”疾風怒濤”の如く...39週目に突入しております。
6月に入ってから続いている”泳ぎ込み”と”コア強化”。
ようやく、その最終週に入りました。
昨日は、何れのグループも2回練習。その午後については、HARD WORKを課しました。
DIST/MD1は、BLUE TO PINK系のトレーニングを行い、ヴォリュームワークとクオリティワークの中間...とでもいうようなトレーニングを行ってもらいました。
MD2/SPは、BLUE TO PINK+"ノーブレ”でのmaxチャレンジである"HURRICANE"を実施し、さらにはきっちりDRYをこなしてもらうというブルータル(?)な午後になりました。
ごらんの通り、1年生も大分いろいろなことができるようになってきました。
....からの本日。
午前中は、MD2/SPが”メイン”に挑みました。
MD2 10X100 "DIE HARD" / 20X50 "DIE HARD"
SP 8X100 "DIE HARD" / 16X50 "DIE HARD"
これをきっちり頑張り抜くことも難儀ですが、昨日の午後練から続いているHARD WORK...ということで、スプリンター軍団も"満身創痍”の状態で本日を頑張り抜きました。
他方、DIST/MD1は、午前中のGREENをソツなくこなし、午後は,外プール(長水)・中プール(短水)に分かれてメインを実施しました。
HARDな練習環境である「外プール」にまだまだ慣れていないこと、水温が若干低めであること、重なるHARD WORKのツケで体が相当重くなっていることに鑑み、外/中の選択は自由としました。
外プール組
DIST 18X100 DEC BLUE TO HARD / 12X100 BEST AVE.
MD1 4 ROUNDS X [4X100 DEC TO HARD]
4 ROUNDS X [3X100 DEC TO MAX]
中プール組
DIST 10X150 RACE PACE(1500) / 12X100 BEST AVE.
MD1 3 ROUNDS; 8X100 "DIE HARD"
全くといって良いほど、異なるWORKOUTにしましたが、それぞれのトレーニングに対し、きちんと理解を示し、前向きに取り組んだものと思います。外ではYUSUKEが、なかなかのチャレンジぶりを発揮していましたし、中ではCHIAKIやSHINTAROが特に粘り強い頑張りを最後までみせてくれました。
中長距離軍団は総勢12名なので、そもそもが少人数コーチングですが、外・中に分かれた関係で、さらに少人数となったことを活かすべく、細かくみて”コーチング”にあたることができるため、雰囲気的には多少の寂しさがあるものの、僕はこうした”便わけ”に全く問題を感じません(...が、学生スタッフたちは大変...ですね)。
どちらかというと、今日のようなレースに直結するようなトレーニング時に、技術的なことをアドバイスし、コーチングすることをあまり好まない僕ですが、「試してみるべき技術的なチャレンジ」が少なく無い1年生で、「全力の取り組みにおいて、ようやく気づくことができるであろう」要素がある場合には、積極的に「てこ入れ」します。今日については、このようなコーチングがかなりうまく「はまり」ました。
翻って、僕の場合、「教えすぎないようにしよう...」としているため、「声をかけられない」状態の選手の方が多いかもしれません。
それでも、泳ぎづくり、泳力アップに必要となる情報やパーツは、日々のトレーニングにちりばめてありますし、その意味については、トレーニングのどこかで必ず解説しています。
それらをうまく活用したり、巧みに組み合わせる”意識を持つ”ことで、かなり多くの「気づき」を得ることは可能でしょう。
こうした”チャンス”は、スイムのみならず、陸の上のトレーニングにおいても、ちりばめられています。
意味の無いトレーニングなど、存在しません。
きつい時期だからこそ、それぞれのパーツの意味やその重要性に気づくべく、”意識を高め”、そして、そういった「自ら探し、創り出す」ことを楽しめるよう、”進化"を果たして欲しいと思います。
この記事のタイトルの意味は、”疾風怒濤”です。
ドイツ語らしいのですが、これをバンド名に冠したグループもあります。
デビュー時の平均年齢が異様に低く、イケメン揃いということで、少し話題になったようです。
なんか、アイドルグループのCDを買うような感じがして、最初は気乗りしなかったのですが、なんといってもPVでみた"Indian"が”ツボ”だったので、このバンドの"Learning To Rock"を購入してみることにしました。
びっくり。
どの曲も高水準。オープニングを飾る"Broken"からして超強力。1st シングルとなった"Rising Son"よりも、"Talking to Silence","Forever","The Raven"の方が好みですし、そういった曲の方がむしろ多い。バラードの"Miseria"の美しさからもわかるとおり、極めて欧州的な、そしてメランコリック美旋律を誇るフィンランドのバンドだということです。
平均15歳ということをウリに、強力なサポート陣がついたに違いない、フィンランドの驚異的新人バンド、という感じがしました。
正統的なメタルファンにもお勧めできる、意外にも正統派です。
それでは!
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