2012年8月29日水曜日

19 GROWING UP


おはようございます。

2012シーズンの最終段階、着々と進んでおります。
そして、選手スピーチも順調に進んでいます。

今日は、”ザ・2年生”の前半4人分を紹介いたします。
ほとんどのメンバーが、昨シーズンは「悔しい思い」をしており、そうした「苦悩の時期」に学んだことについて語ってくれました。そして、昨年経験した"チーム力の凄さ”に関する話をしていた選手が多かったように感じました。

まずMasayuki。「結果を出せず、人と接するのが邪魔くさくなるくらい落ち込んだ時期がありましたが、そんな僕のことを心から心配してくれる先輩・同輩の”優しさ”で立ち直れました。今は、このチームが大好きです」とのこと。悩んでいたからこそ、”チーム力の凄さ”や”メンバーケアマインド”の素晴らしさを人一倍実感できたのかもしれません。

Hitoshiは、「昨年のインカレは、全く奮わず、その場に居ることすら辛かった僕に声をかけてくれた先輩が居ました。その言葉があったから、最後までインカレという舞台で諦めることはありませんでした。言葉が周りの人に及ぼす影響は凄く大きいですし、良い“言葉”は、身体にも良い影響を与えると聞いています。チームでやる以上、自分が発言する一言一言がとても大切になります。残りの期間、行動や言動に責任を持ってやっていきたいと思います」と、「言葉がけ」の大切さを語ってくれました。

水泳が「大好き」だというShintaroは、怪我が原因で泳げなくなり、健常でいる大切さはもとより、より水泳が恋しくなったことを切々と語ってくれました。また、インカレで選手として貢献できないことを悔やみつつも、「4年生の皆さんに、最後を最高の形で終わってもらうために、全力でサポートしていきたい」と宣いました。

Yujiは、1年で迎えたインカレのB決勝では相当な緊張をしたが、スタッフやチームメートの声かけもあり、平常心でチャレンジすることが出来たという経験を紹介した上で、「今年は、自分がバタフライ陣のリーダーという自覚を持ち、遠慮することなく、全力で挑んで行きます!。『果報は寝て待て』という言葉どおり、これまで重ねてきた努力を信じ、インカレを楽しみに待つことにします!」と、自分のペースを崩さずに挑んで行く心情を披露してくれました。!

皆、頼もしくなった!


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中大のそばに、またもや魅力的なラーメンを提供してくれる店が誕生していました。
野猿街道を中大から北野方面に向かい、超有名な蕎麦屋「車屋」さんを過ぎたあたりに、見たことのない”新しい”ラーメン屋がありました。
「口楽」というお店なのですが、何でも7/7にオープンしたばかりだとか。以前は、確か「オルタナ」という名前の店だったと記憶しています(その前は「釣吉」)。
実は、他の店に行こうとしていた途中だったのですが、チャレンジしてみることにしました。

初訪のところでは、大抵はノーマルなラーメンを頼む僕ですが、今日は限定もの、「極鯖そば」をいただくことにしました。

このビジュアルをみて、かなり濃厚なラーメンなのかな、と思いましたが、とっても繊細な味のする、完成度の高いラーメンでした。
メニューの裏には、このラーメンを「鯖油、鯖スープ、鯖たれと、とことん鯖を楽しんでいただくための逸品です。」と紹介していました。「あっさりとした塩味」ともありましたが、いやいや、そこまであっさりはしていない。
しかし、臭みやえぐみがなく、魚介の(鯖の)風味をとことん楽しめるスープはなかなかのもので、お気に入りの「虎空」に匹敵するくらいの素晴らしい魚介系ラーメンに、思わず嬉しくなってしまった次第です。
特筆すべきは麺。平打ち系の麺が出てきた瞬間に、「やばいかな...」と思ったのですが、僕の予想を見事に覆してくれる美味しさ。甘みを感じさせる、どちらかというとうどんに近い麺は、一般的なラーメンで使われる麺とは一線を画すもの。讃岐うどんのようにコシが強いわけではないのですが、味やのどごしは、うどんのそれに近いのです。

「期待していなかっただけに」、満足度が高かったのかも知れませんが、かなり気に入ってしまいまいた。他のメニューを食しに、近いうちに再訪します!

それでは!!!



2012年8月28日火曜日

THE CLAIRVOYANT

こんばんは

いよいよ、”闘い”に向けた最終段階、テーパリングに突入しました。
中大に戻った後、直ぐに実施した”レース・リハーサル”では、1ヶ月前に「あれほど」苦しんだプールなのか!?と思う位、Marauderたちは”軽快!”に見える、「ほぼ狙いどおり!」といえる泳ぎを示してくれました。

これからは、「上がっていく」しかありません。
その「上げ方」をコントロールするのは、僕らではないし、他ならぬ”みんな自身”です。それが出来る「最高の幸せ」を噛みしめながら、最もやり甲斐のある”テーパリング”に挑んで行って欲しいと思います。

真の一流選手は、最高のパフォーマンスを発揮する時と場所が決まっているなか、まるで精密機械の如く逆算し、その『目標地点』に向かって自分をコントロールし始めます。コントロールすることは多岐にわたるのですが、まぁ、上手いことやっていきます。
僕は、これまでのトレーニングの中で、自分をコントロールすることの大切さを様々な場面で教えてきましたし、最終的には自分で仕上げていくことは殊更に強調してきました。
トレーニングについては、泳ぎを創り、整えるための手法を、その順序も交えて伝えてきたつもりです。もちろん、それらのトレーニングが有する効果や意味についても、様々な場面で教えてきたつもりです。
すべては、『自分をコントロールし、最高のパフォーマンスを発揮する、"Self Produce"を実現する』ためです。大学生だからこそ可能となるテーパリングを、僕は目指しています。
4年周期の最終シーズンにあたる今年は、まさに"Self Produce"の色合いを濃くしてきましたし、その成果は、先ずは選考会で示すことも出来ました。
テーパー期間は、FTの割合が増える、それはそれは楽しい時期です。調子が思うように上がらなくて苦しんでいても、自分でやろうとしていることは、何だか楽しい。
そんな、自ら創り上げる喜びをベースに、これまでにやってきたことを今一度振り返り、初心を忘れずに、基礎的チェックを怠らず、その上で自分たちの『感性』を向き合いながら、仕上げて行って欲しいと思います。そういったことを実現できる多くの要素が、Marauderの中には根付いているハズですから。わからないことがあれば、尋ねることが出来る環境でもあると思いますので、それをヒントに、『自分流』を見つけ、確立していって欲しいと思います。そして、Marauderに居なければ体験・体感できないことが実は多くあるという”誇り”をもって、楽しんで取り組んでいきましょう!


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3年生スピーチ、続編です。

先ずは、Takumi。「勧誘活動の手伝いをしていて再確認したことがあります。それは、中大に入りたいと思っている高校生が凄く多いということ。そんなことを実感した後だからこそ、このチームに、今居れることを幸せに思うし、ここで頑張れることに感謝をしている」ことを先ず述べてくれました。その上で、「4年生の皆さんは、僕たち3年生の指導をするという関係上、本当にお世話になりましたし、大変な迷惑もかけてきました。それでも、僕は1つ上の学年が4年生の方々で良かったと思っています。4年生の皆さんには、僕たち3年生が『1つ下の学年で良かった!』と思ってもらえるよう、4年生を全力でサポートしますし、インカレでも大量得点を奪ってきます!」と宣言していました。
みんなに対する愛情を感じさせる「優しい」スピーチだったと思います。

続いてRyota。これまで、ベストが出なかったことや、特に昨年のインカレ前に怪我をしてしまった時に、チームメートに暖かい言葉をかけてもらったことが忘れられないとし、「そんなチームの力は無限大だ」ということを強調していました。苦しい思いばかりしてきたRyotaだからこそ、『迷いながらでも、自分で見つけた道は、教えられた道よりも確かだ』との思いを強くしたというコメントや、亡くなられたおじいちゃんへの想いは、聞く者の心を惹きつけたと思います。

Junpeiは五輪選考会にチャレンジするという経験を踏まえ、「自分自身を強く信じることと、必ず達成したいという強い意志によって、奇跡を起こすチャンスをつかむことが出来る!」ことを強調していました。そして、「Marauderのみんなは、これまで努力を重ねてきました。自分を強く信じる状態にあると思いますので、後は”意志”を持つだけです!」と繋げました。さらには「テーパー期は、今まで重ねてきた努力を練り上げる期間であり、『遠足の前日のようにワクワクした気持ち』になれる期間だと思います。強い気持ちを持って、必ず達成出来るという良いイメージをもって笑顔で突き進めば、必ず勝てると思います」とまとめてくれました。

3年生のアンカー、Maoは、「人間、これが”最後”だと思うと、とてつもなく強い力を出せると思います。4年生の皆さんは、凄い結果を出してくれると思いますし、みんなもそんな気持ちでチャレンジして欲しいと思います。」と切り出し、「Marauderは、中大に心から来たかった人の集まりです。そして、みんな、中大のために頑張りたいと思って入学してきたはずです。その初心を忘れずに、頑張って欲しい」ことを訴えてくれました。結びは、「僕は中大が好きすぎでヤバいです。自分がどうなっても良いから、全力でサポートします!」という嬉しい宣言。期待しています!

既に2年生スピーチに移っています。
成長の跡がみられるか....楽しみにしています。

それでは!

2012年8月24日金曜日

EL DORADO

こんにちは

昨日、11日間の”熱い合宿”先である、浜松を後にしました。
今回も大変お世話になったOkabe先生からも、暖かいお言葉をいただけました。

「みんなと接していると、”心が浄化される”。そんなチームと接するチャンスに巡り会えたことに感謝しています。通常、”進化”は遺伝子異常が起きることでしか起きないものだが、このチームは、年々進化し続けていると思います。Chuが、昨年と同一人物に見えないくらい成長した姿を目の当たりにしたことが、それを象徴している...」というありがたいお言葉もいただきました。


Okabe先生、そして「合宿の城」であるくれたけさんは、Marauderが「最高のトレーニングが出来るよう」最大限に配慮してくれる、最高の優しさともてなしを感じます。
だからこそ、Marauderたちはもっと優しく、そして強くなれるのだろうし、それがあるからこそ、この地をインカレ合宿の定番としているのだと思います。

本当に、様々な方々に支えられ、”素晴らしい日々”を過ごしているMarauderは、日本一幸せなチャレンジャーといえるかもしれません。


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この1週間で展開された、「選手スピーチ」の短報をお伝えします。Chiaki以降の3年生を、一気に紹介したいと思います。


Kazukiは、「最後まで諦めない」闘いの重要性について説き、そのためには「挑戦者」であり続ける必要性について語ってくれました。「王者になることよりも、王者で居続けることの方が難しい...。だかっらこそ、チャレンジ精神が必要だ!」という考え方は、ご尤もというところです。


Shinriは、昨年のインカレで、日本記録を樹立した時よりも、総合優勝を果たし、天皇杯を獲得した時の方が,遙かに高い達成感を感じたことを強調していました。そして、今年の「選考会」後に、トレーニングに身が入らなくなるくらい(辞めることばかり考えたとか...)落ち込んでいた時期に、チームの皆が、自分を引き上げてくれたことに対する感謝の気持ちを述べ、「中大に来て、本当に良かった」と心底思えるようになったと語りました。
未だその実力を出し切っていない、”眠れる獅子”の覚醒がまさにこれからであることを、強く感じさせたスピーチだったといえます。


今年の下半期から中大トレーニングに合流したMarisaは、実は初めてのスピーチ。1年生ばりに緊張していたようです。
その内容は、このチームの暖かさや優しさについて伝えるもので、Marauderのなかで精進していくうちに、「自分以外の”誰か”のために頑張りたい!」という、これまでには浮上しなかった気持ちが起こってきたことに、感謝の意を表していました。


Ryuは、偉大なる大先輩にいただいた言葉を紹介し、皆に強い共感を得ていました。「チームのみんなが自分に何かしてくれるのを期待するのではなく、自分がみんなに何ができるかを考えろ!」というものですが、Ryu自身が、その言葉の意味をいちばん深く考えているだろうし、そのためにやれることを最大限にしていこうという”意志”が伝わる良いスピーチだったと思います。

リーダー学年の”偉大なる”補佐的役割を果たす3年生タチの発言も重みを増しています。そして、
良いエネルギーをチームに与えることに成功し始めています。
3年生の残りは、また後日、紹介いたします。



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合宿中は、IRON MAIDENのライブ盤、"EN VIVO!"のブルーレイディスクを観る(聴く)ことが多かったです。
最近のライヴリポートを読むと、僕のような「昔からのファン」が楽しめるような選曲にしたり、何十年と演奏していなかった曲を演ったりと、非常に魅力的なライヴをいまだに展開しているようですね。
いいな~と思いつつも、とりあえず、こうしたハイクオリティなライヴ映像を見るだけで満足してしまっています。
どちらかというと、ブルース(ディッキンソン)とエイドリアン(スミス)が復帰してからの作品は「納得していない」派なのですが、その中においては、こうしてライブでみると、最近の楽曲の魅力を再発見できたりします。"FINAL FRONTIER"は、"DANCE OF DEATH"並の名盤だ!ということも再認識しました。

あと、めっちゃ運動量の多い彼らのライヴ、彼らの年齢域を超えた凄さがあります。いろいろいな意味で、勇気づけられたりもしました。

それでは!!!

2012年8月22日水曜日

AGE OF INNOCENCE

こんばんは

浜松合宿もいよいよ大詰め、あと1日となりました。
合宿後半戦のトレーニングも順調で、灼熱の浜松に鍛え上げられています。ペースワークを含む、”レース・リハーサル”系のトレーニングについても、少しずつその質が高まってきているように思います。

いわゆる「ブロークン」を、ただの体力的トレーニングにすることなく、より実践的な、「リハーサル」としていくために、ストロークパラメータ(テンポ、DPS、ストローク数など)のチェックや、泳ぎそのものを映像によってチェックすることは極めて重要です。
さらに、そのようなトレーニング前に行うウォームアップやメンタル面でのレディネスを含め、すべてを「狙っているレースに活かす」ためのものとすることが重要になります。
この点、前者の部分の理解を促すために、ペースワークに大きな影響を及ぼす、ストローク・パラメータに関する”レクチャー”を、Abeコーチに実施してもらい、より「戦略的」なスイマーになるための「きっかけ」を提供しました。

こうした取り組みは、狙っているレースに向かって,「自分の泳ぎを自分でコントロールし、仕上げていく」という能力の改善に欠かせないものです。あくまでも、「自分で創り上げる」ということを軸においたテーパリングを、Marauderでは目指してもらっていますので...。
競泳をやっていて、最も「楽しい」と感じる時期がテーパリングだと思います。難しいからこそ楽しめる。だからこそチャレンジ精神が湧く。そんな、「今だから」より興味深く学ぶことのできる”Self Produce”に、心から楽しんで取り組んでもらいたいと思います。その結果、より「成熟した」スイマーになれるはずですから。

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さて、合宿最終日の前日である今日は、何となく「夏合宿の伝統」になっている”ザ・BBQ”を、「4年生企画」で実施しました。
場所は「いつもの」渚園。
気候的にも最高のシチュエーションのなかで、Marauderたちは本当に楽しそうに過ごしていました。
準備は周到で、てきぱきとしていたし、BBQの流れもスムーズでした。当然の如く、後片付けも滞り無く進めてくれました。流石です。
その後は、これまた恒例の花火大会と相成りましたが、「いつものところ」での花火が禁止となったことで、4年生が代替地をすぐに捜し、実現に持って行ったところも素晴らしい。

このように、本日の午後は、童心に帰って楽しむMarauderたちでしたが、このチームが「心地良い」から楽しめたのだと思うし、企画・運営の素晴らしさと、「チーム力」があったからこそ良いモノになったのだと思います。特に、皆が「良いモノにしよう!」という思いで動いていたところ、「最高のチーム」に、徐々に近づいていることを示しているのだと、僕はとらえました。

何れにしても、選手たちにとって、最高の想い出が出来たのではないでしょうか。

明日、東京に帰ります!

それでは!!!




2012年8月20日月曜日

THE TALISMAN

こんばんは

47週目に突入しました。
引き続き、浜松でのトレーニングを続けております。
本日も極めて良い天気。
先週後半からは、「浜松らしい天気」が続いています。

残り18日を切り、少しずつワークアウトが、テーパーの色合いを濃くしています。
これからは、調子の浮き沈み感も感じるでしょうし、自分の泳ぎや体調に対して敏感にもなってくるため、何となく「重く」感じる日が出てくるものと思われます。
誰にでも起こる、この時期の「感覚の迷い」には、あまり敏感になりすぎず、大きな気持ちで対処していくと良いと思います。

それよりも、この合宿に入って上がって来ている、「チーム内のケミストリー」を大切にしながら、メンバーひとりひとりが、他の選手の,そしてチームそのものへの「火付け役」になる意識をもって、残り僅かとなった「かけがえのない日々」を過ごして欲しいと思います! 笑顔が絶えず、良好な「化学反応」が起きているチームでは、些細な悩みは払拭されるし、調子の善し悪しに引き摺られることも少なくなるでしょう。


さて、今回のような合宿やレース時には、頼りがいのあるトレーナー諸氏に大活躍していただき、Marauderたちのコンディション維持あるいは改善に大いに貢献していただいています。

本合宿でも、前半戦には日頃からお世話になっている選手も多い、佐藤淳一先生に全員を診てもらいました。

そして本日、新たなMarauderトレーナーが到着しました。
  吉井 純 先生
そうです。MarauderのOBであり、IM選手として2003年のパンパシフィック、2007年の世界競泳代表に選出されたことのあるかつての名選手です。

今回、Marauderに対するサポートは初ですが、既にサッカー選手を対象としたトレーナー活動もしており、今後ますますの活躍が期待されているところです。到着後すぐに、Marauderのケア活動に入ってくれた純先生。頼もしくなって、Marauderに帰ってきてくれました。

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浜松といえば餃子。
不思議と、この合宿に来てからは、ラーメンを食したいという思いは浮上せず、とにかく餃子を!という感じでした。餃子で感動することはあまりないのですが、ただただ、好きなんです。

オフの前日に訪れた店は、老舗の名店とされている「きよ」にお邪魔しました。僕は2度目の来店でした。

ここは、餃子ではなく、強子と書いて、「ぎょうざ」と読ませています。
フライパンを使用し、強火で焼き上げ、その上に茹でたもやしを乗せるというスタイルでいただいた餃子がこちら。

僕のお気に入り、上野の昇龍の餃子とは異なり、比較的薄い皮で適量のあんが入り、適度な焦げを伴って焼き上がるここの餃子も、ビールとそれだけで幸せに導いてくれる力を持っていると思います。

餃子を焼く前に入れるのは水ではなく、スープだというネット情報もあるようですが、その影響なのか、醤油をつけなくてもバランスの良い味が楽しめます。そもそも、肉たっぷりの餃子より、ここのような野菜多めの餃子の方が甘みが出て、僕は好きです。

ちなみに上記のれんにも掲げている「ホルモン」については、極めて「フツー」でした。

Marauderたちのうち、何人かは、餃子というよりは、本来の名物である「うなぎ」を堪能し、浜松のオフを満喫したようでした。

明けた今週、間近に迫ってきている”闘い”の日に向けて、ますます盛り上がってきています。

それでは!

2012年8月18日土曜日

GATES OF TOMORROW

こんばんは

灼熱の浜松合宿、トレーニングや「その他諸々」を順調に進めています。

木曜日以降、今日までは、「浜松らしい」快晴に恵まれました。
お世話になっている浜松南高校では、井戸水を使ったプールであるためか、水温も適温がキープされています。

昨日は、浜松合宿ではこれまでにも必ず行われてきた”The Race"と銘打ったタイムトライアルを行いました。
実際のレースさながらの運営で行われるこのイベントでは、高水準のタイムをたたき出すメンバーも少なくありません。
現状、「上がって来ている」選手もいれば、トレーニング量は落ちているものの、重なる「スピード系」のトレーニングによる影響で「上手く泳げない」選手もいます。
しかし、どのような環境、状態であっても、「挑んで行く姿勢」を崩さなかったことが、チームとしては大きな収穫であったと思います。

その背景には、連日行われるミーティングで、昨年の闘いの振り返りと今年の展望に関するレクチャーを4年生に展開してもらったり、チーム力向上のためのワークショップを行ってきたこともさることながら、毎晩のミーティングにおける選手たちからの複数の発言による「エネルギーのキャッチボール」が行われていることも、深く関わっていると思います。

また、"The Race"に関していえば、女子スタッフたちが前日深夜遅くまでその運営について検討し、プログラムを作成するなど、当日の選手のモチベーションを出来る限り高めるための「工夫と努力」がなされていたことも見逃せないと考えています。

そんなこんなのなか、合宿を通して、日に日に「チーム力」が高まってきていることを、ひしひしと感じています。1年生たちも、「この合宿の意味・意義」が少しずつ見え始めているかもしれません。それでも、まだまだ。チームとしての「進化」にも、限界はないハズですから、より強固な力を蓄えていけるようにしましょう! 

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"The Race"が行われた昨日のトレーニング時に、地元新聞社の取材を受けました。
早速、本日の朝刊に特集記事が掲載されていました。
Chiakiを挟むかたちでChuとMasakiの写真が掲載されたのは、中日新聞でした。

それでは!


2012年8月15日水曜日

WILDEST DREAM

こんばんは

先週から始まった”ザ・スピーチ”も、既に4年生がその役割を果たし、3年生にバトンを渡した状態です。

2番手であったYamatoは、自身が五輪選考会で大ベストを出しておきながら、「自分が輝ける場所はここではなく、インカレだ!」とすぐに気持ちを切替え、ここまで頑張ってきたのだということ、「中大に入学したこと、胸を張って良かったといえる」ことを伝えてくれました。

続くK-sukeは、「インカレは、全員のバトンでリレーをしている。レースを見ているだけで、その人の思いが伝わって来る。それを受けて、自分も頑張ろう!という気持ちになる」として、全員で頑張り抜く重要性を説いていました。彼の1年次、インカレでの敗北を味わい、「こんなに辛い、悔しい思いをするなら、練習の辛さの方が遙かにマシ」と言っていたことも印象的でした。

Fumiyaは、「感謝の気持ち」について、「彼らしい」優しさに溢れた言葉で綴っていました。彼は、選手権やインカレでは、スタッフとして働くことが多く、スタッフの大変さを知ると同時に、その重要性について深く理解していたとのこと。そのため、「他の選手よりも、スタッフの支えのありがたみを知っているし、彼女たちに感謝の意を表するために、インカレでは大成功したい」と語っていました。そして同時に、家族への、とりわけ母親への「感謝の気持ち」を恥ずかしがることなく、堂々と皆の前で語ってくれました。彼の、【折れずに頑張り続ける気持ち】は、家族への感謝の気持ちに支えられているのだな...ということがよく伝わってきました。

4年生のアンカー(Ryosukeは全体のアンカーですね)・Yamaちゃんは、やはり「家族への愛」について語ってくれましたが、その家族こそが、Marauderだということを切々と説いてくれました。とりわけ、同期のメンバーは、親友を越えた存在であり、「頼れる兄貴」みたいな存在だし、後輩たちは「新しい弟」みたいな存在だと言っていました。そして、「この家族のためなら、どんなに苦しくても、身を削ることになっても、耐えることができるだろう」と言っていました。

3年生のトップバッターとなったのはChiaki。
激雨が体育館の屋根を叩く音は相当なものでしたが、「目先の勝負に拘ることも大切だが、『自分がやるべきレース、自分が目指し、イメージし続けたレースの実現』に意識をあてるべきだということを力強く語ってくれました。そして、成功するために努力を重ね、それが報われたときの喜びを説くとともに、皆にもそれを味わって欲しいと願っていました。

スピーチのテクニックが改善され、うまく話を出来た者もいれば、「こころ」こもった話で人を惹きつける話を展開する者もいました。何れにしても、「チームのために」という強い思いが込められているのだな...と感じさせてくれる名スピーチだったと思います。

トレーニングの方も順調に進んでいます。
今日は、悪天候の中のメインとなりましたが、諦めていた者はほとんどなく、しっかりと取り組んでいたし、お互いに声をかけあう姿勢も強化されていたように思います。
素晴らしい。

まだまだ合宿は序盤。
この環境に慣れ、そして「ここで合宿を行う」意味を理解できるようになれば、より高いレベルに、各自のパフォーマンスは、そして何よりも「チーム」は誘われて行くものと思います。

あ、そうそう。
2008総合優勝のリーダー学年の一人であるKosukeくんが、陣中見舞い&ご報告に、わざわざここまで来てくれました。
嵐の中、ありがとう!

それでは!!!