2009年7月19日日曜日

再考

こんばんは

「怒濤」の如く、1週間が過ぎました。

既に、ユニバーが大分前に感じられるくらい、なかなかに濃い数日間を過ごしていたため、時差ボケになるヒマもありませんでした...

さて、久しぶりのMarauder。

やはり、活気が溢れていました。

「真剣」さが漲っているチームは、やはり居心地がよいですね!

Marauderの話題から、3週間ほど遠ざかっていました。

その間、彼らはどんなチャレンジをしていたのか???

 6月後半から7月上旬は、短水路を用いた量的ハード期(DIST・MD1)、質的ハード期(MD2、SP)にあたり、過酷な試練に立ち向かう日々が続いておりました。

 僕が直接指導している選手からはほぼ毎日メールが届いていた他、トレーニングデータが敏腕なマネージャーたちから送られてきており、トレーニングに関する雑感も聞いていました。

 少なくとも、トレーニングデータからみる「改善」は確認できたし、トレーニングから出てきた「課題」を、自分たちなりに見つけることもできていたようでした。

期間が長かっただけに、「折れて」しまったときもあったようですが、それが続くという状況に陥った者はいなかったようで、「逞しくなったな~」という印象を抱きました。

 残り50日も切り、インカレまでにやるべきことがかなり明確になってきたと思います。僕も、来週から「再本格化」させていただきたいと思っています!!!

残りのかけがえのない日数のなかで、チームとして、そして魅力ある個として、より磨きをかけていきましょう!!!


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今回の遠征のような、選手村をベースとした生活を送っていると、「最高によい環境」でトレーニングを続けることの是非について考えてしまいます。

普段、最高・最強の環境でトレーニングを続けたり、合理的・効率的にトレーニングをすすめ、「競技力向上」のみに気持ちを注ぎ込むことができたとしても、世界へのチャレンジの場が、(その選手にとって)想像を絶する環境であった時、その環境に身を置くだけで、大きなストレスに苛まれるかもしれません。

常に自分の思い通りの生活が出来ていたり、あるいは、連絡・報告が行き届き、短期的・中期的見通しが良好な毎日を送っていた選手が、「世界の場」に行ったときに、「想定外」の出来事にばかり遭遇したら、その選手が被るストレスは決して少なくないでしょう。

こういった選手は、想定外のことが比較的多くなる国際大会の場で、自らのpotentialを引き出すことが難しくなってしまうかもしれません。

意外に、不充分な環境でトレーニングを積んでいる者や、状況が目まぐるしく変わるため、トレーニング計画がしょっちゅう変更されてしまうような中でトレーニングを「工夫して」続けている者、あるいは、「理不尽なこと」に遭遇する機会の多い選手のほうが、国際大会において、本来の自分の力を出せるのかもしれない...。

そういった強さを、もっともっと育成しなければならないかもしれない...

日頃、出来る限り見通しを良くしてあげたり、合理的・効率的に計画を進めていくやり方が主となる僕にとって、再考のチャンスになったかな...と思っています。

最終的には、「バランスが大切!」ということになるのでしょうけど。

Marauderの暮らしている寮や、プール環境については、幸いにことに(!?)、どちらかというと不満が出るような状況にあるので、悪い環境に遭遇しても、そんなに心のダメージは受けないかもしれないですね。

あとは、「理不尽なこと」...か。追求してみようかな!?

それでは!!!



2 件のコメント:

  1. とーるさん、中大の環境は最高ですよ♪
    寮もプールも!
    そしてスタッフの力が日本一ですよ☆
    スタッフ(とーるさんみたいな)がいないと中大は日本一には、なれないです!
    もしかしたら環境が良いと言うのは視野が広く見える(良い事も悪い事も経験できる)所が最適な環境かもしれないですよね!
    僕は居心地良かったです!

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  2. YUKIOくん、こんばんは。
    そう言ってくれること、どれだけ嬉しいことか。
    こーゆー発言をしてくれる人は、どこに行っても、きちんと適応し、自分の能力を発揮できるはずだなぁ…。ん? YUKIOくん、あなた、環境の変化には一番弱かったよね!?
    そうか、良いも悪いも経験して、立派な人間になっているわけだね[E:happy01]
    ありがとう!

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