2017年8月13日日曜日

EVERYBODY'S LAUGHING

こんにちは


47週目が終わりました。

現在、合宿先である富山に向かうバスの中です!

富山をインカレ合宿で使わせて頂くのは実に8年ぶりのこと。楽しみにしております。

47週目は、所謂ブロークンタイプ・レースタイプのトレーニングが中心となりました。

週末には、チーム全員で臨む、伝統の”The Race”が行われました。



これが盛り上がらないわけがなく、天候が今ひとつの中(今年はクラウディな日がとても多い...)、インカレ前最後の"チャレンジ”的なトレーニングということで、熱い"気持ち”をみせてくれました!

これからは、より"洗練させていく”方向になっていくかと思いますが、みんなで臨んだこの日の気持ちを大切に頑張っていって欲しいと思います!






選手スピーチ、今週は、日替わりで3年生が登場した、"3年生ウィーク”になりました。

週明け月曜は、中大のエースになりつつある、スプリンター・坂井孝士郎がトップバッターに。


「大切なことなのに忘れがちなことは、僕たちは恵まれた環境で水泳が出来ているということ。スタッフ、監督、コーチ、マネージャーにサポートしてもらい、最先端のトレーニングを毎日当たり前に出来ています。

でも、1番"凄い”ことは、インカレで総合優勝を目指せているということ。これは、これまでのOBの方々が総合優勝を目指せるチームづくりをしてきて、今の体制・環境を作利あげてくれたからだと思います。

この感謝の気持ちを、直接OBの
みなさんに伝えることは難しいので、総合優勝で示すしかないと思います。総合優勝を目指して努力することもそうだし、総合優勝を目指しづけられるという伝統を”繋いでいく”ことが僕らの義務であり、責任だと思います。」


その日の午後は、クールなBRストローカー・須藤大貴が登場。

「最近、水泳関係以外の人と話すこと
が多く、そういった時に自分の水泳のことを話すと「凄い!」と言われます。人は誰でも何かしら1つ凄い才能を持っていると思いますし、ここにいる皆は少なからず素晴らしい水泳の才能を持っているのだと思います。

僕は、水泳以外で、他の才能を1つ付加することが出来れば、もっと素晴らしい結果を出すことが出来るのだと感じています

「幸せを感じる時っていつだろう」と問われれば、僕は自分の才能を見つけた時だと思っています。ひとりひとりが水泳とは別の才能を水泳に応用させることが出来ればもっと良いな、と思っています。」
(スピーチ時の写真がなくてすみません)




火曜日はイチバタのエース、高橋一貴がちょっとしたハプニングを乗り越え、インカレにおける”1点”の重要性を説いてくれました。


「もしも、僅差でインカレを負けてしまったら?ということ、深く考える機会がありました。3点差で敗れるという夢をみたのです。

僕は100mバタフライに出場しますが、自分1人で4点を上げるのは凄く難しい。でも、ここにいる皆さんが1点ずつ多く取れば、30点以上上げることが出来るので、簡単に勝つことが出来ます。強い選手ばかりではなく、ひとりひとりが、1つでも順位を上げるという意識で取り組むことで、総合優勝を手繰り寄せることが出来るのだと思います。

僕が中大に入って学んだことは、「素直な気持ちを持つ」ということです。OBの大本鷹志さんから「どんなことも先ずは受入れ、最終的に自分でその中から自分に合うものを選べば良い。最初から物事を否定しない」ということを教わりました。

「自信」と「過信」とは紙一重だと言います。両者の違いは”素直な心”があるかないか、だと思います。「過信」は自分の良いところだけを見ること。一方、「自信」は自分の良いところも悪いところもきちんと見た結果出てくるものではないでしょうか。僕自身、”素直な心”を持ってやれてきたので、泳ぎが崩れた時なども、周囲のアドバイスを吸収し、修正出来るようになりました!」



木曜日には、笑顔が素敵なスプリンター・福重浩太が話を繋ぎました。

中大は笑顔が"凄い”チームで、友達からも中大の雰囲気が良いね!と言われます。

僕は、チームが素晴らしくて、心に余裕があるから笑顔になれるし、結果、雰囲気が良くなるのではないかと思っています。

高校生の時にみたインカレが凄く印象的で、ほぼ総合優勝出来ないことがわかって臨んでいるはずの800mリレーで、中大の選手が笑顔で堂々とレースに臨んでいました。心理的にも厳しい状況の中、『なぜあんなに良い顔ができるのか?』と思いました。


観客席から見た中大は、その時優勝した大学よりも格好良く映りましたし、僕の中では大きな存在になっていました。

4年生のみなさんには、”最高の笑顔”で水泳人生を終えてもらいたいです!」



そして、"The Race"の日にはいぶし銀・藤原諒大が。

「かつての恩師に、『過去と他人は変えられない」ということを教わりました。自分の考えを柔軟に保つことが大切だというように解釈していましたが、最近この言葉の解釈が少しずつ変わってきました。


『過去の出来事』があるから、今があるのであり、悪い過去でも良い過去に出来るのではないかと考えるようになりました。そんな中、純平さんが話してくれた、『どんなことが起きても、”全てはインカレで天皇杯を獲るため”と考えれば良い。少しのことでは動じないことが大切』という言葉は心に沁みました。

本音で言い合い、ぶつかってきてくれて、本気で「それは違うんじゃないか」と言ってくれるこのチームは、自分を変えてくれました。人を変えられる力を持つチームが負けるわけがないと思っています。

また、深澤康平さんのお父さん
から「今から99%の力で頑張っても、それが積み重なれば元の1という数字からどれだけ下がるか、反対に1.01の力を出せばそれが積み重なるか!」という話も僕の心に響きました。

選手35人、マネージャー12人、スタッフ含め50人全員がインカレまで一人一人のことを考えて行動していけば大きな力が生まれると思います。1人でもマイナスになればチームの力もマイナスになります。中央大学は個々の力+チームの力で戦わないといけないと思います!」



そして週末土曜日には、満を持して次期リーダーの龍宏樹が登場。


「”運“と“インカレ総合優勝までのプロセス“について話したいと思います。

インカレ総合優勝のためには、日々の練習量なども勿論重要なのですが、“運“が無ければ果たせない目標だと思っています。

日々の生活の中で”徳を積み”、運を貯めていくことは無視できません。少しずつで良いから、良い行動を積み重ねていくことで、何れはその行動が”習慣”になるはずです。

習慣になるまで良い行動を取れるということは、自分自身にも余裕が生まれてくるはずです。残り僅かではりますが、意識して、小さなことからで構いませんから、”徳を積む”ようにして欲しいと思います。

「結果が良ければ全て良し」という言葉がありますが、僕は必ずしもそうだとは思っていません。このチームは選手権が終わってから全員でまとまって、高め合ってここまで来ました。総合優勝という結果を出すためのプロセスを、全員で踏んできました。本気になってみんなで頑張ってきた、このプロセスことが大切なのだと思っています。


自分のことを、みんなを引っ張っていける選手にしてくれた4年生のみなさんには、何としても日本一という称号を受け取ってほしいです!」

次期リーダーたちの熱い想いが伝わってきた1週間となりました。

いよいよ20日を切りました!
天気はイマイチな日が続きますが、心は"熱く”、富山の地でも頑張りましょう!






◎    ◎    ◎    ◎

またまた、唸らせるような美味しいラーメンを提供してくれる素晴らしい店に行くことが出来ました。


八王子市役所近くの、「睡蓮」さん。口樂の店主が「是非とも行ってみたい店」の一つとして紹介してくれました。

時間を作れたので、プラっと行ってきました。

頂いたのは限定の”鶏と白醤油そば”

ビジュアルの美しいラーメンが来ました。

店主が拘りぬいて選んだという白醤油由来の甘みが、丁寧にとられた鶏の出汁に絶妙にあっており、至極美味。

ここも(遠いけど)ちょっと通ってみたいなー



続いて、町田の有名店「進化」(駅前の方ではない)。

たまたま近くを通ったので寄らせていただきました。

塩ラーメンは、ビジュアル的にはどれも
同じようにみえてしまいますが、さすが塩ラーメンで有名になった名店、味わい深い清湯系のラーメンを食べさせてくれます。

最近では、"鮮魚系ラーメン”が流行だそうで、ここでも、鮮魚系の限定ラーメンを食べることが出来ます。


その名も”鯛煮干しの冷たい塩ら~めん”。
丁寧にとった出汁と、拘りの塩が織りなす珠玉の味わい。
名店と言われる理由が何となくわかります。

そういえば、睡蓮さんの店内にはこんなタオルが貼ってありました。

良いですねー


それでは!







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