2011年3月29日火曜日

ONE GOOD REASON

こんばんは




3月最終週となり、大学のほうも慌ただしくなってきました。
始業を1ヶ月程度遅らせる措置をとった大学が少なくない中、中央大学では、予定通り4/12からの授業開始という方針が打ち出されたばかりで、始業に向けて様々な準備を始めたところです。




さて、Marauderのほうは、選考会まで10日程度となり、プログラムの最終節、テーパリングの時期に入ってきました。




この時期は、いわゆる”調子”が不安定になる(あるいは、そう感じる)傾向にあるかもしれません。
既に調子が上がって来ている者もいれば、まだまだ”重い感じ”に支配される者、あるいは、日によって得られる感覚が異なり,それに気持ち、翻弄されてしまう者など、さまざまでしょう。


これらの調子によって、どのような気持ちになるのでしょう?


どんな調子であろうと、あんまり気にしない,という方向性を持てる者もいるだろうし、基本的に調子を悪い方に感じ取ってしまう傾向のあるヒトもいるでしょう。他方で、せっかく良くなってきたのに、「この調子の良さは明日以降も続くのだろうか?大会まで持つのだろうか?」と(不要な)心配をしてしまうヒトもいるのかもしれません...。




テーパー期の調子を良く感じたり、その時のタイムがよかったりすれば、”成功する証拠”を自分の中に確立することができるわけですが、そういう感覚が得られない場合は、「だめなのかな~...」という不安が出てくる....多くのスイマーが経験することなのかもしれません。


テーパー期の”感覚”も大切ですが、それ以前に、自信を持ってチャレンジしてきた記憶があるのであれば、それを礎に、”自信”とやらを築くのも手でしょう。
その”記憶”の内容も様々。
いつもよりもたくさん泳いだ。集中して取り組んだことが多かった。良い泳ぎをキープできている。"本番"に直結するトレーニングは外さなかった。すべてを水泳に捧げた!。などなど


でも、どの記憶も意外に曖昧だし、「論理的ではない」かもしれません。




そもそも、”成功するアスリート”は、理論などを度外視したレベルで、自分の都合の良いように「結果や解釈をねつ造する」傾向にあるように思います(ねつ造というと、人聞きが悪いですが、これによって誰かを不幸にするということは、当然ありません)。


自分のパフォーマンス発揮に都合良く解釈できるよう、良い記憶だけを抽出し、過大解釈「させたり」、時には事実とは違う様な解釈を「自然に」(←これが大切)出来てしまうような選手が、成功への道を歩いているように思うわけです。




そう、実は,何の根拠もないのに、「行ける気がする!」と思えるような感覚を持てることが、テーパー期には大事なことなのです。




鍛錬期は、”自分に対して厳しくする”ことが出来、テーパー期には”自分を良い気分にさせる”ことに没頭出来るということが、理想的なのかもしれません。


そして、テーパー期に変化してしまう「調子」あるいは「調子の感じ方」、その変化を楽しみつつ、本番に備えるという”楽観性”が、大切になるかもしれません。







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久々のゲイリー追悼特集です(とはいうものの、これにて休止にしようかと...)。


1997年に、「またしても」ゲイリーは方向性を突然変化させます。


ピーター・グリーンのトリビュートアルバムで一段落ついたのでしょうか、それまでのブルーズロックから全く異なるところ...大衆的なROCKでありながら、「お洒落路線」といえるような音楽を(短期間でしたが)追求するようになります。


"DARK DAYS IN PARADISE"....
前作との落差を大きく感じる、「作り込まれた」音がそこにはありました。


名曲でありながら、ドラムループやエフェクトが重ねられたヴォーカルに驚かされた"One Good Reason"、素晴らしいギターソロが聴ける彼らしいバラード"Like Angels"や"Where Did We Go Wrong?"、さらにはゲイリー史上1,2を争う大曲"Business As Usual"、など、聴き所も多いのですが、UKダンスミュージック御用達のドラムン・ベースを取りれたり、民族音楽的なリズムを取り入れた楽曲は、「馴染む」のに時間がかかった記憶があります(というか、馴染みきっていない楽曲が多い)。


上記の曲のためだけに、これを聴く価値はありますが(特に、"Business As Usual")、HR時代やブルーズロック時代を気に入ったヒトを失望させる可能性を持ったアルバムともいえます(次作よりはマシですが)。


でも、様々な音楽と向き合ったゲイリーの歴史を語るとき、外すことのできないアルバムであることは確かでしょう。
やはり、唯一無二の、興味深いミュージシャンだったな~...


合掌。




それでは










2011年3月26日土曜日

NO HEART, NO GLORY

こんばんは




選考会に向けたトレーニングは、順調に進んでおります。




何れのグループも、昨日はoff、そして今日の午前中にGREENレベル中心のトレーニングを行いました。
全員で行うトレーニングは、活気溢れるものでした。






さて、トレーニング終了間際に、二人のMarauderOBがプールに登場しました。


また、午後には、2010シーズンのヘッドマネージャーも、ご家族とともに挨拶に来てくれました。


本日は、中央大学の卒業式が予定されていた日...だったのですが、実際には式典は行われず、卒業証書の授与を学部単位で行う、という措置が取られました。


式典が中止となった上、証書は郵送してくれるので、「大学に来る理由」が無い状況であるにもかかわらず、わざわざ足を運んでくれたことに、心から感激しました。






そんな彼らには、随分とエネルギーをもらったものです。


日常のトレーニングでは、トレーニング終了後に、コーチ室で仕事を続けるコトが多く、結果、だいたい僕が最後に帰る、というパターンが多いのですが、そんななか、トレーニングが終了した選手たちは、ばらばらと帰路につきます。


しかし、ごく希に、”わざわざ”コーチ室前まで訪れ、「お疲れ様でした」と言ってから帰る、それは気持ちの良い学生がいます。


今日訪れてくれた彼らも、そういった一部の者たち...といえます。


だからといって、媚びを売っているわけではなく、「言いたいこと」があるときにはきちんと伝えることのできる者たちでした。




こういったことが出来ることが最高、できなきゃ最低などとは全くもって思いませんが、目が合わない限り挨拶をしない者、あるいは、挨拶としての機能を果たしていないのでは?という「形だけ」の挨拶に終始する選手がいることを否定できないなか、なんと言うか、"貴重な”存在だったと強く心に残っているわけです。


彼らのような選手とつきあっていると、挨拶や会話とは、それが相手に届かなければ意味がないものだという当たり前のことを理解しており、面倒くさがらずに、「伝える努力」を”自然に”出来る者が意外にも少ないことに気づかされます。




競技に関しては、己のパフォーマンスを高めるための「我が儘を貫き通せるようになれ!」と思います。
頑固に、自分の信じた道を最後まで強い気持ちで進んで欲しいとは思います。
まわりで起きていること、様々な測定値の解釈、時には”常識”までもを、自分の信念が揺るがぬように、自分にとって都合の良いように、「非論理的」に解釈出来るのが、トップアスリートのようですから...(だから、成功するのでしょう)。


だけど、その言動が、ひいてはその存在が、他のヒトに良い影響を及ぼすような、まわりに幸をもたらすような、そんな”アスリート”であって欲しいと願います。
「我が儘」の閾値が、「競技に向かう心」から逸脱し、日常にも反映されるようにシフトしていまったら......ヒトとしておかしなことに......




”最終的に生き残るのは、やはり、多くの人に「素晴らしい」と評されるアスリートだと思います。遙か彼方に存在する、”そこ”まで生き残れる真のトップアスリートを、大学水泳界から出せるよう、頑張りたいと思います。






それでは

2011年3月22日火曜日

RETURN TO MY...

こんばんは


スレドボ~シドニー(バスで6時間)⇒1泊⇒シドニー~インチョン(10時間)⇒インチョン~成田(2.5時間)⇒成田~南平(バスで1.5時間!)という移動の末、無事に戻って参りました。


移動翌日、昨日の午前中より、中大でのトレーニングを再開しました。
我々が帰国したその日、4月入学予定の新入生の集合日となっており、昨日のトレーニングは"全員”で実施することに。


少人数で行っていた合宿から、いきなりこのような状況になったこともあり、トレーニング前のミーティング時にみられる”輪”が、凄く大きく感じられました。
何だか頼もしく感じたのは、僕だけではないでしょう。


THREDBO組は、プチadaptationということで軽めの、そして国内組は[予定通り]のworkoutを元気よく実施しています。








さて、帰国後、我が家の安全は確認でき、我が仕事場といえる大学プール内部も特段問題無く機能していることを確認しました。
最後に、恐る恐る、もう1つの仕事部屋に戻ってみると...


本棚は生きていたのですが、約1800枚のCDを収納したラックがモロに倒れており、500枚程度のLPを収納したケースも壊れており、その復旧に半日かけました。



LPの破損はなかったですが、CDはケースは破損が5%程度、そして、中身まで「逝って」しまっていたのは5.6枚。
あろうことか、未聴のCDと、入手が現在では困難な限定ボックスもののCDが...


そのほか、本棚にディスプレしていたものが散乱し、2000年頃に大活用していた初代iMacが床に落ちていました(もちろん、壊れました...)。


しかし、大学の研究棟では、本棚が重なるように複雑に倒れてしまい、外からの入室がほぼ不可能となっている部屋も少なく無いと聞きますし、僕の部屋は半日で片付けることが出来る程度だったことを考えれば、全くもって、「マシ」な方でした。翻れば、報道されている状況に照らし合わせれば、幸運とも思える程度のコトでした。




部屋の整理もつき、修正・調整せざるを得なかったプログラムの方向性も固まりました。あとは、"詰め”のコーチングに専念するだけです。


それでは。

2011年3月18日金曜日

Last Message from THREDBO

こんばんは


THREDBO合宿、最終節の報告をいたします。


昨日は、SP・MD2が午前中にBLUE TO PINK系トレーニングを、MD1が午前GREEN+午後BLUE TO PINK系のトレーニングを行いました。


迎えた本日は、"THE RACE"と銘打ったタイムトライアル(あるいは"BROKEN")を実施し、この4週間の"締め”のチャレンジとしました。


様々な想いを胸に抱き、いつもよりも”思い”を込めてチャレンジしたであろうMarauderの多くは、またしても自己ベストを樹立したRYOSUKE(50FR 23.0)、昨年のベストを上回ったYAMATO(55.9)、さらには50秒台を2回連続でたたき出したKenjiを始め、その大多数が"ラスト”にふさわしい、素晴らしい泳ぎを披露してくれました。




合宿期間中、さまざまな身体変化があるなかで、こういった”本番タイプ”のトレーニングをモノにしようとする”他方面からの努力”が、良いかたちで実っているように感じました。




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いみじくも、今日のスピーチで、OB・Masafumiが、「考えながら練習する」ことの重要性を説いていました。
それも、スイムだけではなく、あらゆるトレーニングにおいて、自分のパフォーマンスに結びつける努力をすることの重要性を後輩たちに一生懸命伝えようとしていました。




彼の話を聞きながら、「生まれながらにしての”天才”は存在しない。」という話を思い出しました。
遺伝子が運動機能に及ぼす影響は否定できないものの、遺伝多様性は様々な人種に認められ、ある特定の人種だけが優れた運動パフォーマンスを有するという説が否定されつつあるようです。
そして、からだの中に「眠って」いるいくつかの遺伝的要素を「目覚め」させ、”天才”レベルに至るためには、膨大な量の、”意識性の高いトレーニング”が欠かせないというのです。




Masafumiの話は、「当たり前のように聞こえるけどなかなか実践出来ている選手が少ない」ことを、OBになってから気づくのではなく、出来る限り早い段階でモノにして欲しい!、と再確認させてくれるものでした。





この写真のように、"メイン”終了後には、お互いを称え合うことを自然にできているMarauderたちは、このチームでトレーニングができ、競泳というスポーツに没頭できる「楽しさ」や「ありがたさ」を知っていると思います。




あとは、日々のトレーニングを、「自らの意志で、やりたいからやる」ものとして常に機能させ、様々な「試行錯誤」をしながら、”意識性の高い”トレーニングを行える...そんなアスリートになって欲しい。
THREDBO最後の夜に、そう、改めて思った次第です。






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さて、明日、午前中にウエイトを行い、昼食後にSYDNEYに向かいます。そして、明後日、いよいよ帰国となります。


こちらでは、Thredbo Leisure CentreのTony、Thredbo Alpine HotelのEmmaさんを始めとする、とっても親切なスタッフの方々に、本当にお世話になりました。


スタッフのみんながみんな、僕たちの家族、そして僕たちのふるさとを心から心配してくれていたのが印象的です。




暖かい心遣い、心から感謝しております。




そして、このような事態にもかかわらず、合宿の続行をお認めいただき、支えて下さった関係諸氏、さらには選手のご家族の皆様にも、深く感謝の意を表したいと思います。




ありがとうございました。




これからも、頑張っていきます!!!




それでは





2011年3月16日水曜日

THREDBO 2011 #17

こんばんは


4週間に及ぶTHREDBO合宿も、残すところ4日となりました。


今日は、SP系がウエイト、MD1は水中でのパワートレーニングの日であり、午後は「回復」に努める日となりました。




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さて、日本選手権の中止が、そして代表選手選考会のみが「違ったかたち」で開催されることが発表されました。
個人的に、何となく、予測はしていましたが...


それでも、代替レースのないJOと異なり、選手権を目指していた選手は幸せだと思います。


挑める機会を残していただけたのだから。


様々な「不安定さ」のなかで、”取り組む”ことが許されているMarauderは、国内組も含めて,本当に幸せな状況といえるでしょう。


これからの3週間、水泳の調子も、泳ぐ環境も、そして、”気持ち”や、延いては生活さえも、「不安定」な状態が続くかもしれません。


心に余裕もなく、調子の状態を把握できないということが起きるかもしれません。


でも、そもそもがヒトのからだが「一定」であることはなく(表面上、一定にしようとして、内部では激動している...)、そして、延いては人類の歴史そのものも「安定」している時は、あったとしてもすごく短いものです。


そんな、不安定な中を生きており、一般のヒトよりも激動の状況を身体や脳に強いている競泳選手、しかもそのトップレベルにあるみんなは、「不安定」であることに対応出来る能力を充分に持っていると考えます。


「不安定」な状況においても、「力まず」「乱さず」、”自然体”で臨むことができれば...。不安定ななかで、心を安定させる、”真の強さ”が求められます。

アスリートであれば、そして、努力できる場所や機会があるのであれば、そんなどこか余裕のある、だけれども「発揮すべき時には発揮」できる、そんな”自然体”ともいえる状態を目指し、チャレンジしていって欲しいと思います。



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また、こんな状況で、スポーツ活動に勤しんでよいものか...と悩むこともあるでしょう。


泳げない状況にあるスイマーが多く存在することについては、Marauderたちは充分理解していると思います。
その上で、泳げることの「ありがたさ」を噛みしめながら、極めて人口の多い競泳というスポーツの、その頂点をかけて”闘う場”に向けて精進しているはずです。
ラッキー...と思っている選手なんて、主将を始め、Marauderには居ないわけですから。


ならば、迷うことなく、「頑張れる機会」を活かすべく、一心不乱に最後の最後まで努力を重ね、頑張ることが許されなかったスイマーたちの分も、「選考会」にて存分に力を発揮し、競泳というスポーツが、何が起ころうと、最後まで諦めることのない、誠にストイックな競技であること、そしてその競技を続けることが如何に素晴らしいことか、”結果で示す”ことができるよう、頑張ってほしいと願います。


そう、僕たちに啓示された”道”は、最後の最後まで、”挑み続けること”。
こんな状況だからこそ、その道を最後まで、見失うことなく、進み続けましょう。




こちら、THREDBO組も、アスリートの基本中の基本である、"その時”に集中する、ということで、残りの貴重な日々を過ごして行きたいと思います。


お互い、頑張りましょう!




それでは

2011年3月15日火曜日

THREDBO 2011 #16

こんばんは


諸事情により、BLOGの引っ越しを行いました。
なんとか、1日でほぼ全ての引っ越しを完了したところです。
これからもよろしくお願いいたします。


さて、"泳げる幸せ”を噛みしめながら進めているTHREDBO合宿も、いよいよ最終ステージに突入しました。


昨日は午前中にGREEN+プライオメトリクス系DRY、午後にはBLUE TO PINKのセットを行いました。かなりの仕上がりを見せる者がいる一方で、積み重なるHARD WORKの影響で泳ぎを崩す者もおり、様々でした。
選手権に登場するタイミングも選手によって大きく異なるため、それぞれの「目標の日」に向かって、焦ることなく進めていけば良いということ、一人一人理解出来ていると思います。
合宿では、そういった細かい話も,通常のトレーニング期に比べて充分に出来るのでありがたいですね。


さて、迎えた本日は、THE BROKEN RACE PACEでした。
本番水着を着用し、レースのシミュレートとして行うこのトレーニング、今日もMarauderたちは気合い充分でした。


なんと、50mというブロークンの必要のない種目では、ベスト記録を更新する者も出たくらい、上がって来ている者は上がって来ています。
素晴らしい。


今日も,少し苦しんだ者も居たとは思いますが、「泳げるだけでも」、そして何よりも一番大切なことに没頭できるだけでも、本当に幸せな状況です。


かけがえのないこの状況...大切にしていきましょう


それでは

2011年3月14日月曜日

THREDBO 2011 #15

こんにちはsun


 


THREDBO合宿の3rd STAGEが終了しました。


その”締め”が、昨日の午前中に行われました。全員で”チャレンジ”することになった、Marauder名物、"Crash & Burn"です。まずは、「トレーニングが出来る」幸せを噛みしめながら、この貴重なトレーニングに真摯に取り組みました。


12032011411[1]


 


「ここは、特殊な環境ではなく、単純に、長水路で行う全力チャレンジだ」


各々がそう心に言い聞かせ、迷うことなく挑んだであろうこのセットでは、ほとんどのメンバーが納得の行く頑張りを見せてくれました。


このセット、とりわけ”1本目”にかける意気込みは素晴らしく、それこそ「レース並み」の集中力を示してくれました。


去年のTHREDBO合宿はもとより、夏に行ったときより良かった者や、今シーズン、フィリピンで行ったタイムトライアルよりも速い者もみられました。中には、ベストタイムタイを3連発した強者もおりました(下の写真のうちの”どっちか”です)sign01


 


しかし、やはり低酸素環境ということで、 12032011420[1] 「1本目が終わった後、呼吸が上がったまま,なかなか下がらない」、「いつもなら脚にしか”来ない”のに、全身に”来ました”」などなど、通常では得難い刺激を得られたようでした。


 


終わった後は、ほとんどの者が「燃え尽きた」感じupwardrightで居ました...


が、午後にはバスケに行く強者もいたようです。


 


今日はDAYOFF。THREDBOでの最後のオフを楽しんでいたようです(やることは限られていますが...)。


 


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BBMが「すぐに」崩壊した後、これまでに追求してきたブルーズ・ロックの世界に戻ってくることになります。


1995年に発表された"BLUES FOR GREENY"は、 Bluesfor greeny ゲイリーが敬愛するピーター・グリーン(ex.FLEETWOOD MAC)への愛情たっぷりのトリビュートアルバムとなりました。収録曲は、すべてピーターの曲。


"AFTER HOURS"でみられたゴージャスサウンドではなく、もっともっとシンプルな音のなかで、「好きなこと」を追求しています。ギターサウンドも、よりHR・HM系の音からから乖離しています。


 


フツーのロックファンからすれば、また、80年代ゲイリーを好むヒトからすれば、「退屈」な部類に入る作品になるのかな...。少なくとも、最初に聴いて欲しい作品ではないですね。


 


それでも、インストナンバー"The Supernatural"やシングルになった"Need Your Love So Bad"(これは大好きです)では、ギター本来の暖かみのあるサウンドを楽しめます。また、えら~く長い、そして味のあるチョーキングを聴くことができます。


曲そのものよりも、心地よいブルーズの世界にどっぷりと浸りたいときに、ギターそのものに耳を向けたくなるアルバムといえます。


 


それではpaper