こんばんは
WK42に入りました。
MD2・SPは、2/1/1/2/2/1の9回、DIST・MD1は2/2/1/2/2/1の10回、スイムトレーニングが組まれている、HARD WEEKです。
既報のとおり、既に屋外プールに移動しての強化練習が続くことになるのですが、梅雨明け宣言がなされていながら、「ん~?」という天候続きのため、「寒さに弱い」選手にとっては、ちょっぴり辛い状況となっています。
そんななか、MD2・SPは、まだ雨が降り出していない午前中に、12X100のDIE HARDを実施しました。
日曜日にベストを樹立したTAKASHIがその好調をキープしていたことや、MATSUOの「イケイケ!」タイプの頑張りなど、やはり上級生の頑張りが目立ちました。一方で、久々にみることになった1年生の泳ぎも、「進化したな」と思わせてくれる部分があり、嬉しく感じました。
さらに水温が下がり、空が泣き出した午後の時間帯に、DISTで15X100・10X150・16X100、MD1で16X100・12X100・12X50という、ちょっぴり長めのMAIN WORKOUTが実施されました。
全部を全力で頑張るわけではなく、ディセンド形式でMAXまで上げていくタイプのトレーニングを繰り返すものです。
3時間強を要したスイムトレーニングが終わる頃には、こんな状況になっておりました。
今日は、1年の中で一番、「こんな状況で頑張るの?」という条件が揃っていたかもしれません。
「長い」(長水路での長時間トレーニング)・「寒い」(水温気温)・「暗い」(18:45以降、視認性が著しく低下)という、ヤルキをもぎ取る3悪条件が揃ったなかで、チャレンジすることになったわけです。
「寒い」に対して、途中から取り組みを変えて頑張ることが出来た者、最後まで翻弄されてしまった者、「長い」に対して適応出来ている者、出来ていない者....主に体質に起因するのでしょうが、なんとなく、「明暗」が分かれました。
常識的に考えれば、「ダメで当たり前」というときに、どういった取り組みができるのか...前回のBLOG記事でも話題に取り上げましたが、どんな状況にも対応して頑張るというチャンスが必要だなと思っていた矢先、お誂え向きに、悪条件が揃ってくれたな~...と思いました。
みんな、強くなりたくて、優勝したくて頑張っていることは知っています。その想いは、悪条件が重なったときでも、揺るがないものですか?
あとちょっとで、日本のトップに挑める中堅層をたくさんコーチングしている僕としては、その「あとちょっと」のために提供できるプログラムを作っているつもりではいますが、今日のような条件下でも頑張る「気持ち」こそが、その「あとちょっと」に最も必要な要素かもしれません。
このような意味からすれば、自分が強くなるためのチャンスを、逆らうことの出来ない「自然」に創り出してもらうのが一番...であったと思います!。
「暗い」はともかく、「長い」「寒い」を楽しんでトレーニング出来るヒトは皆無かもしれません。
そんなこともわかっています。
でも、そんななか、僅かな可能性をみつけ、前向きに取り組めたヒト、そして、今日という非を「チャンス」と思えたMarauderは、1ランク上に行けるかもしれませんね。
1ヶ月くらいのあいだ、この「どーでも良い」コーナーが途絶えていました。
ここは読み飛ばしている、というヒトが多いようですので、問題は無いと思うのですが、それだけ、余裕がなかったのかもしれません。
ユニバー中は、ENUFF Z'NUFFというバンドを聴き込んでいました。
このバンド、以前紹介したCHEAP TRICKやそれこそTHE BEATLESの影響を大きく受け、独自の解釈で甘く切ないハードポップを生み出してきた、隠れた名バンドといえます。
どちらかというと、アルバムにすべて名曲が収録されている、というバンドではなく、少しその完成度にムラがあるところが特徴です。そんなところも、CHEAP TRICKに似ています。
でも、この2ndは、アルバムとして聴いても素晴らしい名盤ではないかと思っています。
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1曲目の”Heaven or Hell"は、1stの"New Thing"に匹敵する、ハード・ポップチューンの超名曲です。最高。
また、シングルカットされた"Mother's Eys"、"Baby Loves You"も出色の出来で、暖かい気持ちにしてくれる名ハードポップです。
他にも良い曲がありますが、僕が特に気に入っているのは、切なすぎるバラード”Goodbye"と、"Time to Let You Go"の2曲です。
何でしょう、この独特の哀愁のメロディ...この胸を締め付けるような旋律...
ドニーのヴォーカルも、万人向けではなく、癖のある(ヒトによっては「下手」に聞こえるかも)声質であるにも拘わらず、妙な哀愁を感じます。
そして、何れも想い入れのある曲ですね...
Z'NUFFは、その後も、名曲を数多く残しますが、アルバム単位で「凄い」と思わせた作品としては、この2ndが最強でしょう。
おすすめです。
それでは!
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