こんばんは
本日は2回練習でした。
出だしが非常に緩やかなMD2、SP軍団も、今日の午後はBLUEのWORKOUTをこなしました。
「え? 滞在2日目にしてEN2ですか?」
もしかしたら、高所トレーニングを行ったことがあるコーチからはこのようなことを訊かれるかもしれませんが、ここは「準高所」。ほぼ問題はありません。BLUEのトレーニングといっても、内容的には少し抑えてあるし、スピードのコントロール法についてもきちんと伝え、それにほぼ忠実に実践してくれているので、選手もご覧のような余裕の表情。
トレーニング後には、スライダーで遊ぶ大男たちが...
「よい子の皆さん、こんな姿勢でスライダーをやったら、日本では怒られますので、というか危ないのでマネしてはいけません」(by 中大で練習するプロスイマー)。
さて、今回のような「準高所」では、泳ぎの「きつさ」はどのように変化するのでしょうか?
この点をクリアにし、適正なトレーニングを処方していくために、これまでに複数回、乳酸を使ったコントロールテスト(いわゆる、カーブテストですね)を行ってきています。
今日の午後には、DIST・MD1の選手にこのテストを練習の一環として行ってもらいました。
本日の結果をおしなべてみると、コレまでの結果同様、少なくともGREEN領域のトレーニング(いわゆるLT相当)であれば、低酸素曝露2日目という早い段階においても、平地とほぼ同等に行えることがわかりました。
BLUE系のトレーニング(いわゆるOBLA相当)については、少し個人差・種目差があるようですが、おしなべてみれば、平地よりも100mあたりプラス1秒程度ゆっくり泳げば、過度な負担なくトレーニングを行えることがわかっています(本日もほぼ同様の結果)。
ただ、ほぼ無限に広がるインターバルトレーニングの組み合わせのなかで、個々の生理学的な身体応答は異なってくるため、BLUE系のトレーニングについては、現段階では未だ注意深くトレーニングを行う方が無難と考えています。
なかには、とんでもなく「許容範囲」の大きい選手も居て、KAZUAKIなどは、BLUEについても、平地とほぼ同様でトレーニングをこなすことが可能だと言うことがわかりました(むしろ、今日の方が調子が良かった??)。凄い潜在能力ですね。
彼は特殊としても、平均的に見れば上記のような馴化が起きているものと思われます。ただ、OBLAを越える、PINK系のトレーニングについてはまだまだ充分に出来ない状況で、「飛ばす」ことについてはもう少し我慢してもらうことにしたいと思っています。
THREDBOに来て良く聴いているのが、コレです。
僕にしては、比較的新しい音源です。歳のせいか、あまり新しい音源を聴かなくなってきている今日この頃ですが、この曲は久々に「いいなぁ」と思いました。
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ヨーロッパのいわゆるポピュラーミュージックの祭典として、ユーロヴィジョンコンテストというものがありますが、この曲は、他のポップス畑の優れた楽曲を抑え、見事グランプリに輝いています。
ユーロビジョンに参加するための「勝負曲」として作成されただけあり、かなり強力なフックラインを持っています。ヨーロッパ各国で、チャートの上位にランクされた曲ということもあり、カッコイイし、覚えやすい、いわゆるポップな曲に仕上がっています。
このアルバムには、IN MY DREAMSに匹敵するBLESS THE NIGHTという素晴らしい曲も収められています(PVにもなっていますね)。
"HYSTERIA"の頃のDEF LEPPARDに近い完成度を誇るこのアルバム、今回の合宿の思い出の一枚になりそうです。
それでは
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