こんにちは
マレーシア合宿の1週目が完了しました。
木曜日の午前中はDISTたちが、そして午後にはMD1たちがメインに挑みました。
DIST; 14 x 200m on 2:50 ~ 3:30
MD1; 4R x 4 x 100m DEC TO HARD on 1:20~1:50/ /
4R x 4 x 100m 3-BLUE on 1:15, 1-MAX on 2:45/ /
3R x 3 x 100m DEC TO MAX on 1:30~2:00/ /
金曜日のGREEN(SP、MD2、DIST)、BLUE to PINK(MD1、DIST)といった目的別のトレーニングを経て迎えた本日は、全員で挑む、今年最後の"CRASH & BURN"を敢行しました。
SP、MD2が4ラウンド、MD1が5ラウンド、そしてDISTも4ラウンド(500mというちょっと変わった距離で実施) での実施になりました。全員、6ラウンドを想定し、様々な準備を施して来たところに発表されたこの「措置」で、Marauderたちの気持は最高潮に。結果、「いつもより、ちょっとだけ多い」"C&B"に、いつもと同じように1本目から”狙いに”いくレースを展開してくれました。
結果、昨年を大きく上回る者が続出!の素晴らしい”締め”を果たすことが出来ました。
素晴らしかったのは、先ず昨日晩のミーティング。
選手の口から、「今は、オリンピックを狙っている世界中のスイマーが、凄いきついなかでも、凄い頑張っているはずだから、僕たちも、どんな状態であろうと、明日のC&Bでは結果を出すことが大切だ」 「今は、とにかく泳ぎ込んでいる状態だから、その状態に相応しい準備をしないと、頑張りきれないはず。今の状態を見極めてウォームアップを行いましょう。」などなど、次々に皆の「心の状態」を高める発言が飛び交いました。
「絶対に外せないトレーニング」である”C&B”に対する、Marauderたちの”思い”の強さが示されたミーティングとなったのですが、こういったこともMarauderの強みなのかな...と再確認することが出来た次第です。
そうした”思い”を昇華させるべく始まったチャレンジでした。
もちろん、誰もが凄いタイムを連発!!!というわけではありませんでしたが、思いを馳せ、準備と工夫を重ね、最高の集中力で臨んだ結果、”怪物くん”SHINRI、”努力を重ねる”CHIAKI、”復調の兆し!?”RYU&HITOSHI、”これまでにない泳ぎ込み”YOHEIらが、なかなかのタイムでまとめてきた他、「この先」が楽しみとなるようなタイムでまとめてくれた者がほとんどだったといえます。終わってみれば、この笑顔!!!これがMarauderです!!!
越えなければならない“試練”に対し、誰よりも強い思いを抱き、それをチームで、そして笑顔で乗り越えていくMarauderたち。
これからも、こうしたチームマインド、大切にしていって欲しいと思います。時は必ず、”巡って”来るはずですから!
2011年、本当にあと僅かとなりました。ご支援・応援をいただいた皆様には大変お世話になりました。新しい年を迎えても、変わらぬ”気持”をいただければ幸いです。
2012年も、やはり”チャレンジ”の年にしていきたいと思います。
皆様にとっても、素晴らしい年明けとなること、遠いマレーシアの地から祈っております。
それでは!!!
2011年12月31日土曜日
2011年12月28日水曜日
YEAR END CAMP IN MALAYSIA 2
こんばんは
マレーシア合宿、3日目が終了しました。
2日目であった昨日に、午前中にDISTが、午後に他の全てのグループが”メイン”に挑みました。
DIST 4R x [6X50m HARD 40/4X100 HARD 1:10~1:30]
MD1 20X50 / 16X50 / 12X50 "DIE HARD" 1:00~1:20
MD2 20X50 1-EZ,4-HARD / 16X50 1-EZ,3-HARD /
12X50 1-EZ,2-MAX 1:00~1:20
SP 16X50 1-EZ,3-HARD / 12X50 1-EZ,2-HARD /
12X50 1-EZ,1-MAX 1:00~1:20
まだ、こっちの環境に慣れていない状況でのチャレンジであったため、かなり苦労しているメンバーも居りました。そんな中でも、SHINRIやK-SUKEらは良いタイムでまとめてきていました(最後までもたなかったけど...)。
午後練では、全員が同じタイミングでトレーニングが終了するという、泳ぎ込み期のMarauderでは、ちょっぴり珍しい光景が拝めました。終了後、皆で健闘をたたえ合っていました。
迎えた本日は、DISTのみが2回練習(午前にGREEN to BLUE、午後はBLUE to PINK)、他のグループは、いつもとはちょっと違う、”合宿仕様”のStrength Trainingに勤しんでもらいました。
プールのとなりにある駐車場の一角をトレーニング施設に改変した施設で、Strength Trainingと通常は”ドライ”として行うプライオメトリクス系のトレーニングを組み合わせて展開された2時間に及ぶ高強度のトレーニングは、たぶんMarauderたちの想定外のものだったと思います。それでも、最後まで何とかやりきっていました。
鍛え上げたこの背中を、さらに研ぎ澄ますべく、新たな刺激を与えた...という感じです。しかしKenjiのこの背中、凄いですね。”背中に勝負の鬼が見えます...。
MD1たちには、この後さらに、スイムでの"Power"系トレーニングにチャレンジしてもらい、ここでも高い頑張りを要求しました。結果、午前中をフルに使った感じです。
というわけで、合宿の”のっけ”から、高負荷のトレーニングを与え続けています。
環境に馴化している状態ではないからこそ、身体に”特別な”刺激を与えることが出来るわけで、そういった意味で、僕はいきなり「きつい試練」を与えるようにしているわけです。
気持ち的に、こちらの環境に慣れてきたメンバーは、そんな中で、「自分から取り組む」という姿勢を強く出せるようになってきていると思います。
何のためにここに居るのか...
どうして、ここに居ることができるのか...
どうして「ここ」なのか...
そういったことを、「真に」理解している者、あるいは理解しようと努めている者たちであれば、自ずと、取り組みのレベルは高いところにキープできることでしょう。
「やるしかない冬」...そのど真ん中に居るMarauderたちのチャレンジは、まだまだ続きます。
それでは!!!
マレーシア合宿、3日目が終了しました。
2日目であった昨日に、午前中にDISTが、午後に他の全てのグループが”メイン”に挑みました。
DIST 4R x [6X50m HARD 40/4X100 HARD 1:10~1:30]
MD1 20X50 / 16X50 / 12X50 "DIE HARD" 1:00~1:20
MD2 20X50 1-EZ,4-HARD / 16X50 1-EZ,3-HARD /
12X50 1-EZ,2-MAX 1:00~1:20
SP 16X50 1-EZ,3-HARD / 12X50 1-EZ,2-HARD /
12X50 1-EZ,1-MAX 1:00~1:20
午後練では、全員が同じタイミングでトレーニングが終了するという、泳ぎ込み期のMarauderでは、ちょっぴり珍しい光景が拝めました。終了後、皆で健闘をたたえ合っていました。
迎えた本日は、DISTのみが2回練習(午前にGREEN to BLUE、午後はBLUE to PINK)、他のグループは、いつもとはちょっと違う、”合宿仕様”のStrength Trainingに勤しんでもらいました。
プールのとなりにある駐車場の一角をトレーニング施設に改変した施設で、Strength Trainingと通常は”ドライ”として行うプライオメトリクス系のトレーニングを組み合わせて展開された2時間に及ぶ高強度のトレーニングは、たぶんMarauderたちの想定外のものだったと思います。それでも、最後まで何とかやりきっていました。
鍛え上げたこの背中を、さらに研ぎ澄ますべく、新たな刺激を与えた...という感じです。しかしKenjiのこの背中、凄いですね。”背中に勝負の鬼が見えます...。
MD1たちには、この後さらに、スイムでの"Power"系トレーニングにチャレンジしてもらい、ここでも高い頑張りを要求しました。結果、午前中をフルに使った感じです。
というわけで、合宿の”のっけ”から、高負荷のトレーニングを与え続けています。
環境に馴化している状態ではないからこそ、身体に”特別な”刺激を与えることが出来るわけで、そういった意味で、僕はいきなり「きつい試練」を与えるようにしているわけです。
気持ち的に、こちらの環境に慣れてきたメンバーは、そんな中で、「自分から取り組む」という姿勢を強く出せるようになってきていると思います。
何のためにここに居るのか...
どうして、ここに居ることができるのか...
どうして「ここ」なのか...
そういったことを、「真に」理解している者、あるいは理解しようと努めている者たちであれば、自ずと、取り組みのレベルは高いところにキープできることでしょう。
「やるしかない冬」...そのど真ん中に居るMarauderたちのチャレンジは、まだまだ続きます。
それでは!!!
2011年12月26日月曜日
YEAR END CAMP IN MALAYSIA 1
こんにちは
昨日から、年末年始の合宿地である、マレーシア、シャーアラム(Shah Alam)に来ています。
報告が遅くなりましたが、無事到着いたしました。
着いてそうそう、若干体調を崩した者もおりましたが(Kazukiくんです)、回復の方向に向かっています。
合宿先であるPusat Akuatik Darul Ehsanは、1998年に建築された、50m2面+ダイビングプールを持つ屋外プール(だけど、メインプールには屋根がかかっている)施設です。
プールの目の前に、Carlton Holiday & Suitesというホテルが隣接されており、トレーニング後にはすぐに食事が摂れるような状況が整えられています。
ただ、慣れない土地、慣れない習慣は、一般的な日本人の感覚からすれば、「まじかよ!」と思うような衝撃的なものであるため、戸惑いを隠せない選手が多いようです。
ただ、「どのような環境」でも対応できる”力”をつけて欲しいと願いますし、そういった意味では、”冬場”の合宿先としては最適なのかもしれません。
先週で、五輪トライアルまで100日を切りましたし、もう「やるしかない」わけですから....
いろいろな面で、徐々に慣れていくことと思います。
質の高いトレーニングを目指し、頑張ってくれることでしょう!
取り急ぎご報告まで...
それでは!!!
昨日から、年末年始の合宿地である、マレーシア、シャーアラム(Shah Alam)に来ています。
報告が遅くなりましたが、無事到着いたしました。
着いてそうそう、若干体調を崩した者もおりましたが(Kazukiくんです)、回復の方向に向かっています。
合宿先であるPusat Akuatik Darul Ehsanは、1998年に建築された、50m2面+ダイビングプールを持つ屋外プール(だけど、メインプールには屋根がかかっている)施設です。
プールの目の前に、Carlton Holiday & Suitesというホテルが隣接されており、トレーニング後にはすぐに食事が摂れるような状況が整えられています。
ただ、慣れない土地、慣れない習慣は、一般的な日本人の感覚からすれば、「まじかよ!」と思うような衝撃的なものであるため、戸惑いを隠せない選手が多いようです。
ただ、「どのような環境」でも対応できる”力”をつけて欲しいと願いますし、そういった意味では、”冬場”の合宿先としては最適なのかもしれません。
先週で、五輪トライアルまで100日を切りましたし、もう「やるしかない」わけですから....
いろいろな面で、徐々に慣れていくことと思います。
質の高いトレーニングを目指し、頑張ってくれることでしょう!
取り急ぎご報告まで...
それでは!!!
2011年12月25日日曜日
HERE COMES CHIRSTMAS
こんばんは
WK12が完了しました。
来週は、合宿となるため、本日が2011年に”みんな”で実施する最後のトレーニングになりました。
GUAM帰り、その翌朝のStrength Trainingから、Marauderたちと合流し、木金土と、中大のプールで行う最後の”追い込み”に、僕も挑んで来ました。
今週後半は、木曜日に全てのグループが2回練習をこなし、金・土曜はそれぞれ1回のトレーニングという展開の中で、SP・MD2・MD1は金朝に、そしてDISTは木午後と土曜の朝にメインセット(DとMD1は毎日がメインといえますが...)を行いました。
結構、ボロボロの状態にある者も居ましたが、長い長いセットを、前向きに取り組む者が多くて少しホッとしました。反面、物足りなさを感じる部分も少なからずありました。
「頑張った!」という気持が強ければ、高い達成感を得られるものですが、”頑張り”とは、基本的には自分の中で決めるものであるといえます。
ただ、その主観的な達成感は、まわりの影響を強く受け、その色合いが変化していくものです。
当初、自分では「イマイチだったな~」を思っていたのに、チームメイトから褒められたり讃えられたりしているうちに、【今日はよく頑張ったんだな】という方向に、自己評価を変えていくことになること、少なく無いかもしれません。自分では何となく満足いっていないのに、まわりに【イマイチだったメンバー】が多いと、その中では頑張った方だったな~...と評価を上方修正してしまうこともあるでしょう。
他方、自分では【充分頑張った!】と思っていても、まわりに目をやると、もっと凄まじいレベルで頑張っている選手が居て、その数が想定外に多くなると、当初は高かった自分への評価がなんだか知らないうちに下がってしまった...ということもあることでしょう。
そういった意味では、インター合宿や自由形合宿などに参加出来る者は恵まれているのかもしれません。より高いレベルに自分の意識を引き上げるための”チャンス”がゴロゴロしているからです。
Marauderたちは頑張っています。ただ、その頑張りが「どのレベル」にあるのか...その意識レベルを引き上げることにもチャレンジしていかないと、【狭い世界】での満足で、もしかしたら終わってしまうかもしれません。
明日から、Marauderたちは、異なる環境でのトレーニングに挑んで行きます。こうした環境の変化を”チャンス”とし、より高いレベルに、自分自身を誘い続けるよう、意識レベルの引き上げ!にチャレンジしていきましょう!
クリスマスですね。
我がMarauderたちに、大量の”シュトーレン”(クリスマスに登場する、ドイツの伝統的なパン菓子...だそうです)が届きました。
ゴールデンウィーク合宿でたいへんお世話になった、リゾートホテル鈴桃さんからの”クリスマスプレゼント”でした。何と、本業の茶業、ホテル経営のほかに、パン屋を始められたとのこと。素晴らしい。
このシュトーレン、非常に美味しいパンでして、くるみとアーモンド好きで、ドライフルーツ好きな僕としては、この香ばしさがたまりませんでした。
Marauderたちも、土曜の朝練の後、皆美味しそうに頬張っていました。
何よりもこの気遣いが嬉しかったです。
いろいろな方に支えられて成し遂げた優勝であったこと、再認識させていただきました。
ありがとうございました。とってもとっても、美味しかったです!!!
それでは!
WK12が完了しました。
来週は、合宿となるため、本日が2011年に”みんな”で実施する最後のトレーニングになりました。
GUAM帰り、その翌朝のStrength Trainingから、Marauderたちと合流し、木金土と、中大のプールで行う最後の”追い込み”に、僕も挑んで来ました。
今週後半は、木曜日に全てのグループが2回練習をこなし、金・土曜はそれぞれ1回のトレーニングという展開の中で、SP・MD2・MD1は金朝に、そしてDISTは木午後と土曜の朝にメインセット(DとMD1は毎日がメインといえますが...)を行いました。
結構、ボロボロの状態にある者も居ましたが、長い長いセットを、前向きに取り組む者が多くて少しホッとしました。反面、物足りなさを感じる部分も少なからずありました。
「頑張った!」という気持が強ければ、高い達成感を得られるものですが、”頑張り”とは、基本的には自分の中で決めるものであるといえます。
ただ、その主観的な達成感は、まわりの影響を強く受け、その色合いが変化していくものです。
当初、自分では「イマイチだったな~」を思っていたのに、チームメイトから褒められたり讃えられたりしているうちに、【今日はよく頑張ったんだな】という方向に、自己評価を変えていくことになること、少なく無いかもしれません。自分では何となく満足いっていないのに、まわりに【イマイチだったメンバー】が多いと、その中では頑張った方だったな~...と評価を上方修正してしまうこともあるでしょう。
他方、自分では【充分頑張った!】と思っていても、まわりに目をやると、もっと凄まじいレベルで頑張っている選手が居て、その数が想定外に多くなると、当初は高かった自分への評価がなんだか知らないうちに下がってしまった...ということもあることでしょう。
そういった意味では、インター合宿や自由形合宿などに参加出来る者は恵まれているのかもしれません。より高いレベルに自分の意識を引き上げるための”チャンス”がゴロゴロしているからです。
Marauderたちは頑張っています。ただ、その頑張りが「どのレベル」にあるのか...その意識レベルを引き上げることにもチャレンジしていかないと、【狭い世界】での満足で、もしかしたら終わってしまうかもしれません。
明日から、Marauderたちは、異なる環境でのトレーニングに挑んで行きます。こうした環境の変化を”チャンス”とし、より高いレベルに、自分自身を誘い続けるよう、意識レベルの引き上げ!にチャレンジしていきましょう!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
クリスマスですね。
我がMarauderたちに、大量の”シュトーレン”(クリスマスに登場する、ドイツの伝統的なパン菓子...だそうです)が届きました。
ゴールデンウィーク合宿でたいへんお世話になった、リゾートホテル鈴桃さんからの”クリスマスプレゼント”でした。何と、本業の茶業、ホテル経営のほかに、パン屋を始められたとのこと。素晴らしい。
Marauderたちも、土曜の朝練の後、皆美味しそうに頬張っていました。
何よりもこの気遣いが嬉しかったです。
いろいろな方に支えられて成し遂げた優勝であったこと、再認識させていただきました。
ありがとうございました。とってもとっても、美味しかったです!!!
それでは!
2011年12月20日火曜日
TWELVE SHOTS ON THE ROCKS
こんばんは
WK12に突入しましたね。
グアムでは、午前中にSPたちが、そして午後にはYoheiが"メイン”に挑みました。まさに、毎日が"メイン”です。
SPたちは
4R x 4 x 50m 1-From Dive Max,2-DIE HARD MAX,1-EZ
4R x 4 x 50m 1-From Dive Max,1-EZ,1-MAX,1-EZ
というセットです。
数セット終わってから、Masafumiが、「これって、Broken Maxを8セットやるってことですよね!? むちゃくちゃきつい!!!」と漏らしましたが、まさにその通り。
BROKEN MAXを普段2,3セットしかやったことのない彼らからすれば、「尋常ぢゃぁないセット」ということになります。
実際、5R目以降は、ヘベレケの状態でのチャレンジになりました。
しかし、2人は諦めなかったし、最後までやり遂げました。
昨日のダメージも少なく無い中ですが、”意志”がしっかりしていれば、乗り越えられることは多いんですね。
午後に"メイン”に挑んだYoheiは、この合宿中、最も量の少ないメインにチャレンジしてもらいました
DIST 30X100 "DIE HARD" ON 1:20~1:40
なんというか、満身創痍のYoheiくん、今日のアップも浮かない表情をしていましたが、何とか、【折れずに】最後までチャレンジしてくれました。かきたいのに、かけない。そんな状態が最後まで彼を苦しめましたが、諦めずに挑み続けたため、24本目あたりから、今日の時点での【進ませるためのコツ】を掴み始め、そこから一気に1:00~59秒台でまとめる泳ぎを続けることができました。
・出来そうにないから諦める。
・見慣れない、あり得ないような練習だから気持が入らない。
・今日は力が入らないから、気持が入らない。
・調子が悪いから、気持が入らない。
などなど、頑張りを妨げる要因は、いくらでもあります。
今の時期、それでは、駄目なわけです。
「普通だったら、出来そうも無いことだけど、そういったことにチャレンジし、どこまでやれるか試してみよう」
「やったことのない練習だからこそ、フレッシュな気持で頑張ろう」
グアムのSP2人は、上記に近いことを考え、頑張り抜いたのだと思います。
「力が入らないからこそ、効率の良い泳ぎを目指そう」
「何が不調の原因なのか、トレーニング中にも探れるように頑張ろう」
冷静に、かつしぶとこうした考えを実践出来たのが、Yoheiだったのではないかと思います。
彼ら3人は、チームから離れ、チームのなかで盛り上げながら頑張るということが難しい状況で、困難な状態に打ち克つ練習ができています。
中大から、いくつかの”悲鳴”を聞いています。
まだまだやれること、まだまだ変えられることを、皆は必ず持っているはずです。
こんな「満身創痍」の状態だからこそ、到達できる境地ともういべき”所”、勇気を出して見に行ってほしいな。
みんななら、きっとできるはずだから。
そして、出来ることなら、”チーム”でそれを見に行って欲しい。
より大きな力を発揮出来るはずだから。
インター合宿もあと1日。
中大通常組も明日は”メイン”の日。
お互い頑張り抜きましょう!!!
それでは!!!
WK12に突入しましたね。
グアムでは、午前中にSPたちが、そして午後にはYoheiが"メイン”に挑みました。まさに、毎日が"メイン”です。
SPたちは
4R x 4 x 50m 1-From Dive Max,2-DIE HARD MAX,1-EZ
4R x 4 x 50m 1-From Dive Max,1-EZ,1-MAX,1-EZ
というセットです。
数セット終わってから、Masafumiが、「これって、Broken Maxを8セットやるってことですよね!? むちゃくちゃきつい!!!」と漏らしましたが、まさにその通り。
BROKEN MAXを普段2,3セットしかやったことのない彼らからすれば、「尋常ぢゃぁないセット」ということになります。
実際、5R目以降は、ヘベレケの状態でのチャレンジになりました。
しかし、2人は諦めなかったし、最後までやり遂げました。
昨日のダメージも少なく無い中ですが、”意志”がしっかりしていれば、乗り越えられることは多いんですね。
午後に"メイン”に挑んだYoheiは、この合宿中、最も量の少ないメインにチャレンジしてもらいました
DIST 30X100 "DIE HARD" ON 1:20~1:40
なんというか、満身創痍のYoheiくん、今日のアップも浮かない表情をしていましたが、何とか、【折れずに】最後までチャレンジしてくれました。かきたいのに、かけない。そんな状態が最後まで彼を苦しめましたが、諦めずに挑み続けたため、24本目あたりから、今日の時点での【進ませるためのコツ】を掴み始め、そこから一気に1:00~59秒台でまとめる泳ぎを続けることができました。
・出来そうにないから諦める。
・見慣れない、あり得ないような練習だから気持が入らない。
・今日は力が入らないから、気持が入らない。
・調子が悪いから、気持が入らない。
などなど、頑張りを妨げる要因は、いくらでもあります。
今の時期、それでは、駄目なわけです。
「普通だったら、出来そうも無いことだけど、そういったことにチャレンジし、どこまでやれるか試してみよう」
「やったことのない練習だからこそ、フレッシュな気持で頑張ろう」
グアムのSP2人は、上記に近いことを考え、頑張り抜いたのだと思います。
「力が入らないからこそ、効率の良い泳ぎを目指そう」
「何が不調の原因なのか、トレーニング中にも探れるように頑張ろう」
冷静に、かつしぶとこうした考えを実践出来たのが、Yoheiだったのではないかと思います。
彼ら3人は、チームから離れ、チームのなかで盛り上げながら頑張るということが難しい状況で、困難な状態に打ち克つ練習ができています。
中大から、いくつかの”悲鳴”を聞いています。
まだまだやれること、まだまだ変えられることを、皆は必ず持っているはずです。
こんな「満身創痍」の状態だからこそ、到達できる境地ともういべき”所”、勇気を出して見に行ってほしいな。
みんななら、きっとできるはずだから。
そして、出来ることなら、”チーム”でそれを見に行って欲しい。
より大きな力を発揮出来るはずだから。
インター合宿もあと1日。
中大通常組も明日は”メイン”の日。
お互い頑張り抜きましょう!!!
それでは!!!
2011年12月18日日曜日
PICTURES AT ELEVEN
こんばんは
インターグアム合宿、順調に進んでおります。
五輪のシーズンにインター合宿、どのチームもかなり高水準の”泳ぎ込み”を行っており、本当に感心します。
我がMarauderたちも、「それなり」に頑張っています。
DISTチャレンジャー、Yoheiは、今日まででトータル94000mのVolume Workを黙々とこなしてきました。毎日繰り広げられる"メイン”の影響により、常に”限界”近くをさまよいながら、何とか前進し続けています。
メインだけの距離で、平均6000mとなる、気が遠くなるようなトレーニングを重ねながらも、「自分に足りない何か」を見つける努力をするなど、かなり積極的にやっています(変わったね!)。
はっきり言って、かなり「やばい」状態にあるにもかかわらず、今日などは合宿中一番良い泳ぎをすることに成功しました。
限界近くの状態にあっても、諦めずに取り組めば、より強い自分に出会えることが可能になること、ちょっとずつ学んでいっていることと思います。
一方、Marauderが誇るトップスプリンターの2人も、”強化合宿”ならではの取り組みに勤しんでもらっています。彼らもYOHEI同様、「ほぼ毎日がメイン」という取り組みを行っています。
いわゆる”メイン”や、ブルピン(僕流の、だから、そこそこきついと思います)+HURRICANEの日を設定したほか、今日は興味深いWorkoutにチャレンジしてもらいました。
その結果が、極めて興味深いものだったので、紹介します。
単純にいえば、Swim-powトレーニング、いわゆるCNPTの日だったのですが、今日は1回トレーニングとする代わり、僕が考える理想のSwim-powトレーニングにチャレンジしてもらいました。
まず、トータルのトレーニング時間が4時間というもの。これだけで、「いつも」とは違うことが理解出来るかと思います。
朝イチにまずは30分程度のストレッチを。その後、集中力を高めてプライオメトリクス系トレーニング(ドロップジャンプ系と、MBスローを中心にプログラムを組んでいます)に取り組む。それも、「泳ぎのイメージ」を伴いながら。そして、そのDRYにより”スイッチが入った”状態にある身体を活かし、CNPTに取り組む。しかも、すべて全力で。あと、たぶん、いつもみんながやっているやつよりは相当きついと思います(Resisted Workの量が違う)。
これだけで、”ヘロヘロ”の状態になっているのに(この感覚は、”真の”スプリンターが全力で取り組まないとわからないかもしれない)、さらに1500m程度のBLUE系を行う。しかもこのBLUEは、DRY⇒CNPTで高まった状態にある”泳ぎ”で取り組むことを念頭におき、面積の大きいパドルやフィンをつけて、通常よりも出力を高めた状態で行わせています。このセットの最後に配置した5x100m ABS BLUE(ビッグパドル+ハーフフィンをつけておこなう)では、Shinriで55秒平均、Masafumiで56秒平均で泳いでいました(長水ですからね...)。
パワーであれば、パワーだけで完結してしまうトレーニングしか経験したことのないMarauderは、この「パワー系トレーニング」という領域に関して言えば、”井の中の蛙”状態に陥っているかもしれません。
上記のような感じで、時間をかけて、要所要所を集中して取り組んでも、高いクオリティでこなすことが出来ることを、Marauderのトップスプリンター2人はいとも簡単に証明してくれました。
そういえば、このパワー系の取り組みに関し、いみじくも、Masafumiが言っていました。
「中大では、”CNPT”の日は喜んでいる選手が多い。僕には理解できません」と。
パワー系のトレーニングがどれだけ大切で、全力で取り組めばどれだけ「きつい」ものであるか、理解しているベテランの言葉には重みがあります。すなわち、パワー系のトレーニングは、全力で取り組むのが絶対条件なのに、そうしていない選手が居るという含みがあるわけです。
短時間に"出し切る”ように頑張ることが苦手な選手も中には居るとは思いますが、手足が痺れるくらい、パワーに取り組んでいる選手がどれだけ居るのか、疑問が残ることは確かです。
本来ならば、もっともっとやれるはずなのに、何となく勝手に自分の枠を狭めてしまっている可能性があるのかもしれません。
今日の取り組みに対し、「あれくらいのクオリティで、これだけのWorkoutをこなせば、1回練習でも良いよね...」と言ってくれたコーチも居ました。僕もそう思いました。
寒い中で頑張り続けている、Marauderたちも、こちらに負けないくらいの気持で、この”大切な時期”をもっとアグレッシブに乗り越えていって欲しいと思います。
Marauderたちは、11週目は本当に大変だったと思います。
僕は心から感謝しています。
この大変な時期に、インター組3人に専門的なトレーニングを課し、彼らをコーチング出来ることを。
チームがしっかりしているから、リーダーたちがしっかりしているから、1年で一番の”泳ぎ込み”の週をあけることができました。
学生スタッフたちが時間を惜しまずMarauderたちの力になってくれるから、安心して留守を任せることができました。
そして、選手ひとりひとりが高い意識を持っていて、短期間であれば、Workoutだけを残していっても、きっちりと取り組んでいると信じることのできる、「良い奴ら」だから、安心してこちらのコーチングに勤しむことが出来ました。
そんな、Marauderでコーチが出来ることに感謝しながら、残りの2日間、頑張りたいと思います。
合宿中、愛読紙BURRN!を読んでいて、「人生の99%は、ただ"そこにいる”だけのことなんだ。だからこそ、"運命には(自ら)参加しなければなないんだ。」という格言めいた発言を目にしました。
一見,その真意はわかりづらいようにも思いますが、非常に重要なことを言っているようにも思えました。
"今このとき”を大切にトレーニングに参加している選手はどれだけいるでしょう。
きついとき、視野は狭くなりがりですが、ライバルたちは、皆の想像を超える,遙かに凄いことにチャレンジしている...かもしれません。だからこそ、「そこ」にあるworkoutをただ「こなす」だけではなく、自分から積極的に取り組んでいくことが大切になるし、その差がパフォーマンスの改善に大きな影響を及ぼすのだということ、早い段階で理解して欲しいと願います。
きついからこそのチャンス、活かすべく,頑張っていきましょう!
それでは!!!
インターグアム合宿、順調に進んでおります。
五輪のシーズンにインター合宿、どのチームもかなり高水準の”泳ぎ込み”を行っており、本当に感心します。
我がMarauderたちも、「それなり」に頑張っています。
DISTチャレンジャー、Yoheiは、今日まででトータル94000mのVolume Workを黙々とこなしてきました。毎日繰り広げられる"メイン”の影響により、常に”限界”近くをさまよいながら、何とか前進し続けています。
メインだけの距離で、平均6000mとなる、気が遠くなるようなトレーニングを重ねながらも、「自分に足りない何か」を見つける努力をするなど、かなり積極的にやっています(変わったね!)。
はっきり言って、かなり「やばい」状態にあるにもかかわらず、今日などは合宿中一番良い泳ぎをすることに成功しました。
限界近くの状態にあっても、諦めずに取り組めば、より強い自分に出会えることが可能になること、ちょっとずつ学んでいっていることと思います。
一方、Marauderが誇るトップスプリンターの2人も、”強化合宿”ならではの取り組みに勤しんでもらっています。彼らもYOHEI同様、「ほぼ毎日がメイン」という取り組みを行っています。
いわゆる”メイン”や、ブルピン(僕流の、だから、そこそこきついと思います)+HURRICANEの日を設定したほか、今日は興味深いWorkoutにチャレンジしてもらいました。
その結果が、極めて興味深いものだったので、紹介します。
単純にいえば、Swim-powトレーニング、いわゆるCNPTの日だったのですが、今日は1回トレーニングとする代わり、僕が考える理想のSwim-powトレーニングにチャレンジしてもらいました。
まず、トータルのトレーニング時間が4時間というもの。これだけで、「いつも」とは違うことが理解出来るかと思います。
朝イチにまずは30分程度のストレッチを。その後、集中力を高めてプライオメトリクス系トレーニング(ドロップジャンプ系と、MBスローを中心にプログラムを組んでいます)に取り組む。それも、「泳ぎのイメージ」を伴いながら。そして、そのDRYにより”スイッチが入った”状態にある身体を活かし、CNPTに取り組む。しかも、すべて全力で。あと、たぶん、いつもみんながやっているやつよりは相当きついと思います(Resisted Workの量が違う)。
これだけで、”ヘロヘロ”の状態になっているのに(この感覚は、”真の”スプリンターが全力で取り組まないとわからないかもしれない)、さらに1500m程度のBLUE系を行う。しかもこのBLUEは、DRY⇒CNPTで高まった状態にある”泳ぎ”で取り組むことを念頭におき、面積の大きいパドルやフィンをつけて、通常よりも出力を高めた状態で行わせています。このセットの最後に配置した5x100m ABS BLUE(ビッグパドル+ハーフフィンをつけておこなう)では、Shinriで55秒平均、Masafumiで56秒平均で泳いでいました(長水ですからね...)。
パワーであれば、パワーだけで完結してしまうトレーニングしか経験したことのないMarauderは、この「パワー系トレーニング」という領域に関して言えば、”井の中の蛙”状態に陥っているかもしれません。
上記のような感じで、時間をかけて、要所要所を集中して取り組んでも、高いクオリティでこなすことが出来ることを、Marauderのトップスプリンター2人はいとも簡単に証明してくれました。
そういえば、このパワー系の取り組みに関し、いみじくも、Masafumiが言っていました。
「中大では、”CNPT”の日は喜んでいる選手が多い。僕には理解できません」と。
パワー系のトレーニングがどれだけ大切で、全力で取り組めばどれだけ「きつい」ものであるか、理解しているベテランの言葉には重みがあります。すなわち、パワー系のトレーニングは、全力で取り組むのが絶対条件なのに、そうしていない選手が居るという含みがあるわけです。
短時間に"出し切る”ように頑張ることが苦手な選手も中には居るとは思いますが、手足が痺れるくらい、パワーに取り組んでいる選手がどれだけ居るのか、疑問が残ることは確かです。
本来ならば、もっともっとやれるはずなのに、何となく勝手に自分の枠を狭めてしまっている可能性があるのかもしれません。
今日の取り組みに対し、「あれくらいのクオリティで、これだけのWorkoutをこなせば、1回練習でも良いよね...」と言ってくれたコーチも居ました。僕もそう思いました。
寒い中で頑張り続けている、Marauderたちも、こちらに負けないくらいの気持で、この”大切な時期”をもっとアグレッシブに乗り越えていって欲しいと思います。
★ ★ ★ ★ ★ ★
僕は心から感謝しています。
この大変な時期に、インター組3人に専門的なトレーニングを課し、彼らをコーチング出来ることを。
チームがしっかりしているから、リーダーたちがしっかりしているから、1年で一番の”泳ぎ込み”の週をあけることができました。
学生スタッフたちが時間を惜しまずMarauderたちの力になってくれるから、安心して留守を任せることができました。
そして、選手ひとりひとりが高い意識を持っていて、短期間であれば、Workoutだけを残していっても、きっちりと取り組んでいると信じることのできる、「良い奴ら」だから、安心してこちらのコーチングに勤しむことが出来ました。
そんな、Marauderでコーチが出来ることに感謝しながら、残りの2日間、頑張りたいと思います。
合宿中、愛読紙BURRN!を読んでいて、「人生の99%は、ただ"そこにいる”だけのことなんだ。だからこそ、"運命には(自ら)参加しなければなないんだ。」という格言めいた発言を目にしました。
一見,その真意はわかりづらいようにも思いますが、非常に重要なことを言っているようにも思えました。
"今このとき”を大切にトレーニングに参加している選手はどれだけいるでしょう。
きついとき、視野は狭くなりがりですが、ライバルたちは、皆の想像を超える,遙かに凄いことにチャレンジしている...かもしれません。だからこそ、「そこ」にあるworkoutをただ「こなす」だけではなく、自分から積極的に取り組んでいくことが大切になるし、その差がパフォーマンスの改善に大きな影響を及ぼすのだということ、早い段階で理解して欲しいと願います。
きついからこそのチャンス、活かすべく,頑張っていきましょう!
それでは!!!
2011年12月13日火曜日
STAYING POWER
こんばんは
WK11に突入しています。
DIST・MD1は"Overload Endurance"というウィークにあたり、量的ピークの週にあたります。本日の”壮絶な”Volume Workに対する選手からの報告が次々ときますが、半分くらいは“沈没”した様子がうかがわれました。
強い意志をもってこなすだけでも大変なトレーニングで有ることは確かなので、”諦めず、完泳する”ことが先ずは大切といえるでしょう。
DIST; 7R x 12 x 100m on 1:50~1:00 (2 EA.) or
6R x 15 x 100m on 1:40~1:05 (3 EA.)
"or”にしてあるのは、1行目の内容が強烈で、その日の調子に応じた処方箋になっていない可能性があるため、もう1種類、トレーニングを作成したことによるものです。2行目の方が、総量は多く、かつ、R毎の最初から気持を抜けないようなセットにしているため、どちらを選んでも高いトレーニング効果が得られるようにした次第です。
MD1は、上記DISTのトレーニングから、それぞれ1 roundずつ減らしたものを処方しました。K-SUKEには、"BR ENDURANCE SPECIAL #2"ということで、6000mのショートインターバルハードを課しています。
1行目の内容でチャレンジしたのは、KOHEIとCHIAKIの2名だったようです。
さて、”インター組“は、昨日、予定より1:30遅れでの到着となったため、旅疲れをとる程度のスイムを行い,本日に備えました。
インター組は、DISTのYOHEIと、SPのMASAFUMI・SHINRIという対極に位置するような選手を一斉にみていますので、同じタイミングでトレーニングをみるわけにもいかず、例によって「ずらして」トレーニングを行っています。
結果的に僕は、中大に居る時ほどではないですが、ずっとプールサイドに居ることになっています。
SPの2人に対しては、平常とは異なるトレーニングを行い、何かを得ることが出来る良い機会と考え、彼らがやりやすいトレーニングを処方することは敢えてしないように...と考えています。
今の彼らに何が足りないか、を考え、「定形外のトレーニング」にしています。それぞれ、現時点での弱点も再確認しました。彼らも、今の時点でスピードが上がりづらい理由が何となく見えたのではないかと思っています。
他方、YOHEIについては、短水で要求することをいきなり長水でも要求しているため、かなりしんどそうです…が、志が高いレベルでキープされているためか、少なくとも「諦める」ことはなくなりました。
初日から”1万越え”のトレーニングをやりきった後の表情には、悲壮感は全くありませんでした。明日明後日と、チャレンジは続いていきます...
先日紹介しました、「虎空」では、14:00を過ぎると、「濃厚ニボつけ麺」の注文が可能となります。合宿前、このつけ麺にチャレンジしてきました。
これはおすすめ、”美味い”です。
「赤羽京介」ばりのドロドロとした超濃厚つけ汁は、煮干しのえぐみなどは全くない、甘みと深みに満ちた逸品に仕上がっていました。適度に入った背脂もこの甘みに貢献しているのかもしれません。
当然、麺も通常のものとは変えてきています。
これは、アスリートも気に入る味だと思います。
魚系の、超濃厚なつけ麺を食べたくなったら、是非その候補のひとつに入れてみてください。堀之内の「味ん味ん」の近くにあります。
それでは!!!
2011年12月10日土曜日
TO THE POWER OF THE TEN
こんばんは
WK10の後半戦、何とか完了させました。
SP・MD2は、昨日の朝に"Main Workout"にチャレンジしました。
4R x 8 x 50m "DIE HARD" ON 1:30
ようやく、SPらしいトレーニングに出会え、Marauderたちもホッとしていたことでしょう。
...ところが、脚のもたつき、タイミングが合わない、力が入らないなど、思い通りの泳ぎができず、苦しんでいる者も少なく無かったようでした。
それでも、”最終的には”良いトレーニングに持って行ったところは流石。
一方、DIST・MD1は昨日の午前中にストレングストレーニングを行い、午後にVolume WorkとしてLong Shift ChangeとSuper EKをメインに据えた5桁練習をDISTは敢行、MD1もそれに準じる"距離練”をきっちりとこなしました。
さらに本日土曜日も2回練(公開講座・クレセントアカデミーが先週で完結しましたので!)。
週末と言うこともあり、午前中は暗雲が見え隠れする状況になっていましたが、MAINの午後には、見事な集中力を、皆示してくれました。
DIST; 2R x 6 x 300m HOLD BLUE on 4:00~3:10/
4 x 300m "DIE HARD" 4:30
MD1; 6R x 4 x 100m "DIE HARD" on 1:40,1:50,2:00
DISTでは、今日はKOHEIが好調。トータル16本の300mの平均はYOHEIと並ぶ3:07。まずまずといえるでしょう。
MD1では、五輪リレー合宿でより逞しさを増して帰って来たCHIAKIが”流石”の泳ぎ。最初から攻めるトレーニングが出来たように思います。安定して良い泳ぎが出来ていたのが”泳ぐ”BR stroker、K-SUKE。彼の中ではBEST AVE.といえる結果だったと思います。去年より遙かに泳がしているし、泳げていると思います。
後のメンバーも、途中でうまくいかなくなったり、少々折れることもありましたが、"攻めて”の結果だったので、まずまずと評しています。
さて、来週から、僕はMASAFUMI、SHINRI、YOHEIらとGUAM入りです。
ですが、DIST・MD1は、”最も泳ぐ週”に入っていきます。
その膨大なトレーニング量や重なる疲労により、目指している泳ぎが難しくなるかもしれませんし、健全な考えを忘れてしまいそうになる瞬間もあるかもしれません。
それでも、「やり抜かなければならない」、とっても大切な週になると考えています。
コーチ不在だからこそ、やれることもあるかもしれません。
何かを発見できるチャンスかもしれません。
ここまでの地点では、どんなにきついトレーニングでも、良い雰囲気、頑張り抜く雰囲気、競い合う雰囲気を貫き通すことが出来てきたので、不在となるWK11も、皆の頑張りに期待したいと思います!!!
中大の近くに、またまた魅力的なラーメン屋が出来ました。
この店の前を良く通るのですが、いつみても満席だし、待っているヒトがいます。
中大周辺の有名ラーメン店として、二郎と並ぶ行列店である「にんにくや」の近く、前は「峰来軒」というタンメンで有名な店があったのですが、この秋に「煮干しそば 虎空」という新店に変わっていました。
この短期間に数回訪れましたが、その感想を。
初回には、店内に充満する煮干しのにおいにびっくり。そして、飲んだスープのえぐみにびっくり。調布の「たけちゃん」のような味を期待しましたが、あそこほど甘い感じはしませんでした。
このときは、味玉煮干しそばをいただきましたが、いわゆる”淡麗”的な味わいのスープに、かなり甘めの玉子ということで、少しあわないかな...と感じました。でも、また食べてみたい!と思わせてくれる味でした。
2回目の来店時(1回目から3日後!)には、においもえぐみも気にならなくなっており、むしろ「美味い」と素直に感じました。このときは、葱煮干しそばをいただきました。葱について、特筆すべきこともなく、煮干しそばについてはノーマルで十分だなということ、確認できました。
しかし、麺も美味いし、スープも"魚粉系”の味ではなく、きちんと煮干しからとったことがわかる、好感のもてるものです。ほのかな甘みがあとかるくるようなところが、ひじょーに良い感じです。
また新しい楽しみが出来てしまいました。
それでは!
WK10の後半戦、何とか完了させました。
SP・MD2は、昨日の朝に"Main Workout"にチャレンジしました。
4R x 8 x 50m "DIE HARD" ON 1:30
ようやく、SPらしいトレーニングに出会え、Marauderたちもホッとしていたことでしょう。
...ところが、脚のもたつき、タイミングが合わない、力が入らないなど、思い通りの泳ぎができず、苦しんでいる者も少なく無かったようでした。
それでも、”最終的には”良いトレーニングに持って行ったところは流石。
一方、DIST・MD1は昨日の午前中にストレングストレーニングを行い、午後にVolume WorkとしてLong Shift ChangeとSuper EKをメインに据えた5桁練習をDISTは敢行、MD1もそれに準じる"距離練”をきっちりとこなしました。
さらに本日土曜日も2回練(公開講座・クレセントアカデミーが先週で完結しましたので!)。
週末と言うこともあり、午前中は暗雲が見え隠れする状況になっていましたが、MAINの午後には、見事な集中力を、皆示してくれました。
DIST; 2R x 6 x 300m HOLD BLUE on 4:00~3:10/
4 x 300m "DIE HARD" 4:30
MD1; 6R x 4 x 100m "DIE HARD" on 1:40,1:50,2:00
DISTでは、今日はKOHEIが好調。トータル16本の300mの平均はYOHEIと並ぶ3:07。まずまずといえるでしょう。
MD1では、五輪リレー合宿でより逞しさを増して帰って来たCHIAKIが”流石”の泳ぎ。最初から攻めるトレーニングが出来たように思います。安定して良い泳ぎが出来ていたのが”泳ぐ”BR stroker、K-SUKE。彼の中ではBEST AVE.といえる結果だったと思います。去年より遙かに泳がしているし、泳げていると思います。
後のメンバーも、途中でうまくいかなくなったり、少々折れることもありましたが、"攻めて”の結果だったので、まずまずと評しています。
さて、来週から、僕はMASAFUMI、SHINRI、YOHEIらとGUAM入りです。
ですが、DIST・MD1は、”最も泳ぐ週”に入っていきます。
その膨大なトレーニング量や重なる疲労により、目指している泳ぎが難しくなるかもしれませんし、健全な考えを忘れてしまいそうになる瞬間もあるかもしれません。
それでも、「やり抜かなければならない」、とっても大切な週になると考えています。
コーチ不在だからこそ、やれることもあるかもしれません。
何かを発見できるチャンスかもしれません。
ここまでの地点では、どんなにきついトレーニングでも、良い雰囲気、頑張り抜く雰囲気、競い合う雰囲気を貫き通すことが出来てきたので、不在となるWK11も、皆の頑張りに期待したいと思います!!!
中大の近くに、またまた魅力的なラーメン屋が出来ました。
この店の前を良く通るのですが、いつみても満席だし、待っているヒトがいます。
中大周辺の有名ラーメン店として、二郎と並ぶ行列店である「にんにくや」の近く、前は「峰来軒」というタンメンで有名な店があったのですが、この秋に「煮干しそば 虎空」という新店に変わっていました。
この短期間に数回訪れましたが、その感想を。
初回には、店内に充満する煮干しのにおいにびっくり。そして、飲んだスープのえぐみにびっくり。調布の「たけちゃん」のような味を期待しましたが、あそこほど甘い感じはしませんでした。
このときは、味玉煮干しそばをいただきましたが、いわゆる”淡麗”的な味わいのスープに、かなり甘めの玉子ということで、少しあわないかな...と感じました。でも、また食べてみたい!と思わせてくれる味でした。
2回目の来店時(1回目から3日後!)には、においもえぐみも気にならなくなっており、むしろ「美味い」と素直に感じました。このときは、葱煮干しそばをいただきました。葱について、特筆すべきこともなく、煮干しそばについてはノーマルで十分だなということ、確認できました。
しかし、麺も美味いし、スープも"魚粉系”の味ではなく、きちんと煮干しからとったことがわかる、好感のもてるものです。ほのかな甘みがあとかるくるようなところが、ひじょーに良い感じです。
また新しい楽しみが出来てしまいました。
それでは!
2011年12月8日木曜日
CALLIN' ON YOU
こんばんは
WK10の後半戦に突入しました。
本日はどこも2回練習の日で、スプリンターたちは午前中にパワー系スイム、午後にはBLUE系のベーシックメニューをこなしていました。
一方、中長距離軍団は、午前中にGREEN系のベーシックトレーニングをこなし、午後には"THE ENDURANCE TEST・T-30”に挑みました。
同じ週に、CURVE TESTとT-30を実施したことは今まで無かったかと思いますが,やはり今年は特別なシーズンなので、僕自身も”チャレンジ”してみました。
週の途中だし、これまでの頑張りにより、少しずつエネルギーを奪われている状態ですので、全員がベストで泳ぐことは期待していませんでしたが、挑むことに諦めてもらうことは心外なので、とにかく"チャレンジ”してもらいました。きつい状態だからこそ、チャレンジし甲斐がある! そう思ってテストを処方した次第です。
結果、今季からMD1に移ってきたTAKAとHITOSHIが見事ベストを更新しました。
他のメンバーも、思い通りにならない体にしっかりと渇を入れながら頑張っていたように思います。
この中長距離軍団に対しては、今日から来週末までは、1年間で最も泳ぐ期間になると既に予告しています。
悲壮感を漂わせている者はもはやおりません。皆、笑顔をまだまだ駆使出来る状態です。だからこそ、限界をつくらず、挑んでくれるものと期待します。
そして僕自身も、限界など作ることなく、”挑んで”いきたいと思います!!!
インカレVIDEOの3日目のBGM、ここも「拘り」の選曲としています。
3日目の「アタマ」に使ったのは、かの「奇跡的プロジェクト」であるHEAR N AIDの"Stars"です。
HEAR N AIDは、"We Are The World"で有名になったUSA FOR AFRICAのメタル版ともいえるプロジェクトです。
これについては、是非動画サイトでみていただきたいものです。
曲自体は、DIOらしい、ドラマティックかつメロディックなメタルソングなのですが、参加しているヴォーカリストの競演により、聴き所満載の曲になっています。
ギターソロも6分を越えるものになっており、当時のスーパーギタリストたちが次々に素晴らしいリックを繰り広げています。
メタル好きが聴けば,この延々と続くソロタイムもかなり楽しめます(僕は大好きです)。
12インチシングルで発表された"Stars"のB面に、"4 1/2 Minutes News"というインタビューが収録されているのですが、このインタビュー時にBGMで流れているピアノの独奏を、インカレVIDEOの3日目に使用しました。
また、ギターソロは、中間を少しカットしています(どこを切ったか、わかったヒトは素晴らしすぎます!)。
その後、STRYPERのスマッシュヒット、"Calling On You"をはさみ、最後は、インカレビデオのメインテーマである、STRATOVARIUSの"Destiny"の”疾走部分”に繋がって,劇的なフィナーレに繋げています。
しかし、STRYPERは、本当に良い曲をたくさん発表しました。HRのダイナミズムをしっかりと継承し、美しさを追求したギターハーモニー、そしてコーラスワークと、売れる要素をたくさん持ったバンドだったと思います(まだ現役ですが...)。
また、マイケル・スウィートのVoは本当に素晴らしい。BOSTONのVoに抜擢されただけはあります。天才的な曲作り、美しいギターワーク、そして天性のVo...凄すぎます。
この"Calling On You"が収録されている"TO HELL WITH THE DEVIL"は、先日紹介した2ndと並んでお勧めのアルバムで、いわゆる捨て曲は一切無いと思います。
というわけでして、今年のインカレビデオも、挿入歌については、編集も交えながら、懲りに凝ったものとしました。音楽の力は素晴らしい。
それでは!!!
WK10の後半戦に突入しました。
本日はどこも2回練習の日で、スプリンターたちは午前中にパワー系スイム、午後にはBLUE系のベーシックメニューをこなしていました。
一方、中長距離軍団は、午前中にGREEN系のベーシックトレーニングをこなし、午後には"THE ENDURANCE TEST・T-30”に挑みました。
同じ週に、CURVE TESTとT-30を実施したことは今まで無かったかと思いますが,やはり今年は特別なシーズンなので、僕自身も”チャレンジ”してみました。
週の途中だし、これまでの頑張りにより、少しずつエネルギーを奪われている状態ですので、全員がベストで泳ぐことは期待していませんでしたが、挑むことに諦めてもらうことは心外なので、とにかく"チャレンジ”してもらいました。きつい状態だからこそ、チャレンジし甲斐がある! そう思ってテストを処方した次第です。
結果、今季からMD1に移ってきたTAKAとHITOSHIが見事ベストを更新しました。
他のメンバーも、思い通りにならない体にしっかりと渇を入れながら頑張っていたように思います。
この中長距離軍団に対しては、今日から来週末までは、1年間で最も泳ぐ期間になると既に予告しています。
悲壮感を漂わせている者はもはやおりません。皆、笑顔をまだまだ駆使出来る状態です。だからこそ、限界をつくらず、挑んでくれるものと期待します。
そして僕自身も、限界など作ることなく、”挑んで”いきたいと思います!!!
インカレVIDEOの3日目のBGM、ここも「拘り」の選曲としています。
3日目の「アタマ」に使ったのは、かの「奇跡的プロジェクト」であるHEAR N AIDの"Stars"です。
HEAR N AIDは、"We Are The World"で有名になったUSA FOR AFRICAのメタル版ともいえるプロジェクトです。
これについては、是非動画サイトでみていただきたいものです。
曲自体は、DIOらしい、ドラマティックかつメロディックなメタルソングなのですが、参加しているヴォーカリストの競演により、聴き所満載の曲になっています。
ギターソロも6分を越えるものになっており、当時のスーパーギタリストたちが次々に素晴らしいリックを繰り広げています。
メタル好きが聴けば,この延々と続くソロタイムもかなり楽しめます(僕は大好きです)。
12インチシングルで発表された"Stars"のB面に、"4 1/2 Minutes News"というインタビューが収録されているのですが、このインタビュー時にBGMで流れているピアノの独奏を、インカレVIDEOの3日目に使用しました。
また、ギターソロは、中間を少しカットしています(どこを切ったか、わかったヒトは素晴らしすぎます!)。
その後、STRYPERのスマッシュヒット、"Calling On You"をはさみ、最後は、インカレビデオのメインテーマである、STRATOVARIUSの"Destiny"の”疾走部分”に繋がって,劇的なフィナーレに繋げています。
しかし、STRYPERは、本当に良い曲をたくさん発表しました。HRのダイナミズムをしっかりと継承し、美しさを追求したギターハーモニー、そしてコーラスワークと、売れる要素をたくさん持ったバンドだったと思います(まだ現役ですが...)。
また、マイケル・スウィートのVoは本当に素晴らしい。BOSTONのVoに抜擢されただけはあります。天才的な曲作り、美しいギターワーク、そして天性のVo...凄すぎます。
この"Calling On You"が収録されている"TO HELL WITH THE DEVIL"は、先日紹介した2ndと並んでお勧めのアルバムで、いわゆる捨て曲は一切無いと思います。
というわけでして、今年のインカレビデオも、挿入歌については、編集も交えながら、懲りに凝ったものとしました。音楽の力は素晴らしい。
それでは!!!
2011年12月7日水曜日
STAY HUNGRY
こんばんは
WK10に入り、その2日目までを完了しました。
月曜日・火曜日は、何れのグループも2回練に臨みました。
まず月曜の午後には今シーズン第2回目となるLactate Curve Test(4x400m or 4x300m)を実施しました。
シーズン2回目のテストは、2012年度スポーツ推薦入試の日に設定しており、受験生にも受けてもらっています。
全体的には、低泳速での泳ぎでは乳酸値が低く、速度領域が高いところまで「もっていけない」という傾向がみられました。そういった選手では、「頑張れませんでした」というコメントを発することが多い。この時期には、「頑張ったし、乳酸も上がったけれど、遅かった...」という者はほとんどいなく(今回は皆無でした)、むしろ出し切ることが出来なかった...という感じの者が多くみられます。
低強度から中等度の泳ぎの効率は少し改善され、かつ、べったりとした”泳ぎ込み”の影響で、脂質や乳酸のエネルギー基質としての利用度が高まった状態になっている反面、高出力でのパワー発揮が難しい状況にある...そんな、現状のトレーニングの影響が色濃く出ていたように思いました。
そんななか、乳酸ー泳速度曲線が良い方向に変化し,最後の最大努力泳で(テストのなかでの)ベスト記録を出すことに成功した者もおりました(KAZUKIくん・SHINTAROくんのKYOEIコンビですね)。また、ラストの最大努力泳こそ芳しく無かったものの、3本目までの乳酸が低く抑えらrたYOHEIやTSUTSUらは、V4の改善がみられ、YOHEIはV4歴代No.1に上り詰めました(元ちゃんと同タイムですが)。
受験生たちも素晴らしく、いきなり、V4歴代ランキングの上位に相当する結果で泳げた者も2名ほどおりました。
一部スプリンターでは、疲労の影響を隠せないような結果になっていましたが、「疲れて,ヘロヘロになるなんて、滅多にないこと。そうなったからこそ、頑張るチャンスがあるのだ!」と伝えてあります...まだまだ頑張り続けてくれることでしょう。
さて、本日の午後ですが、SP・MD2は"BLUE to PINK"のセットに加え、4x50mのHURRICANEに挑んでもらいました。過去数年間、12月の段階でHURRICANEが行われたことはなかったように思います。Head Marauderの意気込みが伝わってきました。
他方、DIST・MD2は、"VOLUME WORK"に挑んでもらいました。
DIST 4R;6X200 1R-DEC,2~4R目⇒CONT.DEC. TO HARD
3R;4X200 BLUE/PINK(-2)/BEST AVE.(R)
MD1 4R;6X200 1R-DEC, 2~4R⇒CONT.DEC or SHORT INT.
BR 4R;5X200 1R-DEC, 2~4R⇒CONT.DEC or SHORT INT.
最も泳いだDISTで、所要時間3:30、トータル12000mのロングワークアウト。3人とも、タフになってきました(やっと痩せてきた!?)。特に今日のYOHEIは、”怪物”でした...。
今は、「心に来る」ようなトレーニングを処方しています。当然、体の元気も奪い取る強烈な威力をもったやつばかりです。不具合も少々でてきていますが、「弱った者」に合わせることなく、まだまだ”ガンガン”いきます。「押されない」よう、気合いを入れて、前進してきて下さい!!!
インカレビデオ2日目の挿入歌は、"Cry For The Nation"MSG、"We're Not Gonna Take It"TWISTED SISTER、そして"Flight Of Icarus"IRON MAIDENの3曲です。
"Cry For The Nation"は、1980年発表のMSGのデビューアルバムに収録されており、日本でも根強い支持を受ける佳曲といえます。ミドルテンポの曲なのに、何となく闘いに向いている、そんな不思議な曲ですが、ギターソロのすばらしさは言わずもがな。カッコ良すぎます。ちなみにこの曲のイントロは、少しいじって、長めに編集してあります。
"We're Not Gonna Take It"は、彼らのアルバム中最も売れた、"STAY HUNGRYに収録されている、彼らの代表曲です。コミカルなPVもおもしろいですが、何と言っても曲が良い。ポジティブな気持にさせてくれるアンセム的ROCKといえます。
最後に、"Flight Of Icarus"です。この曲、実はメイデンの中でも、トップ5に入るくらい好きな曲でした。メイデンって、こんなにもカッコ良くすてきな曲をつくれるバンドだったのか!と、最近の彼らのアルバムしか聴いていない者はびっくりするのでしょうね。
ドラマティックだけどキャッチー、シングルカットされたのもうなずける出来ですね。
最近のメイデンにはない、メロディーを大切にする感覚が、このアルバムからは強く感じます。
それでは!!!
WK10に入り、その2日目までを完了しました。
月曜日・火曜日は、何れのグループも2回練に臨みました。
まず月曜の午後には今シーズン第2回目となるLactate Curve Test(4x400m or 4x300m)を実施しました。
シーズン2回目のテストは、2012年度スポーツ推薦入試の日に設定しており、受験生にも受けてもらっています。
全体的には、低泳速での泳ぎでは乳酸値が低く、速度領域が高いところまで「もっていけない」という傾向がみられました。そういった選手では、「頑張れませんでした」というコメントを発することが多い。この時期には、「頑張ったし、乳酸も上がったけれど、遅かった...」という者はほとんどいなく(今回は皆無でした)、むしろ出し切ることが出来なかった...という感じの者が多くみられます。
低強度から中等度の泳ぎの効率は少し改善され、かつ、べったりとした”泳ぎ込み”の影響で、脂質や乳酸のエネルギー基質としての利用度が高まった状態になっている反面、高出力でのパワー発揮が難しい状況にある...そんな、現状のトレーニングの影響が色濃く出ていたように思いました。
そんななか、乳酸ー泳速度曲線が良い方向に変化し,最後の最大努力泳で(テストのなかでの)ベスト記録を出すことに成功した者もおりました(KAZUKIくん・SHINTAROくんのKYOEIコンビですね)。また、ラストの最大努力泳こそ芳しく無かったものの、3本目までの乳酸が低く抑えらrたYOHEIやTSUTSUらは、V4の改善がみられ、YOHEIはV4歴代No.1に上り詰めました(元ちゃんと同タイムですが)。
受験生たちも素晴らしく、いきなり、V4歴代ランキングの上位に相当する結果で泳げた者も2名ほどおりました。
一部スプリンターでは、疲労の影響を隠せないような結果になっていましたが、「疲れて,ヘロヘロになるなんて、滅多にないこと。そうなったからこそ、頑張るチャンスがあるのだ!」と伝えてあります...まだまだ頑張り続けてくれることでしょう。
さて、本日の午後ですが、SP・MD2は"BLUE to PINK"のセットに加え、4x50mのHURRICANEに挑んでもらいました。過去数年間、12月の段階でHURRICANEが行われたことはなかったように思います。Head Marauderの意気込みが伝わってきました。
他方、DIST・MD2は、"VOLUME WORK"に挑んでもらいました。
DIST 4R;6X200 1R-DEC,2~4R目⇒CONT.DEC. TO HARD
3R;4X200 BLUE/PINK(-2)/BEST AVE.(R)
MD1 4R;6X200 1R-DEC, 2~4R⇒CONT.DEC or SHORT INT.
BR 4R;5X200 1R-DEC, 2~4R⇒CONT.DEC or SHORT INT.
最も泳いだDISTで、所要時間3:30、トータル12000mのロングワークアウト。3人とも、タフになってきました(やっと痩せてきた!?)。特に今日のYOHEIは、”怪物”でした...。
今は、「心に来る」ようなトレーニングを処方しています。当然、体の元気も奪い取る強烈な威力をもったやつばかりです。不具合も少々でてきていますが、「弱った者」に合わせることなく、まだまだ”ガンガン”いきます。「押されない」よう、気合いを入れて、前進してきて下さい!!!
インカレビデオ2日目の挿入歌は、"Cry For The Nation"MSG、"We're Not Gonna Take It"TWISTED SISTER、そして"Flight Of Icarus"IRON MAIDENの3曲です。
"Cry For The Nation"は、1980年発表のMSGのデビューアルバムに収録されており、日本でも根強い支持を受ける佳曲といえます。ミドルテンポの曲なのに、何となく闘いに向いている、そんな不思議な曲ですが、ギターソロのすばらしさは言わずもがな。カッコ良すぎます。ちなみにこの曲のイントロは、少しいじって、長めに編集してあります。
"We're Not Gonna Take It"は、彼らのアルバム中最も売れた、"STAY HUNGRYに収録されている、彼らの代表曲です。コミカルなPVもおもしろいですが、何と言っても曲が良い。ポジティブな気持にさせてくれるアンセム的ROCKといえます。
最後に、"Flight Of Icarus"です。この曲、実はメイデンの中でも、トップ5に入るくらい好きな曲でした。メイデンって、こんなにもカッコ良くすてきな曲をつくれるバンドだったのか!と、最近の彼らのアルバムしか聴いていない者はびっくりするのでしょうね。
ドラマティックだけどキャッチー、シングルカットされたのもうなずける出来ですね。
最近のメイデンにはない、メロディーを大切にする感覚が、このアルバムからは強く感じます。
それでは!!!
2011年12月4日日曜日
BATTLE HYMN
こんばんは
WK9の後半戦も、熱い頑張りが繰り広げられました。
木曜日の中長距離戦士たちは、午前にGREEN系、午後にはBLUE系の、何れも基礎的なENDURANCEトレーニングに取り組みました。
スプリンターたちは、午前にパワースイム系、午後にはBLUE系とちょっとしたRACE PACEに取り組みました。
何れのグループも、午前にはマット運動を基本としたDRYを、午後にはバランスボールを使ったコアトレーニング(中長距離)あるいは高強度自重負荷系(スプリンター)のDRYを行っています。
金曜日には、中長距離軍団は午前にGREEN系、午後には”メイン”に挑んでもらいました。スプリンターたちは午後練だけでしたが、みんなそろってMy Workoutに挑戦!の日となりました。
DIST; 6 ROUNDS x 6 x 150m ON 1:50~1:40
MD1; 12 ROUNDS x 4 x 50m "DIE HARD" ON 45~1:00
MD2; 10 ROUNDS x 4 x 50m "DIE HARD" ON 45~1:00
SP; 6 ROUNDS x 3 x 50m "DIE HARD" ON 45~50 /
4 ROUNDS x 2 x 50m MAX 1:00
どのグループも、比較的短いインターバルのなかで全力を尽くすセットにしました。DISTは結構強烈なセットだったので、皆ヘロヘロになっていましたが、頑張っていました。
彼らは、週のどこかで調子が悪い日があっても、後半でそれを払拭するような頑張りを示すことがあります。SHINTAROが、そのパターンで今週後半は巻き返していました。
DIST以外は、同じ流れの中でのチャレンジとなりましたが、ラウンド数が多いためか、はたまた最初のうちはインターバルが短いためか、いささか「スロースタート」となり、前半の6Rくらいまで、意図しているスピード・強度に到達できた者は少ない状況だったといえます。
徐々に、求めているSPレベルに達していくのですが、それが少し「遅すぎるな~」という感じ。「普通に頑張る」ことで満足しているようではいけないこの特別なシーズンで、この日のトレーニングを最高の充実感をもって終えた選手はいなかったかもしれません。少なくとも僕は、「まだまだだな~...」という印象が強く残ると同時に、来週へのチャレンジ精神が高まる結果となりました。
まだまだ、貪欲に挑んでいって欲しいと思います。たとえそれが苦手なタイプのWorkoutだったとしても...
インカレVIDEOの初日のBGMに使用したのは、以下の4曲です。
オープニングは、BLACKFOOT"Send Me An Angel"。83年に発表された”SIOGO”のオープニングを劇的に盛り上げる佳曲です。
発表当時、各種音楽雑誌のレビューで絶賛されていたので、このバンドがどのようなものかも知らずに購入、以後、このバンドのファンになりました。
基本は、アメリカのサザンロック系のバンドであり、埃っぽい、カラっとした”男のロック”を信条としていましたが、この"SIOGO”だけは、欧州的な香りのする劇的なHRを聴かせてくれます。
次は、愛するバンド、VANDENBERGの”Friday Night”。欧州HRの名盤である1stを気に入ったファンが大いなる期待のもと、2nd”HEADING FOR A STORM”を聴いたら、オープニングから思い切り”アメリカン”なこの曲が登場し、「う~む...」となった...。ある意味衝撃的な曲でした。
冷静に考えれば、このバンドが世界的成功を収めるのに必要な正統な進化だったのかもしれません(実際には、エイドリアン・ヴァンデンバーグがWHITESNAKEに引き抜かれたため、大いなる成功を掴む前に消滅した)。
僕もどちらかというと、この2ndは”This Is War”や”Waiting For The Night”という、”泣きまくり”のギターに彩られた哀愁の名曲たちのほうが好きなのですが、これはこれで魅力ある曲だと思っています。ギターソロも素晴らしい。
続いて登場させたのは、やはり愛すべきバンド、STRYPERの2ndに収録された小曲、"Battle Hymn Of The Republic”。これは、かの有名な米国の「リパブリック賛歌」のHRカヴァーソングです。そこはさすがマイケル・スィートは絶品の曲に仕上げています。だってこの曲の歌メロは、ヨドバシカメラが替え歌として使っている「アレ」ですから...。それをあそこまでカッコ良くするとは、やはり、マイケルはただものではないですね。
そして、4継のBGMに使用したのが、もう一つの”Destiny”です。
MSGがMcCaury Schneker Groupと名乗っていた頃に出した名盤、"Save Yourself”に収録された"哀愁”の名曲です。
これもカッコ良い曲ですが、アルバム全体の完成度は、ゲイリー・バーデン時代の4作品には敵わない...かな~。
楽曲重視で、インカレを総括すると、何かの発見があるかもしれません。それくらい、拘って作ったつもりです。
それでは...(やっと眠れる!)
WK9の後半戦も、熱い頑張りが繰り広げられました。
木曜日の中長距離戦士たちは、午前にGREEN系、午後にはBLUE系の、何れも基礎的なENDURANCEトレーニングに取り組みました。
スプリンターたちは、午前にパワースイム系、午後にはBLUE系とちょっとしたRACE PACEに取り組みました。
何れのグループも、午前にはマット運動を基本としたDRYを、午後にはバランスボールを使ったコアトレーニング(中長距離)あるいは高強度自重負荷系(スプリンター)のDRYを行っています。
金曜日には、中長距離軍団は午前にGREEN系、午後には”メイン”に挑んでもらいました。スプリンターたちは午後練だけでしたが、みんなそろってMy Workoutに挑戦!の日となりました。
DIST; 6 ROUNDS x 6 x 150m ON 1:50~1:40
MD1; 12 ROUNDS x 4 x 50m "DIE HARD" ON 45~1:00
MD2; 10 ROUNDS x 4 x 50m "DIE HARD" ON 45~1:00
SP; 6 ROUNDS x 3 x 50m "DIE HARD" ON 45~50 /
4 ROUNDS x 2 x 50m MAX 1:00
どのグループも、比較的短いインターバルのなかで全力を尽くすセットにしました。DISTは結構強烈なセットだったので、皆ヘロヘロになっていましたが、頑張っていました。
彼らは、週のどこかで調子が悪い日があっても、後半でそれを払拭するような頑張りを示すことがあります。SHINTAROが、そのパターンで今週後半は巻き返していました。
DIST以外は、同じ流れの中でのチャレンジとなりましたが、ラウンド数が多いためか、はたまた最初のうちはインターバルが短いためか、いささか「スロースタート」となり、前半の6Rくらいまで、意図しているスピード・強度に到達できた者は少ない状況だったといえます。
徐々に、求めているSPレベルに達していくのですが、それが少し「遅すぎるな~」という感じ。「普通に頑張る」ことで満足しているようではいけないこの特別なシーズンで、この日のトレーニングを最高の充実感をもって終えた選手はいなかったかもしれません。少なくとも僕は、「まだまだだな~...」という印象が強く残ると同時に、来週へのチャレンジ精神が高まる結果となりました。
まだまだ、貪欲に挑んでいって欲しいと思います。たとえそれが苦手なタイプのWorkoutだったとしても...
インカレVIDEOの初日のBGMに使用したのは、以下の4曲です。
発表当時、各種音楽雑誌のレビューで絶賛されていたので、このバンドがどのようなものかも知らずに購入、以後、このバンドのファンになりました。
基本は、アメリカのサザンロック系のバンドであり、埃っぽい、カラっとした”男のロック”を信条としていましたが、この"SIOGO”だけは、欧州的な香りのする劇的なHRを聴かせてくれます。
次は、愛するバンド、VANDENBERGの”Friday Night”。欧州HRの名盤である1stを気に入ったファンが大いなる期待のもと、2nd”HEADING FOR A STORM”を聴いたら、オープニングから思い切り”アメリカン”なこの曲が登場し、「う~む...」となった...。ある意味衝撃的な曲でした。
冷静に考えれば、このバンドが世界的成功を収めるのに必要な正統な進化だったのかもしれません(実際には、エイドリアン・ヴァンデンバーグがWHITESNAKEに引き抜かれたため、大いなる成功を掴む前に消滅した)。
僕もどちらかというと、この2ndは”This Is War”や”Waiting For The Night”という、”泣きまくり”のギターに彩られた哀愁の名曲たちのほうが好きなのですが、これはこれで魅力ある曲だと思っています。ギターソロも素晴らしい。
続いて登場させたのは、やはり愛すべきバンド、STRYPERの2ndに収録された小曲、"Battle Hymn Of The Republic”。これは、かの有名な米国の「リパブリック賛歌」のHRカヴァーソングです。そこはさすがマイケル・スィートは絶品の曲に仕上げています。だってこの曲の歌メロは、ヨドバシカメラが替え歌として使っている「アレ」ですから...。それをあそこまでカッコ良くするとは、やはり、マイケルはただものではないですね。
そして、4継のBGMに使用したのが、もう一つの”Destiny”です。
MSGがMcCaury Schneker Groupと名乗っていた頃に出した名盤、"Save Yourself”に収録された"哀愁”の名曲です。
これもカッコ良い曲ですが、アルバム全体の完成度は、ゲイリー・バーデン時代の4作品には敵わない...かな~。
楽曲重視で、インカレを総括すると、何かの発見があるかもしれません。それくらい、拘って作ったつもりです。
それでは...(やっと眠れる!)
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