こんばんは
2008シーズンのMarauderの活躍の影には、とても優秀な学生スタッフの存在がありました。
彼女たちも、選手同様、インカレでの、チームとしての「勝ち」の経験がありませんでした。
20歳前後の、遊びたい...いや、勉強したい盛りに、比較的単調なトレーニングが繰り返される、恐らくみていて面白くは無いだろう競泳のマネージャーをやるというのは、本当、大変なことです。
ひたすらタイムをとり、テンポをとり、それらを記録し、時にはそれをエクセルに打ち込み、と言う作業を行うほか、「メディアガイド」の作成において多大なる貢献を果たしています(あの素晴らしい冊子は、彼女たちの力に寄るところが大きい)。
そんな彼女たちが本当に報われる瞬間は、やはり試合でのMarauderたちの活躍でしょう。
ここ3年間は、彼女たちに悔しい想いしかさせていなかったので、今年はどうしても勝って欲しかった。彼女たちも、「絶対勝って欲しい」という気持ちで、インカレを共に闘ったのではないでしょうか?
この4年間のなかで、もっともチームワーク(全員で8名居ます)がとれ、バランスよく働けていたと思うし、何より全員の想いが「熱」かった。その想いが、選手に届いたように感じました。
4年生として頑張った2人には、特に思い入れがあります。先ず、Terunaは、学生スタッフが極貧の頃に入部を志願してくれて、ハードな状況から始まったにもかかわらず、最後までやり抜いてくれた子です。1人で菅平合宿に来てくれたり、1人で中国合宿に来てくれたりと、すべてにおいて、1人で頑張らなきゃいけない時を多く乗り越えてきました。そして、8人のなかでは、一番、「直に」教えることが多かった子です(その下の子たちには、Terunaが教えてくれた)。
その後、多くの後輩に恵まれたけど、逆に、一気に「上」の立場となり、「まとめる」ことの難しさに思い悩み、一時は動揺していたこともあったりしたこともありました。様々なことで悩んだり進んだり、もの濃い~スタッフ人生を歩んできたのに、なかなかインカレでは優勝の機会に巡り逢えなかった。でも、最後に「最高の想い」が出来て良かった!
↓は、Terunaの苦労が実った瞬間。ちょっとぬるかっただろうけど、最高のBEERだ
もう1人のMamikoは、僕が商学部で展開している、「アクアスポーツ」という授業の履修者で、当時から良い意味で「ちょっと個性的だけど、頑張りやさんだ」と感じており、ひょっとしたらこの子は、Marauderに力を与えてくれるのでは?と直感的に思い、授業の最後の方に「勧誘」した結果、Marauderに加わってくれました。
まだ、正式入部する前、お客様状態で、ふつーなら仕事などやらせられないときに、「こんな感じだよ」とちょっとした仕事(...でもなく、計算が伴う、"SC"という練習は、全女子スタッフをビビらせているらしいハードなお仕事)を紹介がてらやらせてみたら、あまりの慣れていないことに、すっかり緊迫してしまい、全くついていけず、思わず「涙目」。
せっかく「やる」といってくれた大事な子を、失ったかと思いましたよ、あたしゃ。
その後も、「天然ぶり」を発揮しながらも、とにかく「一生懸命」に頑張ってくれて、忙しいことで有名なゼミに入りながらも、見事に水泳部との両立を果たし、優勝の場面までがんばって「走って」くれました。マラソンにもチャレンジする元気さがウリなだけ、Marauderのみんなにも元気を与えてくれたのではないでしょうか?、最後まで元気でした。
残ったみんなも、ひとりひとりが素晴らしい能力を持っています。Marauderたちも、彼女たちの素晴らしさを知っていることでしょう。
これからも是非、その力を新たなMarauderたちに与えてください
さてさて。今日のメインが、優しい「女子」スタッフに関することだったので、曲紹介も、比較的ソフトな曲を(ハードロックではない)。
僕は80年前後に、アメリカやここ日本で流行った、いわゆる「産業ロック」と呼ばれていたようバンド(Journey, Foreigner,Kansas,Styx,Boston,REO Speedwagon,Totoなどなど)も好んで聴いておりました。また、ビートルズ的な甘く、完成度の高いメロディを軸に、オリジナリティ高いRock、Popsへと昇華させたバンド(E.L.O.,Cheap Trick,ABBA,Eric Carmenなどなど)も結構好きです。
今日紹介する曲は、TVドラマ「電車男」の主題歌でも使われたそうで、そのため、若い人でも聴いたことがあるという、E.L.O.の"Twilight"です。このバンドのリーダーであり、メインソングライターでもあるジェフ・リンも、天才的なメロディメーカーだと思っています。好きな曲がいっぱいあります。ABBAとならんで、僕の大好きなポップス系バンドだといえますね。
このTwilightも驚異的な曲で、Hard Rockバンドがカバーしたらさぞかしカッチョイイ曲になると思うんですけど。アルバム"TIME"において、PrologueからTwilightにつながり、その後も、コンセプトアルバムであるが故、曲間無く展開されていく名曲の数々に、ロックというよりは独自のテクノポップとも言うべき音楽なのに、スリリングさを感じていました。ポップスなのに、ロック的なかっこよさを感じるのは僕だけではないと思います(因みにこのバンド、初期はモロにロックバンドでした。が、僕が愛するELOは、ポップス系スタイルに路線変更してからです)。
E.L.O.の楽曲の多くは、ロック嫌いなヒトに,自信を持って奨められます。日本のアーティストでも、E.L.O.テイストを色濃く出しているバンドも少なくないですしユニコーンの「ヒゲとボイン」に入っている数曲、あと初期のパフィは『モロ』。ほかに、最近の女性テクノポップ(PERFUMEなど)などにも、その影響がちらほら(な気がする)!?。
E.L.O.のベストアルバム、各種出ていますので、是非とも聴いてみて下さい。
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あ、この曲はですね、2006年のインカレ(同点で敗れてしまった、あの劇的な試合ですね)の内容をまとめたVideo、”Don't Stop Me Now"の挿入歌として使いました。勢いのあった1日目の闘いのバックに使用しました。
ではでは。
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