浜松合宿が終わりました。
天気予報上は、晴れの日が少なくなる見通しのようでしたが、雨に降られることがほぼなく、合宿中は天候には恵まれた状態が維持されました。
今年の中大の”晴れチーム”ぶりは凄い....
さて、合宿後半戦のトレーニングプログラムは予定通り、滞りなく行われました。
2回目となる”レース・リハーサル”も、より”熱い魂”を感じさせる意気込みと、それを暖かく包み込む”空気”の中で行われました。
もちろん灼熱の太陽の下で。
全員が全員、素晴らしいトレーニングを出来たわけではありません。
悩んでしまう様な結果だった者もすくなくなかったと思います。
それによって生じるかもしれない、何となくネガティブな感情も、このチームの雰囲気によって払拭されるように感じています。
この日(金曜日)の午後には、恒例の渚園でのバーベキュー大会。
例年どおり、4年生の指揮のもと、てきぱきと準備をすすめ、大量の肉をほおばっていました。
どうせやるなら、力が発揮される方が良い。
どうせやるなら、楽しくやれる方が良い。
どうせやるなら、自分の頑張りが他の人の幸せに繋がる方が良い。
どうせやるなら、大きな目標に向かってチャレンジする方が良い。
今年のチームも、素晴らしい輝きを放つチームに育ちつつあります。今年しか出せないような輝きを放つチームに。
スピーチは2年生に突入しました。
1回のミーティングで2人ずつになっていきます。
「今年のインカレでは、今の4年生が2年生の時に獲得した109点を上回る、120点と言う目標を2年生の中で立てました。
個人的には、日々の生活でも何かと励ましてくれる安野さん、そして敬太の3人でA決勝で戦うことが目標です。この3人で泳ぐ最後の舞台を思いっきり楽しみたいです。
4年生には、勝つことの素晴らしさと嬉しさを教えていただき、感謝しています。そんな4年生に”笑顔”で引退してもらうために、僕たちは頑張りたいと思います。」
と哲也が語れば、駿也は、
「今の4年生のみなさんは、高い競技力を持っているだけではなく、”優しさ”も兼ね備えています。こんなスイマーになりたいな、と心の底から思わせてくれました。
昨年のインカレでは、選手スタッフとしてサポートする側にまわりましたが、そのお陰で、マネージャーの仕事の”すごさ”を間近に見ることが出来、チームが色々な方に支えられている事を学びました。
今回のインカレでは、色々なことを教えてくださった4年生、支えてくれているスタッフ、中大OB、OGの方々や両親に対し、自分の泳ぎで恩返ししたいと強く思っています。」
と秘めた思いを披露してくれました。
金曜日は、大本鷹志と佐藤俊也。
鷹志が
「去年のインカレで印象に残っているのは、やはり8継。
『もう優勝は出来ない』と分かっている状況のなか、8継メンバーには笑顔があったこと。これこそが、”強さ”だと感じました。
自分たちの”思い”を貫き、どんな状況でも諦めなければ。チャンスは目の前に現れると思います。
もしも、誰かが失敗したら他の誰かが必ずカバーをする。”心遣い”が出来るのが中大水泳部ですので、全員の思いを1つにして頑張りましょう。」
と語り、俊也は、
「今年は、日本選手権に出場出来ないという、水泳人生で初めての挫折を味わいました。
でも、それによって、自分自身を見つめ直すことが出来ました。
高校時代から一緒に戦わせていただいている4年生は、”負け知らず”だった憧れの人たちです。その尊敬する先輩方を”負け”で送り出すわけにはいきません。
今年は厳しい戦いになるとは思いますが、だからこそ”失うものは何もない”挑戦者として、総合優勝に近づけるように頑張りましょう。」
と、チームにエールを送ってくれました。
本日は、佐藤祐斗と塩浦旺臣。
先ずは祐斗が語ってくれました。
「高校時代から、”全国制覇”を目指してチームで戦っていましたので、インカレの総合優勝狙いも、それと同じような感覚で挑みました。
総合優勝を果たせなかった時に見ることとなった4年生の涙は、僕に総合優勝に対する「重み」の違いを教えてくれました。
今年は2年生だけで、120点を取ることを目標に頑張り、4年生のみなさんに天皇杯を手にして頂きたいと思います。」
続けて旺臣が、
「水泳人生を振り返ると、タイムが伸びなかった時期が少なくありませんでした。大学入学前は、そのような状況が『虚しい』とは感じましたが、『悔しい』と思うことはありませんでした。
昨年のインカレでは、チームとしての『負け』を経験し、初めて『悔しい』という気持ちを味わったともに、”チームワークを理解することが出来ました。
僕は理工学部に通っているため、皆と一緒にトレーニングが出来ないことも少なくないわけですが、そんな少し寂しい状況でも、『みんなが居ないうちに強くなる!!!』と考えられるようになりました。
こんな考え方を出来るようになったのは、中大水泳部というチームのおかげだと思っています。
今年、インターハイに行かせて頂き、リクルートのお手伝いをさせて頂いた際に、中大に憧れている選手の多さを実感しました。
僕たちも、”赤ジャージ”に憧れてこの中央大学水泳部に入部したのだと思います。
そんな思いをも泳ぎに乗せて、インカレでは総合優勝を果たし、これからも『憧れの存在』でいなければならないのだと思います。」
と、皆を唸らせる良いスピーチを披露してくれました。
もうすぐ上級生になる立場にある彼らの”爆発力”が、インカレの戦いを大きく左右するのかもしれません。
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合宿の後半も、Marauderたちに激励をと、何人かのOBがプールに駆けつけてくれました。
OB会を代表して来てくださった若島幹事長と坂本元会長、水泳部部長でいらっしゃる酒井正三郎先生、浜松北高出身の森上大輔が、昨日はプールに顔を出して下さいました。
そして合宿最終日には、昨シーズンの”優しき名キャプテン”三阪拓未と、浜松在住の笠井一樹が激励に来てくれた上、スピーチも披露してくれました。
この合宿では、”一期一会”を感じさせてくれる、素晴らしい瞬間にたくさん出会うことが出来ました。
この合宿だから出逢えた優しさや強さ、そして”愛”に感謝しています。
そして何より、この合宿が実現出来たことに、心から感謝しております。
岡部先生、中村先生、そしてヴィラくれたけ・くれたけアクトインの皆様、本当にありがとうございました。
来年の夏もよろしくお願いいたします!
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立川の「太陽堂」も、前々から気になっていたラーメン屋でした。
僕が行った平日の12:00前後は、軽く行列が出来るほどの賑わいでした。
この日は、基本の「醤油ラーメン」を頂きました。
ここも、魚介の香りを感じるのは一瞬で、バランスのとれたスープを楽しむことが出来ます。
濃すぎず、薄すぎずのバランス、くどすぎず、物足りなさも感じないという、総合力の高いラーメン、という感じでした。
塩は、バジルの香りがするという噂も聞いていますので、是非とも再訪したいと思います。
それでは!!!
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