こんにちは
21週目に突入し、選手権まで残り40日となりました。
僕は、選手権に出場することが決まっているMarauderのうち、「就活」で残らざるを得ない4年生とOBを除く8名をつれて、Marauderにとっての聖地、THREDBOにやってきました。
大変遅くなりましたが、先ずは、「無事に到着」したことをご報告申し上げます。
オーストラリアそのものが、ネット整備事情が良いとはいえず(ひかりファイバーはまだのようで…)、ここTHREDBOもWIFIを強く拾える場所が限られており、ようやく、電波状況の良いところに移動してきたところです。
今回は、直行便がとれず、韓国経由 nでの旅路となったため、いつもよりも4時間程度長い行程(全部で33時間!)を強いられました。しかし、韓国・仁川空港や、シドニー⇒スレドボの6時間のバス移動の途中に寄ったキャンベラでランチ&ショッピングを楽しむなど、「ここでしかできない」貴重な体験を積めたようでした。
シドニーから車で6時間の場所にあるTHREDBO ALPIN HOTELに到着したのは、現地時間で16:40頃。
長時間の旅で疲れた僕たちを癒すべく 待ち受けてくれたのは、美味しい美味しいディナーでした。
THREDBOでは、様々なスタイルでの合宿が可能ですが、Marauderたちは3食つきのパッケージで(+夕食アップグレード!)取りはからってもらっています。
ここの食事は、毎食が楽しみになるようなレベルのもので、Marauderたちには(+スタッフ)、ウエイトコントロールに気を配るよう指示しているくらいです。
さて、一夜明けて本日は、午前中に 1時間程度の入念なストレッチを行ったあと、4500mのAEROBIC主体のスイムを行いました。今週は、”Adaptation”の週でもあり、”Acclimation”(馴化)の週でもあるため、例年よりもラクな感じのスタートとしています。
また、この朝練中には、ご覧のように、 ヘモグロビン濃度のチェックを行い、低酸素環境曝露初期の応答をチェックしてました。
3日ぶりに泳ぐことになったため、その動きの悪さに苦戦しているMarauderが半分くらい、大きな変化を感じることなく順調にワークアウトをこなすMarauderが半分程度でした。
午後は、“のんびり”してもらっています。
1982年に、名作”CORRIDORS OF POWER”を発表するまでのゲイリーは、前回紹介したような精力的なセッション活動を繰り広げると共に、自己のバンドG-FORCEを結成しましたが(紹介済みですね)、このスーパーバンドはすぐに空中分解することになります。
その後は、1981年にGARY MOORE & HIS FRIENDS(GARY MOORE BAND)名義で”NUCLEAR ATTACK”を発表するにとどまったのですが、実はアルバム1枚分の録音を終えていたし、ライブ活動も行っていたようです。この時期のゲイリーは、HR・HMに傾倒しており、数々の名曲を創り上げていくのですが、レコード会社のサポートを得られず、G-FORCEは解散に追い込まれ、その後のGARY MOORE BANDもシングル1枚のみの発表にとどまりました。
1984年になって、この「お蔵入り」していた作品が、”CORRIDORS OF POWER”のヒットにより発売される運びとなり、”DIRTY FINGERS”として発表されることになります。また、ほぼ同時期に、 ”LIVE”(“LIVE AT THE MARQUEE”)も発表され、「活動停滞」と思われていたゲイリーのハードロッカーとしての“充電期”の音源が出てきたことは特筆に値することに感じました。いや、もうこれらは「最高」です。
“DIRTY FINGERS”は、レコード会社からの良いサポートが得られなかったこともあってか、音質は決して良くはないのですが、楽曲が素晴らしく、ゲイリーのギタープレーも素晴らしい。ゲイリーの声も好きだけど、このアルバムにボーカルとして参加したチャーリー・ハーン(後にVICTORYに参加)の声質が、メランコリックなメロディラインに合致しており、素晴らしい哀愁を醸し出している。僕にとっては「捨て曲無しの名盤」で、どの曲もお勧めです。
“CORRIDORS OF POWER”が、突然変異的に生まれたものではなく、”G-FORCE”⇒”DIRTY FINGERS”を経て、然るべきして生まれた名作なのだということがわかります。
一方、“LIVE”の方は、”DIRTY FINGERS” からのナンバーばかりではなく、G-FORCEからのナンバーを収録しているところが素晴らしく、ライヴ盤を好んで聴かない僕でも、心の底から楽しめる内容になっています。この頃のLIVEの音源はもっと聴きたいな~。
それにしても、今となっては”DIRTY FINGERS”のラストを飾る”Rest In Peace”が胸に沁みます…
それでは
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