9週目に突入し、その”怒濤”の前半戦が終了しました。
月曜日には、何れのグループも午前中にGREEN系のベーシックトレーニング+DRY(SP/MD2は各種プライオメトリクストレーニング、MD1/DISTは自重負荷系スペシャル!を実施)を、そして午後にはSP/MD2で"BLUE to PINK"、MD1/DISTでBLUE(Volume Work)を展開しました。
火曜日については、午前中にベーシックスイムを実施してもらった後、午後にはそれぞれ”メイン”に挑んでもらいました。
先ずは中長距離グループ。噂(?)の”1行メイン”を軸としたVolume Workが展開されました。
DIST; 10R x 9 x 100m DEC TO HARD on 2:00~1:00
MD1; 8R x 9 x 100m DEC TO HARD on 2:00~1:00
MD1 BR; 6R x 10 x 100m DEC TO HARD on 2:00~1:20
他方、SP/MD2は比較的シンプルな"DIE HARD"にチャレンジ
MD2; 2R x 8 x 100m "DIE HARD" ON 2:30/3:00
SP; 2R x 6 x 100m "DIE HARD" ON 2:30/3:00
中長距離軍団は、まさしく「ヘロヘロ」になりながらも、何とか諦めることなく”完泳”に成功しておりました。特に、YOHEI,KOHEI, HITOSHI, TSUTSUが「なげぇ~」、「きち~」等といいながらも良いタイム、(比較的)良い泳ぎでこなしていました。IMの2人は、僕の予想よりも遙かに"タフ”で、良い意味で驚きました。また、意外にも新鮮な気持ちで取り組んでいたことが印象的でした(朦朧としながらやっていた者もおりましたが....)。
スプリンターたちも、良いチャレンジが出来ていました。RYOTA、MASAYUKIといったBKのチャレンジャーたちが特に良かったように感じました。
ちなみにDISTのトレーニングについては、選手の授業の関係で2便に分けての実施となったのですが、12300mのトレーニングを2ラウンド、しかも長い長いメインを含むそのトレーニングを2R連続で行うと、コーチとしても相当なエネルギーを奪われることを再認識しました。やはり、コーチングって、エネルギーを使うのですね。歳のせいか、最後の方はくらくらしていました!
さて、WK9の3日目である水曜日は、ウエイトトレーニング+エアロビックスイムの日でした。この時期(泳ぎ込み!)のストレングス系、力が入らなくて泣きそうになることもあるかと思います。”時期特有”のものだから、小さいことを気にせず、どのような負荷に対しても、”全力で”挑むよう頑張って欲しいと思います。
インカレVIDEOのイントロダクションにおけるメインテーマには、”ギタークレイジー”ゲイリー・ムーアの名曲である、"Over The Hills And Far Away"を採用しました。
この曲が発表された1987年当時、ゲイリーはイギリスだけではなく、ここ日本でも絶大な支持を受けていました。この曲が収録されている”WILD FRONTIER"は日本でも相当な売り上げを記録しましたし、このアルバムをひっさげてのツアー時には、かの「夜のヒットスタジオ」にも出演しました。
何れにしても、ヒット曲であると同時に、味わい深い名曲であることは間違いありません。個人的にも大好きです。ケルトミュージックのフレーバーが色濃く打ち出されたこの曲は、何とも言えぬ哀愁を纏っていると同時に、勇敢なイメージを沸き立たせます。
原曲が持つ歌詞を少し拡大解釈し、4年生たちが中大で頑張っている姿を『丘を越え遙か彼方で頑張る戦士が、大きな役目を終えたら、”河が海に注ぎ込むが如く、ふるさとへ戻っていくだろう』という意味で表現できるという点も、重要なイントロメインのBGMにぴったりだと感じた次第です。
ちなみに、この曲の『アンサーソング』として、エンドロールにはオジー・オズボーンの名曲、"Mama I'm Coming Home"を採用しました(ちなみに対抗馬はモトリーのHome Sweet Home)。美しいアコギにのせて、これまた哀愁のメロディをオジーが静かに歌い出すこの名曲は、『大役を終え、家族の元に戻った』状態にある(ない人もいるか...)今の4年生とその家族に捧げるものです。ちなみに、曲の中でもクライマックスといえる、ギターソロ後の最後のサビの始まりを、中大の”WOH!”に合わせるように編集しました(なかなかこれが良い感じになった)。
イントロもエンドロールも、細部まで拘って作ったつもりですし、採用したBGMはHRの世界では何れも超有名な名曲です(ヒット曲でもあります)。
なお、前述の"Over The Hills And Far Away"に繋げているしっとりとした、QUEENちっくな楽曲は、そのQUEENをこの上なく愛することで有名なオランダのアーティスト、ロビー・ヴァレンタインのバンドであるVALENTINEのアルバム、”4-UNITED”のオープニングを飾る小曲、”Rise And Shine”です。このアルバムには、ロビーならではのメロディアスでオペラティックな、まさにQUEEN的な楽曲に彩られた名曲がたくさん収録されています。
今から、歴史に残る闘いが始まる...その期待を膨らますのに充分な役割を果たす佳曲だと感じ、採用した次第です。
上記の曲が収録されているアルバムは、何れも”名盤”です(特にゲイリーとオジーは!)。1聴をお勧めします!
それでは!!!
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