2013年9月5日木曜日

LET US CLING TOGETHER

こんばんは


いよいよ”前日”となりました。

一昨日に、伝統の”スピーチ”も最終章となり、副将・慎理の出番となりました。

「小さい頃からの憧れであった中大に入って、これまで一度も後悔したことはありません。
小さい頃から一緒に頑張ってきた”仲間”たちと同じ水泳部で頑張れてきたことも最高でしたし、彼らには仕事上助けられたこともあり、本当に感謝しています。
そして何より、ほとんど毎日を『笑って過ごせ』、楽しみながら頑張ることが出来ました。
後輩たちには、『4年生に勝ってもらいたい』と何度も言われましたが、僕達からすれば、そんな愛おしい後輩たちに勝たしてあげたいという気持ちが強くあります。
だからこそ、最後の最後まで、『勝ち』を信じて,自分の力を出し切って欲しいと思います。本当に、このチームで水泳が出来て幸せでした!」
そう語るエースの目は、頼もしい輝きに溢れていました。

そしてその後は、中大伝統の「ザ・セレモニー」。
これ以上はないでしょ!という最高の天候のもとで行われた”インカレへの誓い”では、内に秘めた熱い思いを、これまで聞いたことがないほどの”迫力”で聞くことが出来ました。

夏を過ごす度に思います。
本当に良いチームだな、と。

僕がコーチに就いてから(それ以前から)、インカレ優勝を目指さなかった年は一度もなかったわけですし、”チームとしての力”の改善を常に考えてきた歴史を考えれば、あたりまえのことかもしれません。

中大で最後のトレーニングとなった昨日は、「ほとんど」快晴!のなかで気持ち良く泳いでから、いざ広島へ!という『移動日』でした。
秋雨前線の影響で活発化し雨雲の悪戯で、4時間ほど新幹線のなかで足止めをくらいつつ、昨日の22:00頃に,無事広島はリーガロイヤルホテルに辿り着くことが出来ました。

ビッグウェーブでの”前日アップ”も、無事完了しました。
前回訪れたのは、1997年、4連覇目の時です。市川高校の川上先生が主将だったときのインカレ以来ですね!
今日のうちに、懐かしい想い出がたくさん、蘇ってきました。ちなみに、16年前にも、同じホテルにお世話になっています。


そして前日ミーティングのなかでの数々の”セレモニー”。
これも欠かすことの出来ない、中大ならではの伝統です。
2時間半に及ぶミーティングが、たった今終了したところです。
興味深いのは、「早く終われよ!」という雰囲気が一切無いということですね。
それくらい、皆にとっては充実した時間になったと思います。

このときに皆に見せたMotivational Video(Marauderたちの”信念”に迫る、ということがテーマになっています。)は、...既にアップロード済みです!。


ご家族・関係者の方々も”ご確認”いただき、同じ気持ちをもってインカレに臨んでいただければ!と思います

いよいよ始まります!


◆    ◆    ◆    ◆

最後になりましたが...

生まれて初めて、...教え子に旅立って逝かれました。
最後の別れを告げに行くことは出来ませんが、このインカレを”チャレンジ”することが、中大のコーチとして、そして晋矢の元コーチとして出来る最善のことだと考え、彼自身が現役時代、最も大切にしていた”戦い”に挑みます。
天国の晋矢も、これに同意してくれると信じています。
「謹んでご冥福をお祈り申し上げます。」とともに、天に届くような、”中大らしい”チャレンジを約束したいと思います。

それでは。


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