TRACE合宿、2日目が終了しました。
まず、午前中にSP軍団がMain Workoutに挑みました。
16X50 3-HARD,1-EZ 1:10
12X50 2-MAX,1-EZ 1:20
8X50 1-EZ,1-MAX 1:30
鍛え上げた筋肉をフル活用し、“出し切れる”才能に長けたSPたちにとっては、たとえ間にEZが入ろうともHARDなトレーニングであることにはかわりなく(いや、むしろそれを入れることでよりきつくなると感じる者もいる!?)、だからこそこのセットの最初からチャレンジしていた者にとっては、とてつもなく良いトレーニングになっていました。
長水路に慣れた状態でのメインではなかったため、なかなか最後まで最高の泳ぎを維持することは難しいのですが、それはこれから徐々にできるようになれば…と思っています。
午後には、午前中GREEN系トレーニングを行ったDIST、MD1&MD2たちが、メインに臨みました。
DIST; 40X50 BEST AVE ON 40 /
12X50 “DIE HARD” ON 50,1:00,1:10(4EA)
MD1; 16X50 “DIE HARD” 1:00 /
20X50 4-HARD,1-EZ 1:15 /
16X50 3-MAX,1-EZ 1:30
MD2; 12X50 “DIE HARD” 1:00 /
16X50 4-HARD,1-EZ 1:15 /
12X50 3-MAX,1-EZ 1:30
といった、距離種目特性に応じた,何れも50m単位のセットを処方しました。
DISTは少し課題が残る結果となりましたが、MD1、MD2たちはレースに繋がる、良いトレーニングが出来たのではないかと感じました。
特段、”凄い”タイムで泳いだわけではないし、50mのなかで後半にピッチ、ひいては泳速が落ちる場面が多くみられるなど、いくつもの課題を見つけられる内容でしたが、諦めずに、レースに繋げる努力をしながら挑んでいた選手が多かったように感じました。
というわけで、 今日も、完全に日没時間帯まで、 熱い熱いトレーニングをしておりました。
“DIE HARD”は、「頑張り抜くトレーニング」だといえますが、やはりそこでは結果が求められます。すなわち、ただ頑張るのではなく、スピード感覚、力の入れ具合、テンポ、そしてこれらを統括して配分されるペースなどを、レース時のそれに近づけることを目的としたトレーニングといえるわけです。
疲れや張りなど、何らかの理由により、そこに到達できない場合もあるでしょう。しかし、仮にそうであったとしても、少なくとも、どういうタイムで泳ぐのか、どういう泳ぎで頑張り抜くのかという“予想図”をきっちりとイメージし、そのとおりのパフォーマンスができるよう、1本1本”魂込めて“頑張ることが大切となります。
”超短期目標”とでもいったらよいのでしょうか レース時に自分の意図通りのパフォーマンスを達成したのであれば、日々のトレーニングにおいても、このような”超短期目標“を瞬時に設定し、そのとおりに”泳ぎをコントロールする“ことが重要だと思うわけです。その積み重ねが、やがてレース時のパフォーマンスとして昇華されることになるわけですから…
まだまだチャンスはたくさん拾えることでしょう。
この合宿に来たこと自体もチャンスですが、より多くのチャンスを見つけ、拾い上げられるよう、頑張っていきましょう
1stで、ちょっと魅力的なHRをやった新人バンドが2ndでこちらの期待を良い意味で裏切るくらい良い作品を聴かせてくれるとき、結構な幸せを感じます。
”衝撃“のデビュー作であり、北欧様式美HRの最高峰ともいえる1stを出したEUROPEは、まさにそういったバンドだといえます。
第2の” Seven Doors Hotel”をつくることはせず、”Stormwind”、”Scream Of Anger”, ”Wings Of Tomorrow”といった高水準のメタルナンバーを作り出し、 それでいて必聴の哀メロバラード”Dreamer”を創り上げ、2ndアルバムとして発表したこのバンド、タダ者ではないと感じました。
音質が(はるかに)向上し、1stにみられた“ヘンな”色合いが薄れ、伝統的なHR・メタルを聴かせるようになり、不安定なジョーイのVoも改善され、ジョン・ノーラムのゲイリー・ムーア張りのギターワークが炸裂することとなったこの2ndは、やはり素晴らしい。
硬派色抜群の”Scream Of Anger”は、後にARCH ENERMYがカヴァーするなど、かなり攻撃的な魅力を放つメタル佳曲だと思いますし、伝統的なHR・メタルが好きな若者(?)たちにも聴いてもらいたい作品です。
この名作を発表後、バンドは”THE FINAL COUNTDOWN”を発表し、1,2作目にみられたB級バンド臭さを払拭し、スターダムへと駆け上ることになります。
僕は、楽曲・アルバム自体の完成度が高い3rdも4thも大好きですが、思い入れの強さで、1st&2ndに票を入れます。
それでは
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