2011年2月28日月曜日

THREDBO 2011 #5

おはようございますsun


 


先ずは、短水路日本選手権、素晴らしい活躍でした。


KENJI、MASARU、YUSUKE、YUKIがベスト、とりわけ昨日は”MASARU炸裂”の日だったようで、レベルの高いBRの決勝でベストを樹立するとは”さすが”です。


国内組の興奮の様子が伝わってきました。


これからは、より集中力が必要とされるWORKOUTのなか、”本番力”を高めることが要求されます。この調子で、その力をさらに上げていきましょうimpact


 


 


THREDBO通信です。昨日は,少し気圧が下がり,「不安定な」天候となってしまいましたが、Marauderたちはとっても元気でした。


 


"Acclimation"weekの締めは、 27022011132[1] ストレングストレーニングでした。


チューブやダンベルを使った肩のインナー、そして肩胛骨周辺筋群の機能化エクササイズを経て、最終段階に入ったストレングスプログラムに挑んでもらいました。


 


ここ数年は、大きな問題性を有する「故障者」の出現が激減し、 27022011135[1] 一部のOB Marauderが「最近の選手は良い体つきになりましたね」と唸るほどになりました(実際には、そういった”ごつい”輩のBLOG登場頻度が高いからsweat02、そう思われているのかな...)。


 


プログラムそのものも、”進化”しているということでしょうか。 27022011143[1] 何れにしても、良い方向で頑張れています。


 


ウエイト後のスイムはほどほどに、
締めはTHREDBO名物、”スライダー”にて、幼児に混じって楽しんでいました。


 


 


 


cd       diamond        cd        diamond        cd


 


 1982年以降、80年代のゲイリーの作品に駄作はないのですが、個人的に特に気に入っているのが84年発表の"VICTIMS OF THE FUTER"です。1度、このBLOGにも登場しましたが、追悼特集(?)の流れで再び紹介いたします。Victimsoffuture


イメージ的には、前作がHRの最高峰、このアルバムはHMとしてのゲイリーを楽しめる、という感覚です。ゲイリーは、そのギタープレーが素晴らしいだけではなく、大変優れたコンポーザーであるというところに魅力を感じます。


HR・HMのカッコ良さ、そして美しさをドラマティックに表現しているアルバムがこの作品といえるでしょう。


アコギから始まり、ドラマティックに盛り上がっていくタイトル曲、これぞ”ゲイリー流様式美”の"Hold On To Love"、哀愁のバラード"Empty Rooms"、前作の"End Of The World"同様の佳曲"Murder In The Sky"、むちゃくちゃカッコ良いカヴァー曲"Shape Of Things"などなど、捨て曲無しのアルバムです。




ところで....


「好きな曲だけをダウンロードして,曲順関係なく聴く」という方が増えている中(たぶん)、僕は依然としてアルバムを作品として聴いています。ここで、このアルバム、国によって曲順が異なっていたのですが、当時の日本盤の曲順よりもタイトル曲から始まるリイシュー盤(当時のUK盤。US盤はNG)の構成の方が,僕は断然好きです。


 


ゲイリー・ムーアというアーティストに興味を持った方も、ベスト盤ではなく、このアルバムから聴いていただくことをお勧めしたいです。


 


それではpaper




 




 







2011年2月27日日曜日

THREDBO 2011 #4

こんにちは


 


今は、ちょうど短水路選手権の決勝をやっている時間帯かと思います。短水路とはいえ、「日本選手権」なわけですから、詰めの甘さを一切感じさせない、”強い”取り組みが重要となるであろうこの大会、果たして、我がMarauderたちのチャレンジはいかに...




ネット越しに記録を見ている限り、多くがベストを樹立し、頑張っている様子がうかがえました。きっと、”本番”に活きるであろう「何か」を見つけることができたのではないでしょうか?


最高の意識を持って、最大の努力をする。その結果がいかなるものであろうと、貴重な”答え”や"ヒント”を示してくれていることでしょう。




 


さて、THREDBO組は、こちらに来て初めての DSC00182[1] Enduranceセットを行いました。


とは言っても、adaptation中のセットであるため、まだまだラクラクかと思います。10秒間の脈拍数を1拍ずつ上げていく、PRコントロールセットを処方しましたが、問題無くこなしてくれました。


 


今週は、「環境が変化したときに、如何にして自分のからだと心をコントロールするか?」ということにチャレンジしてもらっています。


高所環境で通常起こる変化に関する基礎知識を授けるとともに、実際に、自分のなかで起きている変化をいくつかの測定により把握してもらい、さらに脈拍を中心とした泳ぎの強度のコントロールなどなど...


いつか、ナショナルチームに入ることが出来、高所トレーニングに参加する機会に恵まれたときに、対応できるように...との願いも込めて、「学んで」もらっている...感じですね。


 


restaurant         restaurant         restaurant         restaurant




 


 


Marauderの頑張りを支える源、食事について一部紹介していきます。 23022011068[1]




夕食については、Cascadeというレストランにて、前菜(サラダの時もあれば、スープの時もある)と絶品のメイン料理(ポーク・ビーフ・チキンのローテーション)を堪能させて頂いています。


過去3日間について振り返ると、 24022011103[1] ポークソテー(写真上)、ミートローフ(写真中央)、チキンソテー(写真下)でしたが、どれも美味でした。 


特に気に入ったのはミートローフ。そもそもミートローフを食する機会があまりないうえに、豚肉で作られることも少なく無いというこの料理を、幸運にも牛肉料理として堪能することができました。


  25022011118[1]


ポークソテーとチキンソテーは、何れもライスの上にのせてくれました(ミートローフだけはマッシュポテトでしたが、これが美味)。


毎日の楽しみが食事...


素晴らしいことじゃないですかhappy02


 


こういった食事に支えられ、明日もMarauderたちは頑張ってくれることでしょう。


短水路選手権組も、引き続き頑張れsign03


それではpaper


 






2011年2月26日土曜日

THREDBO 2011 #3

こんにちは


 


ただいま、18:00をまわったTHREDBOは、 25022011114[1] 今日も素晴らしい天候に恵まれました。花粉もないし、「快適な晩夏の軽井沢や八ヶ岳」といった感じのロケーションは、愛すべきものだと感じています。


毎晩、さわがないとやっていけない、という向きには全くもって向いていない合宿地ですが、のんびりとした環境の中で”水泳に集中したい”というヒトにはお勧めのところです。


 


今日も、トレーニングは午前中の1回のみでした。


昨日のプライオメトリカルなDRYの影響で張りまくっている筋のリリースのため、まずはストレッチポールによるモビリゼーションを、「いつもより」丁寧に行いました(終盤はコアエクササイズ)。 25022011106[1]


スイムは、エアロビック+パワーということで、短い距離ではありますが、THREDBOに来て”初の”最大出力でのトレーニングを行った次第です。


 


RESISTEDタイプのパワースイムおよびキック、 25022011108[1] ASSISTEDタイプのパワースイムの間に、ストローク動作のに特異的なトレーニングになるようにアレンジしたメディシンボールトレーニングを行うという、スイム+DRYトレーニングといった趣のワークアウトに全力で取り組んでもらいました。


ここでちょっとしたアクシデント。日本から持参したスイム・チューブが2本とも切れてしまいましたcryingsign03


 


こんなこともあるのですね。1本は安全装置sign02つきの製品で問題はなかったのですが、1本は引っ張っている途中で思い切り切れ、K-SUKEの脚に直撃し、しばしの間苦しんでいました(が、大事には至っていないです)。


 


先ほど、WEBショッピングにより、新しいチューブを注文したところです...が、アメリカからの輸入になるので、10日くらいはかかるかな...


 


cd       diamond        cd        diamond        cd


 


 


ゲイリーのHR系アルバムとして、やはりまず最初に薦められるのは、1982年に発表された、捨て曲無しの名盤、"CORRIDORS OF POWER"でしょう。 CORRIDORSOFPOWER


日本盤では、「大いなる野望」というタイトルが冠されていました。


以前の記事と重複してしまいますが、このアルバムこそが、僕をHR/HMに誘うという重要な役割sign02を果たした作品で、相当な衝撃を受けました。


細かく言えば、シングルとして発表された"Always Gonna Love You"のPVがきっかけだったのですが、この曲の、こんなに美しいメロディを最高の音で聴かせてくれたかのギターソロに、それはそれは衝撃を受けたわけです。


この曲を入口に、アルバムを祖師ヶ谷大蔵のとあるレコード屋にソッコーで入手しに行ったことが懐かしく思えます。


もう、痺れるとしか言いようの無いカッコ良さを持つ"Don't Take Me For A Looser","The End Of The World"を始め、ゲイリー流R&Rである"Rockin' Every Night"、渋すぎる"Cold Hearted","Wishing Well"、そしてタイプは異なるが美しくも味わい深いバラード"I Can't Wait Unitl Tomorrow"、"Fallin In Love With You"...全てが大好きです。


LPで言うところのB面のトップを飾った"The End Of The World"には、「こんなのアリか?」と衝撃を受けたのですが、後に発売された前作"DIRTY FINGERS"を聴けば、80年代の初期からこのようなギターソロから始まる構成の曲を暖めていたのだな~ということに気づかされます。


FALLININLOVEWITHYOU


 


ちなみに、シングルカットされた"Falling In lOVE With You"は、EP用にリミックスされたバージョンの方が好きですが(この12インチEPも、持っていますdownwardright)、アルバムの中で聴くには、ジェフ・グリックスマンのプロデュースによるオリジナルバージョンの方が良いですかね。


 


HRを聴かない、というヒトでも、是非"Always Gonna Love You"は聴いていただきたい!  そんな1曲です。


 


それではpaper





2011年2月24日木曜日

THREDBO 2011 #2

こんにちは


 


今日も、THREDBOは最高の天候となっていますsun


 


今週は、先週までの”強化期”に対するadaptationの週であり、かつ、準高所環境(標高1380m)に対するacclimationの週でもあるため、かなりのんびりしたスタートとしています。


今朝のスイムでは、脈のチェックを頻繁に実施しながら、 23022011056[1]
低強度の運動に「こだわって」トレーニングをすすめました。


その意義や重要性については、パワポを使った"レクチャー"を昨日受けてもらうことで、理解してもらっているものと考えています。


 


他方、低強度のスイムが完了した後は、"リニューアル”したストレングスエリアでDRYを実施しました。 24022011091[1]


ご覧のように、ストレングス系のマシンをすべて体育館に降ろし、カーディオ系のマシンを追加し、これまでの2倍程度の広々としたエリアでのトレーニングが可能になっています。


様々な種目を配するプライオメトリクス系のDRYが、格段にやりやすくなりました。


他方、これまで「ストレングスルーム」 24022011073[1] だった場所は、がらーんとした、「引っ越し後の空き部屋」的様相を呈していました。


が、W-UpとしてのDRYやストレッチルームとしては活用度が高くなったようにも感じています。


 


 


昼食後には、Marauderたちのために、無線LANルームを提供していただくことになったため、通信環境が格段に改善されました。




おかげさまで、Marauderのblogも、僕のblogも更新しやすい環境になりましたhappy02


 


cd       diamond        cd        diamond        cd


 


ゲイリーの”セッション活動期”には、プログレ界の巨人、グレッグ・レイクのソロアルバム、"GREG LAKE"(1981)に参加したことも、「異色の組み合わせ」ということでちょっとした話題になったようです。ちなみにこのアルバム、日本盤では、「グレッグレイク&ゲイリームーア」とされており、当時の日本でのゲイリーの人気ぶりをうかがい知ることができます。 GREGLAKE


いきなり1曲目が、"DIRTY FINGERS"にも収録されている"Nuclear Attack"。よほどこの曲に思い入れがあるのか、ゲイリーファンにとっての”リーダーズトラック”になっています。個人的にはゲイリーバージョンの方が好きですが、グレッグの「あの」声(ジョン・ウェットンばりに、"甘い”)で歌われる本作も悪くは無い。


この曲を含め、確かLP盤のA面を、すべてゲイリーが弾き、B面のほうはTOTOのメンバーがサポートしたかと記憶しています。前者では他に"Love You Too  Much"などがクールですし、B面には必殺のバラード"Let Me Love You Once Before You Go"(ゲイリーではないですが、僕はこの曲が大好きです)が収録されており、ヴォーカリストとしてのグレッグレイクの魅力を引き出すような構成になっています。


 


この数年後に発表されたLIVE盤("IN CONCERT")では、 INCONCERT ゲイリーをフューチャーしたGREG LAKE BANDの貴重なLIVE音源を楽しむことが出来ます。アルバム、"GREG LAKE"からの曲だけではなく、"Parisinenne Walkways"やKING CRIMSONの曲を、”別解”的に聴くことができる本作も、ゲイリーファンとしては外せないですね。




それではpaper