こんにちは
準高所合宿の2ndステージが完了しました。
このステージの後半は、DISTではウエイト→2回スイム(GREEEN / BLUE TO PINK)→2回スイム(GREEEN / RACE PACE)、MD1ではのウエイト→2回スイム(GREEEN / BLUE+RP)→1回スイム(CRASH & BURN)、MD2・SPでは2回スイム(GREEEN / BLUE+RP)→1回スイム(GREEEN TO BLUE)→1回スイム(CRASH & BURN)というプログラム構成でした。
このステージの山場となったのが昨日行われたCRASH & BURN。(DIST・KAZUAKIを除く)全員で、実際のレース時同様の緊張感を伴って行われるこのセットでは、伝統的に、試合同様の"ウォー!”から開始されます。
最大努力でのチャレンジを要求されるこのセットにおいては、「マイルド」な低圧低酸素環境が試練を与えてくれます。
THREDBOでの合宿を3年間行ってきましたが、初めて、いつもより1週早い段階でC&Bを展開しました。
このチャレンジは、特に、200m種目で挑んだMarauderたちにとって過酷なものとなりました。「きつい」「後半がもたない」「あり得ないくらいからだが動かなくなった...」etc...。
一方、SPRINTたちは、ほとんどの者が昨年のC&Bの平均以上か、ほぼ同等のタイムでまとめることに成功していました! この点、特に200m種目も織り交ぜながら好タイムをたたき出したMASARU、TAKUYA、YAMATOらは素晴らしかった。
結果が芳しくなかったMarauder(MD1たちですね...汗)をみると、チャレンジ中の反応は様々なでした。
C&Bに挑む誰もが、1本目(今回は3本です)に、ベストを出すぞ!くらいの勢いで臨むわけですが、その結果が悪かったとき、2,3本目に対する心理的な負の影響が少なからず出てきます。
「イメージからかけ離れたMAXチャレンジ」となったとき、どのように反応し、適応するのか。諦めてしまうのか、立て直すための工夫をするのか、それともこのときに出来ることのみに集中して諦めずに挑み続けるのか...。
1本目において、最大のチャレンジに対して受け入れがたい結果しか得られなかったとしても、その後に見事に粘り抜いたSHOGOなどは凄いトレーニングができた一人であるといえます。
基本、「自分の感覚」と実際のタイムがなかなか一致してこないのが低圧低酸素環境下でのトレーニングですし、C&Bのチャレンジが平地においても難しいことはMarauderであれば容易に理解できることでしょう。だからこそ、「やり甲斐」があるわけです。
昨年は、C&Bの前にMAX CLIMAXという、やはりレース同然の最大努力が強いられるトレーニングが行われました。このとき、やはり「自信を無くす」ような結果でしか泳げないMarauderが居ました。
しかし、その僅か3日後に行われたC&Bでは、見事としか言いようのない素晴らしいタイムで泳ぐことに成功しました。
僅か3日間しかなかったのに、200のMAXで3秒も上げることを可能とする人間の能力は、本当に凄いものがあると感じました。
「滞在するだけでは良い効果が得られにくい」準高所では、平地感覚で最大努力泳に挑む必要があります。前を見続け、臆することなくチャレンジする勇気が最大限に鍛えられる...。準高所という環境自体が、素晴らしい「コーチ」になっているのかもしれません。
あ...忘れるところだった。午後にたったひとりでメインに挑んだKAZUAKIも、18X100 RP 1500 / 4X100 RP 400 / 2X100 MAXというWORKOUT に対しポジティブなムードを下げることなく頑張りぬいていました。ペースワークなので、泳ぎ・テンポさらには運動強度が適正であったかをチェックしながら進めてきましたが、昨日はとても良いトレーニングができたといえます。
昨年も紹介しましたが、THREDBO LEISURE CENTREのプールは、4X50m・4X25mという2つのプールが合体して1つになった変形プールと、ウォータースライダーの着水所になるミニプールで構成されています。
SPたちの多くは、スイムトレーニングが終わったあと、スライダー使ってスピード感覚を養うなどの工夫(?)をし、楽しくやっているようです(良い子のみなさん、危険ですのでまねをしないように...)。
明日からラストステージに突入します。
CHALLENGE TO BE MARAUDER!!!
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