2009年12月31日木曜日

CAR Sierra Nevada <4>

おはようございます。

現在、CARでは、僕たちの他に、ベルギーナショナルチーム(ジュニア中心)、ポーランドナショナルチームetc..がトレーニングを行っています。

ベルギーチームとは、前回(2005年)にも大変親しくさせていただきましたが、今回も、日本語をi-podで勉強したというPIEUを始め、非常にフレンドリーです。

ベルギーチーム監督からの『一度、一緒にトレーニングをさせてもらえないか?』との申し出を受け、昨日の午後には、ベルギーの明日を担う若手スイマー4名が、Marauderトレーニングに加わりました。

この合宿、僕としては珍しく、WORKOUTを貼り出さずに口頭で伝えるようにしていたのですが、さすがにこの日はきっちりと貼り出すこととしました。

Marauderたちも、なんとかコミュニケーションをとりながら、僕の複雑なWORKOUTを伝えようとしていました。良い経験ですね。

この日は、中大ではあり得ないほどの塩素毒に見舞われ、7割くらいの選手が良いトレーニングを行うことが困難な状況となりましたが、雰囲気は終始良い状態でした。

ベルギーの選手たちは、皆咳き込みながらも頑張っており、終わった後には、笑顔で寄ってきて、「凄い良い経験ができたよ!」と口々に言ってくれました。

トレーニング後は、選手同士、様々な情報交換(世界的に有名ないくつかの日本のアニメのことや、ちょっとした日本語スラングを教えていました)。

積極的にコミュニケーションをとろうとしたMarauderたちにとっても、貴重な体験になったのではないでしょうか?

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インカレ3日目、大詰めのところで使用した曲は,、ジョンサイクスがBLUE MURDERで残した名曲、"Jelly Roll"でした。
















"JELLY ROLL"


"VALLEY OF THE KING"


"OUT OF LOVE"


"BLUE MURDER"




from "BLUE MURDER"



BLUE MURDER


(1989)



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このアルバム、ジョンがWHITESNAKE脱退後ただちに制作されたアルバムということもあり、かのSERPENSE ALBUSと同路線の劇的なハードロックチューンが多く収録されている名盤です。

デヴィッド・カヴァーデルのような艶と渋みのあるヴォーカルではないものの、ジョンの歌もなかなかです。

ドラマティック度からすれば、こちらのアルバムのほうが上だと思いますし、上記にあげた曲は、SERPENS ALBUSに収録されている名曲群にひけをとらない出来だと思います。

特に"Jelly Roll"は素晴らしい。アコースティックに始まり、徐々に盛り上がり、後半は壮大な雰囲気を醸し出す、叙情性の高い展開となっており、『美』を感じさせる超名曲です。インカレのラストを飾るに相応しいと判断し、活用させていただきました。

80年代後半のWHITESNAKEが気に入ったヒトは、おそらくこのアルバムも気に入ると思います。名盤です。

それでは!



2009年12月28日月曜日

CAR Sierra Nevada <3>

おはようございます

今回の合宿では、NITTAIとBLUE SHARKSから、ほんの僅かですが、”外部参加者”に来て頂いております。

高所という"特殊環境”であるため、"コーチ同伴であれば"という条件を提示させていただいたところ、『それでも是非』と言うことで参加してきたのがNITTAIのSHOくんです。

高所トレーニング初参加にもかかわらず、苦しむ様子はまるでなく、今のところ、DIST軍団のなかではもっとも良いトレーニングができています。ハイ、頑張っていますよ。

柳瀬コーチにも、Marauderスタッフ同様の様々なお仕事を申しつけさせていただき、大変助かっております。

他方、「ロンドン五輪に向けた強化対策において、シェラネヴァダが有効なトレーニング地となり得るか?」検証しに来たのが、加藤コーチ率いるBLUE SHARKSの加藤さんと超有名な平泳ぎ3人娘たちでした。

加藤コーチとは、本当に長い間、親しくさせて頂いているので、いろいろな情報交換を交わすこともできますし、いろいろなお願いもできます。

折角の機会ということで、BRおよびIM軍団は、チーム加藤に加わり、『新たな刺激』を得始めました。また、DRY LANDトレーニングについてもお願いし、ほとんど『プールサイドで速くなろう』の実演版の様相を呈しています。

世界を目指す選手を連れ、高いお金をかけ、長い移動時間を経て、まさに『わざわざ』やってきて、自分たちのやりたいことがあるにもかかわらず、極めて親身に指導してくれる姿は、間違いなくMarauderの心に残るものと確信します。

時差ボケも解けた昨日からは、夕食後にパワーポイントや映像を用いた、それはそれは『熱い』レクチャーも頂くようになりました。

水泳愛とコーチング愛にあふれるレクチャー、という感じです。

あのレクチャーを実行に移すのに、どれだけのエネルギーが費やされていることか...。

ご本人は、それこそ"It's My Pleasure"という感じでやっていらっしゃると思いますが、凄いエネルギーをMarauderたちに与えてくれたと感じました。

昨日は、水泳を『本気になって』取り組む、『本気になって』頑張る。そんな、当たり前だけれど奥の深いことを再確認するための熱いお話をいただきました。

コーチである僕らは、選手に対して「こりゃ、だめだ」と思うことはありません。

限界を感じることもありません。

ヒトは、自らの意志で、『進化し続けることの出来る』唯一の生物だと信じていますから、考え方次第、やり方次第で、いくらでも『限界』を引き延ばすことが出来ると考えています。

Head Marauderも良く口にしていることですが、『ヒトは、自分がそうなりたいと強く思う方向に、変わることが出来る』と思います。

加藤コーチも言うように、人間の生理的機能の限界は、皆が想像する以上に凄まじいところに存在します。

Marauder皆が、まさに『果てしない可能性』を持っているわけです。

その可能性を、限られた時間の中で(多くの選手が大学4年時のインカレで引退を迎えるでしょうから)、いかに引き出すかが、勝負の分かれ道になると言っても過言ではないでしょう。

だからこそ、”1分1秒”を大切にし過ごして欲しいし、いろいろな可能性を”追求”する姿勢でいて欲しいと願っています。

まだまだ刺激的な、CAR合宿は続きます!

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VIDEO CLIP挿入歌の紹介、いよいよ3日目に突入です。

1500から始まる3日目は、印象的なイントロ・サビを持つこの曲を使用しました。
















"ALL SHE WROTE"


"DON'T TREAT ME BAD"


"LOVE OF A LIFE TIME"


"OVERNIGHT SENSATION"




from "FIREHOUSE"



FIREHOUSE


(1990)



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FIREHOUSEは、一大ハードロック・メタルムーブメントが終息の方向に向かっていた90年に登場した米国産のバンドです。

Voの声質がほんの少し、ヴィンス・ニールに似ているな、と感じたけど、どっちにしても良い曲なので大好きになった"Don't Treat Me Bad"、クサいくらいに甘ったるいラブバラードにして超名曲の"Love of a Life Time"、そして欧州的なメロディがこの上なく魅力的な"All She Wrote"など、前回紹介したSKID ROW同様、新人離れした完成度の高い佳曲を集めたアルバムといえます。

中でも出色の出来といえる"All She Wrote"は、彼らのキャリアのなかでも1,2を争う出来だと思いますし、この曲の持つ雰囲気が3日目の闘いに「ハマる」気がしてならなかったので、活用させていただきました。

僕のVIDEOをみてBON JOVIのファンになったMarauderは、このアルバムもチェックしてみて下さい。きっと、気に入ると思います。

それでは!



2009年12月27日日曜日

CAR Sierra Nevada <2>

おはようございます

『低圧低酸素環境』に暴露され、4日が過ぎました。

『馴化』過程において、最初の4日間はとても重要なのですが、ここまでのところ、順調にな経過を辿っております。

『ここ20年くらい、こんなに雨の続く天候は見たことがない』と、地元のスキーショップのおやじさんが語るくらいの異常気象でして、雨、雨、雨の連続です。

ただ、僕がDRYとして、Walkingを予定していた日のみ、晴れとなったので、あまり問題は感じておりませんが...

さて、このWalking、SIERRA NEVADAスキーリゾートの中心部の案内をかねて行いました。つづら折りになっている道路に沿って、CARから中心部(スクエアといいます)まで下っていくのに、20分程度の時間を要します。スクエアは、本来、スキー場のベースにあたるため、多くの人で賑わっているハズなのですが、このような状況のため、閑散としておりました。

帰りは、つづら折りをショートカットするかたちで、「なが~~~い」階段があるのですが、そこを利用し登り続け、かつ、最後のショートカット路としてそびえている『獣道』をあがり、CARに戻りました。このルートであれば、15分程度で到着できます。

でもこの獣道も、多くの人が通るためか、以前よりも道としての機能(?)が高くなっているように感じました。

低圧低酸素暴露開始後、2日半しか経っていない状況では、『めちゃめちゃキツイ』エクササイズになってしまいます。バイクで寮からプールに行くよりは確実にきつかった...と思います。

おそらく、スイムよりも、ウエイト(このウォーキングのあとに実施)よりもきつかったのではないかと思います。

止息を伴うスイムでは、『無理はさせない』ようにしていますが、陸トレ系では、少し刺激を入れるようにしています。

Walkingのあとには、上半身中心のウエイトトレーニングを行いました。

ウエイトトレーニングルームに設置されているほとんどの機器・器具は、4年前から比べると格段に良いマシンにリプレースされていました(TECHNO GYM社製のものが中心)。4年前までに置かれていたマシンに比べると、数段機能的になったと感じました。昨日は、2グループに分けてトレーニングを実施しましたが、全員で一気にトレーニングを行うことも可能かな~と感じました。

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2日目の後半は、80年代にアメリカでメタルがもてはやされた時代の終盤に登場した、SKID ROWの名曲を活用しました。
















"YOUTH GONE WILD"


"SWEET LITTLE SISTER"


"18 & LIFE"


"I REMEMBER YOU"




from "SKID ROW"



SKID ROW


(1989)



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SKID ROWといえば、僕は飛び抜けて”Youth Gone Wild"が好きで、このバンドの魅力を集約した曲だと思っています。イントロ、リフ、アンサンブル、全ての歌メロ、ギターソロのそれぞれが格好いい。

VCに利用したこの曲以外でも、「これが新人?」と思わせるような名曲佳曲揃いで、80年代を代表するアメリカンHRの名盤だと思います。お勧めです。

それでは!



2009年12月26日土曜日

CAR Sierra Nevada <1>

おはようございます

高所合宿が始まり、3日目となりました。

ここSIERRA NEVADAは、屋内長水路プールがある場所としては、もっとも高い標高を誇っており、『低圧環境』としては世界一過酷なプールといえるかもしれません。

現Marauderメンバーで、海抜2000m以上の低圧低酸素環境でのトレーニングを経験した者はおりませんので、全員が『初めての刺激』を受けることになります。

今回は、高所トレーニングの『受動的効果』を受けに来ていると言っても過言ではないので、そもそもが『追い込むつもりのない』合宿として位置づけています。

そのため、いつも以上に、『緩やかな』馴化を行っているところです。

皆、元気にやっていますよ!

Marauderは、2003年~2005年にかけて、4回ほどSIERRA NEVADAでの合宿を行っています。僕は、今回で5回目となるわけですが、『ここは合宿場所として、本当に良いところだな~』という印象は変わりませんでした。

今日は、プールを紹介していきます。

ごらんのように、6レーンしかないのですが、『合宿のために解放している』施設であるため、複数のチームがひしめき合っても、プールを使用する時間帯を分けることで、有効に活用することができます。

CARという名称のこの施設には、研究チームもスタッフに含まれているため、泳法分析や体力学的測定など、さまざまな測定・分析を行うことが可能です(有料ですが)。そのため、水中撮影を容易にするためのいくつかの工夫がなされています。

目新しいことではないのですが、このような空間があるため、選手の水中動作をハイスピードカメラで記録することも可能です。

僕はこのスペースを大いに活用させていただいています。水深も2m以上あるうえ、この水中窓も大きく設定されているため、様々なアングルから泳ぎを確認することもできます。

4年ぶりにCARに来て、少しバージョンアップされているな...と思ったのが、スタート台がリプレースされたことと、分析用ハイスピードカメラが数カ所に設置されたことです。4年前は、安定性の悪いスタート台でしたから...

いずれにしても、問題を感じない良いプールだと思います。

今回、僕たちは、Marauder21名に加え、NITTAIの古川選手と、BLUE SHARKSの田村、金藤、藤本選手が特別参加してくれて、総勢25名という大所帯になっています(歴代1位)。

しかし、6レーンすべてを割り当てて頂いており、かなり自由度の高い状態が保持されています。今の僕たちには、十分なレーン数といえます。

ちなみに、加藤コーチ率いるBLUE SHARKSご一行は、僕たちの午後練の終盤に到着しました。

明日から、一緒にトレーニングをすすめていく予定です。

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久々に、VIDEOCLIP挿入歌紹介...です

2日目のメインテーマがこれです。
















"POWER"


"WE BURN"


"FOREVER AND ONE"




from "THE TIME OF THE OATH"



HELLOWEEN


(1996)



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僕は、いつの時代のHELLOWEENも好きですが、アンディの声質があまり好みではありません。良いメロディを書く、才能のあるアーティストだとは思いますが。

このアルバムの"POWER"は、良く出来た佳曲だと思っています。こんな魅力的な歌メロは、アンディならではのもの...かなと思うと、HELLOWEENはアンディという稀代のメロディメーカーを迎入れて正解だったのかな...と思います。

この曲の持つポジティブなエネルギーが、2日目の試合展開にぴたっとはまった感じがしたので、導入してみました。他の曲よりもメタル然とした曲ですが(あくまでも、他の挿入歌のなかでみれば...の話です)、この曲のメロディの素晴らしさに気づいてもらえると良いかな~。

それでは!



2009年12月24日木曜日

ARRIVE!!!

こんばんは!

”移動”に要した時間は、35時間。いやぁ、遠かった!

南平からバスで成田、成田からエールフランス利用でパリへ、そして6時間の「待ち時間」を経てエア・ヨーロッパ(機内食は有料です!)利用でスペインはマラガ空港に到着しました。

その後、大型バスで2時間半ほど陸路移動、現地時刻17:40頃に合宿先であるCARに到着しました。

今、『リフレッシュスイム』を完了したところです(2000M強のエアロビックスイムです)。同じような姿勢で、24時間以上移動していましたので、極めて血流状況が悪くなっている状況と察し、その状態の改善に努めたわけです。

このあと、食事をして、ようやく床につけます。

お疲れ様でした!!!



2009年12月22日火曜日

DESTINATION ANYWHERE

こんにちは

WK12は、これまでの泳ぎ込みの成果を昇華させるべく、”高所環境”に移動し、そのような特殊環境に”慣れる”週になります。

月朝に血液検査を行い、午後には軽めのBLUEを、出発日である火曜はウエイトと軽いエアロビック系スイムをこなしました。

そして、これから出発となります。

これまでの遠征と異なり、移動に24時間以上の時間を費やす、ちょっぴり過酷な旅になると思います。英語すらも通じないシチュエーションも想定できるし、食べ慣れない食事をきちんと食すことも要求される、「どんな状況でも対応できます!」という”力”を養いに行く意味合いもあるこの合宿、やはり、周到な準備と心構えが必要です。

”Take Care”を徹底して伝えたつもりではいますが、何が起こるかわかりません。

まずは、無事に現地に到着できるよう、気を引き締めて行って参ります。

加藤コーチ、お先です。

それでは!



2009年12月20日日曜日

HURTS SO GOOD

こんばんは

泳ぎ込み、完了しましたhappy01

後半3日間、6回のトレーニングはなかなかにハードだったと思います。
なんと言っても、これまでのトレーニング(による疲労)の積み重ねがあり、テストが迫る授業のストレスありといったなかでの泳ぎ込みでした。

しかし、今期のMarauderはしぶとく、かつ、辛い時期を笑顔で乗り切るパワーに溢れていました。

金曜の午前はショートインターバル中心のGREEN、午後にはFRのタイミングドリルのあとに、午後に長い距離での"SHIFT CHANGE"を実施。SPグループたちも、このトレーニングに慣れてきており、なかなかのクオリティでこのトレーニングをこなせていました。

そして4週間に及ぶ泳ぎ込みの最終日は、テクニック系のGREENを午前に配し、午後にはBEST AVERAGEを行いました。
DIST 40X100 "BEST AVE." ON 1:20,1:30,1:40(20,12,8)
MD1 12X100/10X100/8X100 "BEST AVE" ON 1:30,1:45,2:00
MD2 10X100/8X100/8X100 "BEST AVE" ON 1:30,1:45,2:00
といった内容でした。

エネルギーが明らかに枯渇している状況のなか、”魂の頑張り”を示せた者が多く、終わった後には、「涙ぐむ」Marauderもおりました。曰く、「この練習Cimg0154は、みんなと一緒にやったから、乗り越えられたのだな~と思ったら、涙が出てきました」とのこと。
素晴らしいです。

実施前にも笑いがあったし、終了後にはこのような笑顔がみられる今のMarauderには、これまでにない不思議な魅力があります。

そういえば、Mさん、バームクーヘンのご紹介ありがとうございました。皆、喜んで頬張っておりましたhappy01


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4週間、お疲れ様でした。
以前も述べたように、「泳ぎ込み」により、誰もが速く、強くなるわけではありません。
泳ぎ込みにより「失われる部分」を最小限にし、良い部分を強化し、さらには「課題となっている部分」をクリアすることが可能となれば、飛躍的に強くなれることでしょう。

最終週となった11週目は、「アラ」を滲み出させてしまうような効果のあるトレーニングだったと思います。その中でも、「レースで使えるか?」という意識を強く持ってトレーニングにあたってきた選手や、長い中で、「自分なりの拘り」を忘れなかった者は、素晴らしいと思います。
途中で躓くことは、人間だからあるでしょう。
でも、次に向かって立ち上がるのが人間だし、より高いレベルを目指すアスリートとしては、立ち上がる時に「何か」を拾うことが要求されます。
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いろいろなMarauderがいました。全てにおいて完璧にこなせた選手はいませんでした。でも、間違いなく、「積極的」に「泳ぎ込み」という世界に入ってきたことは充分評価できます。

というわけで、夜に週末ミーティングが行われるという、これまでにないパターンで行われたトレーニング、本当にお疲れ様でしたscissors

課題が残った人も、まだまだいろいろなことに挑戦できる期間が残っていますので、気持ちを新たにして頑張っていきましょうhappy01good


それではsign01sign01sign01