新しい年となった途端、天候も回復傾向を示しました。 どうやら、フィリピン全土を覆っていた低気圧が少し南下し、このラグナ州は前線から外れたため、まだ不安定ではあるものの、晴れ間を見ることが出来るようになったようでした。
そんな日和の午前中には、初泳ぎGREENを、そしてその午後はライトタイプの”ブルピン”で、明日の”The Race”に向けた泳ぎのチェック、ペースのチェックをしてもらいました。
先日のC&Bは【同じ種目で行う6本の最大努力泳に立ち向かう】ことが最大のテーマでしたが、この"The Race"では、2~3種目を前日中にエントリーし、プログラム化して行う、まさにレーススタイルのトライアルが行われることになります。
C&Bを終えて中二日で行うレース…初めての試みですが、だからこそ、チャレンジです "CHNAGE E.P. 2011"
今回のTrace College合宿では、 ”Cabana”と呼ばれる大学内の食堂でにて、3食お世話になっております。
ご覧のように、openなお店です。
食事は、ビュッフェスタイルで提供される(これはこちらの望みどおり)のですが、ワンプレートにライスとおかず3~4品をとり、あとはスープとサラダorフルーツといったスタイルでいただいています。
今回は、特にこちらから食事内容をオーダーすることはなかったので、まさに「恐る恐る」食事に臨むことになりました。
初日の朝こそ、日本人の舌にはあわない、独特の味に多少の苦戦を強いられましたが、それ以降は、「食べられる」どころか、毎回の食事が楽しみになるような料理の数々に嬉しい驚きを覚えた次第です。
中華料理にそのルーツがあるようですが、油のどぎつい本場中華というよりは、かなり日本の味に近いものです。しかも、シェフのRYUNさんも頑張ってくれて、同じメニューがほとんど出ない。米も日本人に合うものに変えてくれています。
牛肉とブロッコリーのオイスターソース炒め、小エビのフリッター、カジキマグロのソテー、それに絶品チキンスープです。
牛の炒め物などは、かなり日本人好みの味に仕上げられており、これなら選手も好んで食べるだろう、という優れもの。
そして、個人的には、毎日様々な味で提供されるスープが楽しみになっています。
上記のチキンスープも、鶏のダシが生姜と絶妙 なハーモニーを奏でる逸品でしたし、酸っぱいけどコクのある牛のスープなども最高でした。ラーメンがなくても、これで毎日幸せを感じられます。
シェフのRyunさん(上)、給仕のEricさん(中央)、本当にお世話様です。
そして、初日の朝以降、ご飯の味の調整に一役 買ってくれたのが、 日本に13年居たことがあるという田中健さん(日本での仮称?)です(写真下)。
彼のアドバイスにより料理が激変したことは 間違いないと思いますし、その他にも選手の洗濯物を彼の家庭で洗ってくれたりと、 今回の合宿の影武者MVP的な働きをしていただいております。
人との出会いが力になる...そんなことを再確認しています
さて、明日は、…勝負です
それでは
0 件のコメント:
コメントを投稿