2011年3月18日金曜日

Last Message from THREDBO

こんばんは


THREDBO合宿、最終節の報告をいたします。


昨日は、SP・MD2が午前中にBLUE TO PINK系トレーニングを、MD1が午前GREEN+午後BLUE TO PINK系のトレーニングを行いました。


迎えた本日は、"THE RACE"と銘打ったタイムトライアル(あるいは"BROKEN")を実施し、この4週間の"締め”のチャレンジとしました。


様々な想いを胸に抱き、いつもよりも”思い”を込めてチャレンジしたであろうMarauderの多くは、またしても自己ベストを樹立したRYOSUKE(50FR 23.0)、昨年のベストを上回ったYAMATO(55.9)、さらには50秒台を2回連続でたたき出したKenjiを始め、その大多数が"ラスト”にふさわしい、素晴らしい泳ぎを披露してくれました。




合宿期間中、さまざまな身体変化があるなかで、こういった”本番タイプ”のトレーニングをモノにしようとする”他方面からの努力”が、良いかたちで実っているように感じました。




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いみじくも、今日のスピーチで、OB・Masafumiが、「考えながら練習する」ことの重要性を説いていました。
それも、スイムだけではなく、あらゆるトレーニングにおいて、自分のパフォーマンスに結びつける努力をすることの重要性を後輩たちに一生懸命伝えようとしていました。




彼の話を聞きながら、「生まれながらにしての”天才”は存在しない。」という話を思い出しました。
遺伝子が運動機能に及ぼす影響は否定できないものの、遺伝多様性は様々な人種に認められ、ある特定の人種だけが優れた運動パフォーマンスを有するという説が否定されつつあるようです。
そして、からだの中に「眠って」いるいくつかの遺伝的要素を「目覚め」させ、”天才”レベルに至るためには、膨大な量の、”意識性の高いトレーニング”が欠かせないというのです。




Masafumiの話は、「当たり前のように聞こえるけどなかなか実践出来ている選手が少ない」ことを、OBになってから気づくのではなく、出来る限り早い段階でモノにして欲しい!、と再確認させてくれるものでした。





この写真のように、"メイン”終了後には、お互いを称え合うことを自然にできているMarauderたちは、このチームでトレーニングができ、競泳というスポーツに没頭できる「楽しさ」や「ありがたさ」を知っていると思います。




あとは、日々のトレーニングを、「自らの意志で、やりたいからやる」ものとして常に機能させ、様々な「試行錯誤」をしながら、”意識性の高い”トレーニングを行える...そんなアスリートになって欲しい。
THREDBO最後の夜に、そう、改めて思った次第です。






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さて、明日、午前中にウエイトを行い、昼食後にSYDNEYに向かいます。そして、明後日、いよいよ帰国となります。


こちらでは、Thredbo Leisure CentreのTony、Thredbo Alpine HotelのEmmaさんを始めとする、とっても親切なスタッフの方々に、本当にお世話になりました。


スタッフのみんながみんな、僕たちの家族、そして僕たちのふるさとを心から心配してくれていたのが印象的です。




暖かい心遣い、心から感謝しております。




そして、このような事態にもかかわらず、合宿の続行をお認めいただき、支えて下さった関係諸氏、さらには選手のご家族の皆様にも、深く感謝の意を表したいと思います。




ありがとうございました。




これからも、頑張っていきます!!!




それでは





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