こんばんは
WK33に突入しています。
SP・MD2はJapan Openに向け、本格的なテーパリングに入りました。
他方、DIST・MD1は引き続き”怒濤の泳ぎ込み”となっているため、過去最大の「トレーニング量の差」が出ています。実際、テーパーに入り、エネルギーに満ち溢れつつあるスプリンターたちと、(人によっては)ゲッソリ度合いが増大し続ける”泳ぎ込み軍団”たちとのギャップが凄すぎで、ちょっぴり可笑しい感じです。
”泳ぎ込み軍団”の方は、そろそろ【満身創痍】に近づいてきています...かね。
結果、キレが無いどころか、動きが悪いどころか、やる気が薄れるどころか、最早抑鬱傾向が出るレベルに近づいてきているのかもしれません...。
そんな中、昨日・今日は、何れも午前中にGREEN系、午後にはVolume Workを設定しました。
昨日については、スイム前に1時間強のDRY(コア系・自重負荷系が多いですね)をみっちりやり、張りまくりのカラダで10,000m弱のworkoutに勤しんでもらいましたし、今日に至っては実に4時間半を超える試練を提供しました。
WK33前半戦の山場となった本日の”メイン”では、(理論上の)「限界越え」となるようなWorkoutを用意しました。
BLUE系、一般的には”EN2”というカテゴリーのトレーニングを軸に、その実施中に全力で泳ぐ機会を”ちょいちょい”設ける、というMD1・DISTで最も大切にしているトレーニングを、DISTで7500m(当然”メイン”の部分だけです)、MD1で5400m(一昔前のDISTよりも泳いでいますね...)も課せば、何も工夫をしなければ「もつわけない」し、頑張ろうという意欲も出ないかもしれません。
僕も、いろいろなアプローチから、Marauderたちから炎が消えないように努めたし、「点火していなかった」者たちの背中を押してあげられるよう、全力で挑みました。
「理論を武器に」しつつも、【理屈を超えろ!】という無理難題を強いているわけですが、何だかんだいいつつも、全員【前向き】に取り組んでくれたし、しっかりとやりきったし、中には驚くほど”強い”選手もいて、「超えてくれているな~」と感心する場面が多かったです。
そして、【やりきった後】の光景は、いつ見ても素晴らしい。
とはいうものの、今週は冒頭にも触れたように、かなり追い込んでいますので、皆の【悪い部分】もちらほら出てきています。
そんな時期だからこそ、今週に入ってからは、いわゆる【苦言】を含む、コーチングを推し進めてきました。
ただ単に努力し、工夫するだけではなく、苦しい中で、正義を貫いて欲しいから。
その繰り返しの中で、苦しい中でこそ実現が可能となる、”進化”を果たして欲しいから。
だから、アスリートとして「やってはいけないこと」についてはうるさく言うし、注意もする。
そんな僕が繰り広げる過酷な試練(トレーニング)の数々。
僕のトレーニングを、ただ単に皆にやって欲しいわけではない。
僕の言うことを聞いて欲しいわけではない。
僕に叱られないようにして欲しいなんて、あるハズがない。
皆には”真実”と向き合ってほしいから。
そして、本当に、”進化”を果たして欲しいから。
追い込まれれば、悪い部分が出てきてしまう。
それを「流せば」、今までと一緒なだけ。
過酷なトレーニングを重ねる意味が、薄れてしまう。
どうせやるなら、意味のあることをしよう。
どうせやるなら、自分を”進化”させるような取り組みをしよう。
そして、その結果、「最高」と思える結果を手にして欲しい。
”楽しく”やろう!なんて言う向きが世の中多いようだけど、「楽しい」が転じて、ただ単に”楽”な道を選んでいるだけということに気づかないのも、弱い人間の性かもしれない。
よくよく考えれば、そんな”楽”を追求して、進化なんて果たせるわけがない。
苦しい中で、楽しさをみつける、そんな姿勢を、僕は大切にしたい。皆に、”最大努力”を強いる以上、僕も最大に努力をしていきますから。
トレーニング効果を高めるための知恵の獲得と、"進化を果たす”ための努力。逃げ場を作らず、自己と向き合ってもらう。
これらを推し進めてもらうべく、僕はここに居ます。
皆に”進化”のきっかけを与えるため、僕は居させてもらっているのだと思います。
僕が繰り広げる試練に立ち向かっているMarauderには、弱音を吐く前に、自分で出来る限りの努力を、「”正しい道”に沿って」してもらいたいと願っています。そんな彼らに対しては、努力してもらうためのきっかけや材料は、出来る限り呈示できるよう、僕も”最大の努力”をし続けたいと思います。
共に頑張りましょう!
それでは!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿