こんばんは
ホームカミングデイの影響で、月曜はオフ。そして今日から新たな週、WEEK4が始まりました。
なが~い歴史のなかで、ウエイトトレーニングで幕を開ける週というのは、初めてのことだと思います。
そんな歴史的背景をよそに、Marauderたちは、”肉体改造”目指して朝から頑張って”攻め”ておりました(攻めていただきました)。
午後は、今シーズン初のBLUEがスイムトレーニングに導入されました。中には、シーズン中よりも速いタイムで泳ぐ者もいましたね。
でも、僕としては、現段階で何秒で泳げるということをあまり重視しておらず、むしろ、どれだけ”技術的な取り組み”に関し、クオリティの高いことをやれているかをみていたのですが...。
結論から言えば、先週よりは、各自のクオリティは上がっているように思いました。
因みにBLUEというのは、今では比較的広まったといえる、競泳独自のトレーニングカテゴリー上、”EN2”と称されるトレーニング強度にあたります。
EN2とは、血中乳酸濃度が4mmol/Lに相当する運動強度(OBLA;Onset of Blood Lactate Accumulationsと、学術的には言われています)で行うトレーニングの、Marauder独自の”俗称”といえます。
このBLUEのトレーニングを成功させるためには、泳速度を客観的指標でコントロールする必要があります。その1つは、単純に泳タイムということになりますが、その至適泳タイムを教えてくれる便利な”表”がMarauderには用意されています。
”トレーニングスピード”と呼ばれる至適泳速度を求める一覧表は、血中乳酸濃度とインターバルトレーニング(正確にはインターミッテント・トレーニング)時の泳速度との関係から、OBLAで泳ぐための計算法を呈示した、Mader(旧東独)やSkinner(米国)らの方法にほぼ準じています。
ちなみに、我がHead Marauderは、Skinner氏がヘッドコーチを務めていた、ALABAMA大学に在学中に、上記の計算法に必要な測定を多数行ったそうです。
なお、シーズン当初に行うBLUEのトレーニングでは、トレーニングスピードではなく、脈拍のチェックによって、コントロールを行うこととしています。乳酸でのチェックは、翌週以降、行っていく予定です。
先週は、血中乳酸濃度でいえばBLUEよりも1~2mmol/L低い運動強度となる、GREENと呼ばれるトレーニングまでしか行っておりませんでした。
GREENは、トレーニングカテゴリーシステムを導入しているチームからみても珍しい、Marauder独自の”EN1'(イーエヌワン・ダッシュ)”と呼ばれる強度カテゴリーになります。具体的には、LT(Lactate Threshold)よりも高いが、OBLAよりも低い運動強度として設定しています。
おそらくMarauderほど長い間、かつ頻繁に血中乳酸濃度をチェックする競泳チームはないと思いますが、この無数ともいえる測定の成果に僕たちの知り得る知識と”カン”を加味して、トレーニングプログラムを構成するのがMarauder流、といえます。
トレーニングをプログラミングする際には、何らかの根拠が必要だと考える僕にとっては、極自然なことになってしまっています。
乳酸の測定に関しては、また日を改めて、いろいろとお伝え出来ればと思っています(いつかは特定できませんが)。
興味ある方はこのBLOGをまめにチェックして下さい!。
Rockin'タイムです。
VideoClip挿入歌からの紹介も、いよいよあと僅かになってきました。
比較的最近の曲です
My Chemical Romanceについては、何となくは聴いたことはあるけど、今時の”エモ”系バンドとみなしており、たいして興味はありませんでした。
でも、この曲を聴いて惹かれないわけはないでしょう、QUEEN好きの僕としては。
曲の構成や雰囲気がなんとなく、全盛期のQUEENを彷彿とさせるのです。いやいや、最高!
なので、今時のバンドにあまり惹かれないこのRock親父を振り向かせるには充分な魅力を放つこの佳曲に惹かれ、ついついアルバムを購入してしまいました。
正直、この曲に匹敵する曲は、同じアルバムに収録はされていませんでしたが、なかなかのお気に入りになりました。
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この曲は、五輪選考会前にMarauderに見せたVideoのエンドロールに使いました。劇的な曲構成であるため、リードトラックとして使っても良かったのですが、やはり選考会前のVideoは特別なものにしたかったので、敢えてこの曲をエンドロールに使用してしまったわけです。
結構なヒットを記録したこの曲が気に入っている若いヒトには、やはり元ネタであるQUEENを聴いてほしいな~。
それでは
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