こんばんは
WK11、すなわち今週は、2010シーズンのなかで『もっとも泳ぐ週』となっており、Marauderたちは何れも大きな試練に向かっている状況です。
トレーニング回数も、通常より1回多い11回(土曜の午後もスイム)としています。
月曜は、朝に8500のGREEN系トレーニング、午後にはSHIFT CHANGEセットによるBLUEをDISTで5000程度、MD1で4500強、MD2で4000弱、SPで3500程度行ってもらう、TOTAL ENDURANCEトレーニングに挑んでもらいました。
トレーニングの最後には、SUPER EK(DIST、MD1)やHARD KICK(MD2、SP)といった、キックでの「攻め」を敢行。トータルで、11000~8000程度のヴォリュームワークとなりました。
ただでさえ、「押されている感じ」のするWORKOUTですが、中には、積極的に自分の属しているトレーニンググループよりも過酷なWORKOUTを志願して+αでがんばるMarauderもおりました。
この前後には、自重負荷系のDRYを行っており、トータルのトレーニング時間は5時間程度と相成りました。
火曜は、朝に8000程度のGREEN系トレーニング、午後にはControlled Descendingというセット(タイム指定の、GREENからBLUE、そしてHARDまでのディセンディング)を実施。トータル距離もさることながら、このメインの総トータルが6000程度となる、「やってみないとわからない」キツさを内包するセットです。
なが~いセットであるにもかかわらず、途中で何回か、最大努力で泳ぐことを要求するこのセットは、『失敗する』と、BLUE以下の(ちょっとした)ダラダラトレーニングになってしまいます。
今回は、そのような者もおらず、何とか頑張りきっておりました。
水曜は、DIST以外はウエイト・ディとし、ちょっとした「中休み」になったかもしれません(ウエイトはウエイトでキツいですし、休んだ感はないかもしれませんが...)。
明日からの3日間は、さらに『過酷』になります。
しかし、今年のMarauderは『強烈』であると信じています。
何れのグループも、お休みをしなければ、Marauder史上最強に泳ぐことになります。
乞うご期待!
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
今やっていることは、『理にかなった』ことから外れています。
『つぶれ』たとしても、『そりゃぁ、そうだろう』といわれるようなトレーニング構成に、敢えてしています。
ただ単に、トレーニングをこなすだけでは乗り越えることの出来ない内容であり、もし、そのようなやり方で取り組んでいたとしたら、”とっくに”エネルギー枯渇状態となり、既にトレーニング戦線から離脱することになっているでしょう。
今年のMarauderの素晴らしいところは、このような「異常な事態」に対し、『何とかしなきゃ』という意識を持つ選手が多いということです。
エネルギー源の節約を、『トレーニングの抜き』で果たすのではなく、普段の食事、トレーニング前の食事、トレーニング中の簡易栄養摂取、トレーニング後の栄養摂取などにより防ごうと、努力している姿が散見されます。
プールサイドに並べられたバナナの数が日に日に増え、、推奨量以上に盛られたプロテインパウダー(糖質含有率の高いもの)、その他パン類や柑橘類など、いろいろなものが用意されています。
その影響か、僕の予想よりも遙かに、『良い状態』で超泳ぎ込みウィークが消化されていっています。
今年は、様々なレクチャーを展開してきたけど、唯一、栄養に関するものがまだであるにもかかわらず(プチレクチャー?は随所で行ってきましたが)、Marauderたちの意識の高さにより、『離脱者』を出すことなく最終局面まで来ることができました。
「気持ちが折れそうになったときに、どのような対処ができるのか」、そういったことにもチャレンジしてもらおうと思っていますが、これまでのところ、「折れるのはイヤだから、そういう状況に陥らないよう」努力してきているように思います。これはこれで意味のあること。
あとは、『想定外』の事態に直面したときに(想定外のWORKOUTが提示されたときなど)、どのように気持ちをコントロールできるか...
疲労し、前向きな考え方が難しくなっているこの時期に、どれだけチームを盛り上げる言動をできるのか...
こういったことにもチャレンジし、改革を起こして欲しいと思います。
何れにしても、あと3日。
『何が何でも』頑張り通しましょう!
Please Go All The Way!!!
HARD ROCK名曲紹介は、VIDEOの挿入歌特集ということで、しばらくのあいだ展開していきます。
初っ端はコレです。
|
むろん、全米大ヒットを記録し、83~84年のMTVのヘヴィ/ローテーションの定番だった、アノ曲を使いました。言わずと知れた、SLADEのカヴァーですが、見事に「格好いい」曲に仕上げています。今聴いても、古くささを一切感じさせないところが凄いなぁと思います。
オリジナルの曲の良さ、LAメタル然としたノリの良いサウンド、故ケヴィンのノディ・ホルダー似のパワフルなVo、カルロスの構築美あふれるソロと、カヴァーとしては奇跡的な完成度を誇っていると思います。
他にも、選手権前のVIDEOに使用した"Thunderbird"や、アルバムタイトル曲など、名曲が目白押しです。個人的には、ベストアルバムを買わなくても、この1枚を聴けば良いのでは?と感じるくらい、このバンドの魅力を凝縮した出来になっています。
LAメタル群のなかで、他の有名バンドに先駆けて、全米No1の栄誉を勝ち取った、歴史的なアルバムといってもよいかもしれません。
合掌。
それでは!
0 件のコメント:
コメントを投稿