こんばんは
もう次の週に入っちゃっていましたね。
泳ぎ込み期・追い込み期では、僕も「スイッチが入った状態」
にあるので、そのような時にはこのBLOG記事作成にも力が入るものなのですが(アダプテーションのときなどは、時間的には余裕があっても、記事更新の意欲が低くなる...)、すみません、先週末は書きたくても書けない状態に陥ってしまいました。
Marauderたちは、その間...相変わらず”挑み続けて”います。
先週後半くらいからは、『泳げるようになってきた』ものの、それを上回るカラダの張りだとか、”体の芯からくる疲れ”などにより、『頑張りきれない!』という者が出てきました。いや、しかし頑張ってはいますし、挑んでくれているメンバーがほとんどです。
現状、"ENDURANCE SPEED"の週にほとんどのグループが突入しているため、"DIE HARD"などの「全力で頑張る」セットが増え、結果、下半身を中心にカラダの芯に残るような疲れを誘うトレーニングが積み重なり始めているわけです。
そして週明けの本日も、”押しまくる”ハードなトレーニングの嵐は続いているため、カラダの重さが相当なレベルに達しているメンバーもいるようで、選考会後の”第2時追い込み”と言える現在は、”壮絶期”とさえいえるような様相を呈しています。
特にMD1は、先週の月曜同様Controlled DEC to Max(今日は頑張る部分が200m)をメインセットに据えた、トータルエンデュランス的な色合いを残したHARDなセットに挑んでもらいましたが、その実施前には"最強の身体”を創るためのハードなDRYがあったため、それに対してきちんと取り組めば、その後のスイムには大きな影響が出る。それでも、「手を抜いてしまっては」、可能性の扉を閉ざしてしまうだろう...。そんな葛藤と闘いながら、本日の試練に対し,取り組んだものと察します。
今は、凄く自信のつくようなタイムで泳げる状況ではないし、僕としても、それを強く望んでいるわけでもありません。
だからといって、『これだけ疲れているのだから、タイムが出なくても当然』という甘い考えに陥ってほしくはありません。
「めっちゃきつい!」状況に対し、どれだけのチャレンジができるか、そのチャレンジの成果を"結果として”示すために、どのような工夫と努力を重ねられるのか、さらには、「過酷な試練」に対し、いかにして『精神的に』乗り切るのか...
今日のMD1のようなトレーニングでは、「全力で頑張るところ」に意識が行きがちですし、そこのタイムが想定以上に悪いと、『すべてが終わった』ような感覚に陥ったりします。その感覚は良く理解できるところです。
それでも、キツい時には、それなりの対処法や『挑み方』があります。
いつもと同じようには、もしかしたら頑張れないかもしれないけれど、トレーニングの質を維持することは可能なハズです。
たとえば、仮に「全力」でいくところは巧く泳げなくても、最大下のコントロール泳であれば、その質を高めることは出来るはずですし、今日のようなトレーニングであれば、そこが達成されるだけで、"メイン”の8割くらいの泳ぎは、その質を下げずに出来たことになります。こうした、「整える」意識を強化した結果、それが『飛ばす時の泳ぎ』に反映されるケースもあるわけですから、やはり『諦めない』ことが肝心といえるでしょう。
そう、見方や捉え方を少し変えてあげれば、「酷い状況」においても、トレーニングの質を上げる(維持する)ことは出来ると考えます。
どんなにキツい状態にあっても、目標とする大会は逃げることなく近づいてきますし、乗り越えるべき”試練”も次々に迫ってきます。この点、『気合いを入れて!』頑張り抜く週は、あと3週であること、予めMarauderたちには知らせています。
その3週で、”進化を遂げる”ことを可能にするのは、他ならぬ、「自分」です。その3週の『乗り切り方』は、”自分で”考えることが出来るし、その3週における”チャレンジ”は、本質的には自分で創り出すものです。
自分の,そして自分たちの目標を叶えるために必須となる、”ブレのない心の軸”を強化するためにも、この”壮絶期”は最適の時期といえるかもしれません。
本当に挫けそうになったとき、"メンバー・ケア・マインド”たるチーム力は大きな力を与えてくれるかもしれません。
しかし、先ずは最初から「チーム力」に甘えることなく、ひとりひとりが自らの力でチームに勇気を与えるような、”ブレのない自分”を目指し、頑張り抜いて欲しいと願っています。
それでは!!!
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