こんばんは
だいぶ秋らしくなってきましたね
今朝は、ウエイトからのスタートでした。
皆、相当意識が高くなってきており、良い感じで「追い込み」できるようになってきました。重要な負荷設定とインターバル、さらには動作速度の規定、そしてトレーニング直後の栄養補給と、拘る部分を絞って頑張っていました。
午後は、みっちりとストレッチ&モビリゼーションを行ったあと、DISTMD1は、ドリルワーク&BLUEセット、MD2SPRINTはGREEN&スイムパワートレーニングを実施しました。
これは、ドリルワーク"CATCH PAUSE"からのワンショット。
さて、本日のスイムトレーニングの前に、昨日分析が完了したCURVE TESTの結果を個人シートにしたものを全Marauderに渡すことができました。今回は、1回目なので、細かいコメントを添えずに渡し、今回の結果については自分で考えて貰いたいと思っています。
僕は、全ての結果に対して、説明をつけられますが、選手自身、イロイロと考える必要もあるでしょう。去年に比べて、今回テストを行ったタイミングはどうなのか? 去年と比べてどのようなことをやって得られた結果なのか、などなど。いつも言っているように、ラストの泳ぎやタイムで判断するのではなく(そこも重要だけど)、V4の結果、V4のときのテンポなどを見比べてください!
ちなみに、全体的には、今回、拘って”肉体改造”をすすめることが出来ているヒトほど、V4(学術上は、V-OBLAなどという)が若干低下している傾向にあったこと、また、今回、V4が去年よりも優れていた、あるいは昨シーズンのトップ期と比して遜色がなかった選手では、”フォーム改善”がうまくいっている様子がうかがえました。
Marauderで実施しているCURVE TESTは、
4X300m(おもに200m以下の選手向け) DEC TO MAX
4X400m(おもに200m以上の選手向け) DEC TO MAX
DEC(ディセンディング)といっても、適当にやっているわけではなく、T-30(何れ紹介します)というテスト結果(+昨シーズンのカーブテストの結果)をもとに、1~3本目のターゲットタイムを設定しています。
原則的に、ひとたび設定したターゲットタイムは、そのシーズンが完了するまで変更しないようにしています。
そして、各規定泳終了後に、血中乳酸濃度を定量化しています(その方法も細かく規定しています)。得られたデータは、泳速度に対してプロットし、乳酸ー速度関係を導き出し、その変化を追うようにしているわけです。
日本でCURVE TESTをいち早くトレーニングとして導入したのはMarauderだと思います。なんせ、僕が現役の時から導入されていましたので。すべては、吉村元監督が、Maglischoのいらっしゃった米国ベーカーズフィールド大学に留学したことから始まりました。
もうかれこれ20年になるのですね。
吉村先生からバトンを受け、CURVE TESTの大部分を受け持つようになってから(98年頃から)、設定タイムを吟味するようになり、測定精度を上げ、テストによって導き出された値を信頼出来るように努めました。その結果、Marauderのトレーニングの成果をより正確に評価出来るようになったと考えています。
この結果から、体力、泳力、泳技術などを”推測”することができます。時には、疲労状態を教えてくれることもあります。信頼出来るデータの導出と、日頃の選手への観察、トレーニングプログラムの管理、さらには選手とのやりとり(コミュニケーション)があって、はじめて精度の高い”推測”が可能になると考えています。たかがCURVE TEST、されどCURVE TEST。きちんと対峙すれば、すっごく興味深いことがわかったりします。
僕は、こーいった既にポピュラーとなった乳酸測定を「拘って」実施し続けていることが、Marauderの大きなウリだと今でも思っています。
次のテストは、12月の1週目に予定されています。今回の「スタンダード値」からどれくらい飛躍するか、楽しみですね!
さてさてさて。
今日は、これまた2度目の登場のBOSTONです。
名曲の多いバンドですが、この曲は'86年、満を持して発表された待望の3rdからの1stシングルで、全米#1を記録した超名曲です。この曲は、2008年のインカレ前に見せたVideoのリーダーズトラックとして用いました。この曲に続いて、I REMEMBER YOU(作事の記事をご参照下さい)が流れる構成です。
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先日紹介した、"A MAN I'LL NEVER BE"ほどではないですが(あれはなかなか超えられん)、この曲も素晴らしいバラードです。
バラードをアルバムのオープニングに使うという荒技に出たRockバンドはなかなかいないかもしれませんが、全く違和感はないですね。
なんつっても、天才トム・シュルツ。売れるためというよりは、アルバムの完成度を高めるために1曲目に持ってくるわけもなく、この曲があのアルバムで息吹く最高の場所が1曲目だったに過ぎないと思っています。
この曲とおそらく対になっているのが、"MY DESTINATION"。構成、歌メロはほとんど一緒ですが、AMANDAがギター中心の曲に対し、MY DESTINATIONはキーボード主体の楽曲(+ブラッドの超ハイトーンVo)に仕上がっています。でも、どちらもとても良い曲です。
僕にとって、最高のバンド、BOSTONは、この3rdをもって終わってしまったような気もします。その後もアルバムは発表されたし、シングルヒットも飛ばしましたが...。
ハードロックにメタルを愛する僕ですが、80年代の全米および日本を席巻した、いわゆる”産業ロック”は本当に好きです。美麗メロディ、哀愁のメロディ、様式美といったものに弱いですね。そーいった意味で、BOSTONは、完璧ぢゃないですか?
こーゆーバンド、もう一度アメリカから出てこないかな~
それでは
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