2013年12月10日火曜日

GOODBYE TO ROMANCE

こんばんは



遂に始まりました。
MD1、BRたちが1年間で「最も泳ぐ週」が。

実際には、今週と来週を繋げて考え、トータルで23回のスイムトレーニングを設定しているなかで、「乗り越える」ことをメインテーマにしたヴォリュームワーク中心としています。

序盤は10回連続のスイムとなりますが、月曜日には今シーズン2回目となるLactate Curve Testを実施しました。
丁寧に基礎をつくった1ヶ月を反映するかのように、V-OBLAが改善された者が多く、まずまずの手応えを得ることが出来ました。

特に、陽介、功也、俊也は「劇的」ともいえる改善がみられました。スプリンターといえど、泳ぎの効率を示すこのテストでの改善は必須であると、僕は考えています。

さて、明けた本日も、「べったり」と泳いでもらっています。
「バテてくるからこそ、限界に近い状態にあるからこそ、みえるものもある」
今日は、そんなことを伝えながらのトレーニングとしました。
わかるヒトにはわかる。
最初から拒絶している者には見つけることの出来ない宝が、実は「泳ぎ込み」にはあると信じています。

だからといって「距離練」ばかり繰り広げても、この現実離れしたオーバーロードにより「低下」してしまう能力が増えてきてしまうため、「期間限定」の負荷法としています。

こんなヴォリュームワーク主体の期間でも、失って欲しくないものがあります。
それが、「水を捉える”柔軟な”感覚」です。
肩の周りが悪くなり、スィートスポットで水を捉えられなくなると、とたんに「進まなくなる」選手が居ます。
軸ブレの少ない泳ぎを、強靱なコアで支えられなくなり、感覚が低下する選手もいることでしょう。
ここで、「柔軟に」という感覚が大切になるわけです。いつもとストロークの軌跡が多少異なっていても、捉えの感覚や推進感覚が出せるようにする。力が入らないからこその「閃き」を大切にすれば、”チャンス”が訪れるかもしれません。
 余計な力を入れず、最初限のやりとりで可能となる、「水とのコミュニケーション」を大切にして欲しいと思います。

そして...「笑顔」も忘れずに頑張って行きましょう!


▽     ▽     ▽     ▽     ▽

先週、僕にとって、とっても哀しいことがありました。

愛車のCANNODALE・ジキルのフレームがなんと疲労骨折を起こしてしまい(リア側のフレーム、チェーンの上あたりをよく見ると...)、再起不能な状態に追い込まれました。2年前に気合い入れてオーバーホールしたばかりだったのに、まさかの事態に仰天・呆然でした。

「いつの間にか」、傷害の種はまかれ、放置している間に広がっているかもしれません...。頑丈さがウリのMTBでも、こんな状況になるわけですから、「怪我知らず」の選手たちも、日頃のケアについては充分に行う努力をして欲しいと思います。

しばらくは「乗れない」生活が続いてしまいそうです。
あれに匹敵する愛すべきバイクを手に入れるまでは...。


それでは!!!

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