2009年3月12日木曜日

THREDBO合宿 WEEK#2

こんばんは

2週目突入です。

気圧の高い、そして良い天気が続いております。

さわやかな天気のなか、いよいよもって忙しくなってきました。

THREDBO LEISURE CENTREは、既報のとおり、4コースしかないので、Marauder全員がきちんとトレーニングを進めていくためには、かなりの工夫が必要になります。

今日などは、たぶん僕はホテルにいる時間よりプールにいる時間のほうが長かったかもしれません。ずーっと活動しっぱなしだったので、夕食時には軽い放心状態に...。

でも、昨日からHead Marauderが合流されたので、少し気が楽になりました。


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さて、そんななか、昨日はDIST・MD1が、そして今日はMD2・SPがMAIN WORKOUTを実施しました。平地同様のHARD WORKを処方し始めたわけです!

昨日は、GREEN,BLUE,PINK,HARDの順番にタイムを上げていくことを4R繰り返す(ことを2セット)、CONT.DEC.HARDというセットを実施、MD1の皆はなかなか良いタイムで泳げていました(DISTはイマイチでしたが...)。

スピードを落として(コントロールして)泳いでいる時にも相当の負荷がかかるこのセット、トータルでみると結構なトレーニング刺激を得られるし、かつ、スピードを出すべきところでは集中しやすいため、この時期には使うことが多いトレーニングです。HARDの部分のタイムも、非常に良い出来でした。

他方、今日は、28X50 DIE HARDというハードなセットを敢行、皆良く頑張っておりました。血中乳酸濃度のチェックも行いましたが、比較的高いレベルでトレーニングが行われたことを確認しました。

この、特にスプリンターにとっては、このような超最大強度のトレーニングこそ、今回の準高所トレーニングで重視すべきトレーニングであると、僕は考えていますが(理由は...イロイロです!)、皆良く集中して頑張れたと感じました。

呼吸器系に、平地ではかからないような負荷がかかった者もいれば、痺れるくらい頑張れた者もおり、何れも「高所ならでは」の高刺激を獲得できたようでした。

AN1主体のトレーニングですが、それ以上の負荷強度になっているであろう、「高所ならでは」のWORKOUTになったと考えています。


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このような高強度のトレーニングが続けば、からだは当然悲鳴を上げるようになってきますが、そんなときに頼りになるのがトレーナーの存在。

今年は、昨年に引き続き、SHIHOさんにご協力いただいております。去年と異なるのは、最初からご協力いただけていること。これが思いの外、大きな影響を及ぼしています。

筋の張りに対するケアのみならず、高所ではその滞在初期に起こりやすい自律神経異常の改善に大きく貢献していただき、さらには選手の「心のケア」もしていただいているため、良いコンディションを維持できています。

良く倒れないな~、というくらい、選手の面倒をみてくれる「愛ある人」です。

この点、毎日HARD WORKを課せられているDIST・MD1の面々は大変お世話になっていますね(1人を除いて...)。写真は、常連さんのひとり、TOSHIくん。おかげさまで好調のようですよ。

THREDBO ALPINE HOTELにも、会議室をケアルームとして開放していただき、大変助かっております。

安心して、HARD WORKを展開できています。

明日は、DIST・MD1が早くも2回目のMAIN WORKOUTにチャレンジです。



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前々回、HELLOWEENが登場しましたが、恐らくその影響を受けたであろうバンドのなかで、僕が気に入っているのがSTRATOVARIUSです。

既に解散してしまったバンドですが、HELLOWEENの、たとえばRaise & Fallのようなコミカルで明るい曲はほぼなく、マイナースケールを多用したクラシカルなHARD ROCKを、「疾走型」で展開したバンドといえます。

HELLOWEENに負けないくらい、数多くの名曲を送り出してきましたが、この合宿ではこのアルバムにハマっています。
















"BLACK DIAMOND"



from "VISIONS"



STRATVARIUS


(1997)



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いやいや、良い曲です。イントロの重厚なキーボードからして、聴く者の期待度をグッと上げてくれます。ほどなく始まる「疾走パターン」にメロディアスなVoが乗り、哀愁のメロディが炸裂。ソロパートもクラシカルな旋律を堪能させてくれます。

このバンドも、ティモトルキがリードVoをとっていた最初の数枚は、曲は良いのだけどサウンドがイマイチでVoが下手、という、まさにHELLOWEENの初期にみられた魅力と問題を持っていました。

やはり、ティモ・コティペルトが加入してからはワールドワイドでの成功が可能となるようなスケールの音楽に生まれ変わったと思います。さすがはティモ・トルキ、より質の高いバンドに生まれ変わるために、自らのエゴを捨てて、マイケル・キスクそっくりのコティペルトを呼び入れるとは...。

やはり、僕は、脳天気な曲調よりも、マイナー調の「哀メロ度」の高い音楽を提供してくれる、ヨーロッパのバンドに食指が動きます。。

このBlack Diamondは、Will The Sun Rise?と並ぶ、彼らの珠玉の名曲の1つだと思っています。

この合宿では、さらにKiss Of Judas、Forever FreeやVisionsといった名曲群を聴いて、やる気を高めています。WIG WAG,MAIDENと並んでHEAVYローテーション化していますね。

それでは!



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