2012年3月7日水曜日

2012 THREDBO ALTITUDE CAMP 9


こんばんは


第3ステージに突入しました。今週は、準高所での“耐性”改善を目的とした、超高強度のWorkoutがひしめく“要”の週です。


DIST/MD1は、久々に晴れた昨日、2回目のLactate Curve Testを敢行、DISTのYoheiは、“ベース”レベル(BLUE以下の強度)の泳力の改善が、そしてMD1ではテスト時の最大努力泳時のパフォーマンスと血中乳酸濃度のピーク値に改善がみられるという、好ましい結果が得られました。
迎えた本日(雨です...)は、パワー系DRYとパワー系スイムにみっちりと勤しんでもらいました。


SP/MD2は、昨日の午後に”BLUE to PINK”系のトレーニングと必殺”Hurricane”(ノーブレのMaxですね)を実施、そして本日は”DEC to MAX”を2R実施しました。
SPのメンバーたちは、その2R目に比較的大きめのパドルとフィンを装着してのMax泳を行い、RyosukeとKenjiくんが、それぞれ50mと100mで世界記録を更新していました(笑)。
それにしても、速かった。


明日は、DISTとMD1がメインに挑みます。


  ★    ★    ★    ★


選考会まで残り4週を切りました。
"チーム力”をウリにしているMarauderにおいても、五輪選考会に向けて、現在もいわゆる“選抜チーム“と”本隊“に分かれて、それぞれがその時出来るベストを尽くして精進しています。なんとなく、場所が離れると、力が分散してしまうような気もしますが、そもそもが強固な"ベース”を有しているのがMarauderだと思いますので、あとはそれぞれがチームを、そしてチームメンバー全員を”思い””想う”気持で、インカレ時のような強力な力を獲得することは、決して不可能ではないと考えています。


そもそも選考会では、インカレの倍以上の日程をかけて、ゆったりと競技が開催されるため、インカレ時を再現するような闘いを想定することは難しいわけです。
チーム力の“ベース”が出来ているMarauderだからこそ、”メンバー・ケア・マインド“の精神を絶対に忘れずに、残りの日々を大切に過ごして欲しいと思います。
THREDBOのメンバーには既にミーティングで伝えた、本当に基本的だけど、すっごく大切なことを、“本隊”のみんなにも聞いて欲しいと思います。


Marauderたちひとりひとりが、素晴らしいメンバーであることは知っています。
そのため、一人一人のメンバーが、チームに対して強い影響力を持っているし、皆の言動や、醸し出す“雰囲気”は、他のメンバーに極めて大きな影響を及ぼすと考えられます。


一人一人が、他の選手に「敬意」を抱き、接することで、お互いが高いエネルギーを投げ合うことに繋がると思いますし、それらが蓄積されていけば、個々の状態は良好なものになるでしょうし、チーム力も高まっていくことになります。


一人一人のメンバーが強い影響力を持っているだけに、これが「逆」の方向に行ってしまうと、個々のパフォーマンスに影響が及んでしまうくらい、“チーム力”は低下してしまうかもしれません。


「場の雰囲気」をよくしようと、「笑い」を提供する場合がよくみられます。
比較的、その場に居合わせたメンバー全員が「気持ちよく」なる事が多いのですが、この“順序”が逆になって、「笑いをとることで、自分が気持ちよくなる」ことが優先されてしまった場合、時として、まわりに悪影響を及ぼすことがあるかもしれません。


日々のトレーニングのなかで、何となくうまくいかないとき、自分が気づかないところで、「嫌なムード」を出している時があるかもしれません。
自分の思い通りにならないようなとき、少し「ネガティブ」な発言や、いわゆる「愚痴」をこぼしている(どころか、大声でそれを言う場合も!?)ことがあるかもしれません。


これらは、“チーム“として競泳競技に取り組んでいる以上、他のメンバーにも影響を与えてしまいます。そして、それが「負の連鎖」に入って行くと、最終的にはその原因を作りだした張本人にも、マイナスの影響を与え始めてしまうことでしょう。何となく、因果応報、といって差し支え無い状態に、いつの間にかなってしまうわけです。


孤独に打ち克つことを主眼においた競泳競技を展開している選手ならば、こうしたことも問題にならないのかもしれませんが、やはり、“チーム力”、言ってみれば“人間力”ともいえる力を前面に押し出して闘うMarauderでは、“優しさ”を武器に、より良い状態にチームを、そして自分を誘うよう心がけて欲しいと思います。


さて、合宿もあと1週間強となりました。
お互い、より良い状態になって再会できるよう、日々の行動から「爽やかさ」を心がけ、チーム内でのエネルギー交換を高めて行きましょう!


それでは!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿