっています。
所謂、馴化期のトレーニングを順調にこなしているところ、といえます。
「楽だから」大切では無いわけもなく、このacclimationは高所合宿においても重要な役割を果たすと思っていますし、そもそもこの合宿に入るまで、強度的に超絶ハードなトレーニングを積んできましたので、良いadaptationになっているとも考えています。
また、低強度のトレーニングを、いつもの数倍慎重にコントロールするということは、自分自身のからだの応答を知るための良い機会にもなると思います。
つまり、彼らは、自分自身と向き合う良い機会を得ていると言えるわけです。
こういったことも、高所トレーニングを行う意義かな、と思っております。
さて、本日は、第1~第2ステージの集大成ということで、Lactate Curve Test(カーブテスト)を実施しました。暫くの間、高所におけるカーブテストをサボっておりましたが、今回2年ぶりの高所合宿ということと、”初心に戻る”ことを重視し、きちんとこういった測定をやるに至った次第です。
この点、敬太は,高所トレーニングもベテランの域に達してきており、馴化がかなり順調に進んでいることがわかりました。他の二人は、「初めての高所」のため、規定された泳速度での実施が出来なかったりしましたが、きちんとカーブテストを実施したことで、彼らの合宿の「これから」に活きる資料を獲得することが出来ました。
「初めての」二人は、日々体調や応答に変化がみられており、僕としても興味深く観察させてもらいました。
二人とも(応答的には)大変そうだけど、「何とかなり」そう、そんな感じです(複雑過ぎて説明できません...)。
なお、カーブテストの内容そのものは、日常やっているプロトコールとはまったく異なっており、”高所用”にブラッシュアップされたものです(詳細については、中央大学保健体育研究所紀要に掲載された、当方の論文をご参照下さい)
さて、本日、ちょうどカーブテストの際中に、"後発隊”(スプリントチーム)が無事やってきました。長旅を終え、チェックインを果たし、旅の疲れを取りに泳ぎにきたところでした。
これで、チームらしくなっていきます。
先日、メキシコで地震がありました。
しかし、我々のいるメキシコシティ中心部は、揺れを感じることも出来ない程度でした(あちこちで、所謂アラートが鳴っていたようですが...)。
ご報告が遅くなりましたが、我々には何の影響もありませんでした。
先発隊は皆、元気にやっております。
それでは!!!
◎ ◎ ◎ ◎
辛味とスパイス感とコクのバランスが"最高”だったのが、 シーフードつけ麺 |
ご飯にもとんでもなく合う、まさに体育会系 好みの逸品、ハーマーボー麺 |
僕が紹介するラーメンの中で欠かせないのが、おなじみ由木の口樂さん。
デフォルトの中華そばや葱姜麺(ツォンジャンメン)の完成度の高さはもちろんのこと、唯一無二の個性を発揮しまくる"限定”ラーメンの数々が、どれも抜群に美味いことが、僕を魅了してやみません。
即興で考えたということ自体信じがたい逸品 辛さと旨味のバランスが最高な”陳さん” |
酸味抑えめ。だからこそ美味い!酸辣湯麺も最高! |
辛味・スパイス感(+たまに抜群の酸味)が一体となって旨味に化ける系のラーメンはどれも美味しかったです。
いえいえ、これがメニューの隅にあってはいけません "激ウマ”だった油そば |
どう見ても家系にみえませんが、しっかりと あの味が出ていました。 |
また、”場末の町の中華屋さんのメニューの隅の方にあるけど常連さんには人気で一見さんは絶対に頼まないような鶏油そば”、”オールドスクール家系ラーメン”などなど個性豊かなラーメンたちが、どれも超個性的でありながら驚異的に美味いというところですかね。
特に、ここ1,2年で、カレー・スパイスを使ったラーメンの素晴らしさが加速度的に高まってきた気がします。
以前、いつかのBlogでもお示ししましたが、「基本」をしっかりとさせつつ、とんでもなく高品位で、唯一無二の輝ききを放つ"特別仕様”を創り上げるところ、本当に素晴らしいです。
世の中には、限定を頻発する割には,「外れ」が多かったり、限定以前のデフォルトがイマイチだったりというお店が少なくありませんが、ここは違うわけです。
それにしても、「こうしたい!」という発想があり、そのイメージどおりに新しい「ご馳走」を創り上げることが何故出来るのか、素人には理解し難いところではあります。
口樂さんの素晴らしい”作品”を振り返りながら、僕のコーチングも、口樂さんに負けないような、理論に基づいた発案力、奇想天外だけれど効果的な発想力、そして何よりも揺るぎない信念を大切に頑張っていきたいな、と三度四度、思った次第です。
それでは!!!
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