2012年6月23日土曜日

OUT IN THE FIELDS


こんばんは


”壮絶的ハード期”ともいえるWK38、その終盤となりました。


火曜日には、DISTが60x100mというヴォリュームワークを、MD1が3Rx8x50m/5Rx4x50mというRP的ハードセットを、そしてSPたちは4Rx8x50mというDHセットに挑みました。


水曜のストレングストレーニング、そして木曜の"ハイパワー系”DRYはきっちりやってもらいつつ、木曜の午後には、ENDURANCEタイプのハードセットにとりくんでもらいました。この点、MD1で実施されたものは、一定距離の中で、ベース(EN2)の泳ぎからいきなりRPに切り替えてスピードを上げるという、"SHIFT CHANGE HARD”のセットと、高濃度まで血中乳酸を高めるキックのMaxセットであり、"メイン”と言っても差し支えのない内容だったと思います。


そして本日。DISTには18x150mのRP(後半はDIE HARD)、MD1には4x100mを5ラウンド繰り返す,Maxで取り組むRP的練習(?)、SPたちには4x50mのハードの後、100を全力で泳ぎ切るというセット(これを4ラウンド)に取り組んでもらいました。


こうしたハードワークのなか、どのグループにおいても、『今週はとにかくやりきる!!!』という意志が伝わって来るような頑張りがみられました。
頑張っている中、パフォーマンス的に上がって来ているのは、主にSPたち。なかなか高レベルのタイムで上げてくることが出来ていました。
他方、中長距離勢は、これまでの度重なるハードワークにより、相当の苦労を強いられているように見受けられました。


それでも、まだまだ「押して行く」トレーニングは続いていきます。気持ち負けせず、そして、様々な「努力と工夫」を”より一層”重ねられるよう頑張って欲しいと願います。


この日々の大切な取り組みをきちんと出来ている好例が、”束の間の”中大練を楽しんでいるChiaki。
先週までの過酷な合宿により、身体が蝕まれている様子は一切無く、むしろ、ハリのある肉体が維持されているように思いました。
表情も,いつも以上に”気”に満ちていたことから、毎日登場したハードワークに対応すべく、しっかりとした「努力と工夫」を重ねてきたことが容易に想像できます。(そういえば、今日はChiakiを含む、中大現役学生オリンピアンの壮行会が行われました⇒)。


今”追い込まれている”Marauderたちは、まだまだ『受け身』の状態でトレーニングをしている段階から"完全には”抜けられていないのかもしれません。
気をつけているつもりでも体重が落ちる。肩まわりが悪くなる。腰の張りがひどく沈む原因となる...何れにしても、調子を維持できない。
こうした症状が出ているのは、『気をつけているつもり』の努力が成果として表れていないことを意味します。「やっているつもり」でいても、それが成果として表れなければ、やり方がまだまだ甘いか、やるべき工夫が適正でないかのどちらかといえます。


ここで、「なら、やっても無駄か」と諦めるか、「もっと良いやり方があるはずだ!」と追求心を出すかで、随分と変わってきます。


本気で、心底本気でトレーニングに向かっていくのであれば、もっともっと、やれることはあるかもしれません。


ダメな時、弱っている時、あるいは弱気になっている時、実は自分の可能性を閉ざすような言動に陥ることがあります。
自分の殻に閉じこもり、他者を閉ざす。
明らかに、『可能性の扉を閉ざしている』状態にあること、早い段階で気づく方が、自分のためにもチームのためにも良いでしょう。


どうせやるなら、勝つ方が良い。だから、どうせやるなら、最高の努力を!


それでは!!!















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