こんばんは
今週から、Phase 6に突入しました。
切り替えの1週目は、Adaptationの週にあたります。
本日の午前中は、血液検査と体格検査でした。
採血に慣れていない1年生も、あたふたしながら抜かれていたようです。
午後は、DRYとBLUE系のトレーニングでした。DRYも、新しいPhaseに入ったということで、内容が少し切り替わっています。
慣れない種目もあったとは思いますが、はやくクォリティを上げていって欲しいと思います。
今日、突然の来客がありました。
インカレ6連覇時の主将、NECCHIです。
久しぶりに長話をしましたが(大阪のインハイ以来ですね)、いやぁ、やっぱ、成長しましたね。非常に視野が広がり、良いビジネスマンになったのだなぁ、と感じることが、凄くうれしく思いました。
そんな彼から聞いた印象的な話しを紹介します。
「僕は、やろうと思えば、何でも一人で出来ると思っていましたので、心底、『他人の協力が必要だ』、『他人に感謝の気持ちを持って頑張ろう』とは思っていませんでした。
でも、それは、『目標の置き方』が低いからであって、自分の力だけで何とかなる世界でしか生きていなかったからだったと思います。
今は、いろいろなヒトに協力をしていただくことで、『より高い世界を目指せる』、という考えが備わったので、毎日が楽しく感じます!」
さすがです。
いわゆる、『現実的な』目標しか設定していない限りは、ヒトによっては、『自分の力だけ』で何とかなると思っているから、もしかしたら、心底、『感謝の気持ちを持つ』ことはないのかもしれません。
「自分の才能は自分で見極めているし、自分には自分のやり方があるわけで、自分のやりたいようにやらして欲しい」..と思っている選手は、意外に少なくないかもしれません。
そのような選手では、『自分の力だけで何とかなる』範囲内でしか目標を設定出来ずに、いつの間にか『力尽きた』感じとなり、自らの能力に限界が来たと勘違いし、競技人生に終止符を打ってしまうのでしょう。
インカレに出れるか、出れないかで争っている選手がいたとして、その選手が大胆にも、『インカレ個人種目優勝を目指す』と本気で、そう、本当に『本気で』考えたときには、『自分の力だけでは難しい』と思うかもしれません。
自分の力だけでは難しくても、ヒトに協力をしてもらったり、知恵を借りたり、時にはご指導を賜ったりすれば、自分の範疇では『不可能』と思っていることに光が指し、可能となっていくかもしれません。
そのためには、うわべだけのつきあいではなく、心底協力を求めたい、と相手に思わせるような『人間的魅力』が必要になってくるわけで、そのために、他者とのコミュニケーションを『真に』とろうと努力し、その結果、競技力のみならず、人間性までもが高まっていくのだろう...
そんなことを、彼の話を聞いてから、しばらくの間、考えていました。
Marauderには、チームで闘う素晴らしさがあると思います。
そんな、良いチーム体制に甘えることなく、自らを磨いていこうじゃないですか。
「あいつには協力してやりたいな」と思わせる『何か』をみつけ、自分のものに出来たとき(これはテクニックということではない...ですよ)、新たな領域に自分を誘うことができるのだと思います。
良いチームにいることに甘え、いつまでたってもそれが出来ない選手には、どんな運命が待ち受けているのだろうか。どんな人間になってしまうのか。
社会に出て、いつか気づくかもしれない。
でも、水泳をやっている間に気づいてもらいたい。
昨日とは対照的に、今日は、米国産の素晴らしい音楽の代表格を紹介します。
僕にとって、最高の米国産バンドはいくつもあるのですが、園中でも、JOURNEYは特別です。
いわゆる「産業ROCK」の代表格であり、メガヒットをいくつもはなったバンドです。
お気に入りは当然、マンモスヒットを記録した"ESCAPE"なのですが(捨て曲無しの完璧アルバム)、このアルバムで衝撃を受け、”温故知新"的に遡ったときに、違った意味で衝撃を受けたのがこのアルバムでした。
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ブルージーな佳曲で、僕にロスのトワイライトを想起させる"Lights"、グレッグローリーの叙情的な感性が素晴らしい"Feeling That Way"(組曲のように"Anytime"に続くところも素晴らしい)、泣きのメロディが炸裂する"Wheel in the Sky"、優しい気持ちにしてくれるバラード"Paitiently"...
そしてそして、「え?これがあの産業ROCKバンドなの?」と思うくらいのHARD ROCK / PROGRESSIVE HARDの様式美を持つドラマティックな曲、"Winds of March"などなど、このアルバムもほぼ捨て曲無しの完璧さを誇っていました。
曲順も、これ以上はないという順番で構成されており、アルバム全体が”様式美”に包まれています。
"ESCAPE"に比べると、ブリティッシュの香りがわずかにHARD ROCKアルバムである”INFINITY”は、JOURNEYに入れ込むさらなる媚薬になったと思っています。
前作までのスリリングなプログレ路線と、大衆性を備えた楽曲との融合が、高次元で実現した隠れた名盤といえます。
ちなみに、僕が好んでいるJOURNEYは、このアルバムから"FRONTIERS"までで、この間のアルバムはどれも大好きです。
その後のお洒落なROCK路線に移ったJOURNEYは、好きだけれでも、愛せない、という感じの音楽に変わってしまったように思いました。汗をかかないROCKとでも言いましょうか...。ま、個人的な思い込み、でしょうけど。
それでは
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