2015年7月29日水曜日

KEEP ON RUNNIN'

こんばんは

いよいよ40日を切りました。

現在、大学は期末試験期間に突入していますが、プールでは毎日"熱い”トレーニングが展開されています。

トレーニングは、相変わらずの強い日差しの中で、”ガンガン”に行われています。


そんな"泳ぎ込み”のなか、いよいよ伝統の”スピーチ”が始まりました。

その先陣を切るのは、もちろんキャプテン功也。

30分に及ぶロングスピーチの中で、水泳を続けて来れたことに対する感謝の気持ち、そのチャンスをくれた両親への思い、チームに対する愛情を切々と語ってくれました。

僕も初めて聞くことが多く、彼が「頑張るために」、常に大切な気持ちを常に胸に秘めていることもよくわかりました。

全国の決勝の舞台に立つことがなかった1人のスイマーが、4年目にして初めて決勝の舞台に進むことを強く望んでいる。

中央大学水泳部の存在すら知らなかった青森の高校生が、いまやそのリーダーとして、この夏最大の挑戦をしようとしている。

4年前には想像すら出来なかった、本当に成長した自分が”ここ”に居るんだ!ということを示したスピーチだったと思います。



二番手は佑馬。

大学に入って、”本気”で夢を追えたことが何よりの宝になっていること、

辛いトレーニングをこなしていく中で、トレーニングの辛さよりも負ける悔しさの方がはるかに苦しいということ学べたこと、さらには

"本気”でトレーニングに取り組むようになってからは、充実した日々を過ごせるようになったことなどを後輩たちに伝えた上で、



これまで支えてくれた両親のために、2015のチームメンバーのために、最後まで"攻めの姿勢”を崩さず、最後まで諦めずに戦い抜きたい!
と力強い声で宣言してくれました。


今、Marauderにはいくつかの困難が降りかかっています。
でも、それをものともしない”熱いチーム力”を育むことが出来れば、そんな困難を笑い飛ばし、拳を高らかに上げられる日がやってくることでしょう。

トレーニングの雰囲気も外プールに移動し、かなり良い方向へ”進化”しているとも感じています。

ネガティブな気持ち、暗い見通しを払拭する”熱い思い”をチームメンバー全員が”本気”で持てるようになれば、
全てのメンバーが”本気で戦う覚悟”を持てれば、このチームはもっともっと強くなれると思います。


まだまだやれることはあります。
佑馬の言ったとおり、挑戦者としての"攻めの姿勢”を最後まで持ち続け、邁進していきましょう!





◎     ◎     ◎     ◎


久しぶりの「口樂」さんに寄らせていただきました。
相変わらず珠玉の一杯を味わせてくれるプロの味に、唸るばかりの僕でした。


大好きな「極鯖そば」は、またしても進化を遂げていると思います。

極鯖の写真を何枚も持っていますが、どれも違うラーメンに見えるんですよね....(実際、味も異なっている!)


良いものをさらに進化させるこの店主の姿勢にはいつも刺激をいただいています。

あ、青唐辛子のニンニク漬け、辛かったけれどとっても美味しかったです!

それでは!





2015年7月22日水曜日

FIRE MAKES STEEL

こんにちは

随分とご無沙汰してしまいました。
ユニバー中は毎日BLOGをアップ出来ていたけれど、帰国するとそれが出来ない。...どのような状況にあるか、お察しいただけるかと思います。

さてさて。

帰国した次の週(WK42)から、台風を挟んだものの、ほぼ"梅雨明け”状態にあったため、ほぼ毎日、”THE HARD POOL”である屋外プールでのトレーニングが可能となりました。

ちょうど、Adaptation明けで、本格的に長水路泳ぎ込み開始、というタイミングとしては最適だったと思います。

今年は、6月の段階から比較的多く、メイントレーニングを外プールで実施出来たため、既に基礎が出来ているような状態にあり、スムーズに外プール移行が出来ています。


兎に角、「重い重い」我が長水路プールでは、「軽くかく」ような技術では進まないため、「しっかりとかく」ことを具現化していかなければなりません。

その「基礎的な泳ぎ方」の下地が出来ている選手が少なくないため、例年よりも後半の失速が少ない選手が多いと感じているわけです。

これはおもしろい。

これを受けて、WK42(先週)は、Weekly Scheduleを渡さず、Marauderたちの応答を見ながら臨機応変にプログラムを改変していきました。

そして今週(WK43)以降のプログラムも微修正していった次第です。

迎えたWK43、先週よりも質の高いトレーニングが出来ており、良い感じで適応していっています。

短水路での泳ぎ込み時期よりも、1~2段高いレベルを要求するトレーニングが多い中、皆必死になって頑張っている様子がうかがえました。

素晴らしい。

試験前ということや、夏場特有のストレスにより、体調が不安定な者も若干名おりますので、しっかりと”戦える”身体に整えることもしていかないと、”熱い夏”を乗り越えられません。

これからもっともっと工夫しなければならないし、「時間を有効に」使い、この"かけがえのない夏”を1日たりとも無駄にしないで欲しいと願います。

もうすぐ40日を切ってきます。
全てが終わった後に、
"自分の頑張りに誇りを持てた”
”自分の挑戦に誇りを持てた”
そして何より
”Marauderで頑張れたことに誇りを持てた!”
と胸を張って言えるようにして欲しいと思います!

みんななら、きっと出来る!!!



◎    ◎    ◎    ◎    ◎


久しぶりに、野猿街道沿いのカレーうどん(らーめん)の店、「ゆなみ屋」に行ってきました。

新メニューの開発を怠らない、僕のお気に入りのラーメン屋の一つではありますが、またしても唸らせるようなラーメンをいただくことが出来ました。

「焦がしラーメンぽってり」という名のラーメンは、比較的濃いめの醤油味がベースとなっておりますが、ラードで炒めた野菜の香ばしさと、マー油のコクが一体となって、何とも美味しい醤油ラーメンに仕上がっていました。


期待を裏切らないスープの旨味に、大満足で店を後にすることが出来ました。

それでは!


2015年7月12日日曜日

UNIVERSIADE GWANGJU -The Last Message-

こんばんは


無事、韓国・光州より帰還いたしました。

嵐のような2週間だったといえます。

6/26に集合し、国内ではたった4日間、現地についてからもたったの3日間しかなく、試合を迎えることになりました。つまり、完全にテーパー期間に入ってからの”最終合宿”となりました。

”チームを作る”という観点からいえば、この短い準備期間でどの程度のことが出来るのか、僕としてもかなりのチャレンジでしたが、国内最終合宿中にレクチャーをさせていただく機会を得て、さらにレース前日にはMotivational Videoを披露する機会を得て、さらには大会期間中の決勝レース前にチームMTGの機会を毎日作っていただき、何とかチーム作りを進めて行くことが出来ました。

因みに、これがユニバー用の”MV”です。


大会期間中は、コーチングに欠かせない,重要な要素である”声”を失ってしまい(本当にしゃべれない日もありました!)、工夫をしないとチーム作りに参画出来ない状態になったことは、大変な心残りとなりました。


それでも、なんとか努力というか、工夫をし、特に中京大の佐々木コーチに協力していただき、チーム作りを推し進めることが出来たのでは無いかと思っております。(佐々木コーチ、ありがとうございます!)



全員が、「同じ温度」になり難いのが、短期間のナショナルチームの特徴ではありますが、時として「瞬間的に熱くなる」機会が出てきて、その時のパワーはなかなかのものではないかと感じています。
過去のMarauderにもあったなー。
年間を通してみるとあまりチーム力が高いとは言いがたかったけど、インカレ前にはとてつもなく力強いチームに”化けた”、なんてことが。

今回は、良い状態でレースに臨めた者、世界に挑戦出来た者もいれば、自分の本来の良さを引き出すこと無く終わってしまった者も居ました。
正直、準備が不足しているのでは? と思うようなシーンもありましたが、その時その時でしっかりと努力することは出来ていたように思いました。

しっかりと準備をし、しっかりと鍛錬をし、そして個を磨き上げた上で駆使する”メンバー・ケア・マインド”はやはり強力です。

今回のチームは、短期間で作られたし、全員が強力な”メンバー・ケア・マインド”を持つことが出来たわけではないのかもしれません。

それでも、最後まで諦めない雰囲気が"ユニバーJAPAN”に芽生えたのは、皆が少しでも良い面を引きだそうとした結果なのではないかと個人的には思っています。

そんな頑張りを見せてくれたユニバーJAPANのメンバーには心から御礼を言いたいです。ありがとう!



★     ★     ★     ★


さて、ユニバーシアードの”個”の方ですが、敬太については「しっかりとした準備」が出来ていることはわかっていたので、後は1回1回のレースに対する工夫と、集中の仕方、ということになろうかと思っていました。

今回が「最高に出来の良い状態」に仕上がっていたとは思えないのですが、「その時の状態」に会わせた”調整”を、本人が巧くコントロール出来た結果では無いかと思っています。

Marauderに来た頃は、やたらと質問も多く、トレーニングがFTになったときにどうすべきか、レース前にどうすべきかを訊いてくる頻度の高かった敬太くんですが、今回のユニバーでは、「最小限の質問」にとどまっていたし、自分の感性を信じて行動していることが多かったように感じました。

そこに、”成長”がみられ、その成果が3種目メダル、2種目ベストという好成績に繋がったのだと思っております。

敬太以外の3名については、その地点でそれぞれが問題を抱えており、そこからの「仕上げ方」についてはかなりの工夫と配慮をしました。

言い訳のようですが、今回は、お預かりした期間が極端に短かったため、最終合宿の集合までにどの程度の準備が出来ていたかの方が、レースの結果に大きな影響を及ぼしていると僕は思っています。(ですので、担当外であった政樹の結果については、ほとんど僕に責任がある、と本気で思っています)。

そうした中で200IMでベストタイム樹立まで”自分の力”で仕上げていった藤森丈晴選手には、心底”凄い”と感じました。
400IMについては、本人が得意としているだけに、より高い”総合力”が必要となるためなのか、ベスト記録に達する状態には至りませんでしたが、それでも世界と戦える状態に持ってこれる調整力と感性の鋭さには唸らされました。

女子2人については、今後に課題が残る結果となりました。
高橋美帆選手のようなエリートかつベテラン選手であっても、改善すべき課題があるのだなーと思いましたし、樋口恵夢選手は成長過程にあり、チャレンジ出来ること、して欲しいことがいっぱいあって楽しみだなー、と感じました。

この点、レース前1週間を切った状況で行うべきコーチングとして、改善点を伝えることが得策とはどうしても思えなかったので、出来る限り彼女たちの意志ややりやすいやり方を尊重しながら、テーパーを進めていった次第です。

チームIMのメンバーは、何れも”これから”がとっても楽しみな選手たちですので、是非とも頑張って欲しいと願っています!


さて、明日からMarauderの”この夏の挑戦”に再び合流します。

先ずは個をしっかりと強化し、そして、この夏にしか輝くことのない、2015Marauderの”チーム力”を見せて欲しいと願います。


残り52日間で、どのような劇的なストーリーを創り上げられるのか...
その主役は、他ならぬMarauderたちです!


★     ★     ★     ★



今回紹介しました、ユニバーJAPAN用のMVで使用した楽曲の紹介です。

今回は、森谷史上最短で仕上げたVIDEO(3日で完成!)ですので、楽曲選びについても、いつもほどは拘っていないのですが、それでも”まーまー”満足しております。

イントロは、QUEENの「小洒落た」ラブソング、「懐かしのラバーボーイ」(Good Old-fashioned Lover Boy)を使いました。

本編が、アッパー感じのHARD ROCKが多いため、せめてイントロだけでもバラード調のものにした次第です。

本編の1曲目だけは、随分前から「コレを使おう!」と決めていました。DAMN YANKEESの1stアルバムのオープニングを飾る"Coming of Age"です。

”High Enough"という世紀のバラードが大ヒットしたため、バラードばかりに注目が集まってしまったバンドですが、こんな素晴らしいHRも作っていたんです。

そのフェイドアウトから巧く繋げたのが、WARRANTの"Cherry Pie"。これまたノリノリのHR。いかにも黄金期のLAメタル!という感じの曲ですね。



本編の最後がデヴィッド・リー・ロスの3枚目のソロアルバムの冒頭を飾る名曲、"A Little Ain't Enough"。

ALSを患ってしまったけど、未だに創作活動を続けている天才ギタリスト、ジェイソン・ベッカーを大スターにするはずだった曲です。

ダイアモンド・デイブらしいゴージャス感溢れるロケンロールですが、ジェイソンにより、かなりエッジの効いたモダンかつメタリックなHRに仕上がっています。リフもソロも、めっちゃカッコイイ。

そしてエンドロールは,JOURNEYの”Be Good to Yourself"を使いました。前回の”落ちた天使”ほどのインパクトは無いにしても、これまたポジティブな気持ちにさせてくれる、アメリカンHRの名曲だといえるでしょう。

この曲を改めて聴き、改めて歌詞を見ましたが、実は本当に良い曲なんですね! この曲が出た時には、実はあまり気に入らなかったんですよね。なんと言うか、ポップ過ぎる!と思い込んでしまって。きちんとこの曲の良さを素直に認めていれば、もっと楽しめたのかもしれない...

これが収録されている"Raised on Radio"もあまり思い入れがなかってけれど、改めて聞き直してみようかな...

よくよく聴いてみると、よくよく見てみると、そしてよくよく考えてみると、「実は良かった」ってこと、ありますよね?

新たな挑戦を始めて、まだ、全てを体験したわけではないのに、途中の段階で方向転換してみようと思うこと、良い場合もありますが、多くの場合は失敗に終わるのでは無いかと思います。

少なくとも、区切りの良いところまで頑張り抜いて、そしてその過程をきちんと評価してから方向性を変える方が、おそらく良い結果に繋がっていくのでしょう。

この曲を聴いて、そんなことまで考えてしまいました!

それでは!!!

2015年7月11日土曜日

UNIVERSIADE GWANGJU Day 7

こんばんは

光州ユニバーシアード大会、遂にフィナーレを迎えました。

本日の初メダルは、「意外な人」でした(失礼!)。

我がMarauder代表、砂間敬太が個人種目のみで最多の3個目のメダルを、何と4個メでゲットしました!

既に大会も最終日。昨晩の決勝の疲れを隠しきれない状態で挑んだ予選はギリギリの8位通過。

わずか0.1秒の差で8位となったことに、既に意味があったのかもしれません。

決勝に対しては、「最後まで諦めない」と明言し(右下の写真を参照!)、積極的なレースを展開。前半を“2分切り“で回ると、そのままBRも1位で通過。

この後、選手権の時のようなFRの粘りを見せれば4:12秒台が!と思ったのですが、さすがに前半から攻めたことのツケがまわり、「途中で吐くかと思いました」というようなキツい状態の中、何とか泳ぎ切り、それでも4:13.98という派遣標準を上回る快泳で銅メダルを獲得しました!

他の種目では見せなかったガッツポーズが、”攻めた結果のベストタイム、攻めた結果の銅メダル“に結びついたことの喜びを表していたのだと感じました。

選手権の時と同様、”嬉しい驚き“を経験させてくれた、まさに快泳だったと思います。

この敬太の銅メダルにより、日本チームも相当盛り上がったと共に、大きな”流れ“が来たように感じました。
最終種目である男女のメドレーリレーで、”ユニバーJAPAN“の盛り上がりはピークを迎えました。

先ずは女子。
それぞれが個人レース時を上回る泳ぎを披露し、他国を圧倒したのが“ユニバーJAPAN”だったといえます。

高橋美紀選手がベスト記録に近いパフォーマンスで松島美菜選手に繋げば、松島選手も100BRチャンピオンたる堂々とした泳ぎで細田莉乃選手に繋ぎます。

地力で勝るイタリアに抜かれたものの、アメリカには1身長のアドバンテージでアンカー、山根優衣選手に繋ぎます。

山根選手がイタリア選手を猛追し、追いすがるアメリカ選手を振り切り、優勝!!!と思わせる泳ぎを見せてくれましたが(ラップは54.09!)、結果的には惜しくも2位!、だけども立派な銀メダル獲得を果たしてくれた次第です。

アメリカを抑えての優勝は、価値があるとコーチ一同高い評価を与えていました。



続いて男子。

こちらも、全員予選よりもタイムをしっかりと上げ、最後の最後まで優勝争いを演じてくれました。

絶好調長谷川純矢選手がトップで小日向一輝に繋げば、トップの座を堂々たる泳ぎで守り、続く梅ちゃんもしっかりと首位をキープしてくれました(51.3の快泳!)。

最後はこのリードをどれだけ守れるか、という勝負でしたが、前半から果敢に攻めた丸山徹選手を責める者など誰もいません。

立派なチャレンジでした。
惜しくも3位となりましたが、タッチの瞬間まで優勝を予測させてくれた4人に大きな拍手を贈りたいと思います!

この日をもって最後となる”ユニバーJAPAN”のメンバーたちには、佐々木コーチによる「より一層チームを意識してもらう試み」もしてもらいました。

毎日決勝前に行ったミーティングでは、我がMarauder政樹を中心に、4年生のメンバーがチームを盛り上げてくれました。

その甲斐もあり、今回のメドレーリレーのような、素晴らしいチャレンジが出来たのだと思います。

これらの結果、ユニバー史上最多となる金メダル獲得数、総メダル獲得数を達成し、ユニバーシアード光州大会は幕を閉じることになりました。

選手のみんな、本当にお疲れさまでした!!!

もう遅い時間なので、本大会の総括はまた後日、ということで...

それでは!




2015年7月10日金曜日

UNIVERSIADE GWANGJU Day 6

こんばんは

光州ユニバーシアード大会も6日目を迎えました。

本日は、念願の「15分切り」を果たした平井彬嗣選手の金メダルからスタートした1日となりました。

何度も何度もガッツポーズを繰り返し、泳ぎ終わった後に真っ
先に師匠である田中孝夫先生に御礼を告げに行くなど、「思い」が周囲に伝わるような”快挙“でした。

本人曰く、「身長175cm以下で、人類初の15分切り泳者になった」とのことです。

やや不調に喘いでいた山本耕平選手も、きっちりと好タイムで銅メダルを獲得し、平井選手と共に表彰台に上りました。800mの「あの状態」から良く復調させたと、個人的には感動しました。

続いてのメダル獲得者は..
我がMarauder代表、敬太の200BKにおける“銀メダル獲得”です。

2個メ同様、優勝を狙ってのチャレンジで、昨晩からこれまでの泳ぎを見直し、そこから気づいたことを午前中のアップ時に確認し、午後に備えるなど、予選・準決・決勝の流れの中で出来ることを最大限に実現させようとした結果だったと思います。

残念ながら、「足りないもの」がいくつかあり、2位という結果になりました。

しかし、こうした取り組みの経緯を見た僕としては、「だいたいベストタイムくらい」のパフォーマンスで、きちんと表彰台に上ったことに対し、素直に称えたいと思っています!



最終レース、男子“8継”では、メンバー全員が予選からタイムを上げ、7:13.12という好タイムで銅メダルを獲得しました。

優勝したアメリカを上回っている瞬間も多かったし、オーストラリアとの接戦に対して一歩も退かずにチャレンジしたその姿は、見る者たちにも大きな力を与えたものと考えます。

本レースのために、メンバーにチームメートからの“思い”が寄せられましたが、これはメンバーたちに少なからず“力”を与えたことと思います!

なお、準決勝の場でしたが、松島美菜選手が日本記録を更新しました。

今回も、日に日にチーム力が上がっていく様子がうかがえ、”ユニバーJAPAN“に独特の力が備わってきていることを実感しています。

明日、4つ以上のメダルを獲得すれば、総メダル獲得数が目標の20に届くことになります。
後1日、全力でサポートしていきたいと思います!

それでは!!!

2015年7月9日木曜日

UNIVERSIADE GWANGJU Day 5

こんばんは

光州ユニバーシアード、5日目が終了しました。

本日は、遂に「1,2フィニッシュ!」が実現されました。
女子200BRで、福留景子選手と青木玲緒樹選手がこの大会初の金・銀同時獲得!を果たしてくれました。

自分たちがベストなパフォーマンスを実現すれば、確実にメダルが取れるというレースで、きちんと”自分たちらしさ”を決勝の場で表現し、結果を残してくれた2人には大きな拍手で称えたいと思います。

本日は、Marauder勢として、敬太が200BKの準決勝に登場。順当に3位で決勝へコマを進めました。

もう1人、政樹君が満を持して登場しましたが、悔しすぎる「スタートのミス」で初速が出ず、後半追い込んだものの、28.2というタイムで18位に沈んでしまいました。

異様な緊張感に包まれた時に、「いつもの自分」で居られるか?

自分のペースで動きづらいような状況において、いかに「いつもの自分」がのびのびと出来る空間を作れるか?

自分のペースが乱された時に、すぐに「いつもの自分」に戻る術を持っているか?

そして、集中力を最大限に高めなければいけない時に、”その時”に本当に集中できるのか?

本日の政樹の結果から、こういった、泳技術や体力的問題以外の課題についても、きちんと対応できるような「力」を高める必要性を改めて問われているように感じました。

いわば「不測の事態」に陥ったときにも、冷静に対処出来る能力を日頃から高めておくことの大切さに気づく、ということでしょうか。

平穏無事な、愛あるチームの中で楽しく過ごすことも良いとは思います。
でも、トラブルがあるからこそ、そしてそれらの困難にきちんと対応していくことがあるからこそ、視野も広がるし、見えるもの一つ一つに対する対応力も改善されていくことになるでしょう。

今年のインカレは、Marauderは完全に「挑戦者」側にまわります。

想定以上の結果になるかもしれませんが、想定以下になったときには、とんでもない状況に追い込まれることが容易に予測出来ます。

そのような状況になったときにも、「自分たちらしさ」を貫き通し、良好なチーム状態を維持できるのか....

日頃から、”チームづくり”にかかわるあらゆる事柄に”挑戦”していくことは、最終的に「強い選手」、「強いチーム」になるためには”必須”であるかもしれません。

残り50数日となりました。
まだまだやれること、やるべきことはあるはずです。
それを積極的に探してくことも、忘れてはならないでしょう。

全てにおいて、”挑戦”していく姿勢を崩さず、この夏を乗り越えて欲しいと願っています。

こちらはあと2日。
全力で頑張っていきます!!!

それでは!!!

2015年7月7日火曜日

UNIVERSIADE GWANGJU Day 4

こんばんは

光州ユニバーシアード大会の4日目が終了しました。

今日は“メダルラッシュ”の日となりました。


先ずは2冠を達成した長谷川純矢選手。

スタート台の前に立った時、既に貫禄すら感じさせる佇まいで、“王者のレース”で見事2度目の金メダル獲得を果たしました。

この大会、何度も彼のガッツポーズを見ています!


そして会場が大いに沸いたのが男子200FLY。


今日は矢島優也が積極的なレースで攻めに攻め、そした最後まで高い泳速を維持して、大ベストで2位に入ってくれました! 

そして、梅ちゃんもラスト50mの熾烈な銅メダル争いを制し、“粘りに勝ち”の3位入賞を果たしてくれました。
値千金の銀銅ゲットといえるでしょう!

男子200BRにおいても、ラスト50mで小日向一輝選手が魅せてくれました!

惜しくも金には届きませんでしたが、ベスト記録での銀メダル獲得は本当に素晴らしい。


「優勝出来なくて申し訳ありません」が、彼の力泳後の最初の一言でした。
冷静な中にも、絶対負けたくないという闘志が漲っている感じを受けました!
彼のレース展開は、我々の心を熱く燃えさせてくれます!


最終レース、女子の“8継“では中国との熾烈な銀メダル争いが展開されましたが、惜しくも届かず… でも見事な銅メダル獲得を果たしてくれました。

既に戦いは後半戦に入っています。

残り3日間の、“ユニバーJAPAN”の活躍を期待したいと思います!

それでは!!!