こんばんは
まずは金環日食から始まったWK34、依然として中長距離陣には泳ぎこんでもらっています。
その金環日食を、「どうしても見たい!」と、1ヶ月前に行った個別ミーティング時から僕に懇願していたShintaroくん、朝練の途中、このような格好で一時退水し、世紀の天体ショーを堪能していました。
続々・泳ぎ込みに勤しんでいる中長距離陣ですが、スイムの方は大きな変化を与えていませんが、DRY系のプログラムのみ、「お休み」としました。この”ちょっとした”変化が、今週末にどのような影響を及ぼすのか...興味深く拝見させて頂こうかと思っています。
午後は、「いつもどおり」、BLUE中心のEND系トレーニングに挑んでもらいました。DRYが無かったからか、いつもよりも良い動き、良い泳ぎを創り上げようとす
る姿勢が強かったように思いました。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
さて、この1.5ヶ月間、おそらく最も大変な思いをしたのは、1年生たちでしょう。
トレーニングは2倍以上に増えたし、慣れない不思議な陸トレをやらされるし、スイム時にも様々な制限・ルールがあり、覚えきれないし、片手ターンしただけで上がらされるし、ターン前やタッチ時も気を遣わなければならないから、泳ぎの改善に集中できないし...
生活面でも、慣れない寮生活(Yukariはひとり暮らし)を強いられ、大学の授業にもついていかなきゃいけないなど、やはり様々なハードルを越えなければなりませんでした。
何れも、「慣れ」れば何てことはないのですが、とりわけ複雑きわまる僕のWorkoutに慣れるのは時間がかかるかもしれません。
とにかく大変なことが重なっていたと思います。
特にMD1唯一の女子、Yukariさんは、様々な苦難に直面し(トレーニング面だけをみても、4割程度はサイクルオーバー!)、涙を流すこともしばしば(とにかく、女子にとっては”苦労することが目に見えている環境”なのが、Marauderだと思います...)。
そんなYukariも、長い長いトレーニングが終わった後、いくつか言い渡している課題クリアのために自主トレを行ったり、「私の泳ぎを見て下さい!」と、高校時代のベストパフォーマンスがおさめられたDVDを持ってきて、アドバイスを仰いでくるなど、「自分から!!!」の取り組みが少しずつ増えてきました。
男子しか見てこなかった”目”でみているので、要求量も要求されるレベルも、おそらく彼女の想像を遙かに超えているものだと思います。それでも、何とかしようという努力の跡が見られることが素晴らしい。
もしも、男子にとっても相当厳しい僕の要求に本当についてこれるようになったら...
その日を、楽しみに待ちながら、これまで同様”男子扱い”で向き合って行きたいと思います。
それでは!!!
こんばんは
3週に及ぶ"追い込み”の後半戦に入っています。
まず、昨日の2回目のトレーニングでは、MBとBBを使ったDRYの後、月曜同様のVolume Workに勤しんでもらいました。
どんどん「不具合」が出てくる状況ではありましたが、この日は”稀代の名将”Kotaroが陣中見舞いで登場してくれた上、現役MarauderたちのDRYの相手をしてくれ(自分も何種目か、チャレンジしていました...)、一気にKotaro Worldを創り上げ、大きなエネルギーを送ってくれました。

この人柄、一生の宝ですね。
きちんと自社製品の説明をした上で、たくさんの差し入れをしてくれました。ありがとう!!!
さて、明けた本日は、
DIST; 20X150m "DIE HARD"
MD1; 10 Rounds X 5 X 50m "DIE HARD"
という、”メイン”に挑んでもらいました。
満身創痍のなか、この長い長いセット(特にMD1の方は、80分程度の所要時間!)に対し、しっかり集中して挑めたと思います。
”泳ぎ込み期特有”の、比較的短いインターバル(これも訳あってのこと...)の中で頑張ってもらいましたが、意外にも長いインターバル時と変わらないタイムで泳げている者が多かった。このタフさは、今後の宝になっていくと思います。
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この4週間は、皆の「予想を裏切る」ようなWorkoutを処方し続けてきました。「今日はこれくらいだろう」とか、「今日はこれなら頑張れる」的な発想を封印し、出されたWorkoutの真意を即座に理解し、どのような”試練”に対しても、きちっと「向かって行く」姿勢を養うことも目的にしていたからです。
中には、自分が不調であったが故に、長期的な視野に立てず、逃げ道を考えたり、(一時的だとは思いますが)原因を環境やトレーニングに求める向きもあったように感じましたが、基本的には、皆きちんと「挑んでいけた」と評価しています。
基本に立ち返れば、選手はコーチが繰り出すトレーニングの全貌を予測できるわけがありません。そして、自分のカラダの中で起こっていることを、論理的に把握することは困難だと思います。
ましてや、過酷なトレーニングで追い込まれている時には、正確な判断は極めて難しくなると考えていますし、主観と客観のズレは正常時より大きくなるのも自然なことだといえます。
"Self-Produce"を標榜するMarauderといえど、このように「追い込まれている」時の選手の考えを100%支持するわけにはいかない場合が多くなるのは、当然のことだと考えます。疲労の状態が強まるほど、鋭い洞察と正確な判断は困難になるわけですから。
そうであるにもかかわらず、このような状況にあるときに、自分を納得させるようなトレーニングが出来ないと(仮にそれまでのトレーニングが良かったとしても!)、近視眼的な見方しかできない場合があります。それが”逃げ”だと気づかずに...。
「泳ぎ込み」の時には、信頼関係の大切さを痛感することが多くありますし、同時に、信頼関係の脆さも感じることがあります。それでも、最後の最後まで、「信じる心」と「素直な気持ち」を持てる者が、「真に」感謝の気持ちを持っている者だと思いますし、その初心を貫き通せる者が、最終的に良い結果を獲得するのだと信じています。
このような時期だからこそ、くどいようですが”初心”を忘れずに、そして焦ること無く、歩を進めて行って欲しいと願います。
それでは!!!
こんばんは
WK33に突入しています。
SP・MD2はJapan Openに向け、本格的なテーパリングに入りました。
他方、DIST・MD1は引き続き”怒濤の泳ぎ込み”となっているため、過去最大の「トレーニング量の差」が出ています。実際、テーパーに入り、エネルギーに満ち溢れつつあるスプリンターたちと、(人によっては)ゲッソリ度合いが増大し続ける”泳ぎ込み軍団”たちとのギャップが凄すぎで、ちょっぴり可笑しい感じです。
”泳ぎ込み軍団”の方は、そろそろ【満身創痍】に近づいてきています...かね。
結果、キレが無いどころか、動きが悪いどころか、やる気が薄れるどころか、最早抑鬱傾向が出るレベルに近づいてきているのかもしれません...。
そんな中、昨日・今日は、何れも午前中にGREEN系、午後にはVolume Workを設定しました。
昨日については、スイム前に1時間強のDRY(コア系・自重負荷系が多いですね)をみっちりやり、張りまくりのカラダで10,000m弱のworkoutに勤しんでもらいましたし、今日に至っては実に4時間半を超える試練を提供しました。
WK33前半戦の山場となった本日の”メイン”では、(理論上の)「限界越え」となるようなWorkoutを用意しました。
BLUE系、一般的には”EN2”というカテゴリーのトレーニングを軸に、その実施中に全力で泳ぐ機会を”ちょいちょい”設ける、というMD1・DISTで最も大切にしているトレーニングを、DISTで7500m(当然”メイン”の部分だけです)、MD1で5400m(一昔前のDISTよりも泳いでいますね...)も課せば、何も工夫をしなければ「もつわけない」し、頑張ろうという意欲も出ないかもしれません。
僕も、いろいろなアプローチから、Marauderたちから炎が消えないように努めたし、「点火していなかった」者たちの背中を押してあげられるよう、全力で挑みました。
「理論を武器に」しつつも、【理屈を超えろ!】という無理難題を強いているわけですが、何だかんだいいつつも、全員【前向き】に取り組んでくれたし、しっかりとやりきったし、中には驚くほど”強い”選手もいて、「超えてくれているな~」と感心する場面が多かったです。
そして、【やりきった後】の光景は、いつ見ても素晴らしい。
とはいうものの、今週は冒頭にも触れたように、かなり追い込んでいますので、皆の【悪い部分】もちらほら出てきています。
そんな時期だからこそ、今週に入ってからは、いわゆる【苦言】を含む、コーチングを推し進めてきました。
ただ単に努力し、工夫するだけではなく、苦しい中で、正義を貫いて欲しいから。
その繰り返しの中で、苦しい中でこそ実現が可能となる、”進化”を果たして欲しいから。
だから、アスリートとして「やってはいけないこと」についてはうるさく言うし、注意もする。
そんな僕が繰り広げる過酷な試練(トレーニング)の数々。
僕のトレーニングを、ただ単に皆にやって欲しいわけではない。
僕の言うことを聞いて欲しいわけではない。
僕に叱られないようにして欲しいなんて、あるハズがない。
皆には”真実”と向き合ってほしいから。
そして、本当に、”進化”を果たして欲しいから。
追い込まれれば、悪い部分が出てきてしまう。
それを「流せば」、今までと一緒なだけ。
過酷なトレーニングを重ねる意味が、薄れてしまう。
どうせやるなら、意味のあることをしよう。
どうせやるなら、自分を”進化”させるような取り組みをしよう。
そして、その結果、「最高」と思える結果を手にして欲しい。
”楽しく”やろう!なんて言う向きが世の中多いようだけど、「楽しい」が転じて、ただ単に”楽”な道を選んでいるだけということに気づかないのも、弱い人間の性かもしれない。
よくよく考えれば、そんな”楽”を追求して、進化なんて果たせるわけがない。
苦しい中で、楽しさをみつける、そんな姿勢を、僕は大切にしたい。皆に、”最大努力”を強いる以上、僕も最大に努力をしていきますから。
トレーニング効果を高めるための知恵の獲得と、"進化を果たす”ための努力。逃げ場を作らず、自己と向き合ってもらう。
これらを推し進めてもらうべく、僕はここに居ます。
皆に”進化”のきっかけを与えるため、僕は居させてもらっているのだと思います。
僕が繰り広げる試練に立ち向かっているMarauderには、弱音を吐く前に、自分で出来る限りの努力を、「”正しい道”に沿って」してもらいたいと願っています。そんな彼らに対しては、努力してもらうためのきっかけや材料は、出来る限り呈示できるよう、僕も”最大の努力”をし続けたいと思います。
共に頑張りましょう!
それでは!!!
こんばんは
”ザ・泳ぎ込み”週の2日目が終わりました(⇒この写真は、JAPANオープン組が午前中に行ったタイムトライアルの様子ですが....)。
T-30”に本気で挑んだことがある選手であれば、このテストの次の日のダメージの大きさは把握出来るかと思います。
そんなことお構いなしに、2回練習の午後には、3時間半を超えるハードトレーニングに勤しんでもらいました。
なんと言うか、こんな状態であるにもかかわらず、凄い頑張りを示す選手、心身ともに明らかに”弱っている”のに、何とか気持ちで”上げ”た選手など、壮絶な頑張りが午後の中大プールでは繰り広げられました。
「きつくないわけない」状態...選手によっては相当追い込まれている状況なのに、それでも何とか頑張りきる選手をみていると、僕も気持ちが入ってきます。
比較的、論理的にトレーニングを進めていくのが僕のやり方ですが、こうした”量的負荷”の期間だけは少々そのやり方を変えています。無茶を言いますし、それに対して【心折る】ことを嫌います。タイムに対する要求はさほど強くないが、泳ぎの質に対する要求は強くする。選手がヘロヘロになることは承知の上で、いわゆる「無茶」をさせますが、そのときにどれだけ、技術的に【諦めない泳ぎ】をさせるのか。このことを凄く重視します。
こうした【試練】が未来永劫、いや数週間続くわけでもないのに、まともに向き合えず、なんだかんだと逃げ口上を並べられても、【残念】としか感じなくなってしまいます。
みんなが、追い込まれた状態にあることくらい、承知していますから。逃げたくなるような気持ちが出やすいことも、理解していますから。そんな中、【ポジティブ】をはき違えて、実は気づかないうちに試練を回避してしまう可能性があることも、わかっているつもりですから。
常日頃から、【合理的にやっていこう】と”だけ”考えても、強い自分をは引き出せないし、ましてや「進化」は果たせないのだと考えます。
さて、”無茶苦茶”な泳ぎ込みについてですが、量的な負荷をかけている時って、確かにきついし、なかなか自分の思うような泳ぎができないのだけど、不思議と「気持ちの入れ方」で、泳ぎを「改善の方向」に向けさせることが容易いと、僕は考えています。
辛い中、1cm、1ミリでも前に腕を伸ばす。少しでも高い位置に肘を上げてキャッチをする、バテてくるとその実現が難しくなる、四肢と体幹との連動を意識し続ける...などなど、量的負荷時に「キツイ」と感じ、ダメな泳ぎになっている自分を高める方法は、気持ち次第ではいくらでもみつかってきますし、気持ちを入れれば、その実現は難しくありません(これが、「質的負荷時」には、より難しくなるのですが...)。
それを見つけ、二度三度となく、何度でも頑張る自分を再生する術を獲得したら、これは凄い宝になってきます。
こうした点からも、【泳ぎ込み】って凄く大切だし、そのときに「気持ちを入れ続ける」ことは、「進化」を果たしたいと思っているアスリートにとっては、欠かせない要件になってくると考えています。
話は少々変わってきますが、この4月からMD1に移ってきたRyotaは、練習が本当に倍以上になることなど、相当過酷な状態になることを承知の上で、それを「決意」し、やってきました。
「ついていけるのかな...と、ちょっと思っていたこの僕を、唸らせる位の頑張りを重ねています。いや、実際相当強い。
決意は人を変える。そんな例を、間近に見ることが出来、嬉しく思っています。
悪くなるかもしれない。
酷いことになるかもしれない。
ま、いいか。そうなったとしても、打開策を、その頑張りの中でみつけられるのなら。
だからこそ、最後まで諦めず、頑張り続けよう!!!
心底辛いときに、そう思ってくれる、【真に強い選手】が育ってくれること、僕は願っています。
それでは!!!